三島由紀夫のおすすめ人気作品11選|名作は?初心者にも読みやすいもの・順番も紹介

読んでみたいけど手に取れなかった三島由紀夫の小説。難しそうで何がおすすめかわからず選べない方も多いのではないでしょうか。今回は三島由紀夫の小説を読むために作品の選び方・読む順番・初心者でも読みやすい人気のあるおすすめの作品をで紹介していきます。

2023/11/24 更新

商品PRを目的とした記事です。買える.netは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がランク王に還元されます。

※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。

【口コミも】三島由紀夫の作品おすすめ11選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
角川書店
角川グループパブリッシング
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
商品名
潮騒 (新潮文庫)
花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)
仮面の告白 (新潮文庫)
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)
午後の曳航 (新潮文庫)
不道徳教育講座 (角川文庫)
夏子の冒険 (角川文庫)
鹿鳴館 (新潮文庫)
葉隠入門 (新潮文庫)
鍵のかかる部屋 (新潮文庫)
金閣寺 (新潮文庫)
説明
美しさが際立つ名作
三島由紀夫の凝縮したエキス
さらけだす自伝的小説
少年たちにとっての大義
若者へのアドバイス
軽快でポップな文体
繰り返し上演されている人気の高い戯曲
武士道とはなにかを解説
文体変革をした異色の作品
リンク
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴
1
新潮社
潮騒 (新潮文庫)
1,850円
美しさが際立つ名作
2
新潮社
花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)
2,009円
三島由紀夫の凝縮したエキス
3
新潮社
仮面の告白 (新潮文庫)
1,272円
さらけだす自伝的小説
4
新潮社
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)
768円
5
新潮社
午後の曳航 (新潮文庫)
165円
少年たちにとっての大義
6
角川書店
不道徳教育講座 (角川文庫)
664円
若者へのアドバイス
7
角川グループパブリッシング
夏子の冒険 (角川文庫)
1,572円
軽快でポップな文体
8
新潮社
鹿鳴館 (新潮文庫)
781円
繰り返し上演されている人気の高い戯曲
9
新潮社
葉隠入門 (新潮文庫)
1,572円
武士道とはなにかを解説
10
新潮社
鍵のかかる部屋 (新潮文庫)
737円
文体変革をした異色の作品
11
新潮社
金閣寺 (新潮文庫)
1,737円
比較表を全て見る(10位以降)
新潮社

潮騒 (新潮文庫)

美しさが際立つ名作

文明とは離れた場所にある孤島で、たくましい漁夫と美しい少女との純恋を描いた物語です。古代ギリシャに傾倒していた三島由紀夫が、彫刻のようにたくましい漁夫など、人間像を豊かに表現した作品で、三島由紀夫初の文学賞受賞作品として映画化もされました。

 

レビューを参考にすると、素朴で純愛をテーマとした恋愛小説ながら、自然な描写や人間関係で最後は清々しさを感じたと高い評価を得ています。青春時代のストレートな純愛を描きながらも、美しい自然や心模様を捉えた美しい文章で最後まで飽きさせない作品です。最初の三島由紀夫作品としておすすめです。

三島由紀夫の作品の中でも、異質の青春時代の恋愛小説を読み、終戦後の昭和時代を思い返すことが出来た。 小さな島の自然豊かな環境の中で希望に満ちてはつらつとして暮らす若者の姿が描かれ、ほっとさせられた。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)

三島由紀夫の凝縮したエキス

三島由紀夫が16歳で書いた小説の花ざかりの森や2.26事件を題材にした憂国など、13篇の短編小説三島由紀夫が集め、解説した短編集です。生涯に渡るテーマや切実な問題をさまざまな文学的技巧を用いて書かれています。

 

レビューを見てみると、三島由紀夫作品の文章の美しさや巧さ、思想が凝縮された重厚な余韻を残す作品集と高い評価が多く見られます。三島由紀夫自身が三島を知りたければ憂国の一節を読めばいいと繰り返し言っていたように、自他ともに認める三島由紀夫作品の代表作です。読む時間のない方は短編小説がおすすめです。

三島由紀夫の短編集は味わい深い。彼は明らかに天才だ。花ざかりの森は、ぜひ読んで頂きたい。

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

仮面の告白 (新潮文庫)

さらけだす自伝的小説

三島由紀夫の文学的な挑戦をした長編小説です。これまで登場人物に対して向けていた心理的精神的な分析を自らに向けて執筆しており、自伝的な要素をもった意欲作です。女性に興味を持てない自分に気づき、子供時代からの自分の姿を追求していくストーリーです。

 

レビューを参考にすると、異性に興味を持てない主人公を通して三島由紀夫自身の告白を行っていて、ただ文章の美しさや動きのある描写で同性愛にだけ囚われるのではなく、文学的に読めると高い評価があります。三島由紀夫を知りながら、その技巧を味わいたい人におすすめです。

(前略)三島は間違いなく天才的な作家だと思う。本作も24歳の時の作品。知識の豊富さに恐れ入る。 純文学の「潮騒」、 現代に警鐘を鳴らす「憂国」、「美しい星」、「若きサムライたちへ」 心理描写の巧みな「金閣寺」。 いずれも文体の美しさと、三島の異常な繊細さを感じる。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)

豊穣の海シリーズは全4作あり、三島由紀夫の最後の作品として人気を集めています。春の雪はその第一作目で、貴族の主人公とその親友の主人公が第四作目の天人五衰まで転生を繰り返しながら物語が進んでいく長編大作です。

 

レビューを見てみると、主人公の葛藤や人間関係、それに恋愛と悲恋に関わってくる死といった、はかなく美しい物語に引き込まれた方が多く見られます。純粋な恋心とそれが阻まれてしまう悲しさといった、感情を大きく揺さぶられるストーリー構成が三島由紀夫ならではの文体で描かれています。壮大な物語を読みたい方におすすめです。

三島の作品はあまり読んだことがありませんでしたが、話に起伏があり、日本語が美しいこともあって楽しめました。 この作品は、恋愛小説でありながら、ところどころに書かれた法や思想といったものが影を落としつつ話が進んでいくように感じました。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

午後の曳航 (新潮文庫)

少年たちにとっての大義

夫を亡くした母に船乗りの恋人ができ、主人公の少年もその力強さに憧れていました。しかし、恋人が父となり海の力強い男ではなく、平凡な陸の生活に落ち着こうとしているのに少年は屈辱を感じ、船乗りを殺害しようと友人たちと計画を立てる物語です。

 

レビューを見ると、少年たちの狂気を描いた内容は、平凡な日常こそすべてといった世間の流れに対して三島由紀夫が苦言を呈した内容として、思想をドラマチックに書き上げた三島由紀夫の凄さが現れた作品と高い評価があります。刺激的なエンディングを読みたい方におすすめです。

怖い本です。 母と息子、母の恋人のお話ではありますが、 圧倒的な存在感は少年達のリーダー格”首領”です。 彼が言い放つ大人、父親論… 何度も読み返してしまいました。 大人への反抗心からでた思春期の少年達の狂気はあまりにも説得力があります。 やっぱり三島は興しろい。

出典: https://www.amazon.co.jp

角川書店

不道徳教育講座 (角川文庫)

若者へのアドバイス

不道徳を説き、逆説的に道徳とは何かを書いた作品です。人間が本来持ち合わせている悪い気持ちを押さえ込んで制するのではなく、逆に煽って沈静化させてしまう、人間心理を取り込んだ道徳書です。

 

レビューを参考にすると、不道徳な内容から突然鋭い考察が出てくるなど、三島由紀夫の知性の高さが現れている作品と高い評価を得ています。ユーモラスに不道徳を書きながらも、自然に道徳的な方向に持っていく手法に三島由紀夫の技巧を感じられます。気軽に楽しみながら読みたい方におすすめです。

私にとっての三島由紀夫さんのイメージは孤高の天才という感じで近寄りがたい感が強く避けてきたのですが、(中略)「何故もっと早く読もうとしなかったのか!」という後悔の気持ちです。社会や人を見る視点、秀逸な文章。 どこを取ってもまさに天才。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

角川グループパブリッシング

夏子の冒険 (角川文庫)

軽快でポップな文体

三島由紀夫作品の中で異彩を放つ、軽快なタッチで繰り広げられる恋愛コメディです。行動力のある主人公が北海道へ行き、知り合った仇討ちをするために猟銃を持った青年と熊退治に出かける冒険と恋の物語で、娯楽的要素の高い作品です。

 

レビューを見てみると、何も考えずにすっと読めて、なおかつ登場人物とのやり取りが面白くて秀逸だと高い評価が見られました。さまざまな方向性で書ける三島由紀夫の技巧を感じられる作品です。三島由紀夫作品の難しさが気になる方に最初の一冊としておすすめの作品です。

三島由紀夫なんて難しいのかなと思ったけど読みやすくて、あっという間に読み終えました。最後の展開にひっくり返るほど驚いた。他の作品も読んでみます。

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

鹿鳴館 (新潮文庫)

繰り返し上演されている人気の高い戯曲

三島由紀夫が初めて書いた俳優芸術のための戯曲で、繰り返し上演され、テレビドラマや映画などにもなっている人気の高い作品です。鹿鳴館の大夜会で政治や陰謀、人間関係の悲劇を描いた作品で華やかな様式美を感じられる作品です。

 

レビューを参考にすると、上流社会の陰鬱でグロテスクな人間関係を描きながらも、三島由紀夫の美しい文章で芸術性の高い作品になっていると高い評価があります。陰と陽をバランスよく組み合わせ、読む人や観ている人に高揚感を与える三島由紀夫の巧さが光る作品です。歴史に興味がある方にもおすすめです。

三島由紀夫は好き嫌いが別れる作家だと思うが、三島の戯曲の質の高さについては皆が認めるのではないだろうか。私は、実は三島が最も得意としていたのは戯曲だったのではないか、とすら考えている。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

葉隠入門 (新潮文庫)

武士道とはなにかを解説

山本常朝がこなれてしまった武士たちに武士道における覚悟を説いた葉隠を三島由紀夫が解説をし、現代においての武士道として魅力をといた作品です。三島由紀夫の人生論や死生観などの思想が盛り込まれた面もあり、三島由紀夫を知る上での入門書でもあります。

 

レビューを見てみると、人間として生きるために必要なものが、三島由紀夫の解説や現代語訳のおかげで理解できたと高い評価があります。死を意識するから生がはっきりとわかる点や様式美に対して憧れのあった三島由紀夫の想いも感じられる作品です。三島由紀夫を知りたい方におすすめです。

日々の生活の中で、”死”を意識するようになり、つまらぬ娯楽で人生の残り時間を無駄にするのが非常にもったいなく感じるようになりました。 武士のように恥をかかぬように美しく死ぬのとは少し違いますが、いつ死んでも「いい人生だったな。。。」っと思えるように一瞬一瞬を大切に生きたいと思いました。

出典: https://www.amazon.co.jp

新潮社

鍵のかかる部屋 (新潮文庫)

文体変革をした異色の作品

三島由紀夫がこれまでの明瞭簡潔な文体を崩し、新しい文体を得ようとした実験作が、戦後の時代に青年が抱える内面的な苦悩や疎外感を表した鍵のかかる部屋です。この作品の他に11篇の小説がまとめられた短編小説集になっています。

 

レビューを見ると、文体や視点など非常に上手くコントロールされていて三島由紀夫の巧さを感じられると評価が見られます。多様な文体を上手く扱い、柔軟な器用さがありながらも、バランスを失わない作品を書けるのが三島由紀夫の特徴です。三島由紀夫の多様さを読みたい方におすすめです。

三島由紀夫は短編の名手としても有名だが 本書は彼のたぐいまれなる才能が随所に感じられる佳作ぞろいである。(後略)

出典: https://www.amazon.co.jp

(前略)金閣寺は、美しい、本当に素晴らしい作品です。この作品があるからこそ、(ちょっと変なオッサン臭があるとしても)、三島由紀夫が崇高な存在であり続けるのだと思います。 もう三島由紀夫、エクセレント!!

出典: https://www.amazon.co.jp

三島由紀夫の人気作品おすすめの比較一覧表

商品画像
メーカー
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
角川書店
角川グループパブリッシング
新潮社
新潮社
新潮社
新潮社
商品名
潮騒 (新潮文庫)
花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)
仮面の告白 (新潮文庫)
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)
午後の曳航 (新潮文庫)
不道徳教育講座 (角川文庫)
夏子の冒険 (角川文庫)
鹿鳴館 (新潮文庫)
葉隠入門 (新潮文庫)
鍵のかかる部屋 (新潮文庫)
金閣寺 (新潮文庫)
説明
美しさが際立つ名作
三島由紀夫の凝縮したエキス
さらけだす自伝的小説
少年たちにとっての大義
若者へのアドバイス
軽快でポップな文体
繰り返し上演されている人気の高い戯曲
武士道とはなにかを解説
文体変革をした異色の作品
リンク
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト 特徴
1
新潮社
潮騒 (新潮文庫)
1,850円
美しさが際立つ名作
2
新潮社
花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫)
2,009円
三島由紀夫の凝縮したエキス
3
新潮社
仮面の告白 (新潮文庫)
1,272円
さらけだす自伝的小説
4
新潮社
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)
768円
5
新潮社
午後の曳航 (新潮文庫)
165円
少年たちにとっての大義
6
角川書店
不道徳教育講座 (角川文庫)
664円
若者へのアドバイス
7
角川グループパブリッシング
夏子の冒険 (角川文庫)
1,572円
軽快でポップな文体
8
新潮社
鹿鳴館 (新潮文庫)
781円
繰り返し上演されている人気の高い戯曲
9
新潮社
葉隠入門 (新潮文庫)
1,572円
武士道とはなにかを解説
10
新潮社
鍵のかかる部屋 (新潮文庫)
737円
文体変革をした異色の作品
11
新潮社
金閣寺 (新潮文庫)
1,737円
比較表を全て見る(10位以降)