西加奈子作品のおすすめ人気ランキング12選|小説やエッセイも紹介!

2015年「サラバ!」で直木賞を受賞した西加奈子は、これまで数多くの作品が出版されアメトークでも絶賛されていました。西加奈子のどの作品を読むべきか迷ってしまう方も多いと思います。今回は西加奈子の作品の中で特におすすめする小説やエッセイを紹介します。

2024/03/13 更新

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小学館

サラバ! (上)

読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作

【あらすじ】
父の赴任先であったイランの病院で生まれた圷歩は、イラン革命が起こったため帰国し大阪で暮らし始めます。歩はすぐに学校に馴染めましたが問題児である姉は孤立していく一方です。そんな時に再び父の新しい赴任先が決まりエジプトへと向かいます。そこで、歩はエジプト人の少年と出会い、少年が後の人生に大きな影響を与えていきます。

 

【こんな人におすすめ】
・直木賞を受賞した作品を読みたい方
・人生の意味について考えたい方
・海外暮らしに興味を持っている方

出版社
小学館
ページ数
331ページ

西加奈子の人気おすすめ書籍ランキング12選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
小学館
小学館
小学館
幻冬舎
小学館
新潮社
筑摩書房
講談社
筑摩書房
朝日新聞出版
ポプラ社
新潮社
商品名
サラバ! (上)
さくら
きいろいゾウ
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
こうふく みどりの (小学館文庫)
夜が明ける
おまじない (ちくま文庫)
舞台 (講談社文庫)
通天閣 (ちくま文庫)
ふくわらい (朝日文庫)
i (ポプラ文庫)
白いしるし (新潮文庫)
説明
読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作
26万部突破のロングセラー
原作と映画ともに大ヒット
笑って泣いて...西加奈子にハマる1冊
文庫本でますます読みやすくなった短編集
自分を演じるのはもう辞めないか。
第24回織田作之助賞受賞
読み手を選ぶ作品 独特の雰囲気が包み込む
発売前から話題騒然の期待を裏切らない1作
結ばれることのない相手に惹かれていく
リンク
出版社
小学館
小学館
小学館
幻冬舎
小学館文庫
新潮社
筑摩書房
講談社
筑摩書房
朝日新聞出版
ポプラ社
新潮社
ページ数
331ページ
416ページ
488ページ
341ページ
276ページ
416ページ
240ページ
224ページ
270ページ
304ページ
323ページ
198ページ
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 出版社 ページ数
1
小学館
サラバ! (上)
880円
読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作
小学館
331ページ
2
小学館
さくら
660円
26万部突破のロングセラー
小学館
416ページ
3
小学館
きいろいゾウ
723円
原作と映画ともに大ヒット
小学館
488ページ
4
幻冬舎
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
660円
笑って泣いて...西加奈子にハマる1冊
幻冬舎
341ページ
5
小学館
こうふく みどりの (小学館文庫)
627円
小学館文庫
276ページ
6
新潮社
夜が明ける
1,832円
新潮社
416ページ
7
筑摩書房
おまじない (ちくま文庫)
682円
文庫本でますます読みやすくなった短編集
筑摩書房
240ページ
8
講談社
舞台 (講談社文庫)
605円
自分を演じるのはもう辞めないか。
講談社
224ページ
9
筑摩書房
通天閣 (ちくま文庫)
638円
第24回織田作之助賞受賞
筑摩書房
270ページ
10
朝日新聞出版
ふくわらい (朝日文庫)
638円
読み手を選ぶ作品 独特の雰囲気が包み込む
朝日新聞出版
304ページ
11
ポプラ社
i (ポプラ文庫)
748円
発売前から話題騒然の期待を裏切らない1作
ポプラ社
323ページ
12
新潮社
白いしるし (新潮文庫)
350円
結ばれることのない相手に惹かれていく
新潮社
198ページ
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小学館

サラバ! (上)

読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作

【あらすじ】
父の赴任先であったイランの病院で生まれた圷歩は、イラン革命が起こったため帰国し大阪で暮らし始めます。歩はすぐに学校に馴染めましたが問題児である姉は孤立していく一方です。そんな時に再び父の新しい赴任先が決まりエジプトへと向かいます。そこで、歩はエジプト人の少年と出会い、少年が後の人生に大きな影響を与えていきます。

 

【こんな人におすすめ】
・直木賞を受賞した作品を読みたい方
・人生の意味について考えたい方
・海外暮らしに興味を持っている方

出版社
小学館
ページ数
331ページ
友達から勧められて購入。 累計百万部突破!第152回直木賞受賞作 ! とだけあって、面白くて上中下巻、すぐに読み終えてしまった。

出典: https://www.amazon.co.jp

小学館

さくら

26万部突破のロングセラー

【あらすじ】
父・母・長男・長女・次男の4人と犬のサクラが暮らす長谷川家。長男が亡くなったことがきっかけで長谷川家はバラバラになってしまいます。次男は上京し、父も家を出てから母と長女とサクラとの暮らしがスタート。ある年の瀬、東京の大学に通っていた次男は実家に帰省、家を出ていた父も戻り久しぶりの家族が顔を合わします。しかし、愛犬のサクラまでが倒れてしまい、壊れかけた家族にも変化が起こります。

 

【こんな人におすすめ】
・犬好きの方
・映画「サクラ」を鑑賞した方
・家族愛がテーマの作品が好みの方

出版社
小学館
ページ数
416ページ
会社の社長にオススメされて購入! 凄く深い内容で感動しました。 是非、一度読んでみてください!

出典: https://www.amazon.co.jp

小学館

きいろいゾウ

原作と映画ともに大ヒット

【あらすじ】
九州の田舎に引っ越してきた通称ムコこと無辜歩と妻の利愛子、通称ツマ。ツマは感受性が豊かで動物や植物の声が聞こえます。ムコの背中には大きな鳥の刺青があるがツマはその理由を知りません。穏やかに過ごしていた夫婦のもとに、ある日ムコ宛に手紙が届きます。手紙を見たムコはツマを残して東京に向かいます。

 

【こんな人におすすめ】
・夫婦の絆が描かれた作品が好きな方
・映画化された作品の原作を読みたい方
・ハラハラ・ドキドキした作品が好みの方

出版社
小学館
ページ数
488ページ
(前略)動物や植物の声が聞こえるツマは現実にはありえないだろうけど、そうすることで ツマの感性が際立ち、純粋さや優しさ、恐怖感などがうまく表現されていて 面白い手法だなぁと思いました。出てくる人たちがみな面白くて大笑いしながら とても楽しく読みました。

出典: https://www.amazon.co.jp

幻冬舎

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

笑って泣いて...西加奈子にハマる1冊

男にだまされた母親とともに流れ着いた北の港町で暮らす少女キクりん。母・肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いていて、太っていて不細工で明るい。多感な年頃に差し掛かった娘のキクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしいと感じています。

 

港町に生きる母娘と人々の心情を丁寧に描いていて、感情移入せずには読めません。読者を作品に入り込ませる西加奈子の表現力が素晴らしいです。読む人を虜にするおすすめの1冊です。

出版社
幻冬舎
ページ数
341ページ
絶妙なタイミングで挿入されるユーモアあふれる会話と、二人を温かく見守る周囲の優しさ。 そして読み終わった後、思わず、「ああ、良かったね。 だって二人は親子だもんね」と本に話しかけたくなる感慨。

出典: https://www.amazon.co.jp

西加奈子さんの小説は凄い。その世界はまるで誰かと話しているような気がする。親しい誰かにお話しを聞かせてもらっているような不思議な感覚になります。またもう一度読みたいような一度読んだ感覚を大切にもう読まない方がいいのか、悩んでしまいました。 主人公が沢山いるので誰かに自分を投影するのではなくてやはり物語りを聞いている話だと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp

貧困、ヤングケアラーって自己責任なのかぁ。 負の連鎖に落とされ浮かばれないよぉ。 「でもな、そこで負けちゃダメなんだ」という 中島さんの言葉が聞こえる。 「負けたくないから」と話す 遠峰の声は変わらない。 しかし俺は自己責任を果たそうとして 果たせない渦に巻き込まれる。 「田沢さん、苦しかったら助けを求めろ」と 伝えてくれた後輩の話が嬉しい。 苦しかったら助けを求めろ... しかし夜は明ける...だろうかぁ。 保証はない。それでも歩くのか。 きついなぁ。

出典: https://www.amazon.co.jp

筑摩書房

おまじない (ちくま文庫)

文庫本でますます読みやすくなった短編集

全8作の短編集です。主人公が全員女性で、少女やファッションモデル・キャバ嬢・妊婦などさまざまな人生を歩んでいる女性を取り上げています。それぞれに深い悩みを抱えていて、世間の目や社会の価値観に押しつぶされながらも懸命に生きています。

 

そんな彼女たちを救うおじさんの何気ない一言。西加奈子が作品を通して、女性に応援メッセージを送っているかのような内容です。長編作品に引けを取らない本作品は、現代に生きづらさを感じている女性たちに特におすすめです。

出版社
筑摩書房
ページ数
240ページ
色々な設定の女の子が出てくるけれど、設定や性別が大事なのではなく、それぞれが個としての悩みを抱えている、という書かれ方に西さんの真摯さを感じました。 特に「燃やす」は、つらくて忘れたかった記憶を「あなたは悪くない」と抱きしめてもらって、大丈夫だよ、と言われている気持ちになりました。

出典: https://www.amazon.co.jp

講談社

舞台 (講談社文庫)

自分を演じるのはもう辞めないか。

自意識過剰な青年が海外での事件をきっかけに、世界の見方を変える成長物語です。主人公29歳の葉太は父の遺産でニューヨークへ一人旅に出ます。しかし、自分がどう見られているかが気になり旅が楽しめません。

 

ひとから見られていないのに見られているという自意識過剰な一面は、現代の若者にも通ずるものがありけして他人事とは思えない内容ではないでしょうか。誰でも自分を大きく見せようと演じることがありますが、じゃあそれが何になるのか。生き方について考えさせられる内容でおすすめです。

出版社
講談社
ページ数
224ページ
自己顕示欲と羞恥心の狭間で葛藤する主人公をユーモラスに描いています。 特に犬と散歩中の女性と英語で会話を交わした事がうれしくて舞い上がり その後落ち込んだりするシーンなどは主人公の心理描写がとても上手く書けて唸りました。

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筑摩書房

通天閣 (ちくま文庫)

第24回織田作之助賞受賞

大阪のミナミに生きる人々の人生を、西加奈子らしい歯切れのよさで描いた人情みあふれる物語です。大阪、いやミナミらしさを前面に打ち出した、人生賛歌。辛いことがあっても笑って生きていきたいそう思える物語です。

 

クライマックスでは、間違いなく深い感動が訪れるでしょう。生きるってなかなか楽なものではないということがわかってきた大人には、共感できるところが多いのではないでしょうか。人生のほろ苦さがおすすめの作品です。

出版社
筑摩書房
ページ数
270ページ
西加奈子はねっからの大阪人と思います。通天閣の下で暮らす底辺に生きる人の生活が、自分が生きてきた大阪都とかぶってむねにしみます。大阪で生きてきた人に読んで欲しいです。

出典: https://www.amazon.co.jp

朝日新聞出版

ふくわらい (朝日文庫)

読み手を選ぶ作品 独特の雰囲気が包み込む

第1回河合隼雄物語賞に選ばれています。受賞を決めるにおいて選者でもある小説家の上橋菜穂子は、本作品を「物語としてしか命を持ちえない作品」と評しました。初めて西加奈子の作品を読む方にとっては少し難解かもしれません。

 

あらすじだけでは本作品を語ることができません。言葉以外のイメージで表現しなければ伝えられない、どう伝えてもこぼれてしまうものが残るような感覚です。西加奈子のファンの中でも賛否が分かれる作品です。

出版社
朝日新聞出版
ページ数
304ページ
心の中で何かが溶けてくようなステキな作品でした。西加奈子さんは、文章でしか成立しないだろうなと感じる作品がいくつかあると思いますが、この作品もその一つだと思います。

出典: https://www.amazon.co.jp

ポプラ社

i (ポプラ文庫)

発売前から話題騒然の期待を裏切らない1作

現代社会に生きる孤独な主人公の目を通して、日々世界中で起きているひどく悲しい現実が無数に描かれています。内戦や紛争のない日本で、渦中にいるひとの痛みや苦しみを理解することは難しいですが、本書はそれに向き合うための鍵を渡してくれるようなものです。

 

又吉直樹は「世界で起きている惨事は過去の話ではないのです。残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語を与えてくれました。」と本書の帯に寄せています。読むと非常に勇気が出る話でおすすめです。

出版社
ポプラ社
ページ数
323ページ
他の良いレビューの人が書いているように良かった。読んでよかったと思いました。悪いレビューの人の 酷評はお門違いな批評だと私はおもいました。

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

白いしるし (新潮文庫)

結ばれることのない相手に惹かれていく

主人公は32歳の独身女性・夏目。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れていた彼女は、ずっと恋を遠ざけて過ごしてきました。けれど一枚の絵に心を奪われた彼女は、その作者にもどんどん惹かれていきました。これは、けして自分のものになることの相手との恋愛小説です。

 

読者からは、同じ経験をしたひとは読むのが辛くなるという声が寄せられています。中には、泣きながら読んだという方もいるようです。苦しくて切なくて痛いそんな恋愛を、西加奈子の圧倒的な表現力で記されていて恋愛小説の深みにはまりたい方におすすめです。

出版社
新潮社
ページ数
198ページ
この人とは結ばれないと知っているのに好きになってその人の魅力に吸い込まれていく。そんな経験がある人は読むのが辛くなるかも。私は大泣きしながら読みました(笑)

出典: https://www.amazon.co.jp

西加奈子小説の人気おすすめ商品一覧表

商品画像
メーカー
小学館
小学館
小学館
幻冬舎
小学館
新潮社
筑摩書房
講談社
筑摩書房
朝日新聞出版
ポプラ社
新潮社
商品名
サラバ! (上)
さくら
きいろいゾウ
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
こうふく みどりの (小学館文庫)
夜が明ける
おまじない (ちくま文庫)
舞台 (講談社文庫)
通天閣 (ちくま文庫)
ふくわらい (朝日文庫)
i (ポプラ文庫)
白いしるし (新潮文庫)
説明
読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作
26万部突破のロングセラー
原作と映画ともに大ヒット
笑って泣いて...西加奈子にハマる1冊
文庫本でますます読みやすくなった短編集
自分を演じるのはもう辞めないか。
第24回織田作之助賞受賞
読み手を選ぶ作品 独特の雰囲気が包み込む
発売前から話題騒然の期待を裏切らない1作
結ばれることのない相手に惹かれていく
リンク
出版社
小学館
小学館
小学館
幻冬舎
小学館文庫
新潮社
筑摩書房
講談社
筑摩書房
朝日新聞出版
ポプラ社
新潮社
ページ数
331ページ
416ページ
488ページ
341ページ
276ページ
416ページ
240ページ
224ページ
270ページ
304ページ
323ページ
198ページ
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 出版社 ページ数
1
小学館
サラバ! (上)
880円
読むひとの心に刻まれる名言 西加奈子の最高傑作
小学館
331ページ
2
小学館
さくら
660円
26万部突破のロングセラー
小学館
416ページ
3
小学館
きいろいゾウ
723円
原作と映画ともに大ヒット
小学館
488ページ
4
幻冬舎
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
660円
笑って泣いて...西加奈子にハマる1冊
幻冬舎
341ページ
5
小学館
こうふく みどりの (小学館文庫)
627円
小学館文庫
276ページ
6
新潮社
夜が明ける
1,832円
新潮社
416ページ
7
筑摩書房
おまじない (ちくま文庫)
682円
文庫本でますます読みやすくなった短編集
筑摩書房
240ページ
8
講談社
舞台 (講談社文庫)
605円
自分を演じるのはもう辞めないか。
講談社
224ページ
9
筑摩書房
通天閣 (ちくま文庫)
638円
第24回織田作之助賞受賞
筑摩書房
270ページ
10
朝日新聞出版
ふくわらい (朝日文庫)
638円
読み手を選ぶ作品 独特の雰囲気が包み込む
朝日新聞出版
304ページ
11
ポプラ社
i (ポプラ文庫)
748円
発売前から話題騒然の期待を裏切らない1作
ポプラ社
323ページ
12
新潮社
白いしるし (新潮文庫)
350円
結ばれることのない相手に惹かれていく
新潮社
198ページ
比較表を全て見る(10位以降)
筑摩書房

ミッキーかしまし

関西人の魅力を盛り込んだクスッと笑える1冊

「ミッキーかしまし」西加奈子のエッセイ作品になります。本書を読んだ方からは「関西人最高」「読んでよかった」と絶賛するコメントが寄せられています。小説が有名な西加奈子ですが、このエッセイを読むと西加奈子の脳内を覗いているようで面白いです。

 

作品中の中で繰り広げられる会話の軽妙さは特筆もの。ツッコミの早さはもちろん、大阪女子特有の“笑いへの転換力”も味わえます。カンであることばかりがクローズアップされる大阪女子ですが、それだけに留まらない魅力があることが分かります。

 

このエッセイを通して、関西人の魅力に気づけるかもしれません。

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