【最高傑作】西村京太郎のおすすめ作品10選|代表作や読みやすい作品も!

西村京太郎が手掛けて出版された作品数は、小説家の中でもその多さを誇っています。代表作の十津川警部シリーズやトラベルミステリーは多数テレビドラマ化もされ、多くの愛好家を生みました。今回は、西村作品の選び方やおすすめの作品10選を紹介します。

2023/08/10 更新

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西村京太郎作品の人気ランキング10選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
光文社
角川書店
徳間書店
光文社
光文社
光文社
講談社
講談社
新潮社
講談社
商品名
終着駅(ターミナル)殺人事件
天下を狙う
十津川警部「ダブル誘拐」
赤い帆船(クルーザー)
消えたタンカー
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件
殺しの双曲線
七人の証人
黙示録殺人事件
天使の傷痕
説明
最後までハラハラが続く鉄道トリックを駆使した1冊
ミステリーではなく時代小説を集めた異色の短編集
連続誘拐事件を十津川警部が爽快に推理
いつまでも色褪せない初期の十津川警部シリーズ
海を舞台にした完成度の高いミステリー作品
鉄道を舞台にしたトラベルミステリーの原点
クローズド・サークルの本格ミステリー小説
最後まで息つく間もないスピード感が魅力の1冊
宗教をテーマにしたベストセラー社会派ミステリー
江戸川乱歩賞を受賞した西村京太郎の代表作
リンク
ページ数
449
236
347
510
435
405
488
311
484
276
初版出版年
1980年
2003年
1973年
1999年
1978年
1979年
1983年
1983年
1965年
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ページ数 初版出版年
1
光文社
終着駅(ターミナル)殺人事件
761円
最後までハラハラが続く鉄道トリックを駆使した1冊
449
1980年
2
角川書店
天下を狙う
500円
ミステリーではなく時代小説を集めた異色の短編集
236
3
徳間書店
十津川警部「ダブル誘拐」
689円
連続誘拐事件を十津川警部が爽快に推理
347
2003年
4
光文社
赤い帆船(クルーザー)
823円
いつまでも色褪せない初期の十津川警部シリーズ
510
1973年
5
光文社
消えたタンカー
778円
海を舞台にした完成度の高いミステリー作品
435
1999年
6
光文社
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件
778円
鉄道を舞台にしたトラベルミステリーの原点
405
1978年
7
講談社
殺しの双曲線
782円
クローズド・サークルの本格ミステリー小説
488
1979年
8
講談社
七人の証人
575円
最後まで息つく間もないスピード感が魅力の1冊
311
1983年
9
新潮社
黙示録殺人事件
宗教をテーマにしたベストセラー社会派ミステリー
484
1983年
10
講談社
天使の傷痕
江戸川乱歩賞を受賞した西村京太郎の代表作
276
1965年
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光文社

終着駅(ターミナル)殺人事件

最後までハラハラが続く鉄道トリックを駆使した1冊

上野発の寝台列車で同窓会へ向かう青森高校の元同級生7人。しかし、向かう途中、列車内で次々に同級生が殺されてくミステリー小説です。十津川警部シリーズである本作は、第34回推理作家協会賞を受賞した作品でもあります。

 

徐々に明らかになっていく犯人像や最後までハラハラが続くトリックの数々は、読んでいる時間を忘れるほどです。そして最後まで読み続けるとどこか切ない気持ちが残る読後感も傑作と言えます。

ページ数
449
初版出版年
1980年
角川書店

天下を狙う

ミステリーではなく時代小説を集めた異色の短編集

黒田官兵衛をはじめ、高杉晋作や勝海舟など歴史の偉人を主人公にした歴史小説です。本作は5つの小説を1冊にまとめた短編小説となります。ミステリー小説のイメージが強い西村京太郎ですが、歴史小説でも違った才能を発揮しています。

 

それぞれが短編なので歴史小説を読んだことがない方でも読みやすいボリュームです。また、歴史小説ならではの難解な設定や表現が無く、わかりやすいのもおすすめの理由です。西村京太郎の作品でミステリー小説しか知らない方も、新たな魅力を感じられます。

ページ数
236
出版年
2003年
徳間書店

十津川警部「ダブル誘拐」

連続誘拐事件を十津川警部が爽快に推理

東京と小樽で同時に7歳の少女が誘拐される事件が発生します。奇しくも少女の名前はどちらも同じだったのです。この誘拐事件を捜査する十津川警部が犯人を追い詰める爽快なミステリー小説

 

この作品は2つの誘拐事件を題材としており、緻密につくり込まれた設定を存分に味わうことができます。その中でも、詳細に描かれた登場人物の心情は思わず感情移入してしまうほどです。また十津川警部の熱血さを存分に堪能できる1冊です。

ページ数
347
初版出版年
2003年
光文社

赤い帆船(クルーザー)

いつまでも色褪せない初期の十津川警部シリーズ

ヨットによる単独世界一周を成し遂げた男性が、突如交通事故で亡くなることから物語は始まります。事故で亡くなったと思いきや犠牲者からは毒物反応が検出され、十津川警部補は殺人事件として捜査を開始します。

 

本作は十津川警部シリーズの初期の頃の作品なので、十津川警部もまだ警部補です。しかし、その内容は他の作品と全く遜色なく、長年読者に愛され続けている1冊です。また、事件の舞台となる海やヨットレースは西村京太郎が好んでいたものといわれており、その熱意が難解なトリック解明にも表れています。

 

手に汗握る展開が幾つも散りばめられた本作は、長編推理小説でありながらスピード感を持って一気に読めるおすすめの作品です。

ページ数
510
初版出版年
1973年
光文社

消えたタンカー

海を舞台にした完成度の高いミステリー作品

原油を積載した巨大タンカーが炎上し、数名の生存者を残し乗組員と共に沈没します。そして生き残った乗組員は何者かに次々と殺害され、十津川警部補は犯人捜しに奔走するというストーリーです。さまざまな舞台で繰り広げられる犯人と警察の攻防は見応え十分です。

 

海上で起きたタンカーの炎上だけではなく、殺人事件に関わる要素にもいくつものトリックが仕掛けられており読者を飽きさせません。エンターテイメント性がある評価の高い作品となっており、トラベルミステリーとはまた違った面白さを体感できるおすすめの1冊です。

ページ数
435
初版出版年
1999年
光文社

寝台特急(ブルートレイン)殺人事件

鉄道を舞台にしたトラベルミステリーの原点

寝台特急はやぶさを取材中の週刊記者は、とある個室を撮影中に薄茶のコートを着た女性を撮影。しかしそのフィルムが何者かに盗まれ、翌日その女性は多摩川で遺体となって発見されます。密室殺人とトリックが幾つも絡み合うトラベルミステリーです。

 

本作は西村京太郎が手掛けたトラベルミステリーの第1作目と言われており、原点ともいわれています。また、当時はあまり鉄道を舞台にしたミステリー小説はなく、身近な寝台列車を舞台にしたことで読者はイメージしやすく読みやすいといったことも人気の理由です。

 

出版されてから年数は経っていますが、読み応えは、今も健在です。当時の時代背景や生活風景が見られるので、近年のミステリー小説とはまた違った楽しみ方ができるおすすめの1冊です。

ページ数
405
初版出版年
1978年
講談社

殺しの双曲線

クローズド・サークルの本格ミステリー小説

とある男女6名に届いた山荘への招待状。6人は雪で閉ざされた山荘で殺人事件に巻き込まれていきます。そして遠く離れた東京では連続強盗事件が発生。全く別の事件に見える2つの事件がいつの間にか複雑に絡み合っていく本格ミステリー小説です。

 

この作品はアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をパロディ化した、西村京太郎の初期の頃の小説です。そして作者が手掛けたクローズド・サークルの作品の中でも代表作といわれています。

 

また、冒頭でトリックの種明かしを行うという、ミステリーでは本来あり得ない仕掛けで注目を浴びた作品でもあります。2つの事件がどのように絡み合っていくか、最後まで展開が読めないおすすめの秀作です。

ページ数
488
初版出版年
1979年
講談社

七人の証人

最後まで息つく間もないスピード感が魅力の1冊

帰宅途中を襲われ何者かに拉致された十津川警部。目を覚ますと、そこにはある町が再現されていました。そしてそこにいる者たちは、とある事件の目撃者という共通点を持っており次々と事件が起こります。冤罪事件をテーマに描かれた珠玉のクローズド・サークルものです。

 

奇妙な始まりから最後の劇的な結末まで目が離せないストーリー展開は、西村京太郎作品の中でもファンが多い1作です。また、それまでのミステリー作品とは異なる仕掛けや構成が更に読者を惹きつけました。

 

話のテンポも良く、あっという間に読み切ってしまいます。ただの殺人事件ではなく、冤罪や法廷を絡めた推理を楽しみたい方におすすめのミステリー作品です。

ページ数
311
初版出版年
1983年
新潮社

黙示録殺人事件

宗教をテーマにしたベストセラー社会派ミステリー

銀座に突如現れた蝶の大群。その舞った後には男性の遺体と聖書の言葉が刻まれたブレスレットが残されていました。この事件を皮切りに連続殺人事件や集団自殺事件が発生し、十津川警部を始め警察を混乱させる事態に陥ります。事件に関わる狂気じみた集団の目的とは、そして一体何者なのかを解き明かしていくミステリー小説です。


本作は西村京太郎が初期の頃に手掛けた、社会派推理小説として知られています。また、狂気に憑りつかれた宗教団体が犯す犯罪をさまざまな思想を絡め現代に投げかける傑作と名高い作品でもあります。 


そしてテンポよく読めて最後まで油断できないストーリー展開が現在でも通用し、読み続けられている大きな理由にもなっています。西村京太郎の真髄を知りたいという方におすすめの1冊です。

ページ数
484
初版出版年
1983年
講談社

天使の傷痕

江戸川乱歩賞を受賞した西村京太郎の代表作

この作品は西村京太郎が初期の頃に2作目の小説として発表し、「江戸川乱歩賞」を受賞した傑作です。新聞記者と恋人がハイキング中にある殺人事件に遭遇し、被害者が最後に呟いた「テン」という言葉を耳にします。その後テンというのが天使の意味だと判明しますが、そこには大きな秘密が隠されていたというミステリー小説です。


読み進めていく内にただの殺人事件ではなく、幾つものメッセージが込められた社会派ミステリーということがわかります。当時の時代背景や社会問題などに深く切り込んだプロットは、読者からの評価が非常に高い理由にもなっています。 


また、出版されてから年数が経過しても色褪せず、読み返したくなる面白さを秘めているともいわれています。名作といわれる名高い1作であり、西村京太郎作品に興味がある方には必読の1冊となっています。

ページ数
276
初版出版年
1965年

西村京太郎のおすすめ商品比較一覧表

商品画像
メーカー
光文社
角川書店
徳間書店
光文社
光文社
光文社
講談社
講談社
新潮社
講談社
商品名
終着駅(ターミナル)殺人事件
天下を狙う
十津川警部「ダブル誘拐」
赤い帆船(クルーザー)
消えたタンカー
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件
殺しの双曲線
七人の証人
黙示録殺人事件
天使の傷痕
説明
最後までハラハラが続く鉄道トリックを駆使した1冊
ミステリーではなく時代小説を集めた異色の短編集
連続誘拐事件を十津川警部が爽快に推理
いつまでも色褪せない初期の十津川警部シリーズ
海を舞台にした完成度の高いミステリー作品
鉄道を舞台にしたトラベルミステリーの原点
クローズド・サークルの本格ミステリー小説
最後まで息つく間もないスピード感が魅力の1冊
宗教をテーマにしたベストセラー社会派ミステリー
江戸川乱歩賞を受賞した西村京太郎の代表作
リンク
ページ数
449
236
347
510
435
405
488
311
484
276
初版出版年
1980年
2003年
1973年
1999年
1978年
1979年
1983年
1983年
1965年
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴 ページ数 初版出版年
1
光文社
終着駅(ターミナル)殺人事件
761円
最後までハラハラが続く鉄道トリックを駆使した1冊
449
1980年
2
角川書店
天下を狙う
500円
ミステリーではなく時代小説を集めた異色の短編集
236
3
徳間書店
十津川警部「ダブル誘拐」
689円
連続誘拐事件を十津川警部が爽快に推理
347
2003年
4
光文社
赤い帆船(クルーザー)
823円
いつまでも色褪せない初期の十津川警部シリーズ
510
1973年
5
光文社
消えたタンカー
778円
海を舞台にした完成度の高いミステリー作品
435
1999年
6
光文社
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件
778円
鉄道を舞台にしたトラベルミステリーの原点
405
1978年
7
講談社
殺しの双曲線
782円
クローズド・サークルの本格ミステリー小説
488
1979年
8
講談社
七人の証人
575円
最後まで息つく間もないスピード感が魅力の1冊
311
1983年
9
新潮社
黙示録殺人事件
宗教をテーマにしたベストセラー社会派ミステリー
484
1983年
10
講談社
天使の傷痕
江戸川乱歩賞を受賞した西村京太郎の代表作
276
1965年
比較表を全て見る(10位以降)
新潮社

土佐くろしお鉄道殺人事件

西村京太郎が亡くなる前の最後の作品となったのが、「土佐くろしお鉄道殺人事件」です。高知から終点・宿毛へ走る特急「あしずり」で新任大臣が毒殺されたのを発端に、各地で事件が続発します。捜査を進めるほどに謎が深まる事件に、十津川警部はどう立ち向かうのか?シリーズ最後となったこの作品は、作者が愛した鉄道を舞台としています。この作品をきっかけに、今まで読んでいなかった西村作品を読んでみましょう。

ページ数
224
初版出版年
2022年