レディース用ユーティリティおすすめ10選｜初心者でも飛距離を伸ばせる！【女性用】

女性ゴルファーの人口が増加していると同時に、レディース用ユーティリティの数も増えているのをご存知ですか？レディース専用のユーティリティは、プロの女性プロゴルファーも使用しています。

ユーティリティはスイングの力がなくヘッドスピードが遅くてもボールを高く上げられ、番手が小さい方が飛距離を伸ばせます。ヘッドが軽くシャフトが短いので、ゴルフ初心者の女性でも扱いやすいクラブです。

ゴルフを始めたばかりの女性の中には、「ユーティリティに興味があるけれど、自分に合ったユーティリティがどれかわからない」と悩んでいる方も少なくありません。この記事では、女性におすすめなレディース用ユーティリティについて詳しく解説していきます。ゼクシオなどの商品も要チェックです。

ユーティリティは約30年前の1980年代、フェアウェイウッドとアイアンの間のクラブとして誕生しました。元々、ロングアイアンが使用されていたシーンで、現在は頻繁にユーティリティが使われています。

ユーティリティはボールを正確に遠く飛ばす機能を持っています。ユーティリティはクラブの中で最も新しい存在ですが、今のゴルフ界では必須だと言えるほど重要な役割を担っています。

レディース用ユーティリティの飛距離目安は、110～125ヤード程度です。飛ばせる人は150ヤード位の飛距離が出るようですが、初心者の場合は思うようにボールが上がらず、飛距離が出にくいこともあります。まずは、110～125ヤードを目安にして練習していきましょう。

ここからはゴルフ初心者の方にもわかりやすく、基本的なユーティリティの選び方について解説します。ゴルフを長く続けている方も、ぜひ参考にしてみてください。

ユーティリティのヘッドには2種類の形状があります。名称は下記の2つです。

• ウッド型
• アイアン型

ウッド型ユーティリティは力がない女性でも、スピードのあるボールを打てます。アイアン型ユーティリティはスイートスポットにミートしやすく、ボールのコントロール性が高い形状です。

女性におすすめの形状は、軽い力で遠くに飛ばせるウッド型ユーティリティです。もちろん、ウッド型ユーティリティとアイアン型ユーティリティの両方をバッグに入れるのも可能です。

ユーティリティを選ぶ際は、クラブの全体の総重量を確認しましょう。基本的には、すでに持っているほかのクラブの重さと比較して、自分に合ったユーティリティを選びます。

ユーティリティの重さは、フェアウェイウッドより軽くアイアンより重いほうがいいです。クラブが軽ければ軽いほどスイングスピードが上がるので、力が弱い女性にはカーボン製のシャフトを使った軽量のユーティリティが適しています。

ロフト角を確認するのもユーティリティを選ぶ際に重要です。ロフト角はシャフトを地面に対して90度にしたとき、フェース面にある傾斜の角度です。

ロフト角はボールの飛距離や飛ぶ方向に大きく関わっています。ロフト角が小さい場合、ボールは遠くに飛びます。反対に、ロフト角が大きければボールを上に高く飛ばせます。

初心者におすすめのロフト角は24度です。ロングアイアンが苦手な方は、ロフト角24度のユーティリティを試してみてください。

FP（フェースプログレッション）とは、フェース面とソール面の境目であるリーディングエッジとシャフトの中心線との長さを表します。ユーティリティの一般的なFP値は14mmと言われています。

FP値が大きければ大きいほど、ボールは高く上がります。まっすぐ飛ばしたい方はFP値が大きいユーティリティを選びましょう。

一方で、FP値が小さい場合ミスショットは減りますが、スイング力が必要になります。FP値が小さいユーティリティはアイアンのような正確性に加えて、少し飛距離を伸ばしたい方におすすめです。

ユーティリティのシャフトの硬さで打ち心地や飛距離も変化します。シャフトはカーボン製とスチール製があり、女性の場合、しなりやすいカーボン製がおすすめです。また、シャフトの硬さは以下の6つに分けられます。

• L（レディース向き）
• A（スイング力があるレディース向き）
• R（メンズ向き）
• SR（スイング力があるメンズ向き）
• S（よりスイング力があるメンズ向き）
• X（ハードヒッター）

一般的なレディース用のユーティリティをお探しの場合は「L」の硬さがおすすめです。ヘッドスピードが33m/s以上出る場合、「A」のシャフトが適しています。

ここからは、ユーティリティでボールを打つときに気を付けるポイントについて解説します。重要なポイントを抑えると、より的確にボールを飛ばせます。

ユーティリティを構える際は、力み過ぎないようにするのがポイントです。力が入り過ぎると、ヘッドが上がってしまいます。ヘッドが上がると、ボールは狙いとは異なった方向へ飛びます。

力を抜いて、スイングの前後にヘッドの重さを感じるようにしましょう。ボールに当てることや、遠くに飛ばすことを考えないようにすれば、力を抜きやすくなります。

腕を伸ばしてスイングするのは、ゴルフの基本です。腕が曲がっていると、スイング力が弱くなり、インパクトでブレが生じます。

腕をまっすぐ伸ばすと腰が受動的に捻られ、上半身の動きが全体的に良くなります。その結果、自然にいいショットが打てるようになります。

フィニッシュを意識すれば、インパクトが安定します。正しいフィニッシュができたときは、スイングもきれいにできた証拠になります。

フィニッシュ時の体勢が難しいと感じる方は、柔軟性を上げる必要があります。最初から理想の形に拘らず、徐々に身体に馴染むように練習しましょう。

女性ゴルファーにおすすめのユーティリティのメーカーは、「ダンロップ（DUNLOP）」や「キャロウェイゴルフ（Callaway Golf）」です。レディース用は軽量でシャフトがしなりやすいユーティリティが人気です。

テーラーメイド（TaylorMade Golf）は、ゴルフ用品を扱うアメリカ発祥のブランドです。若い世代にも好まれる、おしゃれなゴルフ用品を販売しています。メンズ・レディース共に人気があるメーカーです。

ユーティリティは日本での呼び方になります。テーラーメイドのユーティリティをお探しの場合は、「レスキュー」や「ハイブリッド」と検索してみてください。

ダンロップ（DUNLOP GOLF）は車用タイヤで有名なイギリス発祥のブランドです。タイヤゴムの技術を活かし、日本国内では1930年にゴルフ用品の販売もスタートさせました。

老若男女問わず、幅広いゴルフ用品を取り扱っています。ダンロップのレディース向けユーティリティは、ゼクシオシリーズがおすすめです。

キャロウェイ（Callaway Golf）はおしゃれな女性ゴルファーから指示されている、アメリカのゴルフメーカーブランドです。女性向けのかわいいデザインのゴルフ用品を多く取り扱っています。

キャロウェイでは、キャディーバッグとクラブのセットが多く取り揃えられています。ドライバーやユーティリティ、アイアンなど細かく選ぶ必要がないので、ゴルフ初心者の女性でも選びやすいです。

ヤマハ（YAMAHA）は楽器製造で有名な国内ブランドです。スポーツ部門では、アーチェリー用品から始まり、スキー用品やテニス用品の製造も行っていました。現在、スポーツ用品はゴルフ関連のみを取り扱っています。

楽器をつくっている会社ならではの、ショット時の音質も研究されています。初心者でも打ちやすい形状のユーティリティを多く販売しています。

レディースゴルファーが最初に選ぶべきユーティリティのロフト角は、3番の16度・4番の22度・5番の19度です。このほかにも、7番の22度などが選択肢として考えられます。

しかし、特にレディースゴルファーはアイアンが苦手な方も多いため、初心者の方は飛距離が出しやすい5番から始めるのをおすすめします。

ゴルフのユーティリティは非常に高価なため、初心者の方にはなかなか手が出せないのも事実です。しかし、そういった場合でも中古ショップなどを探せば、かなり安価で購入できる可能性もあります。

たとえばレディース向けの商品であれば、15,000円を切るものも珍しくありません。ゴルフを諦めかけていた方にも、中古での購入を選択肢に入れるのをおすすめします。

今回は、レディース用ユーティリティについて解説しました。理想に適うユーティリティを見つけられましたか？お気に入りのユーティリティを使って、ぜひゴルフを楽しんでください。