【魔女の後悔】大沢在昌の人気おすすめ小説10選|狩人シリーズも

直木三十五賞をはじめとして、様々な文学賞を獲得している大沢在昌。その傍らミステリーランキングの常連にもなっている為、『魔女の後悔』など有名な作品がとても多いです。今回は大沢在昌のおすすめ小説を、魔女シリーズ・狩人シリーズなどからご紹介していきます。

2023/09/15 更新

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大沢在昌の小説おすすめ10選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
KADOKAWA
講談社
KADOKAWA
文藝春秋
KADOKAWA
講談社
KADOKAWA
集英社
角川書店(角川グループパブリッシング)
光文社
商品名
感傷の街角
相続人TOMOKO
らんぼう
闇先案内人
天使の牙
走らなあかん、夜明けまで
眠りの家
悪人海岸探偵局
カルテット1 渋谷デッドエンド
新宿鮫
説明
大沢在昌デビュー作
小柳ルミ子主演で映画化
凸凹コンビの活躍
構想・執筆に8年
白熱の逃走劇
不運なサラリーマン
ハードボイルド以外の面も
映画にはあの芸能人も
スタイリッシュな大沢在昌
大沢在昌の人気を決定づけた
リンク
発売日
1982/2
1990/5
1998/9
2001/9
1995/7
1993/12
1989/2
1986/11
2010/12/24
1990/9
ページ数
384
358
400
402
368
424
272
344
182
412
文学賞
第1回小説推理新人賞
-
-
第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞
このミステリーがすごい!10位
-
-
-
-
第12回吉川英治文学新人賞受賞
映像化
-
2000
2006/1/17
-
2003/8/23
1996/3/30
1993/12/22
1995/10/27
2011/1/18
1993/10/9
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 発売日 ページ数 文学賞 映像化
1
KADOKAWA
感傷の街角
734円
大沢在昌デビュー作
1982/2
384
第1回小説推理新人賞
-
2
講談社
相続人TOMOKO
1円
小柳ルミ子主演で映画化
1990/5
358
-
2000
3
KADOKAWA
らんぼう
778円
凸凹コンビの活躍
1998/9
400
-
2006/1/17
4
文藝春秋
闇先案内人
660円
構想・執筆に8年
2001/9
402
第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞
-
5
KADOKAWA
天使の牙
704円
白熱の逃走劇
1995/7
368
このミステリーがすごい!10位
2003/8/23
6
講談社
走らなあかん、夜明けまで
550円
不運なサラリーマン
1993/12
424
-
1996/3/30
7
KADOKAWA
眠りの家
605円
ハードボイルド以外の面も
1989/2
272
-
1993/12/22
8
集英社
悪人海岸探偵局
576円
映画にはあの芸能人も
1986/11
344
-
1995/10/27
9
角川書店(角川グループパブリッシング)
カルテット1 渋谷デッドエンド
1,188円
スタイリッシュな大沢在昌
2010/12/24
182
-
2011/1/18
10
光文社
新宿鮫
792円
大沢在昌の人気を決定づけた
1990/9
412
第12回吉川英治文学新人賞受賞
1993/10/9
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KADOKAWA

感傷の街角

大沢在昌デビュー作

早川法律事務所に所属する失踪人調査のプロ佐久間公がボトル一本の報酬で引き受けた仕事は、11年前に横浜で遊んでいた「元少女」を探すことだった。手がかりは名前と年齢ぐらいしかない上に、期限は3日間しかない。見つけることは出来るのか?

 

表題作である「感傷の街角」の他、「フィナーレの破片」「晒さらされた夜(ブリーチド・ナイト)」「サンタクロースが見えない」「灰色の街」「風が醒さめている」「師走、探偵も走る」の全7篇を収録した短編集。

 

この小説が1979年に生島治郎さん、海渡英祐さん、藤原審爾さんが選考委員を務めた第1回小説推理新人賞を受賞したことで、大沢在昌さんはデビューすることになりましたが、大ヒットにはいたらず、長く売れない時間を過ごすこととなってしまいました。

発売日
1982/2
ページ数
384
文学賞
第1回小説推理新人賞
映像化
-
講談社

相続人TOMOKO

小柳ルミ子主演で映画化

巨万の財産とCIAで身につけた殺人技術を武器に闘う謎の美女トモコ。巻き込んだのは、対照的な風俗ギャル須藤智子。ふたりだけで日米複合秘密組織が牛耳る米軍、情報部、警察、ヤクザと対決し、アメリカ大統領記者会見の場へたどり着けるのか?

 

主人公のトモコはもちろんとして、世の中に虐げられて生きてきたコールガール・須藤智子や、トモコに力を貸してくれるC・I・D(軍犯罪調査部)のマーク・クィンビー軍曹など脇役たちにも個性あふれるキャラクターが満載のハードボイルド小説。

 

1990年5月に発売された小説ですが、発売から10年後の2000年には中田信一郎さん監督、小柳ルミ子さん、ジョン・ベネットさん、島田沙羅さん・ベンガルさん・渡辺裕之さんらが出演して映画化されています。

発売日
1990/5
ページ数
358
文学賞
-
映像化
2000
KADOKAWA

らんぼう

凸凹コンビの活躍

巨漢の大浦・通称ウラと、小柄だが空手の達人の赤池・通称イケ―この刑事コンビは、腕は立つがキレやすく素行不良、やくざのみならず署内でも恐れられている。被疑者を半殺しにし、チンピラの車をぼこぼこにし、拳銃をぶっ放し、カジノでは大暴れ。

 

「ちきこん」「ぴーひゃらら」「がんがらがん」「ほろほろり」など、タイトルを見ただけでは何の話なのかよくわからないけど、何か気になる短編が11作品収録されています。ただの荒くれ者の話ではなく、結構奥が深いのも特徴です。

 

2006年1月17日、日本テレビ系列の2時間テレビドラマ枠「DRAMA COMPLEX」にて坂口憲二さんと、哀川翔さんのコンビでテレビドラマ化されると人気となり、第二弾も2007年に放送されました。また、映画以外に漫画化もされています。

発売日
1998/9
ページ数
400
文学賞
-
映像化
2006/1/17
文藝春秋

闇先案内人

構想・執筆に8年

「逃がし屋」とは、何かの理由で亡命をよぎなくされた人物のボディガード、隠匿、亡命を請け負う集団のこと。逃がし屋「チーム」のリーダーである葛原は、多彩な能力を持ち合わせる仲間を持ち、東京・関東地区でもかなりのベテランとして見られている。

 

彼のもとに、ある外国要人のゆくえを探す依頼が舞い込んできた。本来追われる側の彼が、今度は追う側に立たされたのだ。相手にも、関西地域で活躍している「逃がし屋」が付いているという。東西プロフェッショナルのプライドが火花を散らす。

 

大沢在昌さんはこの作品の構想・執筆に8年を費やした力作です。2002年の第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)を受賞したほか、週刊文春ミステリーベスト10で7位、このミステリーがすごい!では6位にランクインしています。

発売日
2001/9
ページ数
402
文学賞
第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞
映像化
-
KADOKAWA

天使の牙

白熱の逃走劇

覚醒剤に替わり、日本全土を脅かす新型麻薬アフター・バーナー。その元締「クライン」を牛耳る独裁者・君国辰郎の愛人神崎はつみが逃亡した。はつみは組織内部のことを知りつくしていた。そのはつみが警察に保護を求めてきたのだ。

 

はつみを護衛・移送することになったのは、男まさりの女刑事明日香だった。二人はヘリからの銃撃を受け瀕死の重体になるなど大変な事態がどんどん巻き起こっていくのですが、最後まで逃げ切ることは出来るのでしょうか?

 

2003年8月23日には、西村了さんが監督、大沢たかおさんと、「ViVi」の専属モデルでこれが映画デビューとなる佐田真由美さん主演で映画化されました。また、このミステリーがすごい!の1996年版では10位にランクインしています。

発売日
1995/7
ページ数
368
文学賞
このミステリーがすごい!10位
映像化
2003/8/23
講談社

走らなあかん、夜明けまで

不運なサラリーマン

生まれて初めての大阪出張。二十七歳のサラリーマン坂田勇吉は、企業秘密の新製品を詰めたアタッシュケースを、手違いから堀河組というやくざに持って行かれてしまう。取り戻すには、敵対するセンバ会から取引代金の五千万円を奪わなければならない。

 

不運なサラリーマンの坂田シリーズの1作目で、ただのサラリーマンに過ぎない主人公の坂田勇吉がやくざ相手に大立ち回り。大沢在昌さんの作品にしては珍しい、普通のサラリーマンが主役というのも一見の価値があります。

 

不運なサラリーマンの坂田シリーズはこの後「涙はふくな、凍るまで」や「語りつづけろ、届くまで」と言った作品も発売されており、1996年3月30日には監督が石川均さん。萩原聖人さん、大塚寧々さん、夏八木勲さんなどが出演で映画化されています。

発売日
1993/12
ページ数
424
文学賞
-
映像化
1996/3/30
KADOKAWA

眠りの家

ハードボイルド以外の面も

学生時代からの友人潤木と吉沢は、外房のひとけのない磯の先端に奇妙な建物を発見した。前面は絶壁の荒磯、背後は通行もままならぬ深い山が迫っている。見ようによっては軍の施設にも見えた。いったい誰が、何のために作ったものなのだろうか?

 

表題作の「眠りの家」に加えて「一瞬の街」「ゆきどまりの女」「人喰い」「六本木怪談」「夜を突っ走れ」の全6作が収録された短編集です。ハードボイルド小説で有名な大沢在昌さんのハードボイルド小説以外の面も見られる作品集になっています。

 

1993年12月22日には「XX(ダブル・エックス) 美しき凶器」というタイトルで、「ほしをつぐもの」で有名な小水一男さんが監督、宮崎ますみさん、村井国夫さん、草刈正雄さん出演でVシネマ作品として劇場公開されています。

発売日
1989/2
ページ数
272
文学賞
-
映像化
1993/12/22
集英社

悪人海岸探偵局

映画にはあの芸能人も

でかい図体と腕っぷしの強さ、土地カンと顔の広さを頼りに私立探偵事務所を開いた俺。俺には一つのモットーがある。「気に入った女の子には熱いオンリップのキッスを、気に入らえね野郎には固いオングランドのキッスを」。

 

探偵事務所がある場所は名うての悪人海岸と呼ばれているので、いろいろな事件が次々と起こっていく連作小説。この作品が初めての増刷となったことで、大沢在昌さんは「永久初版作家」を卒業することが出来た記念すべき作品でもあります。

 

1995年10月27日には「BAD GUY BEACH」というタイトルで映画化されているのですが、この映画の監督が、あいかわ翔名義で初監督をつとめた哀川翔さん。そして、二人のヒロイン役を演じたのが共に女優デビューとなった藤原紀香さんと麻生久美子さんでした。

発売日
1986/11
ページ数
344
文学賞
-
映像化
1995/10/27
角川書店(角川グループパブリッシング)

カルテット1 渋谷デッドエンド

スタイリッシュな大沢在昌

子供の頃、家族を何者かに惨殺されたタケル。中国残留孤児三世に生まれたことで日本人を憎むホウ。すべてが謎に包まれたカスミ。そして、三人を特殊捜査チームに仕立てようと目論む、警視庁の異端者クチナワ。ここに「カルテット」の伝説が幕を開ける。

 

大沢在昌さんの人気シリーズカルテットの第一巻。漫画のような表紙にも表れていますが、いつもの思い雰囲気の大沢在昌作品と違って、少し軽めのスタイリッシュな作品です。少し若めの学生さんなどが初めて大沢在昌さんの作品に触れるのに良いでしょう。

 

毎日放送(MBS)製作にて、2011年1月18日よりTBS系列各局にてテレビドラマ化され、2011年6月10日には劇場版も公開されています。4人のカルテットのうち、ホウが女性のシュンとなっており、福田沙紀さんが演じているのが大きな違いです。

発売日
2010/12/24
ページ数
182
文学賞
-
映像化
2011/1/18
光文社

新宿鮫

大沢在昌の人気を決定づけた

「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた。

 

新宿署の鮫島警部を主人公とする警察小説のシリーズの第一弾。現実の警察の捜査はチームで行われるという制約を壊すために、キャリア警察官が警察内部の抗争に巻き込まれて、はぐれ状態になっているという設定となっています。

 

44回日本推理作家協会賞(長編部門)と第12回吉川英治文学新人賞受賞の他、週刊文春ミステリーベスト10では3位。1993年10月9日には、真田広之さん主演で映画化されており、監督の滝田洋二郎さんが日本アカデミー賞監督賞にノミネートされました。

発売日
1990/9
ページ数
412
文学賞
第12回吉川英治文学新人賞受賞
映像化
1993/10/9

大沢在昌の小説おすすめ比較一覧表

商品画像
メーカー
KADOKAWA
講談社
KADOKAWA
文藝春秋
KADOKAWA
講談社
KADOKAWA
集英社
角川書店(角川グループパブリッシング)
光文社
商品名
感傷の街角
相続人TOMOKO
らんぼう
闇先案内人
天使の牙
走らなあかん、夜明けまで
眠りの家
悪人海岸探偵局
カルテット1 渋谷デッドエンド
新宿鮫
説明
大沢在昌デビュー作
小柳ルミ子主演で映画化
凸凹コンビの活躍
構想・執筆に8年
白熱の逃走劇
不運なサラリーマン
ハードボイルド以外の面も
映画にはあの芸能人も
スタイリッシュな大沢在昌
大沢在昌の人気を決定づけた
リンク
発売日
1982/2
1990/5
1998/9
2001/9
1995/7
1993/12
1989/2
1986/11
2010/12/24
1990/9
ページ数
384
358
400
402
368
424
272
344
182
412
文学賞
第1回小説推理新人賞
-
-
第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞
このミステリーがすごい!10位
-
-
-
-
第12回吉川英治文学新人賞受賞
映像化
-
2000
2006/1/17
-
2003/8/23
1996/3/30
1993/12/22
1995/10/27
2011/1/18
1993/10/9
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 発売日 ページ数 文学賞 映像化
1
KADOKAWA
感傷の街角
734円
大沢在昌デビュー作
1982/2
384
第1回小説推理新人賞
-
2
講談社
相続人TOMOKO
1円
小柳ルミ子主演で映画化
1990/5
358
-
2000
3
KADOKAWA
らんぼう
778円
凸凹コンビの活躍
1998/9
400
-
2006/1/17
4
文藝春秋
闇先案内人
660円
構想・執筆に8年
2001/9
402
第20回日本冒険小説協会大賞(国内部門)受賞
-
5
KADOKAWA
天使の牙
704円
白熱の逃走劇
1995/7
368
このミステリーがすごい!10位
2003/8/23
6
講談社
走らなあかん、夜明けまで
550円
不運なサラリーマン
1993/12
424
-
1996/3/30
7
KADOKAWA
眠りの家
605円
ハードボイルド以外の面も
1989/2
272
-
1993/12/22
8
集英社
悪人海岸探偵局
576円
映画にはあの芸能人も
1986/11
344
-
1995/10/27
9
角川書店(角川グループパブリッシング)
カルテット1 渋谷デッドエンド
1,188円
スタイリッシュな大沢在昌
2010/12/24
182
-
2011/1/18
10
光文社
新宿鮫
792円
大沢在昌の人気を決定づけた
1990/9
412
第12回吉川英治文学新人賞受賞
1993/10/9
比較表を全て見る(10位以降)