パイプベッドおすすめ30選｜ニトリなど安いおすすめメーカーもご紹介

寝具は睡眠の質を左右するアイテムで、自分に合ったものを選ぶのが重要です。しかし、できるだけコストを抑えたい方も多いですよね。安く購入したい方や、これから新生活を始める一人暮らしの方は、パイプベッドがおすすめです。

パイプベッドは価格が安く、スチール製で丈夫です。ロフトタイプや収納棚付きなど、狭い部屋でもスペースを有効活用できる製品も充実しています。かわいいデザインのベッドも増えていて、インテリア性も高いです。

しかし、パイプベッドはさまざまな製品があるので、どれを選べばいいか悩みますよね。本記事では、パイプベッドの特徴・選び方・よくある質問を詳しく解説します。また、タイプ別におすすめ商品もご紹介します。

パイプベッドはスチール素材で作られています。「アイアンベッド」「スチールベッド」「メタルベッド」とも呼ばれていて、スタイリッシュでクールな雰囲気の部屋が好きな方に最適です。

• シンプルでスマートなデザインが多い

必要最低限のシンプルなデザインが多いですが、姫系・かわいい系デザインのベッドもあります。カラーはホワイト・ブラックの2色が一般的です。稀にブラウン・ピンク・アンティーク調のカラーもあります。

• さまざまなタイプがある

パイプベッドの使用者は一人暮らしの方が多く、ワンルームでも快適に過ごせるようなベッドが多いです。移動させたり折りたたんだりして使えるモデルなら、さまざまな使い方ができます。

• 価格が安い

デザイン・機能が必要最低限のシングルサイズなら、安い製品は5,000円程度で購入できます。新生活を始めるときはさまざまな家電・家具を購入する必要があるので、寝具にかかるコストを抑えたい方に最適です。

• 軽量で一人でも簡単に組み立てられる

一人用の製品が多いので、一人暮らしの方でも組み立てられます。手軽に移動もできるため、頻繁に模様替えをする方にもおすすめです。解体もしやすく、引っ越しで新居に運ぶときも安心です。

• 木製に比べるとカビにくい

スチールが使われているため湿気に強いです。メッシュタイプやすのこタイプなど通気性の高いベッドが多く、マットレスがカビるのも防げます。湿度の高い地域に住んでいる方でも安心です。

• 耐久性が高く傷つきにくい

スチールは頑丈で耐久性が高いです。また、木製よりも手入れが簡単で、汚れたら水拭きできます。長期間使用したい方におすすめです。

• 結合部が多く、揺れや軋みが発生しやすい

パイプベッドは木製に比べて結合部が多く、重量も軽いです。そのため、2人以上で寝ていると、人が動いたときに大きく揺れて目が覚める可能性があります。

• 大きなベッドはより揺れやすい

特に、ロフトタイプのような高さも大きさもあるベッドは揺れやすいので注意が必要です。どうしても揺れが気になる場合は、揺れ・軋み対策をしているベッドを選びましょう。

パイプベッドはもともと複数人で使用できるタイプではなく、揺れや軋みも発生しやすいため大きいサイズのモデルが少ないです。シングル・セミダブルの製品は充実していますが、ダブル以上のサイズはほとんど選択肢がありません。

【複数人で使用する場合】

• シングルベッドを2つ横並びで設置するのがおすすめ
• シングル2つを並べるとキングより大きくなる点は注意

パイプベッドの多くはシングルサイズです。シングルでは狭いと感じる方はセミダブルを選びましょう。ただし、軋みや揺れが大きくなる点は要注意です。ベッドの縦幅は195cmが一般的です。背の高い方やクッションをたくさん置きたい方は、縦幅が205～215cmのロングサイズを選びましょう。

【特徴】

• 高い通気性
• 価格が安い
• メッシュ部分が歪む
• 耐久性が低い
• 軋みや揺れが発生しやすい
• ラインナップが豊富

メッシュタイプは、通気性を重視したい方におすすめです。床板がメッシュ状になっているので、マットレスに湿気が溜まらずカビにくいです。夏でも涼しい寝心地で、季節を気にせずに気持ちよく眠れます。ただし、耐久性が低いので荒い使い方をしないようにしましょう。

【特徴】

• 軋みや揺れが発生しにくい
• 耐久性が高い
• 通気性が悪い
• 重い
• 品数が少ない

合板タイプは、軋みや揺れが気になる方におすすめです。床板部分が2枚程度の大きな板になっていて、面で重さを受け止めるため耐久性が高いです。敷布団や薄いマットレスでも気持ちよく眠れます。ただし、通気性が悪いので、定期的に換気しないとマットレスにカビが発生します。

【特徴】

• 通気性・耐久性に優れている
• 湿気がこもりにくい
• 季節を問わず使用可能
• 価格が高め
• きしむ音がしにくい

すのこタイプのパイプベッドは、通気性・耐久性に優れているので長期的に使用できます。また湿気がこもりにくいため、季節や部屋の環境に関係なく快適に眠れるのが魅力です。注意したい点は薄いマットレスだと、腰にすのこの角があたる場合があること。厚みのあるマットレスなら快適に過ごせます。

【特徴】

• 収納力が高い
• スペースを有効活用できる
• 空気の性質により、ベッド部分が温かい
• 階段タイプと梯子タイプがある
• 災害対策が必須

ロフトタイプは、部屋が狭い方やおしゃれさを重視する方におすすめです。ベッドの下は収納スペースにしたり机を置いて作業スペースにしたりと、さまざまな使い方ができます。ただし、高さがあるので耐震対策は欠かせません。地震が起きたときに倒れないように注意しましょう。

【耐荷重の目安】

• シングルサイズ：100kg程度
• ダブルサイズ：200kg程度

耐荷重を考えるときは、体重だけでなく寝具の重さも考慮する必要があります。季節によっても寝具の重さが変わるので、耐荷重は高めのモデルを選びましょう。

ただし、耐荷重の大きいベッドは頑丈な作りで、重量が重くなる点は注意してください。マットレスではなく敷布団を使う場合は、寝具が比較的軽いので耐荷重が小さめのパイプベッドでも安心です。

ベッド回りのスペースを有効活用したいなら、収納棚・ベッド下収納搭載のモデルがおすすめです。ロフトタイプほど存在感がないので、部屋の雰囲気を壊さず圧迫感もありません。時計やスマホなどを枕元に置きたい方は、宮付きのモデルを選びましょう。

スマホや加湿器などの電化製品をベッドで使いたい方は、コンセント付きがおすすめです。特に、ロフトタイプの場合は部屋のコンセントが遠くなるので、コンセント付きなら使い勝手がよく快適に過ごせます。

【ポイント】

• コンセントの数を確認
• コンセント同士の間隔をチェック
• 安価なベッドはコンセント同士の間隔が小さすぎるものがある

部屋を広く使いたい方は、折りたたみ可能なパイプベッドがおすすめです。使っていないときはコンパクトに折りたたんで収納したり、布団干しに使用したりできます。

キャスターが付いている製品なら移動も簡単です。来客時の簡易ベッドとしても使用できるので、知人がよく泊まりに来る方は常備しておくのもおすすめです。

デザインやインテリアにこだわりがある方にもパイプベッドはおすすめです。加工がしやすいパイプベッドには、さまざまなデザインのベッドがあります。たとえばシンプルが好きなら、スチールパーツを組み合わせたデザインがおすすめです。価格が安く「パイプベッドといえばコレ」と感じるデザインです。

ゆるやかなカーブを描いたプリンセススタイルのパイプベッドは、女性に人気があります。ガーリーな部屋やお姫様の部屋に憧れを持っている方は、天蓋付きのベッドを選んでみるのもいいですね。

木とスチールといった異素材を組み合わせたパイプベッドは、無機質で洗練されたイメージです。クールに感じるデザインながらも有機的な木材があたたかい雰囲気をだしています。お洒落な部屋にしたい方におすすめです。

さまざまな家電・家具を取り扱っているメーカーです。日本メーカーで品質が優れていて、海外でも活躍しています。どの製品も価格が安いので、コスパを重視する方におすすめです。

パイプベッドは、コンセント付きのモデルや高さ変更できるモデルなどラインナップが豊富です。床面が一般的なベッドより縦方向に大きいロングサイズもあります。

コスパの高い家電・家具を販売しているメーカーです。大手メーカーよりも安価に同等の機能の製品が購入できるため、価格を重視したい方におすすめです。

パイプベッドはシンプルなデザインで、どんな部屋でも違和感がありません。日本メーカーで日本の住宅環境に合っている製品が多く、使いにくさを感じないのも魅力です。

日本全国に店舗がある家具メーカーです。実物を確認しやすいので、実際の見た目や使い心地を確認したい方におすすめです。デザインもシンプルで、和風なデザインの製品も充実しています。

パイプベッドはハンガーシェルフ付きのモデルやソファベッドタイプなどがあります。狭いスペースを有効活用できるので、ワンルームのような収納が少ない部屋に最適です。

デメリットでも紹介したように、パイプベッドは揺れ・軋みが発生しやすいです。しかし、使い方を気を付ければ軋みを改善できます。

【軋みを改善する方法】

• ネジをしっかり閉める
• 結合部にパッキンを付ける
• 一人で寝る
• 脚にフェルトをつける

軋みは結合部に隙間ができることで生じるため、隙間ができないようにネジを閉めたりパッキンを付けたりするのがおすすめです。また、長期間使用して劣化したときも軋みが発生するので、定期的にお手入れ・メンテナンスして劣化を防ぐのも重要です。

パイプベッドではマットレスを使用するのが一般的ですが、布団も使用できます。布団はマットレスより通気性が高く、夏でも快適です。ただし、いくつか注意点があります。以下の注意点を踏まえた上で、マットレスと布団のどちらを使用するか決めましょう。

【注意点】

• 畳に敷布団を敷くより寝心地は硬い
• 体に傷みを感じる可能性がある
• 厚みのある敷布団を使う
• 硬い寝心地が嫌なら、敷布団の下に薄いマットレスを敷く

パイプベッドは木製ベッドとは一味違う、シンプルでクールなデザインが魅力です。組み立ても簡単で、機能が充実しているモデルもたくさんあり、一人暮らしでも使いやすいです。本記事を参考に、自分に合ったパイプベッドを見つけて、快適に過ごしましょう。