岡田あーみんの漫画おすすめ9選｜お父さんは心配症が有名！現在は？

岡田あーみんは1980年代～1990年代に少女漫画雑誌『りぼん』で活躍していた漫画家です。王道の少女漫画作品が並ぶ中、不条理でナンセンスなギャグ満載の岡田あーみんの作品はひときわ目立つ存在で、多くの乙女の心をわしづかみにしました。

岡田あーみんの作品から受けた衝撃が忘れられず、「久しぶりに読みたい」と大人になってから再び購入する元乙女も少なくありません。数十年ぶりに読んでも以前と変わらず面白くて笑えるのがすごいところです。

この記事では、岡田あーみんの漫画3作品について詳しく解説します。さらに岡田あーみんの来歴や現在、電子書籍作品の有無についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

岡田あーみんは1962年生まれで沖縄県出身、そして大阪の進学校である北野高校卒業だとの情報があります。高校在学中の1983年、「第162回NEW漫画スクール」に応募した『お父さんは心配症』が準りぼん賞を受賞、同年の『りぼん』5月号に同作品が掲載され漫画家デビューしました。

デビュー後は後述する3つの連載作品と、読み切り6作品を発表しています。

1997年の5月増刊号に『ルナティック雑技団』の番外編が掲載されて以降、漫画家としての活動はありません。漫画家はすでに引退しているようです。

しかし2018年の通販サイト「ベルメゾン」でのコラボアイテム発売や、2019～2021年の「特別展りぼん」での原画展示など、ファン心をくすぐる企画は現在でも不定期に行われています。

1984年11月号～1988年11月号まで連載された漫画で、コミックスは全6巻です。2015年には文庫版全4巻が出版されました。文庫版の巻末には岡田あーみんのコメントが掲載されています。

デビュー作とは思えないほどテンポのいいストーリー展開で、ギャグのキレも秀逸です。30年以上も前の10代の女の子が描いた漫画なのに、現代の大人が読んでも笑えます。岡田あーみんの才能を感じずにはいられない作品です。

1989年5月号～1992年9月号まで連載された漫画です。コミックスは全3巻で、2016年には文庫版全2巻が発売されました。戦国時代を舞台に、命を狙われているお姫様と、その姫を守る3人の忍者が繰り広げる物語です。

『お父さんは心配症』よりもギャグのキレや勢い、数も増しています。『りぼん』に掲載されていたとは思えないほど突拍子もない展開ばかりですが、この作品が最も好きだとの声も多い人気作です。

『りぼん』では1993年5月号～1994年3月号まで、後に『りぼんオリジナル』に移籍し1994年4月～1995年5月まで連載されました。先の2作品と比べると少女漫画らしいタッチですが、笑いの要素は満載です。岡田あーみんならではの学園ラブコメディ作品になっています。

コミックスは全3巻です。『りぼん』創刊60周年の記念企画として2015年に発売された新装版には、コミックス未収の番外編や読み切り作品が掲載されています。

岡田あーみんの漫画の電子書籍版は残念ながらありません。以前は電子書籍でも読めたとの情報もありますが、現在では読めなくなっています。岡田あーみんの漫画が楽しめるのは紙媒体のみです。

書店や古本屋で見かける機会は少ないものの、Amazonなどの通販サイトならどの作品もコミック版・文庫版共に扱いがあります。全巻セットでの販売もあるので、大人買いして思い出に浸りながら読むのもおすすめです。

岡田あーみんの漫画は内容が古臭くないので若い世代にもおすすめです。親子そろって読んでいるとの声もあります。性別問わず楽しめるのもポイントです。本記事を参考に岡田あーみんの漫画を選んで、思い切り笑ってストレス発散してみませんか。

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