資生堂のシャンプー人気おすすめ20選｜プロフェッショナルシリーズも解説！

ドラッグストアで見るシャンプーの謳い文句はどれも素晴らしく、どれでもいいような気分になります。そこで一流化粧品メーカーである資生堂のシャンプーを考える方も多いのではないでしょうか。しかも資生堂はレディースばかりと思われがちですが、メンズにも力を入れています。

しかし、資生堂の中でもシャンプーの種類は多く、どれがいいのか迷ってしまいますよね。自分に合わないシャンプーを選んでしまうと、折角の資生堂の優れた技術が生かせません。では具体的に、どのようなポイントに注目して選べばいいのでしょうか。

そこで今回は、資生堂シャンプーを選ぶポイントや使い方を解説します。口コミやくせ毛の方に人気のプロフェッショナルシリーズの紹介、資生堂のおすすめシャンプーを人気ランキング形式で紹介します。紹介したシャンプーは一覧表で見られるので、ぜひ購入の参考にしてください。

明治5年東京の銀座で創業した資生堂薬局が資生堂の始まりです。明治49年には化粧品専門部門を立上げ、徐々に化粧品が主力商品となりました。今では世界中で事業展開しています。2022年に創立150周年を迎え、Anniversaryキャンペーンが展開されています。

シャンプーは、それぞれの毛髪や頭皮の質に対応できる高品質な成分を含んだ数多くのブランドを持っています。毛髪や頭皮などに悩みを持つ方もきっと自分に合うシャンプーが見つかります。また、資生堂と言えばレディース商品が目立ちますがメンズ化粧品も充実し、男性皮膚生理に特化した研究から生まれた「SHISEIDO MEN」ブランドがあります。

「shampoo」の語源は「押す」で、それが「ヘッドマッサージ」の意味になり、現在では洗髪剤を指しています。したがってシャンプーとは本来毛髪の洗浄ではなく頭皮ケアが目的なのです。頭皮に溜まった余分な皮脂は、髪の成長阻害やにおいの原因となります。そんな皮脂を洗い流し、健康な頭皮と毛髪を育むのもシャンプーの役割です。

当然頭皮の汚れとともに毛髪の汚れを取り除くのもシャンプーの役割です。髪は頭皮からの皮脂以外にも、スタイリング剤や外気などでも汚れます。外気からの汚れでは、黄砂やＰＭ2.5などがあり、また汚れではありませんが紫外線も毛髪に悪い影響を与えます。それらの汚れはお湯でしっかり流せばある程度取り除けます。

「化粧品」は薬機法で「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので、人体に対する作用が緩和なものをいう」と定義されています。したがって医薬部外品よりさらに効き目は緩和されている場合が多いです。

「医薬部外品」は薬機法で「吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止」「あせも、ただれ等の防止」「脱毛の防止、育毛又は除毛」のために使われ、人体に対する作用が緩和なものと定義されています。したがって頭皮や毛髪をケアするシャンプーに多く見られます。中には薬用シャンプーなどと表示されているものもあります。

シリコンは正式には「シリコーン」と呼ばれるもので、シャンプーだけでなくトリートメントやヘアスタイリング剤などにも広く使われている成分です。シリコンには「酸化しにくい」「安定性が高い」「耐水性・耐油性がある」などの特徴があり、シャンプーでは髪をコーティングしてキューティクルを守るために使われています。

シリコンを含むシャンプーは髪の表面にあり、髪の内部組織を守っているキューティクルをシリコンでコーティングします。しっとり感のあるまとまった感じの仕上がりになり、指通りもスムーズになります。カラーリングやパーマではキューティクルが傷みがちですが、その際でもシリコンシャンプーは髪に艶を出してくれます。

ノンシリコンシャンプーは、髪や頭皮への刺激が少なく、髪がサラッとした仕上がりのものが多く柔らかな指通りです。髪はフワッとしますので、髪にボリューム感のない方におすすめです。ノンシリコンシャンプーでも同じブランド内のトリートメントやコンディショナーにシリコンが含まれているものもあります。

アミノ酸系シャンプーは、頭皮と同じ弱酸性で髪や頭皮に優しいシャンプーです。また、保水力のあるシャンプーですので、頭皮や髪の乾燥を防いでくれます。頭皮や髪への刺激を抑えたい方・敏感肌や乾燥肌の方などにおすすめです。しかし、高級アルコール系シャンプーと違い、洗浄力や泡立ちは穏やかです。

一般的に販売されているシャンプーには高級アルコール系のものが多いです。洗浄力や脱脂力が高く、オイリー肌の方や、油脂分の多いスタイリング剤を付けた後のシャンプーにおすすめです。泡立ちが良くシャンプー後には爽快感がありますが、必要以上に皮脂を洗い流し、頭皮が乾燥しやすくなる場合もあります。

シャンプー選びで意外に重要なのは香りです。シャンプーの香りはシャンプーをしているときだけなく、ある程度香りが持続します。代表的な香りとその効果を下にまとめておきます。

シャンプーは使ってみなければよさが分かりません。そのため口コミはとても有効な判断材料です。資生堂のプロフェッショナルシリーズシャンプーを使用した方の口コミには、「驚くほどに指通りがよくなった」「サラサラでまとまりやすくなった」「天使の輪ができた」などが挙がっています。

自分の理想とする仕上がりを実現するには、どのシャンプーが該当するのか、口コミを見て参考にしましょう。

TSUBAKIは2006年の登場以来「サロン帰りのような美しさ」を謳う、人気ブランドで、現在はパサつく髪におすすめの「プレミアムモイスト」と傷んだ髪におすすめの「プレミアムリペア」の2シリーズを展開しています。また、水いらず、乾かしいらずで使える「お部屋でシャンプー」もラインナップしています。

プリオールは、忙しい大人のための「楽に美しく」にこだわった化粧品ブランドです。ブランドの中にはヘアケア製品以外にスキンケア・ベースメイク・ポイントメイクが揃っています。シャンプーではヘアカラー後の色あせを防ぎ、美しい髪色を持続させるカラーケアシャンプーをラインナップしています。

ｄプログラムは敏感肌研究から生まれた化粧品ブランドで、デリケート肌を考えた低刺激設計の製品です。通常より高精製の原料を使い、徹底した不純物除去がされています。全製品パラベン・エチルアルコールフリーの製品です。シャンプーでは、きしみのない滑らかな洗い上がりの「ヘア＆スカルプ シャンプーAD」がラインナップされています。

ドゥーエは低刺激スキンケアブランドで、潤いある美しい肌に保ち、敏感肌の方にもおすすめです。乾燥を繰り返さない潤った肌を保ち、刺激に弱い方にも使いやすく厳選されたシンプルな原料が使用されています。シャンプーでは洗浄成分が肌に残りにくく、すっきりと洗い上がる敏感肌用の「ドゥーエ シャンプー」がラインナップされています。

セラムノワールは、健やかな頭皮や自然な輝きの黒髪を育てるブランドです。シャンプーの他にヘアトリートメント・女性用育毛エッセンス（医薬部外品）があります。シャンプーは「ノンホワイトヘアマッサージ（シャンプー）Ｎ」で、頭皮マッサージしながらのシャンプーで頭皮の血行を良くし、汚れや老廃物を浮き上がらせて取り除きます。

マシェリは心も髪もエステを受けたみたいに仕上がるヘアケアブランドです。ラインナップは豊富で、シャンプー以外にボディソープ・トリートメント・スタイリングなどがあります。シャンプーはしっとりさらさらの髪に仕上がる「モイスチュアシャンプーEX」と、しっとりまとまる髪に仕上がる「エアフィールシャンプーEX」の2種類です。

「ばら園」は咲きたての薔薇から生まれたヘアケアとボディーケアのブランドです。7種類の薔薇の香りで毎日を豊かに演出してくれます。シャンプーは「ローズシャンプーRX」で、地肌の潤いを守りながら、優しく洗い上げます。みずみずしさを感じさせる薔薇の香りのシャンプーで、ダメージヘアにもおすすめです。

資生堂のロングセラーブランドの「シーブリーズ」は、爽快感や清潔感を保つためのヘアとボディケアをする、若い人に人気のブランドです。シャンプー前に使って髪と頭皮を健やかに保つ「シャンプー前の毛穴すっきりクレンジング Ｓ」と、爽快ですっきりとした洗い心地でサラッとした髪に仕上げる「リンスインシャンプー」があります。

「スーパーマイルド」はサラッとした素の髪に洗い上げるヘアケアブランドです。純国産オーガニックハーブで素肌をいたわるように洗い上げます。髪と地肌の潤いを守る弱酸性の製品です。シャンプーは「シャンプーＡ」で、ノンシリコンですが泡立ちもよく、サラサラで滑らかな髪に仕上がります。グリーンフローラルの香りのシャンプーです。

「フレッシィ」は時と場所を選ばず簡単に使える水のいらないドライシャンプーのブランドです。忙しい朝・スポーツ後・お風呂に入れない日・徹夜明け・タバコのニオイが気になるときなどに簡単に使えます。使い方は、頭皮と髪全体に満遍なく付け、指の腹で軽くマッサージした後、タオルまたは蒸しタオルで拭き取ります。

アデノバイタルは、うねりや抜け毛、乾燥やツヤの低下など主に30代から40代に起こるといわれている髪の変化に特化した商品です。産毛や太毛化に効果を促すアデノシンを含んでおり、メンズにもおすすめのシャンプーです。有効成分のパナックスジンセンエキス、ソファラ抽出液を含むことでしっかりした根毛と太い髪質に導きます。

フェンテフォルテはフケや痒みの原因といわれている頭皮環境を整えるのにおすすめです。資生堂独自の頭皮バリアテクノロジーによって頭皮の機能を守り、健康な頭皮へと導きます。湿ったフケ、乾燥したフケどちらにも対応しているところも嬉しいですよね。肌トラブルに効果のあるヒアルロン酸とSヒアルロン酸を組み合わせることで保湿性にも優れています。

グルーミングは髪をボリュームアップさせたい方におすすめです。資生堂独自のボリュームアップテクノロジーでシャンプーとトリートメントを併用することで、自然に効果的にとボリュームアップさせることができます。また、薄毛の原因となってしまうヘアサイクルの乱れを頭皮の血行をよくすることで防ぎます。ベタついた頭皮環境を都を整えるのにも最適なシャンプーです。

ドラッグストアなどで市販されているシャンプーは汚れ落ちがはっきりと分かるように洗浄力を高め、毛髪の手触り感を良くするための成分が多く含まれています。洗浄力が高いと良く思えますが、頭皮に必要な油脂成分まで洗い流してしまい、髪や頭皮を傷めてしまう恐れもあります。価格は安く抑えられていますが、その分コストが抑えられる成分を使っていると言えます。

プロフェッショナルは、美容・理容室やエステサロン用として販売している商品ですが、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでも購入できます。低刺激で髪や頭皮に優しい高品質の成分が含まれる分、一般用のものより泡立ちの悪いものが多いです。また、ダメージを受けにくい髪を育てるのにも適しています。

専門の方はその人の髪や頭皮の状態を見極め、最も適したシャンプーを選んで施術しています。自分ではなかなか見極められませんので、美容師や理容師と相談して、自分に合うシャンプーを教えてもらうのがおすすめです。資生堂のプロフェッショナル商品を取り扱っているサロンや美容室は資生堂プロフェッショナルのホームページで調べられます。

資生堂のプロフェッショナルシリーズは、2020年12月で廃番となっています。その後継ブランドとなるのが、「サブリミック」シリーズです。プロフェッショナルシリーズとの違いは、成分の品質が向上した点や、くせ毛の方に支持されてきた「スリークライナー」がなくなった点です。しかし、「スリークライナー」に代わって、サブリミックの「エアリフロー」が対応しています。

さらに進化した新シリーズ「サブリミック」もぜひ試してください。

染髪には38°程度のぬるま湯がおすすめです。熱いお湯は必要な皮脂まで落とし、頭皮の乾燥の原因になります。以下に、おすすめのシャンプの仕方を紹介します。濡れた髪を擦り合わせないのがシャンプーの原則です。

1. ブラッシングで髪の絡まりをとる。（シャンプー中の髪の摩擦を防ぐ）
2. ぬるま湯で髪全体を十分に流す。（頭皮の皮脂や髪の汚れを落とす）
3. 手のひらでシャンプーをしっかり泡立てる。（シャンプーにお湯と空気を含ませるように）
4. 指の腹で頭皮を揉むように洗う。（髪をこすり合わせてゴシゴシしない）
5. しっかりすすぐ。（ベストは3分）

健やかな髪と頭皮を保つために、夜にシャンプーするのが一番適切です。一日の汚れを残したまま寝ると、寝ている間に髪に付いていた汚れやスタイリング剤が頭皮に付着し、頭皮トラブルの原因になりかねません。夜のシャンプーで汚れを落としてブローしておけば、翌朝の慌ただしい中のスタイリングも時短で楽にできます。

シャンプーとコンディショナーは一連の流れで使いますので、同じブランドのものがおすすめです。ブランド内の製品はそれぞれを引き立てるように開発されています。シャンプーはコンディショナー成分の毛髪への付き方を調整する役割も担い、コンディショナーに含まれる成分はシャンプーに合わせて調整されています。

違いはありますが、異性のものを借りて一時的に使うのであれば何の問題はありません。男性用と女性用の大きな違いは洗浄力の違いです。男性は皮脂の分泌量が多くメンズシャンプーの方が高い洗浄力を持つのが一般的です。その半面メンズシャンプーは髪や頭皮が傷みやすいと言えます。男性で髪のダメージが気になる方はレディースシャンプーを使うのもおすすめです。

シャンプーも自分の髪や頭皮に合ったものを使えば、今までの髪の悩みが解決でき、今以上の美髪に導いてくれます。数多くある資生堂シャンプーの中から自分に合ったものを選び、うるおいのある髪を目指しましょう。