麦焼酎のおすすめ30選｜おいしい飲み方もご紹介！

麦焼酎はクセが少なくアルコール度数が高めでも飲みやすいのが特徴で、焼酎を初めて飲む人にもおすすめです。麦焼酎はその名の通り麦を原料にした蒸留酒で、食卓だけでなく居酒屋・バーなどでも多くの方から愛されています。

シンプルな味わいの中でも銘柄によって味や香りに違いがあり、価格もさまざまなため麦焼酎を選ぼうと思っても迷うことが多いです。麦の種類や蒸留方法で味や香りに違いがでるため、お気に入りの麦焼酎に出会うには、それぞれの違いを知っておく必要があります。

この記事では、麦焼酎の種類などの選び方・人気銘柄・おすすめ商品を紹介するので、麦焼酎をお探しの方は必見です。また、麦焼酎のおすすめの飲み方もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

焼酎甲類は連続式蒸留機を用いて蒸留を行っています。連続式蒸留は比較的新しい蒸留方法で、原料の風味を抑えつつ、効率的にアルコール度数が高い焼酎を作り出す方法です。手間がかからない分、大量生産に特化しています。

甲類焼酎の原材料はサトウキビから作られる蜜糖が主です。甲類焼酎の代表的なものは、宝焼酎（宝酒造）があげられます。滑らかですっきりと飲みやすいく焼酎の味は連続式蒸留ではよりクリアです。銘柄が多いです。

焼酎乙類は単式蒸留を用いて蒸留する方法です。単式蒸留は昔ながらの製法で、数回かけてアルコール度数を高めていくため、調整具合によって原料の風味や香りに違いがうまれます。

本格焼酎ともいわれ焼酎乙類は、二階堂麦 25度（二階堂酒造）が有名です。他にも、いいちこ 25度 （三和酒類）や田苑 ゴールド 25度（田苑酒造）など名だたる麦焼酎が多くあります。ロックや水割りで飲むと焼酎本来の味を楽しめるためおすすめです。

麦の品種は大きく分けて2つ、二条大麦と六条大麦に分けられます。麦の種類で焼酎の味が決まるので、重要なポイントです。二条大麦は雑味が少なくキレがあります。そのため、飲みやすくはじめて麦焼酎を飲む人におすすめです。麦焼酎のほとんどは二条大麦で作られます。

六条大麦は、深いコクと香ばしさが特徴です。麦茶の原料での使用が多く、焼酎としての使用はあまりありません。麦の香りが好きな方や焼酎好きで香りを楽しみたい方には六条大麦を使用した焼酎をプレゼントすると喜ばれます。

黒麹を使用した場合は、華やかな甘みと深いキレがうまれます。また、コクを持った味わいと表現することもあり、香りと味を楽しみたい方にはおすすめです。

味がしっかりとしているため、飲み方としてストレートで焼酎本来の味を楽しめます。まろやかに飲みたい場合は水割りやロックがおすすめです。麦焼酎以外では、泡盛に使用されます。

白麹を使用した麦焼酎は、黒麹のようなコクがありますが、飲みやすさが抜群です。スッキリとしていて、全体的にマイルドな味わいとなります。麦焼酎に適しているのは白麹ともいわれ、麦本来の香りもほんのりと楽しめるため、おすすめです。

はじめて麦焼酎を飲む方には、飲みやすさがあるため白麹を使用した麦焼酎を選びましょう。

黄麹は日本酒造りでよく用いられます。黄麹を使用した麦焼酎は、日本酒のような洗練された飲みやすさとフルーティーさを兼ね備えている焼酎です。麦が原料のため、フルーティーさの中にも麦の香りが楽しめるのは嬉しいポイントになります。

非常に飲みやすく、麦焼酎が苦手な人でも試してみる価値があるので、ぜひ飲んでみてください。

麦焼酎はお酒好きな方へのプレゼントとしても喜ばれます。普段飲んでいない銘柄でも、パッケージデザインに優れているものは見栄えもよくプレゼントに最適です。

また、同じ銘柄でもプレミアムなモデルを揃えているものもあります。プレミアムな銘柄は、その味わいも別格です。誕生日や父の日のプレゼントに麦焼酎はいかがでしょうか。

麦焼酎の選び方として、味わいで選ぶ方法があります。芋焼酎ほどのクセはありませんが、麦焼酎にも麦の香りがします。麦焼酎初心者には、黄麹を使用したフルーティーで飲みやすいものか、白麹を使用したスッキリとしたものがおすすめです。

一方で、麦焼酎好きにはより麦の香りが香ばしい個性のある麦焼酎がおすすめ。六条大麦を使用した銘柄や黒麹を使用した銘柄は、麦の香りが引き立っているため、麦焼酎の風味が好きな人にはぜひ飲んでもらいたい逸品です。

麦焼酎はスッキリとしていて飲みやすいものや、麦の味や香りを楽しむものまでラインナップが豊富にあります。代表的な銘柄は以下の通りです。

麦焼酎は壱岐が発祥ともいわれ、500年の伝統があります。麦焼酎は種類が豊富なので、パッケージやホームページで銘柄による特徴を確認しながら選ぶと、お気に入りの銘柄を見付けられるのでおすすめです。

麦焼酎は銘柄によってさまざまな味や香りがあります。その麦焼酎本来の味を楽しみたい場合はストレートがおすすめです。麦焼酎はすっきりとしていて甘味があるため、ストレートでも飲みやすいお酒になります。

はじめて飲む銘柄は、あえてストレートで飲むと麦や麹の種類、蒸留方法による味の違いなどを感じれるのでおすすめです。

ストレートはぬるくて少し飲みにくいと感じる方は、ロックがおすすめです。冷えたグラスに大きめの氷を入れて焼酎を注ぐだけで完成のため、簡単に作れて手間がかかりません。

グラスと氷が奏でる「カラン」といったメロディーは麦焼酎を楽しむと同時に癒しを与えてくれます。ロックは居酒屋やバーにおいても定番の飲み方です。

水割りにすると、麦焼酎を好みの濃さへ調整が可能です。ストレートやロックだと少し濃すぎるなと感じる方にはおすすめになります。

一般的には、6：4（焼酎6に対してお水4）ですが、氷を入れる場合は溶けて薄くなっていくため、7：3くらいに調整してもいいです。作る際は焼酎を先に注ぎ、後からお水を注ぎましょう。

お湯割りにすると、甘みや風味が蒸気にのって広がります。味も甘味が増すため、甘みや風味をより感じたい場合にはお湯割りがおすすめです。

作り方の目安は5：5（焼酎5：お水5）や6：4（焼酎6：お水4）になります。絶対的な決まりはなく、お好みの濃さに応じて調整が可能です。自分好みの味に仕上げれるのは嬉しいポイントになります。

ソーダ割といえばハイボールが人気ですが、焼酎のソーダ割りも根強い人気があります。ソーダによって爽やかさがプラスされ、非常に飲みやすくなるのも特徴です。

また、ソーダ割りは暑い時期におすすめです。夏の暑い時期にソーダ割りとの相性が抜群で、焼酎自体のクセもまろやかになるため、焼酎が苦手な人でも楽しめます。

ここまで麦焼酎の種類の違い、選び方などをご紹介しました。麦焼酎は種類が多く、迷う所がある反面、自由な選び方ができるのはおすすめのポイントです。この記事を参考にして、お気に入りの1本を見付けてください。