バドミントンラケットのグリップテープおすすめ20選！巻き方や交換の値段も

選手のプレーのよさを引き出すために、バドミントンラケットのグリップテープは欠かせません。もともと巻いてあるグリップテープとその上から巻くグリップテープの相性でも握り心地が変わったり、プレーに影響を及ぼしたりもします。

また初心者や上級者といった扱う方のレベルによっても使い心地は異なりますので、自分のレベルに合わせたグリップテープ選びはとても大切です。プレースタイルに合わせて選ぶと、より自分の力を引き出しやすくもなります。

今回はそんな奥深いバドミントンラケットに使用する、グリップテープのおすすめ商品と選び方を幅広くご紹介します。これからバドミントンを始めようとしている方や、グリップテープの交換時期を迎えている方も必見です。

バドミントンラケットのグリップテープは、タイプや素材などさまざまな観点から選べます。自分の体質やプレースタイルを加味して、どれが1番相性がいいかを知るのがまずは大切です。ぜひグリップテープ選びの参考にしてみてください。

まずは、グリップテープのタイプを知るのが大切です。どのようなタイプがあるのか、ピックアップしてご紹介します。

バドミントン初心者におすすめなのが、ウェットタイプのグリップテープです。ウェットタイプはその名の通りしっとりとしていて吸着力のある独特の握り心地で、フィット感を感じやすいタイプです。しっかりとグリップを握りたい方にもおすすめです。

手汗をかいてグリップから手を滑らせてしまいがちな方や、夏など暑い時期にもバドミントンをする方には、ドライタイプのグリップテープがおすすめです。その名の通りドライな状態を保ちやすく、吸水速乾性が兼ね備えられているものが多いです。

バドミントンを長時間練習をしたり試合で使用したりする方は、タオルタイプもおすすめです。タオルタイプはそのままタオル生地のようなふわっとした感触とフィット感が特徴で、従来のタオル同様汗などの水分をその都度吸います。

通気性やグリップ性を重視したい方には、多孔型のグリップテープがおすすめです。通気性がいいとグリップ自体がベタつきにくくなり、長時間プレーをしても快適性を保ちやすくなります。また同時にグリップ性も高められて一石二鳥のタイプです。

安いものが欲しい方には、凸凹タイプのグリップテープがおすすめです。凸凹タイプはフラットな表面のテープとは異なり、よりフィット感が向上しています。またこのタイプはほかのグリップテープよりも安いので、買いやすいのも嬉しいポイントです。

グリップテープの握り心地は、素材でも異なります。どのような素材があるのか、いくつかピックアップしてご紹介します。

ソフトタッチのグリップテープが欲しい方には、ポリウレタン製のものがおすすめです。やわらかい握り心地で快適性を重視した素材で、吸水性が兼ね備えられているものや、中には穴あきによる通気性や滑り止め機能も兼ね備えたものもあります。

吸水速乾性のあるグリップテープが欲しい方には、綿のものがおすすめです。綿素材はグリップテープだけでなく服などでもそうした機能性を発揮しやすく、手汗をかきやすい方にもおすすめの素材です。また中には綿に加えてポリウレタンなどと組み合わさったグリップテープもあります。

太いグリップを使用している方には、ファイバー素材のグリップテープがおすすめです。ファイバー素材は綿素材同様に吸水速乾性に優れており、握り心地やフィット感がいいのも特徴です。

グリップの厚みでも、バドミントンラケットの使い勝手は異なります。例えば細いグリップにテープを巻きつけた場合、持ち替えがしやすくフォアとバックの使いわけがしやすくなります。逆に太いグリップにテープを巻きつけた場合には、力強いショットを打ちやすくなります。

コスパにこだわる方には、ロールで買ったり100均での購入もおすすめです。特にロール自体は高くても同様の長さで使っていく場合を考えると、結果としてコスパが高くなりやすいのでロール買いはお得感があります。

個性を出したい方におすすめなのが、カラーやデザインへのこだわりです。グリップテープのものによっては、カラーバリエーションが豊富なものやデザイン性のあるものもありますので、ひと目見て自分のラケットだとわかるようにカスタマイズできます。

バドミントンラケットのグリップテープは、多くのブランドやメーカーから発売されています。その中でも今回は人気のあるブランドやメーカーをご紹介します。

ウェットタイプのグリップテープが欲しい方には、ヨネックスがおすすめです。ヨネックスのグリップテープは、快適な握り心地のものが多く、素材にポリウレタンが使われているものも多いためクッション性にも優れています。また長尺や厚手のものや凸凹タイプのものがあったりと、さまざまな種類があるのも特徴です。

プロ愛用のものが欲しい方には、ウィルソンのグリップテープがおすすめです。ウィルソンのグリップテープはテニスの錦織圭選手も使用しており、錦織圭選手が愛用しているものは最高クラスのウェットタイプです。それと同じものがAmazonなどでも購入できます。

耐久性の高いグリップテープが欲しい方には、ボウブランドのものがおすすめです。中にはプロ仕様のものもあり、耐摩耗性にも優れているので1度巻くと長持ちするのが特徴です。フィット感もあるので実際に使用してる方の声には握り心地がいいと好評です。

ロングタイプのグリップテープが欲しい方には、ゴーセンがおすすめです。ロングクリップに対応しているのも嬉しいポイントですが、UV対策がおこなわれているのも特徴です。UV対策をしていないグリップは紫外線を浴びると弱くなりがちですが、ゴーセンモデルは強さを保ちやすくなっています。

バドミントンのグリップテープは、定期的に交換する必要があります。以下ではそのグリップテープの巻き方について解説しますので、参考にしてみてください。

1. グリップテープのフィルムと裏側の両面テープを剥がす。
2. グリップの先端に剥がした両面テープ側を沿わせるように丁寧に貼る。
3. そこから巻き付けるようにしてシワにならないよう少し伸ばすような感じでテープを貼っていく。その際に細いグリップが好みの方は3分の1程度重ね、太いグリップが好みの方は3分の2程度重ねながら巻いていく。
4. グリップテープを上まで巻いたら、ハサミで切ってできあがり。

グリップ交換の際の値段は、店舗にもよりますがオーバーグリップタイプであればワンコイン内ですむ場合もあります。リプレイスメントグリップは、それ以上するときもありますが、基本は無料である場合が多いです。

もし巻き方を詳しく聞いたりバドミントンに関するそのほかの質問をしたりしたい際には、店舗が忙しくないタイミングを見計らっていくとさまざまな話を聞ける場合もあります。

テニスラケットとバドミントンラケットのグリップテープの違いは、その太さにあります。テニスラケットのグリップテープは太く、バドミントンラケットのグリップテープは細いです。

ただし、巻く際には自分の使いやすいほうを使えます。手が大きな選手や滑りにくいもの・握り心地のよさを求める方は、あえてテニス用のグリップテープを使用するのもおすすめです。

バドミントンラケットのグリップテープは、選ぶものによって自分のプレーのよさやスタイルを最大限引き出せる場合もあります。ですので、あえてさまざまなものを試して自分と相性のいいグリップテープを見つけてみてください。