ヨネックスのバドミントンラケット20選｜アストロクスなど【性能比較も】

ヨネックスのバドミントンラケットは、桃田選手を中心に世界の名だたる選手たちが愛用しています。そんなヨネックスのバドミントンラケットは、アイソメトリックと呼ばれるヨネックスならではの四角いフレームの形を採用しています。

このアイソメトリックは縦と横のストリングの長さバランスを同じにして、円形フレームモデルよりもスウィートエリアを広く使えるようにしています。テニスから始まり1992年には世界初の試みとしてバドミントンにも採用されました。

今回はそんなヨネックスのバドミントンラケットの選び方を、さまざまな観点から幅広くご紹介します。さらに、初心者にもおすすめなモデルやアストロクスパワーソアーも含むヨネックスのラケットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。バドミントンを今から始めようとしている方や、ラケットを買い替えようとしている方も必見です。

正確なショットを打ちたい方には、ナノフレアシリーズがおすすめです。ナノフレアは軽く感じるモデルが多く、シャフトも柔らかめのものが多いので打ちやすいのが特徴です。お子様をはじめ、初心者や女性にやさしいシリーズです。

振り抜きのよさを求める方には、アストロクスシリーズがおすすめです。アストロクスは桃田選手や女子ダブルスの福島選手・廣田選手が東京オリンピックで使用したシリーズでもあります。レベルとしては中級者から上級者に向けです。シリーズを通して振り抜きのよさは抜群です。

特に、最近発売されたアストロクス77PROは、従来のアストロクス77が生み出す力強いショットに加え、シャフトに柔らかい素材を使用し、コントロールを可能にする新たな設計で作り出されました。スマッシュが得意な方、攻めのプレーをする方にはこのアストロクス77PROがおすすめです。

デュオラはフォア側とバック側でそれぞれ機能性が異なります。フォア側は力を伝えやすい形状になっており、攻撃力を兼ね備えた面です。一方でバック側は高いコントロール性を兼ね備えているため、はやく正確なショットを打ちやすいです。

アークセイバーシリーズは、攻めも守りにも適した万能なタイプの商品です。2022年からはアークセイバーproシリーズも発売されており、大変人気シリーズとなっています。

最近発売された新商品の「アークセイバー11pro」と「アークセイバーpro7」は、シャフトにねじりによって生み出される力強い飛びに加え、正確なコントロール力の性能をアップさせた点で大変人気です。

ヘッドライトタイプの特徴はその名の通りヘッド部分が軽く、重さがグリップ寄りのモデルです。比較的誰でも扱いやすく、シングルスではもちろんダブルスの際にも素早く反応できます。ラケットの余計な重さを感じないためコントロールもしやすく、初心者にもおすすめのタイプです。

ヘッドヘビータイプは先程のヘッドライトタイプとは真逆で、重さがヘッドの先端の方に集中しており重さを感じやすいタイプです。そこから繰り出される攻撃はパワープレーのような力強いショットが多く、特にスマッシュの際には強烈な一撃を放てます。

イーブンタイプは先程の2つと異なり重心がどちらにも偏っていないため、安定したショットを打ちやすくなるバドミントンラケットです。パワーはそれほど出ませんが、そのぶんコントロール性が高いので、より高度なテクニックを必要とするショットを放ちたい方におすすめです。

競技用としても採用されているカーボン製のバドミントンラケットは、ほかのモデルよりもラケット本体が軽く、握力に自信がない方や腕が疲れやすい方でも扱いやすいのが特徴です。反発性など機能性も高く打ちやすいので、初心者にもおすすめです。

チタンを配合するとラケットの面が安定しやすく、コントロールしやすくなります。そのためより正確なショットを狙った場所に打ちやすくなり、自分の描いた場所に狙ったショットを打てる特徴があります。攻撃重視のプレースタイルを貫きたい方におすすめです。ただし、チタンが高価な素材のため値段も高いものが多いです。

小さなお子様は、ラケットを振り回して地面などにぶつけてしまいがちです。そうした際にもアルミ製のバドミントンラケットであれば傷つきにくく壊れにくいので、頻繁に買い換える必要がないのも嬉しいポイントです。またアルミ製のラケットは安いものが多いのも特徴です。

一般的なサイズが欲しい方には、グリップサイズがG5またはG6のものがおすすめです。中学生や高校生をはじめ、大人はこのサイズを選ぶのがおすすめです。このグリップサイズは、数値が大きくなればなるほどグリップが細くなります。

バドミントン初心者やキッズなど手が小さい方には、G7のグリップのバドミントンラケットがおすすめです。女子高校生など女性もこのサイズのグリップサイズがおすすめで、小さな手で握ってもしっかりと力が伝わりやすいサイズ感になっています。

手が大きい方や高校生男子は、このG4のグリップのバドミントンラケットがおすすめです。高校生男子は手の大きさにもよりますが、自分の手が大きいと思う方はスポーツ店で実際にラケットを握ってみて、握り心地やサイズを確かめてみるのがポイントです。

ラケットの重量もまた、試合を左右する重要なポイントです。ラケットの重さが重くなればなるほど、放つ一撃が重くなりパワープレーにもつながりますが、そのぶん手首や腕への負荷は増えがちです。わずかな重さでもショットの質が変わるため、自分に合った重さを選ぶのがポイントです。

子供や初心者には重量の軽い5Uがおすすめです。重量としては約75〜80gで、手首に負担がかからずプレーをしていても疲れにくいメリットがあります。

中学生や力が弱い女性には4Uがおすすめです。5Uよりも10g程度重くなり、より力強いパワフルなプレーが可能です。スピードとパワーの程いいバランスが魅力な商品だといえます。

高校生・男性におすすめなのは一般的な重量の3Uのラケットです。重量がある分4Uのラケットに比べてコントロール力が必要になりますが、より強力なスマッシュが打てるようになります。

筋力に自信のある方は2Uもおすすめですが、やはり重量が重くなる分コントロール力を磨く必要があります。アタック力のある力強いプレーをする方に適したラケットですが、このラケットを使用する際は、筋力も同時につけるようにしましょう。

ガットの張り具合で、打てるショットや球筋にも変化が生まれます。どのようなポイントがあるのかご紹介します。ぜひ参考にしてください。

緩めのガットは、初心者やお子様にぴったりです。緩めはだいたい16～18ポンド程度のものを指し、軽い力でもシャトルの飛距離が伸びやすいのが特徴です。そのため、握力に自信がない方でも比較的遠くへ飛ばしやすくなります。

中級者や上級者には、ガットのテンションをきつめにしたバドミントンラケットがおすすめです。テンションをきつめにすると攻撃力が上がりパワープレーにもつながりやすく、強烈なスマッシュなどを放ちやすくなります。

シャフトはやわらかいと打ちやすい傾向にあります。そのため、さまざまな技などを習得するためにも初心者や中級者の場合にはやわらかいシャフトのものがおすすめです。またシャフトがやわらかいと軽い力でも飛距離が伸ばしやすく打ちやすいのも特徴です。

ヨネックスのものを含め、バドミントンラケットは消耗品ですので交換時期を見極めるのも大切です。中級者の場合で交換時期は、1年に1度を目安にするのがおすすめです。ただし初心者や上級者も含め、使用頻度によってそれ以前の交換が必要な場合もあります。

ガットなどを貼り直してプレーしていても、あからさまにプレーの質やショットのキレが落ちてきた場合や、目に見えてバドミントンラケットに致命的な外傷が見られる場合には、早めの交換がおすすめです。

ヨネックスのバドミントン関連商品のいち押しとして、バドミントンウェアも挙げられます。ヨネックスのウェアはデザインの幅が広いうえに、ウェア内を-3℃にするベリークール機能や、その逆に＋3℃にするヒートカプセル機能などヨネックス独自の機能性にもこだわっています。

また、色やデザインなどを自由で決められるオリジナルウェアもオーダーできますので、チームで検討してみるのもおすすめです。

質のいいバドミントンラケットを求めている方は、さまざまなメーカーのものをチェックしてみましょう。ひとつのメーカーの中から無理に探すよりも、複数メーカーの製品を比較したほうが自分に合ったものが見つかりやすいです。下記の記事でより詳しく調べられます。

ヨネックスのバドミントンラケットは、独自に選手のプレーをサポートするような構造設計になっています。ヨネックスの技術をも力に変えて、自分に合ったラケットでバドミントンスキルを向上させましょう。