日本酒の黒龍おすすめ11選｜評価＆口コミも！純米大吟醸などの種類や味も解説

日本酒好きの間でも評価の高い、黒龍の日本酒を飲んだことはありますか？クセがなく普段日本酒を飲まない方にもなじみやすい、すっきりとした飲み口のお酒がそろっており有名です。今回はその黒龍の日本酒についてクローズアップします。

日本酒の原料といえばお米ですが、食用とは別に酒造好適米があります。黒龍の日本酒はすべて厳選した酒造好適米を使用して作られているので、高品質で飲みやすいです。ほかにも黒龍の日本酒の魅力はたくさんあります。

この記事では黒龍 二左衛門や石田屋などの人気銘柄、純米大吟醸など種類について口コミを交えながら解説します。また、味わいの特徴や福ボトルについて解説している記事も必見です。さらに、黒龍のおすすめ日本酒11選やおいしい飲み方、適切な値段での購入方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

黒龍の日本酒は、黒龍酒造で作られています。黒龍酒造は福井県吉田郡にある酒造会社で、1804年に初代石田屋二左衛門によって創業された老舗です。「自然と人との調和を目指し、豊かな生活文化を創造する」という企業理念のもと、原料を厳選し丁寧な日本酒を作り続けています。

代表銘柄は黒龍で、さまざまな種類を販売しています。黒龍酒造は原料と仕込みにこだわっているため、大量生産をしていません。なかには入手困難な銘柄もあるので、気になる方は特約店情報をチェックしてください。

黒龍の日本酒は、穏やかで繊細な味わいと上品なフルーティー香が特徴的です。黒龍酒造は高級酒に使われる酒米を精米歩合50%で製造しているため、米の雑味が取れて口当たりのいい味わいになります。

また、甘い味わいのもの、辛口好きの方に最適なものなどさまざまな商品を取り揃えているため、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。日本酒好きなマニアから初心者まで、幅広く人気を得ている理由はこれらの点にあります。

黒龍はボトルも特徴的です。2008年に従来品もすべてオリジナルボトルに詰め替えて販売しています。まるでワインボトルのようなフォルムの商品もあり、とても日本酒とは思えないようなスタイリッシュなデザインが若い世代にも人気です。

黒龍には定番の銘柄のほかにも限定銘柄があり、なかでも「石田屋」と「二左衛門」はマニアもうなる2大銘柄とされる高級品です。季節限定のうえに生産量が限られているので、日本酒の専門店でも入手困難となっている幻の銘柄です。

黒龍の日本酒を選ぶ前に、口コミが気になっている方もいますよね。ここでは、実際に黒龍の日本酒を購入した方の声を紹介していきます。ぜひ内容をチェックして、購入の参考にしてください。

いかがでしたか？プレゼント用に黒龍の日本酒を購入している方もいらっしゃいました。また日本酒好きの方も満足する味わいで、初心者の方にも飲みやすいという意見もあり、品質の高さがわかります。

黒龍シリーズのなかでも新鮮でエレガントな味わいなのが、黒龍 二左衛門です。こちらは初代蔵元である石田屋二左衛門から名前をとって、このように名づけられました。黒龍酒造が独特の方法で熟成した純米大吟醸で、うまみを存分に楽しめます。

酒造好適米の兵庫県東条産山田錦を使用して、作られています。限定品で毎年11月末ころに販売されています。数が限られているため、手に入りにくい1本です。手に入った場合はぜひ冷やして飲んでみてください。

黒龍 純米大吟醸は黒龍 二左衛門と同様に、酒造好適米の兵庫県東条産山田錦を使用して作られています。こちらはじっくりと低温発酵しているため、ふくらみのある豊かな風味を楽しめる1本です。

越前漆器入りのため、プレゼントやお祝いなど特別な日の日本酒として選ばれています。限定品なので手に入りにくい商品ですが、バランスのとれた上品な味わいは一度飲んだら忘れられません。5～10℃に冷やして飲むのがおすすめです。

黒龍 大吟醸は黒龍シリーズのなかでも比較的手に入りやすい商品です。値段もリーズナブルなので、普段使いにおすすめです。ふくよかな香りと喉ごしのよさが特徴です。さっぱりとした切れがあり、辛口の日本酒が好きな方にも好まれます。

刺身・鍋物などの和食と相性が抜群です。またクセがないので、カルパッチョ・チーズなどとも合わせることもできます。ぜひご自宅でさまざまな料理で試して、黒龍 大吟醸との組み合わせを楽しんでみてください。

黒龍 福ボトルは、書家である吉川 壽一氏揮毫の「福」の文字をあしらい特別な塗り箱に納めた祝酒です。やや甘めで、ふくよかに膨らむ吟醸香と爽やかな酸味による豊かな味わいが楽しめます。5～10℃に冷やして飲むのをおすすめします。

また、「福」の文字の成り立ちは、神に酒樽を供えて幸福を祈ったことが由来という説があるため、福ボトルはお祝いや大切な方への贈り物にぴったりです。

毎年12月に販売される人気の季節限定品が、黒龍 干支ボトルです。その名のとおり、ボトルに干支の文字が描かれています。新年を祝うにはぴったりの商品で、新年のご挨拶など贈り物としてもよく選ばれています。

純米大吟醸の生酒でフレッシュな口当たりが特徴です。やや辛口ですっきりとした風味なので、どんな料理にも合わせられます。気になる方は近所に特約店を探してみてください。ぜひ新年を黒龍 干支ボトルで祝いましょう。

甘口の日本酒が好きな方におすすめなのが、黒龍 貴醸酒です。貴醸酒とは水ではなく酒で仕込んで作られた日本酒のことを指します。黒龍 貴醸酒は黒龍 純吟で仕込まれ、酒造好適米の福井県産五百万石が使われた贅沢な1本です。

少しとろみがあるのが特徴で、甘い果物のような香りが感じられます。おすすめの飲み方はロックです。食中酒としてなら、味の濃い料理と一緒に味わうのがおすすめです。ほかにも食後酒としてゆっくり楽しむこともできます。

純米大吟醸は米・米麹・水のみで作られている日本酒のことです。醸造アルコールを添加していないため、すっきりと飲みやすく上品な味わいに仕上がっています。黒龍の日本酒のなかでは、黒龍 石田屋・黒龍 火いら寿などが純米大吟醸として有名です。

黒龍 石田屋はブルーのボトルが印象的で、ファンの多い銘柄です。低温で熟成されているため、まろやかな風味に仕上がっています。どちらも季節限定品なので、気になる方は販売月・特約店をチェックしてみてください。

大吟醸は米・米麹・水に醸造アルコールを添加して作られている日本酒です。黒龍酒造では黒龍 しずく・黒龍 つるかめ・黒龍 八十八号・などがこちらの大吟醸となっています。特に黒龍 しずくは人気銘柄のひとつです。

6月・9月・11月の限定販売品です。淡麗な味わいの日本酒で、辛口好きの方にもおすすめします。黒龍 つるかめは受注品です。つるとかめと書かれたボトルの2本セットで、豪華な塗箱入りです。お祝いの品として選ばれています。

純米吟醸は米・米麹・水で作られている日本酒です。米の精米歩合が60％以下と定められており、比較的リーズナブルな価格設定となっています。黒龍酒造では黒龍 純吟・黒龍 夏しぼりなどが純米吟醸です。

黒龍 純吟は通年販売品で比較的手に入りやすく、純米大吟醸などよりもリーズナブルなので普段使いにもおすすめです。福井県産五百万石を使用して作られており、米のうまみが感じられます。日本酒好きの方も満足できる1本です。

黒龍の日本酒には、季節限定品もたくさんあります。なかでも黒龍 春しぼり・黒龍 夏しぼり・黒龍 秋あがり・黒龍 純吟垂れ口は、それぞれの季節に販売されます。味わいはさまざまで、春夏秋冬の移り変わりを楽しめるシリーズです。

特におすすめなのは黒龍　秋あがりです。山田錦がもつふくよかな米のうま味がしっかりと感じられ、実りの秋にぴったりです。8月末から販売が予定されていますので、ぜひチェックしてみてください。

黒龍は生産量が少ないうえに値段が高い日本酒で、スーパーなど普通の市場には出回りません。アマゾンなどのECサイトで購入はできますが、定価の2倍以上もするような値段で取引されている銘柄もあります。特に限定品がその傾向にあり、ますます希少価値が上がっています。

しかし、黒龍の特約店であれば、定価あるいや同等の値段で入手できます。特約店は全国各地にありますが、以下にある黒龍酒造の公式サイトで確認できるのでチェックしてみましょう。

日本酒の飲み方は、ロック・冷や・ぬる燗・熱燗などさまざまなバリエーションがあります。季節・好み・シーンによって変えるのもいいのですが、それぞれ適した飲み方もあります。黒龍の日本酒を手に入れたら、まずは5～10℃の冷やで飲むのがおすすめです。

ロックだと温度が低すぎて香りを存分に楽しめません。逆に熱燗は、香りと味のバランスが悪くなってしまう場合もあります。銘柄ごとにも異なるため、黒龍酒造の公式サイト内にあるおすすめの飲み方を参照してください。

ここまで、黒龍の日本酒の選び方・おすすめの人気商品を紹介してきましたが、いかがでしたか。原料にもこだわった品質の高い黒龍の日本酒は、幅広い方に愛飲されています。ぜひ黒龍の日本酒を手に入れて、伝統の味を楽しんでください。