アイアンテーブルおすすめ6選｜キャンプマニア・ニトリなど人気メーカーもご紹介

焚き火キャンプに便利なテーブルをお探しではありませんか？アイアンテーブルなら丈夫なつくりで火や熱にも強く、多用途に使えて便利です。しかし他のテーブルと何が違うのか、どんなアイアンテーブルを選べばいいのか疑問点はできるだけクリアにしたいところです。

アイアンテーブルの最大の特徴は直火に耐えられる点で、火を上手に活用したいキャンプシーンにおすすめです。ソロキャンプにも便利な小型タイプから、ファミリーで楽しめるタイプの商品まで幅広く揃っているので、さまざまなニーズに応えられます。

この記事ではアイアンテーブルの特徴に触れながら、選び方について解説します。またアイアンテーブルのおすすめメーカーの紹介やアイアンテーブルを自作する方法についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

アイアンメッシュテーブルは天板がメッシュ状(網状)になっているテーブルです。アウトドア向けに持ち運びやすいサイズ感になっており、直火調理ができるものは脚・天板と全ての材質が鉄で作られています。

頑丈で熱に強く、メッシュ状で重さも抑えられているため、キャンプギアとして人気の高いテーブルです。

脚が鉄製で天板が木材の大型のテーブルは、スタイリッシュな家具として人気があります。アウトドア向けの小型の商品にも天板だけ木材のものがあります。

インターネット上でアイアンテーブルを探すと、インテリア向きとアウトドア向きの商品が混在しているケースがある点は気をつけましょう。なお、本記事ではアウトドア向けの商品を取り扱います。

アイアンテーブルの中には、部分的に木材を使用したタイプの製品もあり、代表的なものに天板の半分がアイアンメッシュで半分が木材のハーフメッシュテーブルがあります。木材部分はメッシュによる凹凸がないため、どんな形状のものでも安定して置きやすいメリットがあります。

ただし部分的に木材を使用したアイアンテーブルは直火調理はできません。

まずはアイアンテーブルの活用シーンやメリットを以下に列挙します。鉄である利点を生かした用途以外にもさまざまな活用方法があり、便利なアイテムと言えます。

• 五徳として直火調理に使える
• 食事・作業・荷物置きなど多用途に活用可能
• 加熱したダッチオーブンやスキレットを置ける
• メッシュ部分を生かして水切りや乾燥棚として使える
• 多くは折りたたみ式で持ち運びやすい

アイアンテーブルには以下のようなデメリットもあります。火のそばで使う際には火傷しないよう手袋をしましょう。また直火調理で使った後はススがついているので、きれいにしないと荷物置きとしては活用しづらくなります。

• 熱を伝えやすいため火傷や地面へのダメージに配慮が必要
• 急激な温度変化は劣化を早める
• 直火調理をした場合のススの処理が面倒

熱に強いアウトドア向けテーブル全般は、耐熱テーブルや焚き火テーブルとも呼ばれるケースが多く、アイアンテーブル含めさまざまな商品が混在しています。

直火の可否の判断ポイントは素材で、木材は直火不可、また金属製でもステンレスやアルミ製も直火は基本的にNGで、調理台として活用できる程度の耐熱性と考えましょう。一部ステンレス製では直火可能なものもありますが、直火に関する記載のない製品は避けましょう。

ソロキャンプにおいては天板の長辺が50cm程度もあれば十分な広さと言えます。調理にこだわりたい人はより広い天板を求めるのも悪くありませんが、コンパクトに持ち運べるかどうかのバランスも考えましょう。

長辺50cm程度でもスキレットを複数置いたり、ダッチオーブンを置くのに余裕があります。

アイアンテーブルの中には長辺50～100cm程度の広めの天板をもつ製品もあります。複数人でシェアするのにちょうどいい広さで、テーブルを囲んで食事を楽しめます。

また、洗った食器を乾かすための棚・薪を置いておくログラック・作業テーブルなどの用途にも安定感のある広さで重宝しやすいサイズ感と言えます。

アイアンテーブルの中には、中央のスペースに焚き火台を置くのを想定した囲炉裏タイプの製品もあります。4人以上で焚き火(グリル)を囲う食事スタイルで、楽しい思い出づくりを演出します。

テーブルは組み立て式なのでコンパクトに持ち運びができるのも便利です。家族や友達とにぎやかにキャンプを楽しみたい人におすすめです。

アイアンテーブルの多くは、焚き火台と組み合わせて使えるようにロータイプの製品が主流です。ロータイプは高さ20～30cm程度でローチェアに座った際は、やや前かがみの姿勢になります。

楽な姿勢をとりたい人はハイタイプもおすすめですが必ずしも高いテーブルほどいいとは限りません。お手持ちのチェアの高さや作業姿勢などを考えて自分に適した高さは何cmなのかを把握しておくのが大切です。

アウトドアでは体力を使う場面が多いので、荷物はできるだけ軽量にしたいものです。特にキャンプサイトまで荷物を手に持ったり背負ったりして移動する場合は各ギアの重量を意識しましょう。

アイアンテーブルでは1人用で1～2kgが軽いタイプの製品と言えます。天板はメッシュになっている製品の方が軽い傾向にあります。

アイアンテーブル選びの際には、テーブルをどこまでコンパクトに収納できるのかについても必ずチェックしておきましょう。

通常キャンプ用のアイアンテーブルは脚を折りたたむ、または組み立て式の仕様になっています。中にはよりコンパクトに持ち運べるよう天板を2つに折りたためるタイプの製品もあります。

ソロキャンプ向けのアイアンテーブルの場合は、手に持ちやすいサイズ感のアイテムがほとんどですが、ファミリー向けでは折りたたんでも1m近いサイズの製品もあります。

キャンプサイトまで車で移動するのか、徒歩やバイクで移動するのかを踏まえた上で、持ち運びに無理のないサイズ感のアイアンテーブルを選ぶようにしましょう。

アイアンテーブルの耐荷重は5～20kg程度が一般的で、頑丈なものでは50kg以上の荷重にも耐えられるものもあります。天板にどれだけの重さの物を置くのかを考慮して適切な耐荷重の製品を選ぶようにしましょう。

中には人が座るベンチとしての使用を想定した製品もありますが、脚やジョイント部品の強度を保つために無茶な使い方はしないのが無難です。

アイアンテーブルの中には、熱によって歪みや変形が起こりやすい製品もあります。判断基準として鉄材の薄い製品の方が劣化しやすい傾向が高く、3,000円程度で購入できる安価な製品によく見られます。

キャンプを頻繁に楽しむなら、厚みのある鉄材を使ったアイアンテーブルの方が長く使えるのでおすすめです。

キャンプマニアは日本のアウトドアブランドで、キャンプシーンに活躍する便利なグッズを豊富に揃えています。塗装の剥げやザラザラ感など荒い作りの部分も見られますが、仕上がりの美しさよりも強度や手頃な価格を優先しているのが特徴的です。

アイアンテーブルはいずれもグリルスタンドとして直火調理可能なアイテムが揃っています。リーズナブルな価格でコンスタントに使えるアイテムを求める人におすすめです。

コールマンはアメリカのキャンプ用品メーカーで、日本でも高い知名度を誇ります。便利機能を搭載したアイテムが多く、使い勝手のいいキャンプギアを求める人におすすめです。

アイアンテーブルにおいても、天板の形状を切り替えられるアイテム・囲炉裏タイプのテーブル・焚き火テーブルなど種類が豊富です。

家具やインテリア用品を扱う大手のニトリでは、アウトドア関連グッズも充実しています。価格もリーズナブルでおしゃれなデザインの製品が多いので、カジュアルにキャンプを楽しみたい人におすすめです。

アイアンテーブルでは荷物置きにちょうどいいアウトドアラックや、軽量のアルミ耐熱テーブルがあります。

尾上製作所は園芸用品やレジャー用品を扱うメーカーですが、アウトドア用品では焚き火台・コンロ・燻製機など火を扱うアイテムの質が高く多くのキャンパーから支持されています。

アイアンテーブルにおいては、直火調理も可能なマルチスタンドや単体のローテーブルとしても使える囲炉裏タイプがあります。高い実用性をもちながら、シンプルなデザインで価格を抑えている点も魅力的です。

自作DIYにトライする前に自作する目的を明確にしましょう。アイアンテーブルの自作は材料や工具を揃える費用だけでアイアンテーブルが1台購入できてしまうケースもあるため、節約目的には不向きです。

また自分にとって使い勝手のいいテーブルを自作する目的の場合は、満足できる仕上がりのために技術を要します。基本的にはDIY自体を楽しむための自作と考えるのがちょうどいいスタンスと言えます。

鉄材を使うDIYでネックになるのが、鉄材の切断や接合です。パイプの切断程度であればホームセンターで切ってくれるケースもあるため、DIY初心者は選択肢に入れましょう。自分で切断する場合は電動工具のディスクグラインダーが手軽でおすすめです。

鉄材同士の接合について溶接は難易度が高いため、ボルト・ナット・固定金具を使って接合する方法が簡単です。木材と組み合わせる場合には番線で固定する方法もありますが、強度は過度に期待できません。

どんな材料を組み合わせて、どんな方法でアイアンテーブルを作るかイメージできない人は近くのホームセンターで材料や工具の下見をするのがおすすめです。

DIYに使えそうな便利な形状の金具が思いがけず見つかるケースもあり、アイデアが浮かびやすくなります。金属の切断・接合・穴あけなどに使える工具も併せて確認しておきましょう。

最も簡単な自作方法としては、農業資材を使う方法があります。ビニールハウス用のパイプとパイプ同士を固定する金具で溶接不要でアイアンテーブルの脚部分を組み立てられます。

一例として、適当な長さに切ったパイプを鳥居のような形に組みます。もう1つ同じ形に組んだ脚を用意したら、あとはその2つの脚に天板を通すように置いて簡易テーブルの完成です。脚部分と天板は固定されていないためガタつきはありますが、バラしやすく持ち運びやすいのは利点です。

アイアンテーブルがあれば、キャンプ時の焚き火の活用の幅が広がります。より凝った調理にトライしたり熱々の料理でにぎやかにテーブルを彩ったりと、アウトドアが楽しくなるアイテムなので、ぜひ取り入れてみてください。