レフティのギターおすすめ6選|メリットや初心者におすすめのものまで詳しく紹介

通常のギターはピッキングを右手・弦を左手で抑えます。レフティギターは逆向きになっており、主に左利きの方が使用します。レフティギターを扱うアーティストも多く、自分もかっこよくギターを弾きこなしたいと購入を検討する方が多いです。

レフティギターは、通常のギターと同じように選んで構いません。しかし、レフティギターを扱うブランドが少ないため、ブランド選びが大切になります。右利き用よりも値段が高くなりがちで、初心者にとってどこのレフティギターを選ぶべきか悩んでしまいます。

そこで、今回は、レフティギターの選び方とおすすめ商品をご紹介します。記事の最後には、右利き用ギターを左利き用に改造できるのかについても解説しているので、ぜひご覧ください。

左利きの方でもレフティギターを使用するのに対して賛否両論あります。レフティギターには通常のギターにはないメリット・デメリットがあるためです。左利きだからといって必ずレフティギターを選ぶ必要もありません。

特に、初心者はどちらを選んでも上手に指を動かして演奏ができないため、好きな方を選ぶのがおすすめです。

ベースやギターなどの弦楽器は圧倒的に右利き用が多いです。そもそも右利きの人が多いため、ステージ上でも楽器の向きが揃います。その中で逆向きであるレフティが存在すると一際目立つのが魅力です。レフティギターを扱っているだけで注目されたりなどメリットも豊富です。

ピックで音をかき鳴らす「ピッキング」は利き手の方が上手にできます。左利きの方が右利き用ギターを演奏してしまうと、ピッキングがしづらくなり演奏に難しさを感じてしまいます。

レフティギターなら利き手でピッキングができるため、演奏にもニュアンスが出てよりギターを楽しめるのもメリットです。

楽器の向きが揃っているよりも、レフティギターが存在していることでバンド全体のバランスがよく見えます。演奏中の見た目もステージでは重要なポイントで、まとまりのある演出ができるのもレフティギターのメリットです。隣り合わせのギタリストが右利きの場合は、ぶつからないように注意が必要です。

TAB譜もコード譜も、全て右利き用に記載されています。反転するのに慣れるまでは、レフティギターを使用していると譜面に対して読みづらさを感じます。慣れてしまえば難しさを感じる場合が少ないため、たくさんの楽譜を読んで練習をおこなうのが挫折しないためのポイントです。

製造されているギターは右利き用が多く、圧倒的にレフティギターの種類が少ないです。こだわりを持って選びたくても、購入できるブランドが限られてしまうのがデメリットです。いろいろなギターを演奏したいと感じる方は、左利きでも右利き用ギターを視野に入れて選ぶのがおすすめです。

レフティギターは、右利き用ギターよりも価格が高い傾向にあります。同じブランドから販売されている、同じモデルのギターでも価格が異なる場合もあります。そのため、右利き用ギター以上に予算を決める際に悩んでしまうのがデメリットです。

ギターはエレキギターやアコースティックギターなど種類があります。まずはどのようなギターを演奏したいか明確にするのが大切です。エレキギターはアンプに繋いでパワフルなサウンドを鳴らせます。アコギは柔らかく優しい音を出せます。アコギでもアンプに繋げて演奏できるものがあるので、ぜひチェックしてください。

エレキギターはさらにギタータイプが分かれます。テレキャスター・ストラトキャスター・ジャズマスター・レスポールなど、タイプごとに形状やサウンドの特徴が異なります。

ブランドごとに生産しているギタータイプが異なるため、演奏したいギターを決めてからブランドを選ぶのもおすすめです。

エレキギターは、ピックアップと呼ばれるパーツでも音色が変わります。シングルコイル・ハムバッカーなどギターごとに違うため確認してください。シングルコイルはテレキャスターに搭載されている場合が多く、ジャキジャキとしたサウンドです。ハムバッカーはレスポールが代表的で、太いサウンドを楽しめます。

ギターの演奏しやすさはサイズ・重量をチェックしてください。特にエレキギターはタイプごとに形状が異なるため、サイズや重さも差があります。

重いギターは肩も凝りやすくパフォーマンスに支障をきたします。軽すぎてもヘッド落ちと呼ばれる現象が起こるため、試奏をしてから購入するのもおすすめです。

初めてギターを購入するなら「初心者セット」のレフティギターがおすすめです。初心者セットとは、ギターの演奏に必要なアンプ・シールド・ピックなどのギターの演奏に必要なアイテムが一緒に売られているものを指します。

初心者セットを購入すれば、別途でアイテムを揃える必要がないので、すぐに演奏を開始できます。

ギターを選ぶ際は、見た目もとても大切です。色は妥協せずに、好きなものを選んでください。ステージ映えするかなども重要ですが、お気に入りのギターは練習のモチベーションに繋がります。さらに、ギターを大切に扱うきっかけにもなるので、ぜひこだわりを持って選んでください。

いろいろなメーカーから販売されているレフティギターをチェックするなら「左利き用ギター専門店」がおすすめです。その名の通り、レフティギターのみを扱う楽器屋で、さまざまなブランドの商品をチェックできます。試奏もできるため、ぜひ足を運んでください。

リーズナブルなギター・ベースを扱うブランドが「Bacchus（バッカス）」です。ストラトキャスターやテレキャスターなどさまざまなレフティギターを扱っています。右利き用ギターと大きく値段が変わらないため、初心者でも購入しやすくおすすめです。

ギターの王道ブランドが「Fender（フェンダー）」です。ストラトキャスターやテレキャスターを生み出したブランドで、レフティギターの取り扱いもあります。フェンダーが高く感じる場合は、子会社の「Squier（スクワイア）」がおすすめです。

フェンダーに並ぶ王道ブランドが「Gibson（ギブソン）」です。レスポールと呼ばれるギターを生み出したブランドで、ロックな演奏を楽しみたい方にぴったりです。もちろん、レフティギターの取り扱いもあります。ギブソンが高いと感じる場合は「Epiphone（エピフォン）」がおすすめです。

ギター・ベース以外にも豊富な楽器を扱うのが「YAMAHA（ヤマハ）」です。国内メーカーで品質が高いのが魅力です。レフティギターも豊富でアコギの取り扱いもあります。デザインもおしゃれなものが多く、手に届きやすい価格で初心者におすすめです。

「Ibanez（アイバニーズ）」は、日本の楽器メーカーです。レフティギターの取り扱いも多く、クオリティが高く低価格で購入できます。アコギ・エレアコの取り扱いはもちろん、多弦ギターも販売しているので、ぜひチェックしてください。

右利き用ギターを左利き用に改造できます。弦を逆さに張り、ナットを交換したりテンションを調節すれば左利き用として演奏可能です。しかし、ボディの形状は変わらないため引きづらさを感じます。初心者には不向きなので、やはりレフティギターを初めから選ぶのが無難です。

レフティギターは、右利きにはない魅力が豊富です。生産数や取り扱っているブランドは、右利き用ギターに比べると少ないですが、上手に選べば演奏を楽しめる大切な1本に巡り会えます。ぜひ本記事を参考に、レフティギターを演奏してステージで輝いてください。