人気のブランドオフィスチェアおすすめ18選！日本から海外まで

オフィスチェアの購入を検討している方にはブランド製の商品がおすすめです。テレワークの普及に伴い、オフィスチェアの需要が増加傾向にあります。格安品も存在するものの、無名メーカー製の商品には不安が付きものですよね。

仮に初心者でも、品質・実績を備えたブランドを選べば良質な商品に出会える可能性は十分。さらにブランドごとの特徴・商品ラインナップを把握しておけば、好みのオフィスチェアを見つけられること請け合いです。

そこで本記事では、オフィスチェアの選び方・おすすめブランド・おすすめ商品18選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

ハーマンミラーは世界初のメッシュチェアとしても名高い、アーロンチェアを開発した有名メーカーです。現在はリニューアルモデルであるアーロンチェアリマスターを展開中で、エグゼクティブ層を中心に絶大な人気を誇ります。

12年もの長期保証を行っているのも大きな特徴の1つ。一生もののブランドオフィスチェアを手に入れたい方にぴったりです。

オカムラは日本製高級オフィスチェアの中でも最高級の製品を提供するブランドです。横浜を拠点としており、産業機械や医療機器なども取り扱う優れた技術力を誇ります。

主にオフィス向けのデスクチェアを得意としており、中でもコンテッサシリーズは高度な機能性とデザイン性で有名。グッドデザイン賞を獲得したこともある実力派メーカーです。

ノート・ファイルなどの文具で知られるコクヨは、オフィスチェアチェアのバリエーションも豊富です。多数のラインナップを展開しており、10万円前後するものも珍しくありません。

ロッキング機能・前傾チルト機能など、他メーカーがあまりカバーしていない高度な機能を持った製品が多いのも特徴の1つ。近年では座ったままで運動不足解消が期待できるイングシリーズで話題を集めています。

㈱関家具の高級椅子ブランド、エルゴヒューマンは人間工学に基づく高機能オフィスチェアをコンセプトに誕生しました。長時間のデスクワークに堪えられる製品設計が魅力で、エルゴノミクス椅子の第一人者というべき存在です。

ランバーサポート・背もたれ・ヘッドレストが独立しており、体格に合わせて背もたれ・ヘッドレストの高さ・角度を調節できる点もユニークです。

イトーキはチェアメーカーの中でもリーズナブルなラインナップを展開している、高コスパのブランドです。近年では女性の体型・姿勢を想定して開発された人間工学椅子「カシコチェア」により注目を集めています。

また主力商品のメッシュチェア「サリダ」は、スタイリッシュな網目の施し方が特徴の人気シリーズ。オフィス・自宅のどちらにも投入できる優れものです。

1940年に愛知県刈谷市で創業したカリモクは、「カリモク60」のブランド名で有名なメーカーです。1962年に代表作であるKチェアをリリースし、約60年以上もの長期にわたりロングセラーを更新しています。

木製椅子がメインのためオフィスチェアのラインナップは多くありませんが、本革を採用したエグゼクティブチェアの品質・存在感は圧倒的です。

「お値段以上」のキャッチコピーで人気のニトリは、シンプルでおしゃれな生活用品を得意とするメーカーです。自社ブランド品のみながら圧倒的なラインナップを誇り、人間工学椅子の品揃えも豊富です。

ラインナップの中では人体工学「DUOREST理論」に基づき開発されたデュオレシリーズが人気。低価格ながらPUレザーを採用しているほか、5年間の長期保証が付くのも高ポイントです。

おすすめブランドとしてピックアップした7社の概要を一覧形式でまとめると下表の通りです。オフィスチェア購入前の参考にお役立てください。

1～2万円の価格帯は予算を優先する方に適しています。事務用回転椅子が大半で多くの機能は望めませんが、ブランド製のオフィスチェアも購入可能です。1～2万円でハイバック・リクライニング機能付きのタイプが欲しい場合は、ゲーミングチェアを選びましょう。

2～4万円台のオフィスチェアは、アームレスト・ヘッドレスト・リクライニング機能といったオプションが充実したものが中心です。品質と価格のバランスが取れておりコスパがいいため、オフィス用・自宅用ともにおすすめ。メーカーごとにデザインや機能で独自性を打ち出してくるのもこの価格帯からです。

5～10万円のオフィスチェアはリクライニング機能・エルゴノミクス性能などを備えた高機能タイプが中心です。長時間の着座に堪えられるため、快適性を求める方に適しています。

なお一般従業員用としては高価なため、企業オフィス用に導入されることは多くありません。テレワーク従事者のように自宅で作業する方におすすめです。

10万円以上のオフィスチェアはエグゼクティブチェアが中心で、いわゆる社長椅子のような高級品が該当します。優れたエルゴノミクス性能に加えて素材の品質・クッション性・デザイン性なども一級です。

非常に高額なため企業エグゼクティブ層・富裕層などが主な対象ですが、価格よりも性能・機能を優先する方にはテレワーク用にもおすすめです。

エルゴノミクスチェアは、人体の働きを工学的な見地から分析する「人間工学（エルゴノミクス）」を採り入れたチェア。学術的な理論に基づいているためデザインが合理的で、着座に伴う疲労・負担が少ないのが大きな特徴です。

上体を起こすよう促すため猫背になりにくく、腰痛予防にも効果的。無理なく正しい姿勢を保てるため、長時間着座しても疲れにくい点でおすすめです。

事務用回転椅子はオフィスチェアのベーシックなスタイルです。アームレスト・ヘッドレスト・リクライニングといったパーツ・機能を付けずにコストカットを図る場合が多く、相応に1脚当たりの価格はリーズナブル。

背もたれもローバックのタイプが多く、コンパクトで取り回しに優れています。新規開業・オフィス開設といった機会に合わせて安いオフィスチェアを大量導入する際には大変おすすめです。

エグゼクティブタイプは、いわゆる「社長椅子」のような経営者層向けの高級椅子を指します。背もたれはハイバック・エクストラハイバックがスタンダードで、インテリアとしての見栄えも抜群です。

総じて価格は高額ですが、最高級の素材を投入するため手触り・クッション性・耐久性なども廉価品とは大きく異なります。有名メーカー品では10年以上の長期保証を付けている場合もあり、一生ものと言える製品が少なくありません。

ゲーミングチェアは長時間のゲームプレイを想定して設計されたタイプです。アームレストの可動性・座面の昇降機能といったパーツ各所のカスタム性が高く、安価な製品でもヘッドレスト・ランバーサポート・フットレストといったオプション用パーツが充実しています。

ちなみに最近はテレワーク用として自宅に導入したり、企業オフィスに導入したりといった動きも盛んです。

ローバックとは背もたれを低く設計したタイプを指します。高さを抑えることで全体のサイズがコンパクトに収まるため、設置の際に場所を取らず、空間における圧迫感も少ないのが特徴です。

また、ハイバック・エクストラハイバックと比べて価格が安い点もメリットの1つ。事務用回転椅子と相性がいいため、まとめ買いで一度に複数点を配置する場合に適しています。

ハイバックは背もたれを高く設計し、肩甲骨の上までをサポートするタイプです。背中を広くカバーできてゆったり座れるため、大柄な方に適しています。長時間の作業でも疲れにくいほか、リクライニング機能を有効に活かせるため腰痛持ちの方にもおすすめです。

またハイバックの椅子は高級感があり、デザイン・インテリアの面でも見栄えが良くおしゃれ。空間に余裕がある環境にはぴったりです。

エクストラハイバックはハイバックよりもさらに背もたれが高く、首までしっかり支えるよう設計されたタイプです。多くの場合はヘッドレストが付いており、着座時・リクライニング時ともに3タイプで一番快適に過ごせます。

造りが豪華なためサイズがかさばるほか、相応に高額なのがデメリット。いわゆる社長椅子に多く採用されています。

ファブリックは耐久性が高く経年劣化に強いため、長期利用にぴったりです。通気性もメッシュ素材には及ばないものの、レザーと比べると良好。また価格も安いためランニングコストに優れています。

デメリットとしては、他の素材と比べて汚れが目立ちやすくホコリも付きやすいため、こまめな手入れが必要。特に液体が付いた場合は、素早くケアしないとシミになってしまいます。

メッシュは生地を薄く設計するとともに、通気用の穴も作るタイプです。空気を循環させて熱を逃がすため、通気性に優れており蒸れにくく快適に使えます。一方、熱が逃げる分冬場に寒さを感じやすい点がデメリットです。

生地の厚みを抑えて穴も作る分、投入する原材料の分量は少なめ。そのためレザー・ファブリックと比べて重量は小さい一方、相応に強度・耐久性も低くなりがちです。

レザーの魅力は所有欲を刺激する高級感と満足感です。実用性・インテリア性を兼ね備え、おしゃれで贅沢な気分を味わえるため日々のモチベーションにつながります。また撥水性が高いため汚れが付いても落としやすく、手入れしやすいのも利点です。

デメリットとしては温度の影響を受けやすいほか、通気性が悪く蒸れやすい点が挙げられます。また、安価なPUレザーは経年劣化しやすい点にも要注意です。

リクライニング機能は飛行機・新幹線のシートに備わった後方リクライニングと同じ機能です。長時間のデスクワークにはこまめな休憩が大切。リクライニング機能があれば、シートを倒して一息つくのに役立ちます。

座椅子の場合は一旦シートを前方に倒してロック解除する行程を挟むものがある一方、オフィスチェアでは全てレバーで操作できる仕様が一般的です。

ロッキング機能とは昔ながらのロッキングチェアのように、椅子の重心を移動させて前後に揺らしながら寛げる機能です。ロッキング機能は作業よりもリラックスする目的に適しており、チェアを揺らしながら音楽を聴いたり、読書したりするのにぴったりです。

ランバーサポートは背もたれに取り付けて骨盤や背骨を矯正し、疲れない姿勢で座れるようサポートするパーツです。ランバーサポートがあれば、長時間のデスクワークに伴う負担を軽減するのに役立ちます。

製品によってはランバーサポートが予め取り付けられている場合もありますが、特に取り外し可能なタイプだと位置調整しやすいためおすすめです。

ヘッドレスト・フットレストは長時間の着座時に効果を発揮するパーツです。ヘッドレストは頭と首を支えるクッションで、リクライニングの角度に関係なく使えるメリットがあります。

フットレストはいわゆる足置きで、オットマンとも呼ばれます。標準装備している場合は座面のシート下に格納されていますが、別売りの場合もあるため、製品の購入前に確認するようにしましょう。

オフィスチェアには座面・ヘッドレストの高さ調節に対応したものがあります。ほとんどのオフィスチェアはオーダーメイドではないため、利用者の身長や体格にジャストフィットしない場合もしばしばです。

そこで役立つのが座面・ヘッドレストの高さ調節機能。高さ調節機能によって個人差によるサイズ感の問題を改善できるだけでなく、姿勢の悪化を防ぐ効果も得られます。

前傾チルトとは、座面を前方に傾けでも態勢が崩れず、快適な姿勢を保てる機能です。着座したまま身を乗り出せるため、執筆・絵描きなどの作業に役立ちます。注意点としては仕組みが複雑なため、コストがかさみがち。そのため価格の安い椅子にはほとんど採用されていません。

疲れにくさ・予算を重視する方にはゲーミングチェアもおすすめです。低価格でもランバーサポート・アームレストといったサポートパーツが充実しており、長時間の着座にも堪えられるものが少なくありません。

特に自宅用で他者の目を気にする必要がない場合には、フットレスト・ヘッドレスト・リクライニング機能をフルに使える利点も。最近ではエルゴノミクスタイプも登場しているため、ぜひチェックしてみましょう。

ブランドオフィスチェアの魅力は、品質の安心感です。メーカーHP・仕様情報などの情報がオープンになっており、機能や特徴を把握しやすいメリットもあります。本記事を参考に、ぜひブランドオフィスチェアを自宅で活用してください。