塗香おすすめ16選｜使い方も紹介！寝る前・持ち歩きに【塗香入れの代用は？】

香水やアロマなど香りを楽しめるアイテムはさまざまですが、天然香木から作られるインド発祥の塗香はご存じですか？塗香は細かい粉末状のお香で、上品な白檀の香りや甘いバニラの香りなどがあります。香水として使うのはもちろんヘアコロンとしても使用できます。

また、仏教では塗香には魔除けや清めの効果があるとされています。寝る前の使用や塗香入れなどで持ち歩きするのもおすすめです。はじめて購入する方は塗香の選び方を知っておくと、自分に合ったものが選べます。

本記事では、塗香のおすすめ商品を紹介します。また、香水の代用になる塗香の使い方も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

香水は匂いがきついから苦手なも多いと思います。そんな方におすすめしたいのが今回紹介する「塗香」です。塗香（ずこう）はお香の一種ですが一般的な固形のお香とは違って、天然香木が原料となっている滑らかで粒子の細かい粉末のお香です。

実はインド発祥の塗香は元々汗や体臭を消すため使われていたと言われています。次第に仏教で取り入れられ、お寺では心身を浄化する目的で読経や写経をする前に体につけます。

最近ではテレビで芸能人の愛用品として紹介されたのをきっかけに若い人の間でも生活に取り入れられるようになってきました。体や髪の毛につける・アロマの代用・お風呂に入れるなど、いろいろな使い方ができるのが塗香の魅力です。

塗香は香りは香水と違い優しく刺激の少ないところが特徴といえます。商品によってスパイシーなものや甘いものや花の匂いがついているものなど香りの種類が豊富になっています。

白檀は上品で爽やかな香りが特徴です。最初はエキゾチックでスパイシーな香りですが、時間が経つにつれて控えめで甘い香りとなります。

シーンとしてはお風呂あがりや就寝前がおすすめ。また、読者や勉強、ヨガや瞑想やスポーツなど集中したい時に使用するのもおすすめです。塗香の匂いは徐々に体臭となじんでいくのでオリジナルの香りが一日中楽しめます。

塗香は香木や天然香料を粉末状にして調合されているため、初めて使う方はカレーのようなスパイシーさや漢方っぽい匂いがあると感じる方もいます。

そのため香りが甘めのものは、塗香を使うのが初めてな方におすすめです。商品によっては、バニラのような甘い香りがするものもあります。

今まで使った経験がない方へのプレゼントする場合にも、漢方のような独特な香りが薄く日常で使えるような甘めのものがいいかもしれませんね。

身体に直接塗る塗香は、付けた人の体臭と混ざり香りが変化するのが特徴。もし付けすぎたとしても、刺激が少なく自然で優しい香りになります。

天然の香木を細かい粒子にしたものなので、身体に直接塗れます。ひとつまみ取り両手ですりあわせ、手首や手の甲、服の上に当てて最後に少し粉を払いましょう。敏感肌な方は念のため事前にパッチテストをしてみるのがおすすめです。

香水やコロンの強い香りが苦手な方や、アロマが好きな方、和の香りが好きな方におすすめです。お好みの容器に入れてプレゼントにしても喜ばれます。塗香に加え、通常の香水よりも優しい香りを楽しめるものとして、「練り香水」が挙げられます。香水代わりに優しい香りのものを使いたい方は、ぜひ練り香水もチェックしていただくと選択肢が広がりますよ。

塗香は天然の香木などを原料にしているため、体はもちろん毛髪にも付けられます。体につける時と同じくひとつまみを手のひらにすりこみ、少しずつ毛先につけていくのがおすすめの使用方法です。

毛先につけると、髪が揺れるたびに上品な香りが漂うので、女性のたしなみとして楽しめると思います。ヘアコロンなどと違い刺激が少ない香りをまとえるのが塗香のメリットです。

そのため、スメルハラスメントを気にされる方にもおすすめです。たとえば、エレベーターなどの密室やオフィスなど他人の香りが気になるシーンでも、塗香を使用すると自然な香りを漂わせられます。

着物を着るシーンでは五感で和の雰囲気を装えるため香水よりも塗香がおすすめです。塗香を付けると品格のある女性らしさが増すのでおすすめです。

最近では日常ではなくお正月や特別な機会に着物を着る方が多いと思います。そんな晴れの日に多いのが、食事会やお茶会です。香水など違い塗香はさりげない香りなので食事を邪魔しないのも嬉しいポイントです。

塗香の香りには天然由来のスパイシーさがありますが時間経過とともにその人の体臭と混ざり甘い香りに変化していくので控えめな和の香りを一日中楽しめます。

塗香は普段使いのものからプレゼント向きにものまでたくさんの種類があります。自宅用が目的ならビニール入りでコスパのいいものを選ぶのがおすすめです。特別な日やプレゼントに使用するなら、桐箱入りの高級なものがおすすめ。塗香のタイプを使い分けしたい方に向けていろいろな種類を紹介します。

プレゼントでおすすめしたいのは高級感のある塗香です。プレゼント用の塗香を選ぶ際には塗香の値段や容器に注目するのがおすすめです。

塗香の種類は原料などによって上品、極品、特選などと格が違ってきます。そのため、お手頃なものから数十万するものまで、値段にかなり差がでてきます。また、塗香が入っている容器もビニール袋から桐箱までさまざまです。

予算や相手との関係などを考えながら、プレゼントとして塗香を選んでみてください。塗香の存在を初めて知る方もいると思うので、こだわりを感じるプレゼントになるかもしれませんね。

塗香が入っている容器はさまざまなものがあります。ビニールや紙箱に入っている大容量なものから、プラスチックに入っている容器のあるので目的別にゲットしてみるのがおすすめです。

袋などの入っている大容量なタイプはコスパがいいところがメリットです。自分でお好みの容器に移して使うのもおすすめです。

プラスチックの容器に入っているもののメリットは、蓋を開けてサッと使えるので持ち歩きに便利な上、湿気に強く、匂いが飛びにくいところです。品質が劣化しにくいのでコスパの良さにもつながります。

塗香は毎日いろいろな用途に使用できるので、気になってくるのはやはりコスパですよね。塗香は天然の原料が使われているため、値段にも差がでてきます。また香りが長持ちするものほどコスパはいいです。

強めの香りのものは持ちがいいのが特徴です。また廉価版の塗香もあるので値段を気にせず気軽に使いたい方にはそういったのもがおすすめです。

日常使いで大量に使いたい方や初心者でお試ししたい場合には大容量でコスパのいいを選ぶのがおすすめです。参拝や本格的な塗香を楽しみたい上級者の方は高級な塗香を選ぶのもいいかもしれませんね。

塗香がどこで買えるかわからない方のために、塗香が買えるところをご紹介します。塗香は、「松栄堂」「薫玉堂」などお香を専門に扱う老舗店・仏具専門店・百貨店の仏具コーナーなどにあります。購入可能な店舗は少ないですが、実際に香りを確認してから購入したい場合は店舗に行くのがおすすめです。

お気に入りの香りが決まっている方や、近くに店舗がない場合は、Amazon・楽天などのECサイトでも販売されているのでチェックしてみましょう。

塗香をはじめて購入する方は、使い方を知っておきましょう。ここでは、簡単な塗香の使い方を紹介します。

1. 親指と人差し指を使って塗香をひとつまみ取り、左手に乗せる。
2. 塗香を手で挟むようにして、手を合わせる。
3. そのまま右手が上、左手が下になるようにし、今度は反対に、左手が上、右手が下になるように動かす。
4. もう一度右手を上にしたら、塗香を手でこすって馴染ませる。
5. 手の甲から腕や全身へと、塗香を全身に塗っていく。

「寝る前に塗香を使ってもいいの？」と気になっている方もいると思いますが、寝る前に塗香を使うのはむしろおすすめです。好きな香りの塗香なら、なお良しです。

塗香入れはさまざまなもので代用可能です。おすすめはパウダー入れです。パフ付きを選ぶと塗香をはたけるので、使い勝手抜群です。また調味料入れやクリーム入れも代用品として使えます。小さいサイズを選ぶと携帯用にぴったりです。100均でも販売されているため、ぜひ探してみてください。

塗香は存在すら知らなかった方も多いかと思います。塗香はお香だけでなく香水としても使え、寝る前や持ち歩きにもおすすめです。自分に合った塗香をぜひ生活に取り入れてみてください。