アクアクエストのタープおすすめ3選｜ディフェンダーなど人気種類・張り方を紹介

テントを張らずにタープのみでキャンプをする、タープ泊。タープ泊は荷物が少なくて済み、大自然を感じながらキャンプを楽しめるスタイルです。タープの張り方は自由度が高く、焚き火を行う際に設営する方もいます。

多くの層から人気あるタープですが、最近は値上がりしている傾向があります。そこでおすすめなのが、6×4サイズのアクアクエストのタープです。防水性や耐久性が高くて耐水圧は5,000mmもあり、天気が悪い中でも設置できるタープです。

今回は高い防水性能が特徴の、アクアクエストのタープについて詳しくご紹介します。その他にも、さまざまな種類のタープの張り方も紹介するので必見です。本記事を読んで、アクアクエストのタープの魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

アクアクエストは、1994年にカナダで設立されたメーカーです。もっと多くの人たちがアウトドアを楽しみ、自然と接するのを願っており、ウォータープルーフの商品を熱心に作っています。

アクアクエスト設立当時、防水性能はまだ少なかったので、防水機能のあるものを作るかどうか迷っていました。しかし独自のウォータープルーフ商品の開発に成功し、今でも人気のメーカーとなっています。

アクアクエストは先述したように、独自のウォータープルーフを開発したため、タープの高い防水性能が自慢です。そのため雨の中でも水が染み込まずに過ごせます。ほかのタープでは強い雨が降ると、雨水の重みで沈んで雨漏りする場合があります。

しかしアクアクエストのタープの生地は丈夫なので、雨水の重みで沈んだり染み込んだりしません。また耐候性（屋外に置いたときの耐久度）が高く、風を通しません。風が強いときや寒いときにも、キャンパーの強い味方となってくれます。

アクアクエストのタープは1番重いもので約1,500g、軽いものでは約540gしかありません。タープの重量の主な割合は布の重さです。タープは布が薄すぎると軽くなるので、雨水が染み込んでしまいます。

つまりタープのベストは『重すぎず軽すぎず』なのです。アクアクエストのタープは丈夫かつ軽く、コンパクトに収納できます。高い性能と持ち運びやすさを兼ね備えているのが魅力です。

タープには張り方がたくさんあります。ループの数が多いと、基本形から個性的なものまで、さまざまな張り方ができるようになります。

タープを張るときに大切なのが、寝泊りするところの環境です。たとえば焚き火をするのなら焚き火と相性のいい張り方、天候が悪くなりそうなら悪天候に強い張り方にする必要があります。シチュエーションに合った形でアレンジできるのもアクアエストのタープのメリットです。

最近では全体的に値上がりしているタープが多いです。そんな状況でもアクアクエストはコスパがいいと評判です。雨の日や焚き火の下でも問題なく使用でき、お手頃な価格で手に入ります。コスパ重視で購入したい方におすすめです。

アクアクエストはナイロン製で作られているタープです。火の粉に強く燃えにくいと評判ですが、絶対に燃えないわけではありません。使用する際は、焚き火との距離や風向きを考慮したうえで設営しましょう。

アクアクエストのタープは複数の種類が発売されています。そのためどのタープを選べばいいのかわからない場合も。そこでこの項目では、アクアクエストのタープをどのように選べばいいのかご説明します。

アクアクエストのタープは種類が3つあります。それはサファリ、ガイド、ディフェンダーです。それぞれの種類に特徴があるので、ご自身の条件に合うものを探してみてください。

ガイドシリーズはアクアクエストの中でも安くて最も軽いシリーズです。布は40Dです。二重シリコンとTPUコーティング（伸縮性と弾性があり、摩耗などに強くするコーティング）が施されているので、雨の日でも問題ありません。

ヘキサタープ（六角形で中心を山型に折って使うタープ）でなく、スクエアタープなので、広いスペースを確保できる上に開放感があります。さらにはいろんな張り方が可能なので、タープ泊が楽しくなります。

サファリシリーズのタープは高い防水性能が特徴です。生地は70D（デニール：繊維の太さの単位）なのですが、丈夫で軽いです。収納するとコンパクトになり、持ち運びしやすくなります。

色はオリーブドラブ、迷彩、グリーン、オリーブセットの4種類。アクアクエストの中でも選べる色が多く、好みのタープを購入できます。サイズによってループの数が違うので、しっかり確認しましょう。

ディフェンダーシリーズはリップストップ生地（コットンやポリエステルなどの素材にナイロンの繊維が格子状に縫い込まれた生地）で、TPUコーティングと撥水加工がされているため、防水性能はアクアクエストの中でもトップです。

耐水圧は20,000mmなので長時間雨が降っても水が染み込みません。生地も70Dとしっかりしているので、タープの張り方次第では強風の中でも耐えられます。

タープは使用人数に合ったサイズを選ぶのも大切です。使用人数よりも小さいと、全員がタープの中に入れずに、雨に当たる場合も。この項目では使用人数に合ったタープの大きさをご説明します。

ソロキャンプなら3×2m か3×3mで十分ゆったり過ごせます。タープが大きすぎると設営が大変になるので、ちょうどいいサイズのものを持って行きましょう。荷物がシンプルになるほど、広々とした空間でくつろげます。

カップルやファミリー（2～4人）なら3×4ｍがぴったりです。しかし荷物、テーブルやイスなどが多いと、居住スペースが少なくなってしまい、ゆったり過ごすのは難しくなってしまうので、気をつけてください。

複数人で余裕を持って使いたい場合は、6×4ｍサイズのタープがおすすめです。しかし一般的なキャンプサイトの貸し出し面積は10×10ｍなので、タープだけでなく車やテントなどは、はみ出さないように設置しましょう。

アクアクエストのタープとよく比較されるのが、DD Hammocksです。イギリスに本拠地を置いているメーカーで、創業者が理想とするハンモックを作ったのが創業のきっかけとなりました。

DD Hammocksのタープと比べてアクアクエストのものは、防水性能が高いのが特徴です。どちらのメーカーのタープも、ループの数が多く張りやすくなっています。それぞれのタープを比較した表を載せているので、ぜひ参考にしてください。

タープの張り方には簡単なものから、プライベートを確保するための張り方など、幅広くあります。それぞれ特徴があり、開放感を味わう張り方、雨の日や風が強いときに強い張り方など、天候や張る場所に適した張り方をしましょう。

まずは基本的な張り方である、Aフレームやダイヤモンド張りなどをマスターするのがおすすめ。室内を広く確保でき、比較的簡単に設営が可能です。慣れてきたら縦に張る方法や、斜めに張るやり方を試してください。より詳しい情報を知りたい方は下記のサイトをチェックしましょう。

タープ用ストラップ（ストレッチコード）はタープのガイロープ（タープ設営に必要なひも）にひっかけて、ペグを地面に打つときの道具です。タープ用ストラップがあると、衝撃が吸収され、ペグを抜けにくくなります。

また風を受けたガイロープはゆるんできますが、タープ用ストラップがあるとゆるみにくくなります。ほかにもタープにきれいに張れるようになるのでぜひ使ってみてください。使う場合は事前に使い方をチェックしておきましょう。

アクアクエストのタープは、中性洗剤をつけたスポンジで汚れを落とすお手入れ方法があります。タープについてしまった雨やほこりなどを放っておくと、劣化につながってしまうのでお手入れが大事です。洗剤が残らないようにしっかりと落とし、汚れを落とした後は日陰で干して乾燥させましょう。

ビビィテントとはアクアクエストから発売されているソロ用のテントで、立体的な寝袋としてイメージしていただくとわかりやすいです。防水性がありファスナーも2つあります。たった5分で設置でき、通気性もいいのも特徴です。

ビビィテントの重さは1.1kgしかないので、寝袋とテントを合わせた重さより軽く、持ち運びがしやすくなります。ビビィテントとタープがあれば、寝袋とテントはいりません。タープを使うときにはぜひビビィテントとセットで使ってください。

アクアクエストのタープは高い防水性能と、ループの多さなどが魅力のタープです。ぜひアクアクエストのタープを使って、焚き火向きの張り方などアレンジしながら、タープ泊を楽しんでください。