オイルランタンのおすすめ10選！カメヤマ・デイツなど人気メーカーや自作方法も紹介

「おしゃれなオイルランタンが欲しいけど、取り扱いが難しそう！」という方は多いのではないでしょうか。心地よいムードを演出してくれるオイルランタンは、おしゃれで暖かみがあり、夜のキャンプに欠かせないアイテムです。また、室内で使えるテーブルランタンも人気があり、おしゃれな雰囲気を格段に上げてくれます。

しかし、「オイルランタンには、種類が多く何を基準に選んだらいいのか分からない！」という方も多いはず。また、中には使用方法が難しそうで諦めてしまう方も多いですよね。実は、オイルランタンは慣れると誰でも簡単に使用できます。

そこで今回は、おすすめのオイルランタンを10厳選して紹介します。また、日本製のカメヤマのオイルランタンやオイルランタンの使い方も解説するので、最後までご覧ください。

「キャンプの夜は雰囲気のあるおしゃれで落ち着いた空間を作りたい！」という方は多いと思います。オイルランタンの魅力は、ゆらゆら揺れる暖かみのある灯りです。ろうそくが燃えるようなゆらぎの灯りが雰囲気たっぷりでキャンプサイトをおしゃれに演出してくれます。

また、燃料が灯油やパラフィンオイルなので、ガソリンランタンと比較してランニングコストが安いのも魅力です。さらに種類も豊富にあるため、好みのデザインを見つけられます。

「できるだけ明るいオイルランタンが欲しい！」という方は7分芯のオイルランタンがおすすめです。オイルランタンの芯の形状は、棒心・巻き芯・平芯の3種類です。太さは、2分芯（6mm）～11分芯（33mm）までありますが、おもに多く用いられるのは、4分芯（12mm）5分芯（15mm）7分芯（21mm）の3サイズです。

おすすめサイズは、平芯7分芯（21mm）です。これは、15wの電球に匹敵する明るさで、テーブルスタンド並の照度があります。平芯7分芯は入手しやすく、カインズホームやビバホームなどのホームセンターで購入できるので、芯の交換時にも安心です。

キャンプや屋外使用なら「ハリケーンランタン」がおすすめです。商品名の由来はネーミング通り、ハリケーンが起こっても防風性に優れ、ランタンの炎が消えにくい特性から名付けられました。強い風が吹く海辺や、登山キャンプにもってこいのアイテムです。

オイルランタンは落ち着いたゆらぎの炎が魅力とはいえ、明るいにこしたことはないですよね。そんな方は加圧式のハリケーンランタンがおすすめです。加圧式ランタンは非常に明るいので、メインランタンとして使用できます。

灯りを灯すまでに色々と工程が必要です。マントルを空焼きしたり、燃料を気化するためにポンピングしたりする必要があります。これらの工程を楽しめる方におすすめです。

「家でもおしゃれなランタンを使いたい！」という方はテーブルランタンがおすすめです。テーブルランタンを部屋に置くだけでおしゃれな雰囲気を演出でき、アウトドア気分を味わえます。食卓にオイルランタンを置いて少しムードを作るといつもの食事を新鮮に楽しめますよ。

テーブルランタンは、アンティーク風のデザインからユニークなタイプまで、種類がたくさんあります。また、基本的に非加圧式なので、加圧式のハリケーンランタンに比べ手間がかからず楽に点火できます。

テーブルランタンは加圧式のハリケーンランタンには明るさは落ちますが、暖色の穏やかな灯りが抜群の雰囲気をかもしだしてくれます。テーブルランタンを灯して、ランタンナイトを楽しんでみてはいかがですか。

「燃料はとにかくコスパ重視！」という方は灯油がおすすめです。灯油は、パラフィンオイルの約10/1の価格で購入できます。また、身近にあるガソリンスタンドで、簡単に入手できるのもメリットです。

灯油を使用すると燃焼時にすすが発生するので、定期的にランタンをメンテナンスする必要があります。また、灯油は独特の臭いがあのもデメリットです。

「すすがつかない燃料がいい！」という方はパラフィンオイルを使用するのをおすすめします。パラフィンオイルはすすがほとんど発生しないので、オイルランタンのお手入れが簡単です。

また、灯油と比較して、引火点が95℃以上で揮発性が低いので取り扱いしやすいです。灯油の約10倍の価格ですが、灯油のように、ホヤガラスの内部にすすがこびりつかないので、メンテナンスが面倒くさいと感じる方におすすめです。

キャンプの途中で燃料が切れてしまうアクシデントは絶対に避けたいですよね。オイルランタンのタンクの容量を必ずチェックしましょう。1泊のキャンプなら、340ml程度で約20時間燃焼できるので、燃料切れの心配がありません。2泊以上キャンプする場合は、1泊にかかる燃料×日数分あれば十分です。

予備の灯油を持っていくときは、プラスチック製だと変形して破損する可能性があります。危険なので、金属製のボトルに入れて持ち運びましょう。パラフィンオイルは揮発性が低く安全な燃料なので、プラスチックボトルに入れて持参OKです。

カメヤマキャンドウハウスは、1927年に日本で誕生したカメヤマ株式会社のブライダル部門です。取り扱い商品は主にインテリア雑貨です。オイルランタン・LEDランタン・キャンドル・お香・火を使わずにアロマキャンドルを楽しめるキャンドルウォーマーランプ（香る照明）などがあります。

カメヤマのオイルランタンは、エレガントなデザインから和風タイプまで、幅広いジャンルから選べるのも魅力です。アウトドアや室内で使えるオイルランタンがあるので、シーンに合わせて選べます。

フュアーハンドランタンは、1902年にドイツで誕生した灯油ランタンメーカーです。カラーバリエーションが豊富で、ポップなカラーから無骨なカラーまで取り扱っているので、アウトドアの使用はもちろん、インテリアとしても楽しめます。

創業から約100年以上作り続けているフュアーハンドランタンは、信頼性が高くフィンランドやスウェーデンなどの、軍用ランタンとして活用されているほど優秀なメーカーです。

デイツは1840年にニューヨークのブルックリンで創業された老舗の照明器具メーカーです。デイツは、ハリケーンランタンの元祖といわれています。ビーンテージ調の落ち着いたデザインと、おしゃれな雰囲気が魅力です。

デイツのオイルランタンはサイズやカラー展開が幅広いので、自分好みのオイルランタンが見つかります。デイツ公式サイトにてスペアバーナー・スペアグローブ・平芯7分芯・パラフィンオイルなどのスペアパーツなど購入できるのも魅力です。

どこでも簡単に手に入る空き缶でオイルランタンが自作できたら便利ですよね。ここでは、空き缶を使ってオイルランタンを自作する方法を解説します。

1. 材料を準備します。アルミ缶・コルク製の蓋付きビン・紙紐を100均で購入します。
2. アルミ缶の上面と底面を切り離します。切り離した空き缶を縦にカットして板状にします。
3. 板状のアルミの幅をビンの蓋の高さ＋5mm、長さを6〜7cmでさらにカットします。
4. 紙紐をビンの高さより5cm長くカットします。紙紐の端に先ほどカットしたアルミ板を巻きつけて固定します。
5. ビンの蓋のコルクの中央に穴を開けます。
6. 開けた穴に紙紐を通します。紙紐の端に巻いたアルミ板が蓋の中央になるように固定します。
7. ビンに燃料を入れて、紙紐が浸るように蓋を取り付けたら完成です。

「お気に入りのおしゃれなビンでオリジナルのランタンを作りたい！」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、ビンを使ったオイルランタンの自作方法について解説します。

1. 材料を準備します。燃料用のビン・ホヤ用のビン・配管継手用金具・綿紐・ソケット・ワッシャーをホームセンターで購入します。
2. ホヤ用のビンの底面を切り落とします。
3. 燃料容器用とホヤ用のビンのどちらも灯芯を通す穴を開けます。
4. ホヤ用のビンの蓋に空気穴を開けます。
5. 綿紐を通した配管継手金具をホヤ用蓋、隙間用ワッシャー、容器用の蓋の順番に接続します。
6. 配管継手用金具をソケットで固定します。
7. それぞれの蓋のビンを取り付け、燃料を入れて完成です。

ガソリンランタンは初心者の方でも簡単に点火できます。使い方の手順はたったの3つです。ガソリンランタンの使い方について解説します。

1. 燃料を入れる・・・まずは燃料タンクに燃料を給油します。満タンに入れるとこぼれるので、8分目を目安に入れるのがおすすめです。
2. 点火する・・・グローブ脇のレバーを使ってグローブを持ち上げて、芯をチャッカマンで着火します。初めて使う場合や芯を交換した後は、燃料注入後10分ほど待って点火しましょう。
3. 火力調整と消火・・・火力は芯の長さで調整します。芯を長くすれば明るく、小さくすれば暗くなります。芯を小さくしすぎるとタンクの中に落ちてしまうので注意が必要です。

「メンテナンスをしっかりして長く使用したい！」という方は多いですよね。オイルランタンは定期的にメンテナンスをすれば、きれいに長く使用できます。ここでは、オイルランタンのメンテナンス方法について解説します。

1. 芯を交換する・・・長く使用するとオイルランタンの炎の形が崩れてきます。そうなったら芯をメンテナンスする必要があります。焦げた芯の部分をカットして芯の先をたいらにします。芯が短くなったら、スペアの芯と交換しましょう。
2. すすを落とす・・・オイルランタンは使用するとグローブや燃焼部分に黒いすすが付きます。グローブを本体から取り外して、柔らかい布で拭き上げます。

メンテナンスも非常に簡単です。定期的にメンテナンスをして長くきれいに使用しましょう。

「オイルランタンを安全に使いたい！」という方のためにオイルランタンの使用時の注意点を解説します。オイルランタンを正しく使って、安全にキャンプを楽しみましょう。

1. ホワイトガソリンは使用禁止・・・オイルランタンはあくまでも灯油かパラフィンオイルが燃料です。重大な事故に繋がる恐れがあるので、絶対にホワイトガソリンは使用しないで下さい。
2. テント内では使用禁止・・・テントなどの密室空間での使用は一酸化炭素中毒になる危険性があるので、使用しないで下さい。密室空間ではLEDランタンを使用しましょう。
3. 傾斜のある場所に置いてはいけない・・・オイルランタンが倒れると燃料が漏れて引火するリスクがあります。必ずたいらな安定した場所に置きましょう。

オイルランタンは暖かみがあり、落ちつた雰囲気を演出してくれるアイテムです。シーンに合わせてアウトドアで使ったり、室内で使ったりするのもいいですね。おしゃれなオイルランタンで、夜のキャンプに彩りを添えましょう。