さだまさしの小説おすすめ9選|歌手だけじゃない!泣ける名作多し!

歌手として有名なさだまさしさんですが、小説家としても数多くの名作を執筆し、世に送り出してきました。本記事では、さだまさしさんの人物像から創り出される小説・エッセイの魅力や特徴、選び方などを紹介しますので参考にしてください。

2023/08/10 更新

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幻冬舎

精霊流し (幻冬舎文庫)

さだまさしさんの自伝的小説である本作は、自身・家族・親類などが登場人物となり展開するほぼノンフィクションの短編集です。ユーモラスな部分もありますが、さだまさしさんが半生のなかで体験してきた艱難辛苦や、大切な人との出会いや別れなどが綴られ、ラストは切なくも温かい気持ちに包まれます。

 

亡くなった御霊を見送る長崎の精霊流しには、時を越えて語り継がれてきた幾人もの命の尊さを改めて考えさせられます。

過去に2度ほど図書館で借りて読み、やはり手元に置いておきたくて今回購入しました。 さだまさしさんの自伝的小説と思われますが、経てきた人生、関わった人々すべてが今のさださんにつながっているのだと感じました。さださんの作品をもっと読んでみたい と思わせる一冊だと思います。

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さだまさしってこんなに文章が上手いんだ 目の前に情景が浮かびます!優しい気持ちになれる良書!気持ちが疲れていて荒んでいる時には救われる思いがします

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幻冬舎

解夏

表題作である“解夏”を含む4作品の小説集です。解夏のストーリーは、教鞭を執る主人公が徐々に視力を失っていく恐怖と闘いながら、故郷の風景を目に焼き付けようと、愛する人や幼なじみに支えられながら懸命に日々を過ごします。

 

“解夏“とは仏教用語で、僧侶の修行が明ける日を意味していますが、まさに視力が衰えていく時間こそが苦行で、失明したときには覚悟が備わり迷いが消えると解釈できます。難しいテーマですが、主人公など登場人物の心情の揺れ動く描写は見事で、感動必至です。

数々の名曲を生み出した彼がペンを握ったかと思えば、心情の機微や移ろいを、丁寧に丁寧に紡いでいく。 脱帽。 さだまさしは天才である

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複数の短編がありますが、「解夏」についての感想を書きます。 とても良かったです。 さだまさしさんは、素晴らしい詩人でもあるのですが、 小説もこんなに素晴らしいとは思いませんでした。

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眉山

徳島を舞台に繰り広げられる、余命わずかな母親と娘の絆を描いた作品です。死を目前にした母親が娘に告白した、父親の存在と出生の秘密。娘は怒りを露わにしますが、その事実や父親を愛する気持ちを堂々と告白する母の潔さや、自ら献体を志願する姿勢に、徐々に心が解けていきます。

 

女手一つで育ててきた娘に対する母親の深い愛情は、どちらの立場になっても共感せずにいられません。また、実際に現地に行ってみたくなるような風景の描かれ方も魅力的です。

さだまさし氏は徳島県のご出身でしたっけと」勘違いする程、情景が脳裏に浮かんできました。クライマックスのシーンはハラハラドキドキしながら読みました。愛するって色んな形があるんですね。10代、20代の若者たちにも是非読んでほしい1冊と思います。

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幻冬舎

アントキノイノチ (幻冬舎文庫)

タイトルにインパクトがありますが、“いじめからの鬱”や“孤独死”、“遺品整理業”とかなり重いテーマで展開していきます。しかしどのシーンも現実に起こっており、問題提起している作品です。心を閉ざしていた主人公が、同じ傷を負った運命の人と出会い、凄惨な現場で働くうちに命の尊さや生きる希望を見出す様子に心を打たれます。

題名が?と思いましたが、最後によくわかりました。テーマそのものでした。この本は、ほとんど、一気に読んでしまいました。 「いじめ」の現実に苦しんでいる人には、ぜひ、読んで欲しい。「遺品整理業」という仕事の奥深さに胸をつかまれます。

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かなり怖かったです(笑) と同時に主人公が携わっている仕事は興味深かったです。 主人公の過去と現在を読み進めていき最後は良い形で まとまっていたのでスッキリ読み終えることが出来ました。

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幻冬舎

サクラサク ~『解夏』より~

“解夏”に収録されている短編小説です。仕事一筋に邁進していた主人公自らの不貞や家庭を顧みなかったことで崩壊していく家族関係が、父親の認知症をきっかけに再生していくストーリーです。裕福な暮らしがあっても心が豊かでなければ幸せとは言えない。家族の本当の幸せや大切なことはなにかを考えさせられる作品です。

途中から最後までずっと泣きながら読みました。さだまさしって凄いんだな。

出典: https://review.rakuten.co.jp

幻冬舎

風に立つライオン (幻冬舎文庫)

“風に立つライオン”は、楽曲のすばらしさから小説化を熱望された作品です。ケニアの戦地で医師として働く主人公から、やがて東日本大震災後に舞台を移して受け継がれていく、医療と命のバトンリレーがテーマとなっています。

 

主人公自身が語るのではなく、主人公を知る人物からの視点で次々に描かれていく様子が印象的であり、最終的に主人公が遺した志が、読み手の中で像を結ぶ面白さがあります。力強く生きていこうと前向きになれる感動作です。

小学館

かすてぃら (小学館文庫)

さだまさしさんの実父の破天荒ぶりに翻弄される家族の日々が描かれた本作は、かつてテレビドラマ化もされています。水害で家業を失っても、豪傑で明るく義理人情に厚いお父さんは、さだまさしさんにとって本当にかけがえのない存在であることが伝わってくる、温かいエピソードが詰まっています。

 

全体的にとても読みやすく入りやすい文章構成なので、さだまさしさんの作品を初めて読む方におすすめの一冊です。

NHKで放映されていたドラマを見てぜひ読んでみたくなり購入しました。 さだまさしさんの幼少期のエピソードやご家族のことが書かれており、さださんのユーモラスな文章からとても楽しめるのと同時に、 家族愛が伝わるとても素敵な本です。 何度も読み返したくなる本です。さださんのファンの方、またそうでない方にもお勧めしたい一冊です。

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笑ったり、ホロっとしたり、感動して楽しく読むことができ、友人にも薦めました

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NHK出版

ちゃんぽん食べたかっ!

“かすてぃら”の続編にあたる本作は、さだまさしさん本人が主人公となり、自身が過ごした青春時代で経験した苦悩や挫折、さまざまな人との出会いを中心に描かれています。どんな逆境にあってもへこたれず、自らの信念を貫いて芸術への道を歩んできた、さだまさしさんの足跡を見て取れます。

面倒な説明や理屈を抜きにして、読んでいて面白い。 旅の間の時間調整にもってこいですね。

出典: https://review.rakuten.co.jp

岩波書店

さだの辞書

自伝的エッセイ集となっており、「家族・故郷・ご先祖様」から始まり、仲間や恩人、音楽に至るまで全25話で構成されています。大学時代に落研で培った話術のセンスがいかんなく発揮されており、さすがといえるユーモアや涙するような場面が盛り込まれ、まさにさだまさしさんの人物像がよくわかる辞書のような一冊です。

ずっと前から、発行されると聞いていたので、市場よりも早く入手でき、既に読破しました。 内容的には、前にコンサート等で聞いたことがあるものでしたが、活字になるとまたイメージが 変わってきます。 面白いし、泣けますよ

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