青年・成人漫画の第一人者ともいえる山本直樹。1991年に著書である『BLUE』が東京都の青少年保護育成条例で有害コミック指定を受けてしまいますが、その後もその作風を変えることなく作品を発表し続けます。
山本直樹のルーツは、両親が教師で教育課程の中を育ちながらも、子供のころから「ハレンチ学園」という雑誌を読みふけ、同時に筒井康隆のSFにも興味を持ち読書を続けていることにあります。ストーリーそのものが文学的様相を帯びることにつながっていったのでしょう。
現在にも通じるメッセージ力の高さとストーリーの力強さは、漫画好きであれば必見ですね。ここでは、山本直樹のおすすめをランキング形式でご紹介していきながら、山本直樹の魅力についても触れていきます。