【2024】スペシャライズドのおすすめロードバイク | 初心者に人気のAllezや評判など詳しく解説

街中や河川敷でロードバイクが走っているのをよく見かけるようになりました。かっこいいデザイン・カラーのロードバイクが通り過ぎるとつい目で追いかけてしまいます。

そんなロードバイクの中でも初心者から上級者まで幅広く評判がいいのが、SPECIALIZED（スペシャライズド）です。スペシャライズドのロードバイクは購入しやすいエントリーモデルから上級者向けの高級モデルまで幅広くラインナップされています。

そこで今回は、スペシャライズドのロードバイクを選ぶ際の大事なポイントをご説明します。また、おすすめのロードバイクも合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

SPECIALIZED（スペシャライズド）は、1974年にアメリカで誕生した比較的新しいブランドです。ツール・ド・フランスでは近年最多勝利を挙げており、実績は群を抜いています。TREK（トレック）・CANNONDALE（キャノンデール）と並んで、アメリカ3大ブランドに数えられています。

「Innovate or Die（革新を、さもなければ死を）」を社是としており、数あるロードバイクブランドの中でも、次々に新しい技術を投入することで有名です。また、サイクルウェア・シューズ・ヘルメットなども販売しており、日本でも人気のあるブランドの一つです。

ロードバイクを選ぶ際、最も重要なポイントはサイズ選びとセッティングです。サイズと、サドルやハンドルの高さ・位置が体に合っていない場合、どんなに高価なロードバイクを購入してもあまり効果が期待できません。

初めてロードバイクを購入する際は、実店舗での購入がおすすめです。自分の体に合ったサイズとセッティングを一度理解すれば、その知識を使って、次回以降は自分で選択・調整が可能です。

カーボンですが、比較的高価なロードバイクに使用されます。特徴として以下があります。

• 振動吸収性が高い
• 軽量である
• 比較的高価である
• フレームの形状を変えやすいため、空力性能が高い
• アルミフレームと比較して、キズ・損傷に弱い

アルミですが、比較的安価なロードバイクに使用されます。特徴として以下があります。

• 比較的安価である
• キズ・損傷に強い
• 振動吸収性は若干弱い
• 軽量化が難しい
• フレーム形状の種類が限られる

ターマックは、登坂や平坦などあらゆる状況で高いパフォーマンスを発揮するオールラウンドタイプです。スーパーコンピューターを使用して設計された圧倒的な完成度で有名です。2022年モデルは「エアロ性能か軽さのどちらかを犠牲にする時代はもう終わった」と公言しているほど高次元でのバランスを誇ります。

スペシャライズドのエアロロードバイクを担当するのがヴェンジです。エアロロードは空力性能重視のため、重量が重いモデルが多い中、ヴェンジは軽量に仕上げています。また、速度重視ですので剛性が高いモデルが多い中、ヴェンジは程よい剛性です。エアロロードバイクの中でも人気モデルです。

現在ですが、ターマックの最新モデルがエアロモデルも兼ねるようになった結果、ヴェンジは廃盤になっています。

ルーベは、スペシャライズドの中でエンデュランスモデルの位置づけです。長距離を走るロングライドに適しています。特徴として、フューチャーショックと呼ばれるサスペンション機能によって振動を吸収します。

エンデュランスモデルですが、フレームは空力性能も意識した設計となっています。また、前傾姿勢がきつくないため、初心者の方やマイペースで走りたい方にもおすすめです。

アレーはスペシャライズドの中でアルミ製ロードバイクとしてラインナップされています。アレーは初心者向けのエントリーモデルとしての位置づけではありますが、プロ仕様のS-Worksの技術やハイエンドパーツを流用しており、アルミの高性能ロードバイクとしても有名です。

2022年に発売された「Allez Sprint（アレースプリント）」は、Tarmac SL7の開発で得られたノウハウを惜しみなく注いで作成され、カーボン製バイクの劣化版といった存在ではなく、アルミ製スーパーバイクとして誕生しました。

スペシャライズドのロードバイクには、車種以外にグレードも存在します。グレードは、基本的にフレームの素材やコンポーネントのグレードによって決まります。初心者には高いグレードはあまり必要ではないため、予算と相談して決定しましょう。

リムブレーキは、昔からあるタイプのブレーキで、ホイールのリム部分を両脇からブレーキパッドで挟むことで回転を停止させます。主に以下のメリット・デメリットがあります。

◆メリット

• パーツ構成がシンプルなため、壊れにくくメンテナンスも容易
• ディスクブレーキに比べて安価
• ディスクブレーキに比べてパーツが軽量

◆デメリット

• ディスクブレーキに比べて制動力が弱い
• 雨の日の制動力が弱い
• 坂道などで長時間ブレーキを使用すると効きが悪くなる

ディスクブレーキは、近年普及しつつあるタイプのブレーキで、ホイールハブに取り付けたローターを両脇からブレーキパッドで挟むことで回転を停止させます。今後はディスクブレーキが主流になると予測されています。主に以下のメリット・デメリットがあります。

◆メリット

• リムブレーキと比べて制動力が強い
• 坂道などで長時間ブレーキを使用しても制動力が落ちにくい
• 雨の日でも制動力が落ちにくい
• ブレーキレバーにあまり力を入れなくてもレバーを引ける

◆デメリット

• リムブレーキと比べてパーツ構成が複雑
• リムブレーキと比べて比較的高価
• リムブレーキと比べて比較的重い

SHIMANO（シマノ）は1921年に創業した日本のパーツメーカーです。現在、世界最大手のメーカーで、圧倒的な市場シェアを持ちます。性能・耐久性が高く価格も手頃であり、初心者から上級者まで人気です。

パーツにはグレードが存在しており、高いほうから「DURA-ACE（デュラエース）」、「ULTEGRA（アルテグラ）」、「105（イチマルゴ）」、「TIAGRA（ティアグラ）」、「SORA（ソラ）」、「CLARIS（クラリス）」があります。

スラムは、アメリカのパーツメーカーです。もともとはMTB業界で有名でした。画期的な製品開発やデザイン性の高さが特徴です。日本ではまだ普及率が低いですが、人と違うコンポーネントを求めている場合におすすめです。

パーツにはグレードが存在しており、高いほうから「RED（レッド）」、「FORCE（フォース）」、「RIVAL（リバル）」、「APEX（エイペックス）」があります。

ロードバイクは、中心となるパーツであるフレームとさまざまな部品を組み合わせて完成されます。完成車はこのさまざまな部品がすべてセットになった状態で販売されているものを指します。

ある程度の上級者になると、ロードバイクの各パーツを自分で交換が可能となりますが、初心者には少しハードルが高いため、完成車がおすすめです。使用しているパーツを選びにくいデメリットもありますが、完成車を購入後、パーツを後日交換することも可能です。

完成車は、納車後すぐに使用できるメリットがありますが、すべてのパーツが自分の好みで完成されているとは限りません。各パーツを自分の好みで選択したい場合、フレームのみで購入したほうがパーツの無駄が発生しません。

基本的には、ロードバイクの組み立ては自分で実施する必要があるため、上級者向けの方法といえます。フレームのみでの販売をしているのは、一部の車種のみです。

革新的な技術を信条とするスペシャライズドですが、ロードバイクタイプのe-Bike（電動バイク）も存在します。「S-WORKS TURBO CREO SL」は、e-Bikeの弱点の一つである重量の増加も抑えており、平均15kgのところを約12kgまで軽量化に成功しています。

最大130km走行可能なバッテリーを装備しているので、ロングライドにも十分対応できます。価格は約150万円と高価であるため、今後コストダウンが期待される車種といえます。

スペシャライズドのロードバイクには、「SPECIALIZED（スペシャライズド）」と「S-WORKS（エス・ワークス）」の2つのロゴが存在します。どちらもスペシャライズドであることに間違いないのですが、プロフェッショナル向けハイエンドモデルは、商品名の前にプロモデルであることを示す「S-WORKS（エス・ワークス）」の名前がついています。

同じ車種の場合、フレーム形状は同じでもフレーム素材はさらに高価で高性能なものが使用された別物です。

実店舗・直営店で購入する大きなメリットは、自分に合ったサイズを確認できる点です。また、購入後には定期的なメンテナンスが必須ですが、実店舗・直営店で購入した場合は直接対応してくれますので、とても安心です。

こういった点は、ロードバイクを初めて購入する場合、大きなメリットになります。

スペシャライズドのロードバイクは、スペシャライズドの公式オンラインショップで購入可能です。通常、オンラインショップで購入した場合、実店舗で購入した場合のようなサポートが受けられないことが想定されます。

公式オンラインショップで注文した場合、後日選任スタッフがお客様に連絡を実施し、サイズの決定やQ&Aでの回答を実施します。その後、注文したロードバイクはお近くの正規版売店を経由して引き渡されます。そのため、購入後も正規販売店でのサポートを受けることが可能です。

インターネット上のオークションサイトでもロードバイクは購入可能です。新車から中古車まで販売されています。現在は販売されていない商品もオークションサイトで見かけることがしばしばあります。

注意点は、中古車の場合、どの程度古くなっているのかがわかりにくい点にあります。価格は定価より安価なのがほとんどですが、売り主は信用できる方なのかや、購入対象の商品は問題ないかという点について確認を十分に行う必要があります。

ロードバイクですが、各ブランドから毎年新しいモデルが販売されています。フレーム形状は同じでカラーだけ変更になるケースが多いです。そのため、新しいモデルが自分の気に入ったカラーとはかぎりません。

こんな時は、オンラインショップ・オークションサイト・実店舗で型落ちのモデルを探してみましょう。価格も値下げしていることが多いのでおすすめです。ポイントとして、売り主がサイクルショップであるとより安心して購入できる点を押さえておきましょう。

スペシャライズドは、ロードバイク以外にもヘルメット・シューズ・サイクルウェアなどの商品をブランドから販売しています。それぞれブランドロゴが入っていたり、ロードバイクに合ったデザイン・カラーリングです。

スペシャライズドのロードバイクを検討している方は、ぜひヘルメットやシューズもスペシャライズドで統一して、おしゃれに乗りこなしましょう。

スペシャライズドのロードバイクはデザイン・カラーリングが素敵なものが多く、日本でもとても人気があります。ぜひこの機会に購入していただいて、ロードバイクをライフスタイルに取り入れてみてください。