一ノ蔵ってどんなお酒？一ノ蔵おすすめの日本酒10選もご紹介

すっきりと飲みやすく、日本酒ならではの奥深い味わいが楽しめる一ノ蔵。伝統的な製法で醸造され、バリエーション豊かな味わいを楽しめるのが一ノ蔵の魅力です。深く上品な後味で、日本酒好きの人から初心者まで高い評価を得ています。

「日本酒は苦手…」「度数が高くて飲めない」そんな人にも一ノ蔵はおすすめです。一ノ蔵はさっぱりとした味わいで日本酒が苦手な人も楽しめるのに加えて、アルコール度数を抑えた商品もあります。しかし、一ノ蔵は銘柄が多いのでどれを選べばいいか分からない人も多いことでしょう。

そこで今回は一ノ蔵の選び方についてご紹介します。併せておすすめの一ノ蔵や美味しい飲み方もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

一ノ蔵は宮城県の名蔵元です。昭和48年に浅見商店・勝来酒造・櫻井酒造店・松本酒造店が合併して現在の一ノ蔵になりました。受け継がれてきた手作りの仕込みや伝統技術とハイテクを組み合わせ、高品質な日本酒作りをしています。

雑味がなく、日本酒の上品な旨味が味わえる一ノ蔵。伝統的な清酒に加えて、スパークリングタイプや低アルコール酒などさまざまな日本酒を取り扱っているのも一ノ蔵の特徴です。甘口から辛口まで味わいのバリエーションが豊富なのも一ノ蔵の魅力で、自分で楽しむだけでなくプレゼントにも最適です。

さっぱりとした日本酒が好きな人におすすめなのが辛口タイプです。辛口は甘さが控え目で、スッキリとした味わいが特徴です。辛口の日本酒は甘口よりも糖分が少なく、甘さが抑えられたキリリとした味わいが楽しめます。

一ノ蔵は辛口の銘柄が揃っており、人気の大吟醸も辛口で奥深い味わいが楽しめます。大吟醸に加えて、「特別純米酒 辛口」や「特別純米酒 超辛口」・「特別純米 樽酒」もおすすめです。

飲みやすい日本酒が好きなら甘口がおすすめです。甘口の日本酒は雑味や辛みが少なく、まろやかな甘さが味わえるのが魅力です。甘口は味に角がなく飲みやすいので、日本酒初心者や女性に特におすすめ。

一ノ蔵のおすすめの甘口は「無鑑査本醸造」「特別純米酒」です。一ノ蔵は甘口でもスッキリと飲みやすいので、甘ったるさが苦手な人でも楽しめるのが魅力です。

一ノ蔵の繊細な味わいを楽しみたいなら、癖がないやわらかな味わいのものを選ぶのも1つです。甘さや辛さに加えて、やわらかさも日本酒の味わいの重要な要素となります。特に味覚が繊細な人にはやわらかな味わいのものがおすすめです。

やわらかな味わいを楽しむなら「山廃仕込み 純米大吟醸」「純米大吟醸 吟のいろは」「無鑑査本醸造 甘口」が特におすすめです。

洋食が好きな人には、スパークリングタイプの日本酒もおすすめです。ビールやシャンパン感覚で楽しめるスパークリングタイプ。シュワっと爽やかな喉ごしで、和・洋を問わずに料理に合わせやすいのが魅力です。

微炭酸の爽やかな味わいを楽しむなら、「一ノ蔵 スパークリング純米酒」や「発泡清酒 すず音」がおすすめです。

日本酒やお酒そのものが苦手な人におすすめなのが低アルコール酒です。大人数の飲み会やパーティーでも、低アルコールタイプを用意しておくと重宝します。

低アルコールの一ノ蔵を味わうなら「一ノ蔵 ひめぜん」と「発泡清酒 すず音」がおすすめです。アルコール度数が気になる人や飲みやすい日本酒を探している人は、ぜひ試してみてください。

一ノ蔵は銘柄が豊富なのも魅力です。2022年6月現在取り扱っているのは13銘柄。純米大吟醸は「笙鼓」「松山天」、大吟醸は「大吟醸」「大吟醸  玄昌」があります。

純米吟醸酒は「蔵の華」、種類豊富な純米酒は「大和伝」「純米酒 掌」「すず音」「ひめぜん」などがあります。本醸造酒や古酒などもあるので、気になる銘柄を選んでみてください。

一ノ蔵を自分で楽しむなら好みに合わせて選ぶのも1つです。雑味が少ないものがよければ大吟醸、手軽に飲むなら冷やさなくても美味しい純米酒などもおすすめです。

一ノ蔵をあまり飲んだことがない人や、飲みきれるか心配な人は300mlの小さめサイズがぴったりです。300mlの小さめサイズを選んでさまざまな銘柄を試してみるのもおすすめです。一ノ蔵は銘柄もサイズも豊富なので、自分の好みや飲む量に合わせて選んでみてください。

プレゼントやお土産にするなら、「一ノ蔵 大吟醸」がおすすめです。ギフトボックスや化粧箱入りの商品ならお祝い事にもぴったりです。一ノ蔵は大吟醸にもさまざまな種類があるので、相手の好みに合わせて選んでみてください。

ちょっとしたプレゼントには小さいサイズもおすすめ。小さいサイズは日本酒をあまり飲んだことがない人や、女性にもぴったりです。気心が知れた相手なら、ランクや値段にこだわらないで好きな銘柄や味で選んで贈るのも1つです。

一ノ蔵は予算で選ぶのも1つです。予算が1万円程度なら木箱入りの1800mlの一升の大吟醸、5000円以上の予算なら化粧箱入りの大吟醸がおすすめ。一人で楽しむのはもちろんのこと、お祝いや贈り物にもぴったりです。

予算2000～3000円程度なら会食や日常的に楽しむのにぴったりの720mlサイズが打ってつけです。予算1000～2000円なら、純米酒や300mlサイズもおすすめです。一ノ蔵はお手頃な値段の商品も多いので、予算を決めてさまざまなお酒を試してみてください。

日本酒は容量で選ぶのもおすすめです。一ノ蔵には1800ml・720ml・300mlがあります。毎日日本酒を飲む人や数人で楽しむ場合は、コストパフォーマンスがいい720mlや1800mlがおすすめです。一人で飲むなら小さめのサイズがぴったりです。

日本酒は開封後3～5日で品質が変化するので、なるべく早く飲みましょう。最後まで美味しく飲むためにも、飲む量やペースを考えて容量を見極めてください。

一ノ蔵は冷やで飲むと日本酒のまろやかな甘味を感じられ、熱燗にするとシャープなキレを楽しめます。冷やなら冷蔵庫で良く冷やし、熱燗なら38～55℃の好みの温度で味わってみてください。

冷や・熱燗両方楽しめる銘柄が多いのも一ノ蔵の魅力です。冷やはすべての銘柄で楽しめ、熱燗なら純米酒や山廃仕込みが特に味が引き立ちます。冷や・熱燗両方ともさっぱりした和食に合わせるのが特におすすめです。

一ノ蔵は雑味がなくスッキリとした味わいで、淡白で繊細な食べ物と合うのが特徴です。和食全般と相性が良く、お蕎麦に合わせるのもおすすめです。おつまみもさっぱりしたものが打ってつけ。笹かまなどの練り物とも相性がいいのでぜひ試してみてください。

辛口の大吟醸は仙台名物の牛タンともよく合い、スルメなどの定番のおつまみもぴったりです。日本酒は白ワインに合う食べ物とも相性がいいので、普段白ワインを飲む人はぜひ一ノ蔵も楽しんでみてください。

今回は一ノ蔵についてご紹介しました。一ノ蔵は飲みやすく初心者から日本酒好きまで楽しめるので、初めて飲む人や贈り物にもぴったりです。一ノ蔵を飲む際は、美味しく飲む方法や合わせる食べ物にもこだわってみてください。どの一ノ蔵を選べばいいか迷った時は、今回解説した選び方やおすすめの銘柄が参考になれば幸いです。