あかしウイスキーのおすすめ12選｜シングルモルト・ホワイトオークなどの種類から選び方までご紹介

さまざまな産地で製造されているウイスキーですが、日本で製造されているウイスキーは世界的にも有名です。まだまだマイナーですが「あかし」は種類も豊富で上品な味わいが注目を集めて購入を検討する方が多いです。

あかしウイスキーには銘柄があり、銘柄ごとに味わいや価格が異なります。「まずい」と噂されている時もあり、どの銘柄を選んだら美味しく飲めるか悩んでしまいます。中には1000円前後で購入できるあかしウイスキーもあり、毎日の晩酌にぴったりです。

そこで今回は、あかしウイスキーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事の最後では、あかしウイスキーの美味しい飲み方についても解説しているので、ぜひご覧ください。

「あかし」は、兵庫県にある江井ヶ島酒造で製造されているウイスキーです。元々は焼酎や日本酒を製造している会社で、ウイスキーの熟成に使用する「カスク」に日本酒カスクを用いた一風変わったものも造っています。ウイスキー好きの方は、ぜひチェックしてください。

あかしウイスキーは「まずい」と辛口評価もよく目にします。もちろん「美味しい」と評価する方も多いです。ジャパニーズウイスキーに限らず、ウイスキーは賛否両論があるため、まずいと聞いても挑戦する価値があるお酒です。

あかしはキレのあるやや辛口な味で、さまざまな樽で熟成されているので、芳醇な香りを銘柄ごとに楽しめます。好みで銘柄を選んで、お気に入りの1本を見つけられるのもあかしの魅力です。

「あかしレッド」はあかしの中でもお馴染みの銘柄です。スーパーやコンビニでも販売され、リーズナブルな価格で購入できます。スコッチタイプのブレンディッドウイスキーで、イギリス産の麦芽を使用しています。ドライな飲み心地で、ハイボールで飲むのがおすすめです。

「地ウイスキーあかし」は、あかしレッドの上位版銘柄です。あかしレッド同様、スコッチタイプのブレンディッドウイスキーです。ラムレーズンやカカオの香りが楽しめる銘柄で、ぎゅっと濃縮された味わいを楽しめます。香りをじっくり楽しむためにロックで飲むのがおすすめです。

「ホワイトオークシングルモルトあかし」はバーボンとシェリー樽で熟成された銘柄です。年数の記載がなく「ノンエイジウイスキー」になります。甘さとスパイシーさなど樽の風味をダイレクトで楽しめます。低価格で本格的なシングルモルトを飲みたい方におすすめです。

ファーストフィル（新品の樽）で熟成されたウイスキーが「シングルモルトあかしバーボンバレル5年」です。バーボン樽のバニラの香りが豊かで、甘めの味わいを楽しみたい方に適しています。やや価格が高いものの、芳醇なバニラの香りが余韻までしっかり味わえます。

「あかしシングルモルト」は8年・10年・14年・15年の種類があります。それぞれ年数ごとに熟成に使う樽の種類も異なり、味わいが変わります。本記事では、年数ごとの樽の種類と味や香りの特徴もさらに詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてください。

「シングルモルトあかし3年」は日本酒・テキーラ・オロロソシェリーカスクの3種類があります。日本酒やテキーラは、通常のウイスキーとは一味違った風味を楽しめます。こちらもさらに詳しくカスクごとに味わいの特徴を述べているので、ぜひご覧ください。

贅沢なひと時を過ごしたい方やプレゼントとして贈れるあかしを探している方におすすめなのが「あかし5年（コニャックカスク）」です。コニャックを熟成する際に使用される樽を使用した銘柄で、香りと甘味の中に苦味も混じる、上品な味わいを楽しめる高級ウイスキーです。

「ホワイトオークあかし700スペシャルブレンド」は、英国産麦芽を100%使用したスコッチタイプです。モルトの華やかさとウイスキーの複雑で深い味わいを楽しめます。化粧箱入りのウイスキーで、自宅で飲むだけでなく、贈り物としてもおすすすめです。

「あかしシングルモルト8年」は、スパニッシュオークで8年以上熟成されたウイスキーです。青リンゴやカカオの香りに後からスパイシーさも感じられます。じっくりと香りを楽しめるロックやストレートで飲むのがおすすめです。着色もされておらず、ウイスキーそのものの色味を楽しめます。

「あかしシングルモルト10年」は、スパニッシュオークのブランデー樽で熟成されたウイスキーです。あかしの中でもアルコール度数が高く、しっかり酔いたい方に適しています。苦味と甘味がマッチした、複雑な味わいを楽しめます。こちらも無着色・ノンチルフィルターのウイスキーです。

「あかしシングルモルト14年」は、シェリー樽で12年半と白ワイン樽で1年半熟成させたウイスキーです。シェリー樽特有の甘みを持ちながらも、白ワインのようなフルーティーさも感じられます。時間をかけてゆっくりウイスキーを楽しみたい方におすすめです。

「あかしシングルモルト15年」は、スパニッシュオークのシェリー樽とジャパニーズオーク樽で、それぞれ12年半と2年半熟成したウイスキーです。シェリーの香りが強いウイスキーで、スモーキーさも感じられます。トロッとした飲み心地でスパイシーで深みのある味を楽しめます。

日本酒の樽で３年間熟成させたものを指します。日本酒ならではの甘みも感じられ、お米のような味わいを楽しめます。価格が高くややコストパフォーマンスが劣りますが、新しい味に挑戦したい方にぴったりです。日本酒が好きな方は、ぜひチェックしてください。

バーボン樽で熟成した原酒をテキーラ樽でさらに熟成させたウイスキーです。テキーラならではの鋭いキレのある味とウイスキーの深みのあるコクがマッチしており、飲み応え抜群です。レモンやライムの爽やかな味わいに、余韻としてテキーラの苦味を楽しめます。

コクのある味わいに仕上がるオロロソシェリー樽で3年間熟成したウイスキーです。ファーストフィルなので、存分に苦味や渋味が味わえます。飲みやすさよりも複雑な味を楽しめる、大人向けのウイスキーです。やや癖があるため、ウイスキーが苦手な方には不向きです。

あかしウイスキーの価格はシリーズによって異なります。気軽に毎日の晩酌用として購入するなら定番のあかしレッドがおすすめです。プレゼント用に購入する場合は、あかし5年（コニャックカスク）などのプレミアムなものを選んでください。また、限定品は価格が高めになります。

あかしウイスキーは、ハイボールやロックが美味しく飲めます。ロックで飲めば、徐々に氷が溶けてあかしの味の変化をじっくり楽しめます。また、ハイボールは爽やかな飲み心地で、ウイスキーがあまり得意でない方でも飲みやすいです。

香りの強さや辛さを存分に味わいたい方は、ストレートで飲むのもおすすめです。トワイスアップと呼ばれる、常温の水を加えて飲む方法も、甘みが感じられて美味しく飲めます。

今回は、ジャパニーズウイスキーの「あかし」の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。シリーズや熟成に使用された樽によって大きく味わいが異なります。ぜひ本記事を参考にしながら、晩酌を楽しめるあかしウイスキーを購入してください。