ウェットティッシュのおすすめ26選｜高コスパ・業務用の安いもの・厚手も

手の汚れを拭き取ったり、食事前にテーブルをキレイにしたりと大活躍のウェットティッシュ。除菌を意識する機会も増えて、除菌シートを使う場面も増えた一方、適当に選んでしまっている方も少なくありません。

ウェットティッシュは、除菌効果や肌へのやさしさ、使うシーンなどを考慮して選ぶのが大切です。たくさんのメーカーから販売され、ウェットティッシュは非常に種類が豊富です。気軽に使える安いものや、コスパ重視の大容量タイプ以外に、厚手のしっかりしたタイプのようにちょっとリッチだけどそれだけの違いのあるものまでさまざまです。

今回は、そんなウェットティッシュの選び方やおすすめ商品25選をご紹介します。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

除菌シート（ウェットティッシュ）の中でも、高い除菌効果が期待できる商品が、エタノールなどを配合した「除菌・アルコールタイプ」です。アルコール配合の除菌シートは、細菌をしっかりと取り除いてくれるだけではなく、拭いた後の乾燥もスピーディー。

除菌シートで手や物を拭いた後に、すぐに仕事や家事に取りかかりたい方にもおすすめです。ただし、アルコールタイプの除菌シートには、手が乾燥して荒れやすくなるデメリットもあります。肌が弱い方などは、アルコールタイプは避けた方が無難です。

手肌にやさしく除菌ができるウェットティッシュが、「除菌・ノンアルコールタイプ」です。除菌・ノンアルコールタイプのウェットティッシュには、エタノールなどのアルコールではなく、除菌成分が配合されています。

アルコールに比べて手指の乾燥が抑えられますので、子供さんや肌の弱い方でも安心して使用できます。また、除菌・ノンアルコールタイプのウェットティッシュは、アルコール特有のツンと来る匂いがないため、鼻が敏感な方にもおすすめです。

細菌を取り除くだけではなく、きちんと殺菌をしたい方には、消毒タイプのウェットティッシュをおすすめします。消毒タイプのウェットティッシュは、手指や物に付着している細菌を殺したり、無力化するのにも役立ちます。

ただし、消毒は殺菌とは異なり、必ずしも細菌を死滅させるとは限りません。消毒タイプと表示されているウェットティッシュは、菌を消毒する効果が認められた（指定）医薬部外品です。この点が、雑貨品として扱われる除菌タイプとは大きく異なります。

純水タイプのウェットティッシュには、水から不純物を除去したクリーンな「純水」が使用されています。純水タイプのウェットティッシュは肌への刺激が少ないので、薄くデリケートな皮膚を持つ赤ちゃんに使いたい時にもおすすめです。口の周りなども安心して拭けます。

純水タイプにはアルコールや除菌成分が配合されていないため、除菌効果が気になるかもしれませんが、純水タイプでもしっかりと拭きとれば、細菌を取り除きキレイにできます。

ウエットティッシュには犬や猫に使えるペット用もあります。ペット用にはパラベン・アルコール・香料などを使用しない、安全面に配慮したものも多く販売されています。

ペットの身の回りの除菌・手足・顔・お尻の汚れ落としにおすすめです。散歩の時に携帯していくと重宝します。

「感染症対策にウェットティッシュを持ち歩きたいけれど、アルコール濃度はどれくらいのものを選べばいいの」とお悩みの方も多いです。感染症対策には、アルコール70以上の商品が推奨されています。

ウェットティッシュのアルコール濃度は、パッケージやメーカーの公式サイトなどをチェックして確認できます。アルコール濃度の高いウェットティッシュを使用した後には、パッケージのフタをしっかりと閉じて、アルコールの蒸発を防ぐよう心掛けるのも大切です。

ウェットティッシュを外出先でも使えるように持ち運びたい方には、携帯タイプがおすすめです。携帯タイプのウェットティッシュは、10枚から30枚程度のウェットティッシュが、薄くスリムなパッケージに入っているタイプが一般的です。

携帯タイプのウェットティッシュなら、バッグの中に入れても軽く、場所も取らないので気軽に持ち歩き出来ます。枚数が少ないため、アルコールなどが蒸発する前に使い切れるのもメリットです。

ウェットティッシュをこまめに使いたい方や、家族が多いご家庭などには、シートがたっぷりと入った詰め替えタイプをおすすめします。詰め替えタイプのウェットティッシュのメリットは、大容量である点です。

ひと袋に100枚以上入っている商品も少なくありません。また、携帯タイプや、ケース入りのものに比べて安価に購入できます。しっかりとしたケース入りのウェットティッシュ本体を購入した後には、詰め替えタイプを選ぶようにすると、大変経済的です。

自宅やオフィスにウェットティッシュを据え置きたい方には、ボトル型タイプがおすすめです。ボトル型タイプのウェットティッシュは、フタの開け閉めも簡単。ボトル型タイプをひとつ用意しておくと、手軽に使えます。

スリムなボトルに入ったウェットティッシュを選べば、何かと散らかりがちなオフィスのデスクの上でも場所を取りません。

ウェットティッシュには、薄手のものもあれば、厚手で大判のものもあります。ウェットティッシュで拭き取りたいものの種類や、面積などによって使い分けをおすすめします。

手指をキレイにしたい時には、サッと使える薄手のウェットティッシュがおすすめです。薄手のウェットティッシュは、含まれる液も適度な量であるため、拭いた後の手指が必要以上に濡れてしまうのを避けられます。

また、小物や細い隙間などを拭きたい時にも、フィットしやすく扱いやすい薄手のウェットティッシュをおすすめします。

厚手で大判のウェットティッシュは、面積の広い場所や物の拭き取りに適しています。厚手で大きなサイズのウェットティッシュには、それだけ液もたっぷりと含まれています。

大きなテーブルや広いキッチンなどを拭く際にも、厚手で大判のウェットティッシュなら乾きにくくいのでしっかりと掃除ができます。また、厚手のウェットティッシュは破れにくいため、落ちにくい頑固な汚れを拭き取りたい時にも使いやすいです。

ウェットティッシュを選ぶ際には、取り出しやすさも重要なポイントです。片手で簡単に取り出せるか、取り出す時にウェットティッシュが2枚つながって出てきてしまわないかは、意外と使い勝手に影響します。

特に、ウェットティッシュを頻繁に使う方は、取り出しにくさがストレスになりがちです。ウェットティッシュがスムーズに取り出せるかは、ぜひチェックしておきましょう。

特に、ウェットティッシュが2枚以上つながって出てきてしまうと、その都度手で押し込まなければならず、手間の面からも衛生面からもおすすめできません。

ウェットティッシュに含まれる液が乾くことなく、最後の1枚まで無駄なく使い切るためには、ケースのふた（蓋）がしっかりと閉まるものを選ぶようにしましょう。

携帯タイプのウェットティッシュならば、開け閉めを繰り返すうちにフラップ（ふたの部分）の粘着力が弱まり、はがれやすくなってしまう可能性があります。最後まで粘着力がキープされる商品を選ぶのをおすすめします。

また、据え置き用のボトル型などのウェットティッシュの場合には、片手で軽く閉めただけでも、きっちりとふたが閉まる商品を選びましょう。

「ウェットティッシュはどうしても生活感が出がち。インテリアに合ったものを選びたい」と考える方は、おしゃれなウェットティッシュを選んでみましょう。ウェットティッシュの中には、生活感を感じさせないようなシンプルでおしゃれなケースに入ったものもあります。

また、子供さんがいるご家庭であれば、可愛らしいキャラクターが描かれているウェットティッシュもおすすめです。「インテリアに馴染むおしゃれなウェットティッシュが、どうしても見つからない」と悩む方には、市販のウェットティッシュケースを使う選択肢もあります。

感染症の広がりとともに、ウェットティッシュを毎日頻繁に使う方も増えました。たくさん使うものは、コストパフォーマンスも重視して選びたいです。ウェットティッシュを使う目的が手指の除菌であれば、薄手のシートがたくさん入った商品の方がコスパがいいです。

反対に、面積の広いテーブルなどをしっかり拭きたい場合には、何枚も使う必要のないしっかりとした厚手タイプの方が経済的です。また、ウェットティッシュを詰め替えて繰り返し使うボトルの耐久性もチェックしましょう。

蓋がもろく、すぐに壊れて使い物にならなくなってしまう商品などは、コストパフォーマンスがいいとは言えません。総合的に見て安い商品から選ぶと家計の負担も減らせます。

感染症の影響でウェットティッシュなどのアイテムの人気が高くなっています。さまざまなメーカーから商品が販売されていますが、中には粗悪品と呼ばれるアイテムもあります。品質を重視したい方は、日本製から選ぶのがおすすめです。

スコッティの『トイレに流せる厚手ウェットタオル』があるのはご存知ですか。80枚×8パックで、合計640枚入りでコストコ限定で販売されていましたが、Amazonなどの通販でも購入が可能です。

1パックのサイズがちょうどカバンに入れやすく、シート自体は少し大きめになっています。屋外での食事の前後や、そのまま流せるので乳幼児のおむつ交換時に使うのにもおすすめです。プラスチック製のふたでパチッと止められて密閉が可能です。

ウェットティッシュに表示されている「消毒」「除菌」「殺菌」などの言葉たち。これらの言葉は同じような意味に思われがちですが、それぞれ違いがあります。

消毒とは、人の体に害を及ぼす細菌を減らす・殺す、また、細菌の毒性をなくすなどを意味します。一方、除菌とは、菌を物理的に取り除いてその数を減少させるといった意味です。殺菌とは、その字の通り菌を殺すといった意味になります。

殺す菌の種類や数には、明確な規定はありません。ちなみに「消毒」、「殺菌」と表示されている商品は、（指定）医薬部外品、もしくは医薬品のどちらかになります。

ノンアルコールタイプの除菌シート（ウェットティッシュ）に含まれる除菌成分や殺菌成分は、エタノールなどのアルコールに比べて手肌への刺激が強いといった違いがあります。

一方、アルコールで除菌するタイプのウェットティッシュは、拭いたそばからアルコールが蒸発していきます。そのため、拭いた箇所（手指など）に成分が留まりにくくなっています。

ただ、除菌・殺菌成分は使用量に上限が設けられ厳しく管理されているため、過度に神経質になる必要はありません。除菌・殺菌成分が気になる方には、アルコールタイプのウェットティッシュをおすすめします。

ウェットティッシュで手を拭く際に、手のひらをササッとぬぐって「ハイ、おしまい」では不十分です。せっかくウェットティッシュを使うのであれば、さまざまな物に触れる指先や、汚れが溜まりやすい指の間、見逃しやすい手の甲なども丁寧に拭くようにしましょう。

また、机などを拭く際に、ウェットティッシュを右へ左へと往復させて拭くのはNGです。自分ではキレイに拭いているつもりでも、机に菌を塗り付けてしまっている可能性があります。一方向に向かって拭き上げるのが正解です。

使い終わったウェットティッシュは、できるだけ早くゴミ箱に入れましょう。ウェットティッシュが乾燥してくると、付着している細菌が散らばり、再び体や周囲の物にくっついてしまう心配があるためです。

飛行機に乗っている間、ちょっとしたときに手を拭けるウェットティッシュがあれば重宝します。飛行機への持ち込みできるものには制限があります。化粧水などの液体物の持ち込みは禁止されていますが、ウェットティッシュは液体物の持ち込み制限対象外です。普通のティッシュ同様に問題なく機内持ち込みが可能です。

ウェットティッシュをおしりふきに使うのはおすすめできません。どうしても代用品として使うなら手口ふきがおすすめです。ウェットティッシュは、おしりふきより多くのや薬品が含まれています。

赤ちゃんの肌は敏感なので、ウェットティッシュに含まれる成分を考えるとおしりふきには不向きです。ウェットティッシュは薬事法においても2歳未満の子供に使える基準を満たしていません。おしりふきには手口ふきか、おしりふき専用の商品を使ってください。

自宅や職場においておくタイプとして、大容量の筒型のものの他に、最近注目されているのが詰め替え用の袋タイプウェットティッシュです。携帯用としてももちろん使えますが、おしゃれなウェットティッシュケースに入れるとお部屋のインテリアにもなります。

ウェットティッシュケースは「セリア」「ダイソー」「キャンドゥ」といった100均ショップでも購入できます。ぜひ自分の気に入るものをチェックしてみてください。

アルコールスプレーや除菌スプレーは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

ウェットティッシュのタイプや選び方、おすすめ商品などをご紹介しました。今では生活に欠かせないアイテムとなったウェットティッシュ。使用する場所やシーンに合わせて上手に使い分けましょう。