グロい映画おすすめ22選｜海外のホラー映画・Amazonプライムで見れる作品は？

グロ映画は、非現実感が刺激的で不思議な魅力があります。血しぶきが飛び散り、登場人物たちが次々に絶命していく恐ろしい演出は、「怖いのに怖いものみたさで観たくなる」と思っている方も多いです。

グロ映画は、定番のスプラッター系洋画だけでなく、心理戦を交えたホラーや、日本を舞台にした和風グロ作品などがあります。グロいだけでなくしっかりしたストーリーで、有名監督・有名俳優が出ている名作もたくさんあります。

この記事では、グロい映画の選び方や人気ランキング上位のおすすめ作品を海外物を含めてご紹介します。アマプラ（Amazonプライム）やネトフリ（Netflix）など月額の配信サービスについても必見です。記事の最後には上級者向けの最新映画も紹介しますので、グロ好きの方もグロ映画に慣れていない初心者の方も、禁断のグロすぎる映画を堪能しましょう。

昔からある有名グロ映画といえば、『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』など、殺人モンスターが次々と人を殺すスプラッター系を想像します。しかし、グロい映画はスプラッター系以外にも、さまざまな種類があります。

平凡な一般人が復讐のために非道な殺人で内臓が飛び出すようなグロテスクな行為を行ったり、理不尽な殺人ゲームに巻き込まれて次々に仲間が殺されたりするストーリーです。

また、犯人あてのような推理要素がある猟奇殺人者との戦いや、じわじわと主人公が追い詰められていくトラウマになってしまうような心理的な恐怖感が味わえるものなど、作品によって展開は異なります。グロ映画だからこその緊迫感は、ついクセになってしまう特殊な魅力があります。

グロ映画のメインとなるのは洋画です。洋画にはゾンビものやピエロ、猟奇殺人者が登場するシリーズなど、スプラッター系が昔から多く、膨大な作品の中から選べます。グロいだけでなく、ストーリーも楽しみたいなら、心理戦や推理要素、アクション映画的な要素が入ったグロ映画がおすすめです。

洋画だけでなく、日本を舞台にした邦画も人気です。身近なところに潜む狂気に引き込まれ、よりリアルな臨場感が楽しめます。洋画と比べると作品量は少ないですが、洋画よりグロさは控えめな作品が多いので、初心者の方にも向いています。

洋画の場合は字幕版か吹き替え版かの選択肢もあります。字幕は俳優さんの演技がそのまま楽しめるものの、セリフを読むのに気を取られてしまうので、好みに合わせて選びましょう。

グロ映画を選ぶときは、上映時間の長さもチェックしておきましょう。基本的にグロ映画は、目を覆いたくなるような恐ろしいシーンが続きます。慣れていない方が大長編を観てしまうと、精神的にどっと疲れてしまいます。初心者の方は1時間半くらいまでの作品がおすすめです。

また、寝る前にグロ映画を観ると怖くて寝つきが悪くなる場合もあるので、慣れていない方は気をつけましょう。

グロ映画は俳優や女優がマイナーなイメージがありますが、他の映画でも活躍している有名俳優も多く起用されています。

例を挙げると、洋画では『セブン』のブラッド・ピットさん、『マザー！』のジェニファー・ローレンスさん。邦画では『ミュージアム』の小栗旬さん、『悪の教典』の伊藤英明さんや二階堂ふみさんなどが出演しています。好きな俳優・女優の出演作をチェックしてみましょう。

グロ映画は、監督や脚本にも注目しましょう。グロすぎる映画が観たいなら『血の祝祭日』などスプラッター系映画の始祖と呼ばれるハーシェル・ゴードン・ルイス監督や、『ソウ』や『デッド・サイレンス』のジェームズ・ワン監督。邦画では『悪の教典』など多くのホラー映画を手掛ける、三池崇史監督などが有名です。

グロ映画は、手掛ける監督も同じ系統の作品に携わる方が多いのが特徴です。人気小説を題材にした脚本も多いので、チェックしてみましょう。

グロ映画は、実際の事件や伝承をモチーフにした作品もあります。作品を盛り上げるために過剰な演出になっているものの、実話となれば恐怖感がアップします。映画を観る前でも観た後でも、モチーフになった事柄を調べてみると、より作品の魅力を堪能できます。

映画は1本観るのに2時間前後の時間を要します。折角観るならハズレなしの名作を鑑賞したいです。映画には『アカデミー賞』『カンヌ国際映画祭』『サンダンス映画祭』など、さまざまな賞があります。賞を受賞した作品はそれだけ多くの人から評価された作品なので、安心して観られます。

ホラー上級者におすすめなのが、2022年7月に公開した「哭悲(こくひ)/THE SADNESS)」。近年韓国作品を中心に、アジア映画に注目が集まっています。こちらの作品は台湾の作品で、数々の国際的な映画賞を受賞している話題作です。

長年台湾で流行していた感染症のウイルスがある日突然変異し、感染者の凶暴性を助長する病になります。そして、感染した人々は理性を保てなくなり、残虐な行為が台湾の街に溢れかえります。そんな混乱の中、再開を果たそうとする男女の物語です。

レビューでは「2度と見たくないほど怖かった」と投稿している方が多い、スリル満点の作品です。R18+なので18歳未満の方は鑑賞不可ですが、度胸試ししたい18歳以上の方はぜひチェックしてみてください。

世界一グロい映画と言われているのが『セルビアン・フィルム』です。内容が過激でグロテスクなため、全世界46カ国以上で上映禁止されました。また、上映した国でもシーンをカットするなど世界の人々を騒然とさせた映画です。

監督はスルディアン・スパソイエビッチ氏で『ネクロマンティック』『ムカデ人間』など今までも残酷な描写や問題作を送り出してきました。その『セルビアン・フィルム』が2022年に4Kリマスター化され公開されました。勇気のある方は世界一グロい映画を試してみてください。

2023年に公開されるグロい映画の中から、邦画・洋画の作品をそれぞれ1本紹介します。

邦画は清水崇監督の『忌怪島／きかいじま』です。清水崇監督は『呪怨』や『犬鳴村』などのホラー作品を手掛けてきました。ストーリーは、とある島を訪れたVR研究チームのメンバーに襲い掛かる不可解な死や謎が襲い掛かる恐怖が描かれています。リアル世界と仮想世界の2つの空間の設定が見どころです。

洋画では『プー あくまのくまさん』をおすすめします。世界で愛されるキャラクターくまのプーさんのホラー版です。プーさんが森に置き去りにされ、その後野生化したプーさんが人間狩りを繰り広げるというグロいストーリーに仕上がっています。

今や映画鑑賞もサブスクの時代で、月額料金で映画や動画を好きなだけ観れる配信サービスが主流となっています。動画配信サービスは、『アマプラ（Amazonプライムビデオ）』や『ネトフリ（Netflix）』『U-NEXT』などさまざまな種類があります。

登録しておけば、パソコンやスマホでいつでも映画鑑賞できるので、映画好きの方におすすめです。

グロ映画が好きな方は、ドラマにも注目してみてください。最近のドラマでグロいドラマといえば『親愛なる僕へ殺意をこめて』です。主人公の実の父親が連続猟奇殺人事件の容疑者で、二重人格といった設定です。FODにて独占配信されているので、見たい方はチェックしてみてください。

Netflixオリジナルドラマでは『今際の国のアリス』がおすすめです。現在シーズン2まで配信されています。ジャンルはサスペンスホラーで、生き残るため命を賭けてゲームに挑む内容です。配信サービスに加入するとほかのグロ映画やグロドラマが見られる点がメリットです。

グロ系映画は非日常的な恐怖の世界にどっぷり浸れる、独特の魅力があります。ただグロいだけでなく、洋画にも邦画にも映画賞を受賞する名作もたくさんあります。怖いけれど面白い、グロ映画をじっくり楽しみましょう。