ODYSSEY（オデッセイ）のパター人気おすすめランキング10選｜種類・選び方も

オデッセイは、アメリカのゴルフ用品メーカーのキャロウェイが展開するブランドです。需要の多い直進性の高いパターをはじめ名器を扱うブランドとして、初心者からプロまで世界中の幅広いゴルファーに愛されています。パターの違いでゴルフが変わると言われるほど、スコアを左右するものです。

ゴルフクラブの中でも、パターはたくさんの形状・シリーズがあります。種類が豊富だと初心者には何を基準に選ぶといいか迷いますよね。今回は初心者の方にも参考になるよう、オデッセイのパターの種類や特徴・選び方を詳しくみていきます。

またオデッセイの人気おすすめ商品もランキングにして紹介していくので、ぜひ選ぶときの参考にしてください。

ゴルフクラブといえば、ボールを大きく宙に飛ばすイメージがあります。しかしカップイン目前のグリーンオンしたボールなどを転がすように打つ場合も多々あります。そんな時に活躍するのがパターです。

ボールを正確に転がすのに重きを置いており、クラブの中ではロフト角が最も小さい種類です。ボールをピンに寄せたい時など、グリーンの外からの使い道もあります。

オデッセイスポーツは、1997年に「ロッシー」で人気を博したパターメーカーです。現在はキャロウェイのに買収され、傘下に入りました。独創的なデザインとさまざまなパターの革新を推進し、初心者からプロまで幅広いゴルファーに愛され続けています。

どのシリーズも転がりのいい高性能モデルばかりで、国内ツアーで20年連続使用率No.1を記録し、プロからもお墨付きのパターブランドです。また、オデッセイは、ゴルファーそれぞれのニーズに合うものを自分で選べる、パターの考え方を広げてくれるブランドでもあります。

オデッセイのパターは、バリエーションが非常に多いため自分の好みにあったモデルを探しやすい特徴があります。過去にも多くのヒット商品を生み、いまだにプレミア価格で取り引きされているものもあります。

同じヘッド形状で、ネックのバリエーションを複数用意して、ゴルファー1人1人の細かいニーズに対応しています。だからこそ、世界中のたくさんのゴルファーに愛され続けています。

性能も折り紙付きで、それぞれにこだわり抜いたものばかりです。

パットが上手くなると話題のパターのシャフトがあります。その話題の商品が、オデッセイのストロークラボシャフトです。カーボンとスチールをくっつけた複合シャフトで、通常のパターシャフトの重量が110~120gなのに対し、約75gと45g程軽くなっています。

軽くなった分、無駄な手の動きを抑制して、パッティングの際のストロークとテンポを安定させる効果があります。パットに悩んでいる人には、救世主になるかもしれません。

ヘッドをスムーズに動かすためには、自分の打ち方を知る必要があります。チェックの仕方を紹介するので、参考にしてください。パターを横にして、シャフトが地面と平行になるように持ちます。その際、フェースがどこを向くのかをチェックします。

フェースが上を向く場合、真っ直ぐ打ち出すストローク、フェースが斜め上を向く場合、インサイドに振り抜くストロークが合っています。自分の打ち方とパターの特性を合わせると、カップインの確率を高められます。

ピン型の最大の特徴は、操作性のよさと構えやすさです。パターの中でも一般的な型で、どんな打ち方にも、ある程度合うような設計になっているので、多くのプロも愛用しています。

シャフトの線上からフェースの芯までの重心距離が適度にあるので、ヘッドを感じながら打て、コントロールしやすくなっています。そのため、真っ直ぐ打てるフォームを身に付けたい初心者にも、まずは第一候補にしてほしい型です。

マレット型は、見た目からかまぼこ型とも呼ばれます。ピン型に比べるとヘッドが大きいので、ターゲットを合わせやすく、芯も広いので多少芯が外れてもボールの伸びはほとんど変わりません。

重心位置がパターの後方にあるので、パターが左右にぶれずに、ヘッドを直線的に動かすイメージがしやすくなります。そのため、ストロークの軌道を安定させやすい性質をもっているのが特徴です。

マレット型の大型のものを総称して、ネオマレット型と呼びます。ヘッドが大きく重いためカップまでのゾーンをイメージしやすく、距離が出やすく狙ったところにしっかり打ち出せるのが特徴です。安定した軌道で振れれば、ショートパットのミスも減ってスコアアップを目指せます。

世界のトッププロが頻繁に使うようになり、現在では主流になりつつある型です。

パッティングを自分で操作したい、上級者のゴルファーにおすすめなのがL字型パターです。L字の形をしたパターを指します。パターの中でも一番古くからある形状で、アイアンにとても似た形をしています。

ヒール側からシャフトが立ち上がる形状のため、フェースの開閉がしやすい特徴があります。ヘッドを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出すストロークより、インサイド・インの軌道でストロークするゴルファーとの相性がいいです。

ネックの形状には4つ種類があります。それぞれの特徴を見ていきます。

• クランクネック…一番人気のあるネック形状です。全体的にバランスの取れた形状なので、さまざまなパッティングのストロークに対応してくれます。迷ったときは、一番おすすめ。
• ベントネック…クランクネックの次に、人気のある形状です。ショートパットが苦手な方向き。
• ショートネック…フェースの開閉を利用して、ストロークする人と相性がいいです。
• センターネック…特殊な形のため、従来のパターに慣れている方は、違和感を覚える可能性があります。構えやすく、操作性がいい利点があります。

ヘッドが大型化するとスイートスポットが広くなるので多少のミスヒットも真っ直ぐに転がり、ミスにカウントされにくくなくなります。ただ、欠点としてあげられるのは、スイートスポットが広い分、操作性が落ちる点です。目的の場所へ繊細なタッチを出すのは難しいです。

大型ヘッドに比べ、通常のサイズや小型のヘッドは、操作性が良く繊細なタッチが出しやすいです。パターの操作性を求める方やフィーリングでパットを打ちたい方は、大型よりこちらのサイズがおすすめです。

一方で、スイートスポットが狭くなるのでヘッドがストローク中にぶれやすくなるのが欠点です。そこを考慮して選んでください。

フェースの硬さには、硬めと柔らかめの2つがあります。フェースが硬めだと柔らかいボールと相性が良く、当たると弾きがいいです。そのため、パットを強めに打たずに操作したいときにおすすめです。硬いフェースは弾きがいいため、フィーリングが出ないと感じる方もいます。

反対に柔らかいフェースは、打感が柔らかくなります。細かいコントロール向きです。

オフセットは、シャフトの中心からフェースがどれだけ後ろに引っ込んでいるかを表すものです。パターのオフセットは大きく分けて3種類あります。

• シャフトを垂直に見て外径右側にフェースが重なる「フルオフセット」
• シャフトの真ん中とフェース面が重なる「ハーフオフセット」
• シャフト外径左側とフェースが重なる「オフセットなし」

市販のパターで一番多いのはフルオフセットで、フェースが目標より引っ込んでおりイメージよりインパクトが遅くなる傾向にあります。そのため、ボールをヒットしやすくなり、押し出しのミスが減ります。

パターの長さは、正確なストロークを打つためには重要な要素です。普通のパターにも長さのバリエーションがあります。市販されているパターの平均的な長さは34インチです。理想的なアドレスはボールを真上から見て腕にゆとりを持たせて、両腕で五角形を作るものです。

長いとボールから遠いのでアップライトにヒットしやすく、左に引っ掛けやすくなります。逆に短すぎると、腕が伸び切って不安定なストロークになってしまします。自分の身長に合ったものを探すのがおすすめです。

ヘッドの重さは、ストロークに影響を与えます。ヘッドが重いとストロークが安定しやすくなります。グリップ側を重くしたパターは、手元を操作しやすいメリットがあります。重たすぎると距離感が合いにくくなり、扱いにづらくなります。

一方、ヘッドが軽いとフィーリング重視のストロークが安定可能になります。自分の技術に合ったものを選べるとスコアを伸ばせます。

グリップの太さはパターの操作性に影響するので、握りやすい太さを選びましょう。太めのグリップと相性がいいのは、パームで握っている人です。ストレート系のストロークがしやすくなります。

細めのグリップと相性がいいのは小ぶりなヘッドを使い、ピン型やL字型パターで操作性を重視する人です。最後に左右の手が同じ太さで握れるノンテーパーグリップは、ストロークを打つためには安定させたいゴルファー向きです。

パターメーカー「オデッセイ」の製品をご紹介してきましたが、まだまだ他にも優れたパターを作り出しているメーカーはたくさんあります。以下の記事では、パッティングを重視する方にぜひおすすめしたいマレット型パターや、おしゃれなレディース向けパターをご紹介しているのでぜひご覧ください。

パターは、ゴルファーにとって重要な役割を果たします。パターに対するこだわりを持つゴルファーは多く、パットの入る確率によってスコアは大きく変わります。ピン型マレット型などのヘッドの形状や、グリップとの相性などさまざまな要素を比べながら、自分に合ったものを探してスコアを伸ばしましょう。