枕カバーおすすめ20選｜髪に優しい・肌に優しい素材も紹介【色やブランドも】

枕カバーは毎日使用するものですが、快眠に置いて枕の質ばかりを重視していませんか。被せるだけの枕カバーにこだわる必要があるのか、疑問に感じる方も多いですよね。

実は枕カバーの質や素材も、快適な睡眠を維持するの必要不可欠です。合わないものや、肌触りの悪いものをを使っていると、アレルギーが悪化したりストレスになったりしかねません。

そこで今回は枕カバーの選び方やおすすめ商品をご紹介します。また、髪に優しい素材や肌に優しい素材も紹介するので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。　

枕カバーには、睡眠の質をよくするメリットがあります。自分に合った素材の枕カバーを選べば、心地よく眠りにつけるようになります。柔らかいものやパリッとしているものなど、枕カバーの質感はさまざまです。また、夏は涼しい素材を選び、冬は暖かい素材を選ぶなど、季節に合わせ選べるのも特徴です。

ほかにも、枕カバーには枕を汚れから守る働きがあります。寝ている間の汗も枕カバーが吸収してくれるため、枕を頻繁に洗わなくて済みます。枕はものによっては洗えないタイプもあるので、衛生的に使うためにも枕カバーが大切です。

綿・リネンの枕カバーは、肌への刺激が少ない上に吸収性、吸汗性に優れています。夏場や汗っかきの方に対しても、水分や汗をよく吸い取ってくれるため、サラサラした感触が長く続きます。また、綿は熱が放出されにくい素材のため保温性が高く冬場にもおすすめです。

綿・リネンのデメリットは、洗濯を繰り返すうちに縮みやすくなるところです。お手入れの仕方によっては縮みを防止できるので、購入する前に洗濯の方法をきちんと確認しておきましょう。

髪にいい枕カバーを探している方はシルクがおすすめです。シルクは繊維が柔らかく摩擦が起こりにくいため、肌や髪を優しく保護します。また、手触りはつるつるでサラサラ。軽くて扱いやすい上、耐久性に優れているのも魅力です。

肌への負担を更に優先するならシルク+サテン織がおすすめなのですが、他の生地と比べて値段が高い傾向にあります。しかし、品質を重視する方にはおすすめです。

デメリットはお手入れの難易度が高い点です。洗濯は必ず手洗いにしないといけませんし、虫食い被害にも注意が必要です。

市販のタオルにも使われているパイル生地。質感はタオル生地とほぼ一緒です。パイル生地の構造は、細かい糸がループ状に密集しています。そのため感触はふんわりとしています。また、パイル生地は表面積が広いので吸収性や吸湿性に富みます。

起床時に枕カバーが濡れるほど、寝ている間に汗をかく方にもおすすめです。しかし、爪や尖ったものをパイル生地に引っ掛けると中から糸が飛び出してしまう恐れがありますので、取り扱いには注意しましょう。

抗菌、防臭などの機能性に優れているものが多い、ポリエステルとレーヨン。また中には接触冷感生地も存在するため、夏場におすすめです。ポリエステルはシワになりにくく、レーヨンは静電気が起こりにくいといったメリットがあります。

しかし、ポリエステルは熱に弱く蒸れやすい性質で、レーヨンは湿気を吸い込むと強度が落ちると言ったデメリットが存在します。ポリエステル・レーヨンともに、綿に比べると吸湿性、吸水性が劣ります。

ふんわりとした感触が好きで、寝心地を重視する方には、ガーゼ生地がおすすめです。ガーゼ生地は編み目が粗く、中に空気が入りやい構造です。そのため通気性と保温性に優れています。

夏場は湿気や汗を放出し、冬場は熱をため込んでくれます。つまり、一年を通して快適に使用できる生地だといえます。ただし、購入直後は吸収性が低いです。何度か洗濯を繰り返しているうちに、少しずつ吸収性が出てくるケースも見受けられます。

皮脂や寝汗がついた枕カバーには、ハウスダストの原因となるダニの死骸やホコリがつきやすいです。枕カバーは直接顔に触れる部分ですので、気になる方も多いですよね。

そんな方におすすめなのが、枕カバーの生地に極薄の透明のフィルムを貼り付けて作成された裏面ラミネート生地。

裏面ラミネート生地は、ダニやホコリを防いでくれる効果があります。枕カバーの裏側をビニールで覆っているため、ダニやホコリが通りにくい構造となっています。

ポリエステルフリースの枕カバーは暖かく、手触りがいいため冬場にとても人気です。しかし、冬場は静電気が起きやすく、また、ホコリを吸い上げてしまう特性があるため、ハウスダストや喘息などのアレルギーがある方には注意が必要な素材です。

更にポリエステルフリースは抜けた髪の毛や、ホコリが付きやすいので、アレルギーのない方も要注意。汚れがついたまま使用し続けると肌トラブルにもつながりますので、一週間に1回は洗濯するようにしましょう。

枕のサイズに枕カバーが合っているかどうかも重要なポイントです。枕カバーが小さすぎると枕が入りません。逆に、枕より大きいカバーだとズレが生じてしまい寝心地が悪くなってしまいます。購入する前に枕のサイズを測っておきましょう。

主流は平置きで縦43cm×横63cmの枕カバーです。このサイズはスタンダードサイズで、日本の布団にもぴったりと合います。また、ヒトの肩幅と枕の横幅がほぼ同じサイズです。男女兼用ですので、枕カバーをプレゼントする際もサイズで迷いません。

ちなみに枕と同じサイズでなくても2、3cmまでなら誤差が生じても大丈夫です。更にこのサイズは、市販されている物の中でも種類が豊富ですので、自分の好みのタイプが見つけやすいといえます。

寝返りを頻繁に打つ方や、寝相の悪い方におすすめなのが、縦43cm×横120cmサイズの枕カバーです。寝返りを頻繁に打つ方や、寝相の悪い方は、就寝中に頭が枕カバーから落ちてしまうケースがあります。

このサイズは横幅が広い2人用のサイズの枕カバーです。しかし最近では、1人でもダブルサイズの枕を使う方もいるので、そんな方にもおすすめの枕カバーです。デメリットは一般的な寝具だと、枕カバーの両サイドがはみ出してしまいます。

枕の収まりが良く、装着が簡単なファスナー式の枕カバー。洗濯する際の手間もかかりにくく、種類も豊富なので、自分にあった好みのタイプを選べます。枕カバーのサイドにファスナーが付属しており、そこから枕を出し入れできます。

ファスナー式枕カバーのデメリットを上げると、中には寝返りを打った時にファスナーの金具が頭に当たって『痛い』と感じる方もいます。敏感な方や、少しの刺激ですぐに目覚めてしまう方は注意が必要です。

複数の枕を持っている方におすすめなのはカバー式の枕カバーです。カバー式の枕カバーが1つあれば、自分の愛用しているお気に入りの枕にはもちろん、大きさが違う枕や形の変わった枕にも、ある程度は対応が可能です。

また、旅行などへの持ち運びにも便利です。カバー式は枕を覆うように被せて装着させます。しかし商品によっては固定の仕方が異なりますので注意が必要です。ゴムで留めるものや、紐で縛って引っ付けるタイプがあります。

枕に対して余裕がほしい方は、封筒式の枕カバーがおすすめです。封筒式は枕の横側に穴が開いています。そこから枕を挿入し、枕を入れた後に余った布で蓋をするように折り返します。

またすべて布で作られているためファスナー式とは異なり、金具などの装飾物がありません。ファスナーやボタンの感触が寝心地に影響する方には、こちらの封筒式をおすすめします。デメリットは枕カバーの長さに余裕があるため、枕がズレる場合があります。

枕カバーには、使用する方の香りが染みついてしまいます。「人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」ともいわれています。特に汗っかきの方の場合、起床後に枕カバーの臭いが気になる方も多いですよね。

そんな方は、吸収性に優れた素材を選ぶのはもちろん、消臭、防臭、抗菌機能のついた枕カバーを選ぶのも大切です。枕カバーを清潔に保ちやすいので、枕に付く嫌な臭いを軽減してくれます。

色んな機能を兼ね備えた枕カバーが多く出回っています。その中でも特におすすめしたい枕カバーは、吸汗性タイプ。枕カバーが汗でひんやり、ベタベタして気持ち悪いと快眠の妨げになってしまいます。

そんな方は吸汗性タイプを選びましょう。特に、パイル生地（タオル生地）の枕カバーは吸汗性に優れており、しっかり寝汗を吸収してくれます。ただし、あまり質のよくないパイル生地（タオル生地）製品はザラザラしているものもあるので注意が必要です。

こまめに洗濯などをして十分にダニ対策を行っていても、やはり寝具にダニが発生してしまうケースがあります。ですので、ハウスダストや花粉などのアレルギー、喘息をお持ちの方は防ダニ加工されたタイプの枕カバーを選ぶようにしましょう。

また、裏面がラミネートで加工された枕カバーは、生地が高密度なため、ダニやホコリを吸い込む頻度を減らしてくれるのでおすすめです。顔や口元に近い枕カバーだからこそ、ダニ対策も考慮しながら選ぶのが大切です。

枕カバーには接触冷感機能や保温機能の付いているものもあります。夏に暑くて眠れないときや、冬に体が冷えて眠りが浅いときは、機能付きの枕カバーがおすすめです。季節に合わせて取り換えれば、一年を通して快適に眠れます。気温の変化で眠りにくいと感じている方は、ぜひ試してみてください。

かわいいキャラクターものの枕カバーは、小さい子どもならきっと夢中になるはずです。特に子どもは、就寝時になかなか布団に入ってくれないときもありますよね。

そんな時は、お気に入りのキャラクターを枕カバーに取り入れると、スムーズに寝かしつけができるかもしれません。また体温が高く汗をかきやすい子ども向けに、パイル生地（タオル生地）の商品も多く出ています。こちらも合わせてチェックしましょう。

小さな女の子のみならず、大人の女性にもおすすめなのがフリル付きの枕カバー。また、最近では北欧風のデザインのものも大人気ですよね。フリルや北欧風のデザインは、1つあると華やぐので、お部屋のアクセントとしても大活躍します。

フリルはロリータ系のテイストのお部屋に、北欧風デザインはナチュラルなテイストのお部屋にもってこいです。お気に入りアイテムが1つでもあると、就寝間際の癒しにもなります。

枕カバーには、カバーのカラーバリエーションが豊富な商品もたくさん存在します。自分の好きな色を選ぶのもいいのですが、安眠を重視するのなら向いている色と、避けたほうがいい色があります。

特に青色などの寒色系はリラックス効果があり、高まった気分や感情を整えてくれる効果があります。また、寝つきがよくなるともいわれているのでおすすめです。反対に避けたほうがいい色は興奮作用のある赤色と、不安な気持ちに繋がる黒色です。

なじみ深いインテリアショップと言えばニトリです。ニトリはインテリアのみならず生活雑貨も取り扱っています。豊富な品揃えでかつリーズナブルなため「お値段以上」のキャッチコピーがぴったりです。

枕カバーの代表商品は、『商品コード7508312』サイズは縦43cm×横63cmの標準サイズで、カラーバリエーションはなんと10色も展開されています。綿100％使用で肌触りが良く、ツイル折り生地を使用しているためとても丈夫です。

無印良品の特徴は簡潔で無駄がない点です。強い個性や最近の流行りを追い求めたりせず、人気商品だからと言って価格を高めに設定したりしません。枕カバーの代表商品は『無印良品 オーガニックコットン洗いざらしまくらカバー』です。

サイズは縦43cm×横63cm。オーガニックコットンを使用しているため、サラサラで柔らかな感触が続きます。特徴は洗い加工を施している点。また、枕にすっぽりと被せて使用するタイプの枕カバーです。

約7千点もあるアイテムのうち、自社開発のオリジナルが7割、セレクトアイテムが3割の商品を展開しているフランフラン。自らのブランディングが確立され、着々とファンを増やしています。

枕カバーの代表商品は『フルラール まくらカバー 』サイズは縦50cm×横70cmで、標準サイズの枕カバーよりやや大きめです。マイクロファイバー素材なのでふんわり軽くて暖かく、滑らかな感触で心地よさがあります。水彩調の花柄もとてもフェミニンです。

ファッションブランドZARA(ザラ)から派生した、ZARAHOME(ザラホーム)。最新のトレンドに乗ったインテリア雑貨が、たくさん揃っています。枕カバーの代表商品は『マルチカラーフラワー ピローケース』

サイズは縦50cm×横75cm、縦60cm×横60cmのものが二枚セットで、縦50cm×横60cmのものが日本仕様となっています。綿100％。花柄のデザインが女性の心をくすぐる、かわいらしいピローケースです。

枕カバーは毎日洗濯する必要があるのか疑問に思う方もいますよね。枕カバーの洗濯頻度は、1週間に1度が目安です。目立つ汚れはなくても、日々の汗や皮脂が付着しているので、定期的に洗濯しましょう。ただし、汗をかきやすい夏場は、洗濯頻度を上げるとより清潔に保てます。

枕カバーの匂いや汚れが目立つときは、つけ置き洗いをしましょう。40℃くらいのお湯と洗剤をたらいに入れて枕カバーを浸し、そのまま1時間ほどつけ置き洗いします。汚れがひどいときは、長めにつけるのがおすすめです。

乾かす際は、乾燥機を使うか自然乾燥させます。外に干す場合は、直射日光を避けて風通しのいい場所に陰干ししましょう。直射日光があたると色褪せる原因になるので、注意してください。

気に入るものがないときは、手作りも視野に入れてみるのがおすすめです。ここではファスナー不要で簡単な作り方を紹介します。

1. 枕の縦と横の幅を測ります。
2. 生地を裁断します。(枕の縦幅に縫い代2cmを足したものが縦幅、枕の横幅を2倍にして縫い代4cmを足したものが横幅です)
3. 横幅2辺をジグザグ縫いでほつれ止めします。
4. 縦幅2辺を三つ折りにして直線に縫い、生地を折りたたみます。
5. 折りたたんだ時に上にくる生地が15cm短くなるように折ります(この時、表部分を内側にして折ります)
6. 下側の15cm長い生地を上の生地に被せるようにして、折り返します。
7. その状態で、両横幅を直線縫いで閉じます。
8. 生地を表に裏返したら完成です。

今回は、枕カバーの選び方やおすすめ、手作り方法についてご紹介させて頂きました。毎日使用するものはやはりこだわりたいですよね。みなさんもこの記事をご参考に、是非お気に入りの枕カバーを見つけてみてください。