アトリックスのハンドクリームおすすめ11選｜口コミは？薬用との違いや人気の香りも

水仕事からパソコンやスマホの操作まで、手はいつも外気にさらされる状態で動いています。特に最近は、外出先で手指をアルコール消毒する機会が増えたこともあり、手荒れしやすくなったと感じている方もいるのではないでしょうか。

そんな手の皮膚を保護するには、ハンドクリームが有用です。しかし、一口にハンドクリームといっても、メーカーも種類も多種多様です。手荒れが気になる方ほど、「何を選んだらいいのか」「合わなくて、かえって肌が荒れたら困る」と、購入に慎重になることもあるでしょう。

そこでここでは、長年日常の手あれに向き合ってきた歴史がある、アトリックスのハンドクリームについて情報をまとめます。アトリックスのハンドクリームの特徴・ニベアとの違い・薬用などの種類・使用しやすい場面・人気の香り・口コミなど、ハンドクリーム選びの参考にしてください。

アトリックス（atrix）は、ドイツのバイヤスドルフ社と花王の合弁会社・ニベア花王のハンドケアブランドです。誰の手にも潤いのある肌をもたらしたいというビジョンのもと、ハンドクリーム・ハンドジェル・ミルクなどといった多様な製品を開発し、手に入れやすい値段で提供しています。

ニベア花王はアトリックスのほか、社名にもある「ニベア」クリームを販売しています。ニベアクリームが全身に使用できるクリームであるのに対し、アトリックスはあくまでもハンドクリームです。つまり手指のケアに特化したクリームであるところが大きな違いです。

それでは、アトリックスのハンドクリームは、実際に使った方にどのように評価されているのでしょうか。各種の通販サイトなどからコメントを拾ってみました。

しっとりした使用感などに評価する声・匂いの少なさ・べたつきのなさ・コスパなど、日常での使いやすさを評価する声が多数ありました。ハンドクリームは毎日使用するものなので、「使いやすい」のは重要なポイントです。

アトリックスのハンドクリームにはさまざまな種類の商品があり、それぞれケアの目的や場面に合わせて選べるようになっています。以下、商品それぞれの特徴を見ていきましょう。

角質層に届く保湿成分と、水分を保持する成分を配合した、医薬部外品のハンドクリームです。あたかも肌の上にベールをかぶせるように、手肌を乾燥や水仕事のダメージから保護し、肌を潤いのある状態に保ちます。すぐ肌になじむため、塗ってすぐに物を持っても大きな影響はありません。缶とチューブの2タイプがあり、好きな方を選べるのも利点です。

手肌のハリときめを整えることに主眼を置いた、美容液のようなハンドクリームです。

夜、寝る前に使用する前提の「ナイトスペリア」や、年齢を重ねた手肌のケアを想定した「ビューティーチャージプレミアム」など、バラエティがあります。香りのバリエーションも数種類あるので、好みのものを選べます。中でもピーチティーは人気の香りです。

がさがさとした肌に働きかけ、手肌の荒れや指先のヒビを防ぐことに注力した薬用ハンドクリームです。

シリーズには、水に強くハンドクリームの力が持続しやすい「エクストラクリーム」、指先のヒビ・あかぎれのケアに特化した「ポイント集中ケア」などがあります。手だけでなく、肌が固くなりがちなひじ・ひざ・かかとなどにも使用できます。

皮膚にうるおいを与え、やわらかくする働きがある尿素を高濃度に配合した、指定医薬部外品のハンドクリームです。固く乾燥した肌をしっとりとした肌に整えることで、手荒れをケアして健やかな状態に導きます。

メディケイティッドクリームと同様、ひじ・ひざ・かかとなど、手肌以外の固くガサつきやすい部分のケアに使用できます。

幅広いアトリックスのハンドクリームの中から、自分の手肌や使い方に合うものを選ぶには、どうすればいいでしょうか。以下、注目すべきポイントをまとめます。

前項でご紹介したように、アトリックスのハンドクリームにはさまざまなバリエーションがあり、それぞれ使用する場面や期待できるケアの内容が異なります。

たとえば日常的な手肌のケアをしたいなら、もっとも基本的なクリームともいえる「アトリックスハンドクリーム」がベターです。一方、荒れやすい手に悩んでいるのなら「メディケイティッド」のラインナップから選ぶのが得策です。自分自身が求めるものにあわせて、必要な商品を選ぶようにしましょう。

そのハンドクリームをどこで使うのかによって、使いやすい商品形態は異なります。アトリックスには次の2タイプがあります。自身の使い方に合うものを選択しましょう。

チューブタイプのハンドクリームはコンパクトなので、外出時の持ち歩きに向いています。スクリューキャップなので何かの拍子にふたが空いてしまうことはほぼなく、バッグの中のものを汚す心配もさほどありません。職場や出先でハンドクリームを使いたい方は、チューブタイプがおすすめです。

缶タイプは丸く平たい缶の中にクリームが入っているタイプで、ふたの開け閉めがしやすく、開けた面も広く、クリームがすくいやすいのが特徴です。チューブタイプよりも商品一点あたりの内容量も多めになっているので、自宅でのケアに使用するなら缶タイプがおすすめです。

ポンプタイプは、中身の出し過ぎやすくい過ぎにならず、常に適量を使えるのが利点です。押す以上の動作は不要で、中身が外気にさらされることもないので、衛生的に使用できるのも魅力です。アトリックスのシリーズのうち、ポンプタイプのものには「アトリックス　ハンドミルク」があります。

手肌にクリームなどを落としたとき、つけ心地や伸びなどが気になる方は多いでしょう。また、水仕事がある業務をこなしている方などは、クリームを塗り直すタイミングに困る場合もあります。好みや状況に合うものを選びましょう。

水仕事の多い方には、ぬれた手にも使えるハンドミルクや、水をはじくエクストラクリームがおすすめです。忙しい方には、すぐに伸びて、使用後はさらさらの感触になるハンドジェルが向いています。

基本的に露出しており、常に働いている手は、人の目にも自分の目にも入りやすい存在です。それだけに、手肌の荒れは気になりやすいものです。ぜひハンドクリームできちんとケアして、美しい手を守ってください。