ボウモアおすすめ10選！飲み方やおつまみも紹介｜まずいって本当？

ボウモアはスコットランドのアイラ島で作られているウイスキーです。アイラウイスキー特有の癖のあるピートの香りとスモーキー感のバランスが良く、アイラウイスキーが苦手な人やウイスキー初心者でもボウモアなら飲めると評判になっています。

スモーキーな味わいだけでなく、チョコレートのようなコクとフルーティーさを感じる香りがウイスキー愛好家や女性からも人気です。一方、その癖のある香りが正露丸のようだと評される場面もあります。

この記事ではアイラの女王ボウモアのおすすめシリーズや美味しい飲み方などを調査しました。ボウモアに合うおつまみや実際の口コミをチェックしてアイラウイスキーをボウモアから始めてみましょう。

ボウモアはアイラ島の海辺にある蒸留所で作られているシングルモルトのウイスキーです。そのためウイスキーの原酒は潮風を浴びながら熟成を重ね、ウイスキーに使用されるピートにも海藻が多く含まれていることからボウモアはピートの香りと海の香りがします。

ボウモアは「アイラの女王」とも呼ばれており、シェリー樽とバーボン樽の熟成によりスモーキーさの奥に蜜のようなフルーティーな甘さがあるのが特徴です。

アイラの女王としてウイスキー愛好家から評価の高いボウモアですが、その癖のある香りが正露丸のようと評されている場面もあります。実際の口コミをチェックしてみましょう。

ウイスキーを飲みなれている人はピートの香りと味のバランスの良さにリピートする人が多いみたいです。初めての飲む人は意識すればするほどピートの香りの薬っぽさを感じてしまいがちですが、飲みなれてくるとそこが癖になりハマる人が多いです。

ボウモア12年は初めてボウモアを飲む人におすすめのエントリーモデルのような1本です。ピートとスモークの香りや味わいのバランスが非常に良く、アイラウイスキーの中でも重くない飲み口が人気です。

すっきりとした飲み口は炭酸を加えても味わいが消えないため、アイラモルトのハイボールが好きな人にもおすすめできます。

バーボン樽で12年熟成させた後にシェリー樽で3年熟成させたボウモア15年はスモーキーさの奥にある甘味とフルーティー感を存分に味わえます。

色合いもかなり濃く、12年とは違った優美さが感じられるウイスキーです。ストレート・ロック・ハイボールで味わいが違うため、好きな味わいを見つけましょう。

ボウモア18年は酒齢18年以上の原酒をヴァッティングしたボトルです。ウッディな樽の香りを感じながら重厚で完熟フルーツのような爽やかな甘さを味わえます。スモーキーさと甘さの融合を楽しめるボトルなため、ロックかストレートでゆっくりと味わいましょう。

おつまみはウイスキーの甘さを邪魔しないビターなドライフルーツやチョコレートでぜひ。

サンフランシスコワールドスピリッツコンペティションで最高賞を受賞したボウモア25年。「完熟」の言葉がぴったりな最上級ボトルです。

ピートの香りは弱く、シェリー樽の甘さと濃厚なチョコレートのようなコクがあり、バニラやハーブの風味も感じます。ウッディで深い余韻を楽しめる贅沢な逸品です。

2018年に発売されたボウモアNo.1は、ボウモア蒸留所最古のの第一貯蔵庫で熟成させたウイスキーです。海抜0メートルの場所にある貯蔵庫は波しぶきを受けるため原酒はより強い磯の香りをまといます。

熟成感はあまり感じませんが、シナモンのような風味と甘じょっぱさを感じます。ハイボールととても相性がいいウイスキーです。

ボウモアクラレットは12年以上熟成させた原酒をボルドー産赤ワインの樽に移し替えて2年以上熟成させた逸品です。現在ほどワイン樽での熟成が一般的ではなかった2000年に2000ケース限定で発売されました。

従来のボウモア特有の香りは損なわず、ワイン樽の豊かな風味が融合された優美な味わいです。

デビルズカスクのためにボウモア蒸留所内でオロロソシェリーを貯蔵して作成した熟成樽を使用して、10年熟成したボトルです。

樽由来のレーズンやビターチョコのフレーバーに濃厚な味わいで、アルコール度数57％を感じさせない飲みやすさがあります。フルーティーかつウッディな余韻を長く楽しめるボトルです。

ボウモアオフィシャルボトルの中で最長熟のボウモア30年。1990年代から2000年代初頭に流通していました。ウッディでスモーキーな風味にレーズンやキャラメルのような味わいを感じます。

重厚な味わいで徐々にフルーツのような爽やかさが広がる至高の逸品です。ボトルにはボウモア蒸留所の近海に潜むと言われているドラゴンが美しく描かれています。

ボウモアヴォルトはボウモアNO.1と同じくボウモア蒸留所の第一貯蔵庫で作られたボトルです。2017年より6月頃に新エディションが数量限定で発売されています。

海抜0ｍの貯蔵庫で波しぶきを浴びながら熟成されたウイスキーは樽由来のフルーティーさと潮風の風味が融合された繊細な味わいです。

2014年に免税店限定で発売されたボウモアブラックロック。1,000mlの大容量ボトルでノンエイジですが重厚感のあるウイスキーです。

レーズンやシェリー感の強い香りにあとから貝殻の磯の香りがします。飲み方はストレートで、アイラモルトでは珍しい100％シェリーカスクでの熟成を味わうのがおすすめです。

免税店限定でブラックロックと同時発売されたボウモアゴールドリーフ。シェリー樽で短期熟成の後、バーボン樽で熟成をかけたボウモアです。さっぱりとした香りが特徴的でオレンジやパイナップルのようなアロマを感じます。

サラっと飲めるライトなボウモアです。ハイボールにしても味わいの深さが堪能できますが、加水して飲むとバニラ系の柔らかさも楽しめます。

2017年に免税店向けに発売されたボウモアゴールデン＆エレガント。バーボンカスクで15年間熟成したウイスキーで、柑橘系の爽やかさのあとにバニラと塩味を感じる香り立ちです。

果実感が特に強くその中に優しいピートのスモーキーさを感じます。1,000mlのボトルなのでコストパフォーマンスの高いボウモアです。

ボウモアダーク＆インテンスはゴールド＆エレガントと同時発売された免税店向けのウイスキーです。みたらしやキャンディのようなほろ苦い甘さの香りが好評価されています。

スモーキーさは控えめでドライフルーツのビターな風味が広がります。最初の口当たりは少し硬めですが、お湯割りにしても美味しく飲めるウイスキーです。

2種類のシェリーカスクで熟成した原酒を使用しているボウモアディープ＆コンプレックス。ピート感は薄くトフィーやミルクチョコレートのような風味が漂います。

リッチで濃厚な口当たりで焦げたチョコレートやザクロのような味わいです。デザートモルトとしても高い評価を受けています。

ボウモアは飲み方によって味わいが変わるのが特徴です。ストレートで加水しながら香りを楽しんだり、ロックで長熟された重厚なフレーバーを味わうのもおすすめです。特にストレートはアイラモルトの強い味わいを長く楽しめます。

ハイボールにすると飲み口が爽やかになりウイスキー初心者でもすっきりと飲めます。炭酸が加わっても腰砕けにならないしっかりとした味わいがあるため、ハイボールと相性のいいボトルが多いです。

海辺の蒸留所で作られているボウモアは海産物との相性が抜群にいいです。特にスモークサーモンは燻製の香りがボウモアと相まってついついグラスに手が伸びます。用意するのは少々手間ですが、生牡蠣にボウモア12年を回しかけて食べる贅沢な一品はぜひ試してほしいおつまみです。

スモーキーさの奥にチョコレートのコクやドライフルーツの香りがあるため、ビターチョコレートとも高相性です。

ボウモアは癖の強いアイラウイスキーの中でも飲みやすく、スモーキーさの後から海の香りを感じる味わい深いウイスキーです。アイラウイスキーが苦手だった人もウイスキー初心者の人もアイラの女王ボウモアを飲んでウイスキーを楽しみましょう。