ガイロープのおすすめ10選｜パラコードとの違い・カラビナも紹介

パラコードやガイロープは、テントやタープの設営に欠かせないアイテムですよね。しかし、テントに付属しているガイロープは「細くて切れないか不安」「もっとおしゃれなものに変えたい」といった声が多く、交換を考えている方も多いと思います。

実はガイロープとパラコードには違いがあり、太さ・長さ・耐久性・色などを基準に選ぶと使いやすくて便利なんです。また自在金具が付いていない場合は、自在結び・もやい結びなどを覚えておくとさらにキャンプが快適になりますよ。とはいえど、種類が多くてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、選び方・メーカー・おすすめの色・パラコードとの違い・結び方・話題のDDタープ・おすすめ商品10選まで紹介しています。テントの設営が楽になるカラビナを取り付ける方法などについても紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ガイロープは、テント・タープを張る際に使われる風対策の専用ロープをいいます。テントなどを購入した際に、一緒に付属しているものが多いです。パラコードとは、パラシュートに使われるロープをいいます。太さが細いもの・長さが15～50mと長いものが多く、テントやタープなどで使う場合は適当な長さに切って使用できます。

また、ガイロープに比べて細めのものが多く、自在金具などが抜けやすいのが難点です。パラコード・ガイロープもテントやタープを張るのに使えますが、太さや強度などを見極めて購入するのが大切です。本記事では、ガイロープ・パラコード両方を紹介しているので、ぜひチェックしてみましょう。

ガイロープの太さは、4～5mm程度の長さを選ぶのがおすすめです。ガイロープの太さは強度に係わります。細すぎるガイロープは、突風や雨などの重みなどで、時間が経つと切れてしまう恐れがあるので気を付けましょう。

ただし、ガイロープが太すぎても結ぶのが難しい・重いなどの問題が起こり、扱いにくくなります。強度と扱いやすさのバランスを考えると、4～5mm程度の太さがベストです。

ガイロープ・自在金具が目立つ色のものを選ぶのがおすすめです。目立つ色のガイロープなら足を引っかける心配もなくなります。派手な原色や迷彩柄などのおしゃれな柄のガイロープ・パラコードがあるので、自分の好みの色・柄を選びましょう。

ただし、白などの色を選ぶと汚れやすく、劣化すると砂や泥の色が付いて地面と同化してしまう恐れがあります。そのため、汚れが目立たない色を選ぶのも、扱いやすいポイントです。

ガイロープの長さを選ぶときは、テントで使うか・タープで使うかによって長さが異なります。テントで使うガイロープは、3m程度の長さがあれば十分です。

タープで使うガイロープは、4m程度の長さがおすすめです。結び方や自在金具の有無によっても必要な長さが違います。また、簡易的なソロ用タープなどであれば、3m程度でも十分な長さです。さらに、メインポールが長い場合は、念のため4～5mの長さのもの選びましょう。

ガイロープのほとんどが化学繊維で作られていて、素材ごとの特徴があります。中でもおすすめなのが、ポリエステル製のガイロープで、水に強いため突然の悪天候などにも対応可能です。

また、ポリプロピレン製はポリエステル製と似た性質を持ち、価格が安いのが特徴です。ただし、ポリエステル製と比べて紫外線に弱い傾向にあります。

ナイロン製は山岳テントなどにおすすめで、伸縮性・摩擦性などに優れているのが特徴です。お値段は高価ですが、耐久性が優れたガイロープをお探しの方におすすめします。

「soomloom」のパラコードは、機能性が充実してコスパ抜群なのが魅力です。さまざまな長さのパラコードを展開していますが、4～5mmの全長50mのものがおすすめです。明るく視認性の高いカラーで、表面に反射材が編み込まれているため、暗いところでも安心して使えます。

ロープの内側は4芯のナイロン製・外側は反射材を使用したポリエステル製で耐久性の高さも特徴です。長さが50mあるため、好きな長さで切って使用しましょう。

おしゃれなアウトドア用品で有名な「コールマン」のガイロープは、自在金具が最初から結び付けられている便利なアイテムです。初心者でも簡単に結べるので、自在金具が取り付けられてるのものを選ぶと楽ですよ。

太さは4mm・長さ5mとテント・タープにも使えます。また、紫外線などにも強いポリエステル製で、悪天候などでの利用可能です。ただし、白色で汚れやすいのが難点となります。

テントなどキャンプ用品で人気の「GEERTOP」の自在金具付きロープは、派手な色で目立ちやすい色が特徴です。太さ4mm・長さ4mの適当なサイズで、2本の反射材入りワイヤーが編み込まれていて、夜でも足を引っかける心配も少なくなります。

また、価格が安いポリプロピレン製で、260kgまでの耐荷量がある耐久性の高さも魅力です。自在金具は軽くて頑丈なアルミ製で、簡単に取り付けられるところもポイントといえます。

日本の高品質なアウトドアブランド「DaLaCa」のガイロープは、おしゃれにこだわりたい人におすすめです。太さ5mm・長さ4mのサイズで、350kgの耐荷量がある丈夫で頑丈なポリエステル製で作られています。

レッド・グリーン・ブラック・イエロー・ダークグリーンなどから選べて、テントやタープと合わせておしゃれを楽しめます。また、ペグやハンマーを収納できる大きな収納袋付きなのも使いやすいポイントです。

「ワークマン」は、作業服や工具など以外にも、アウトドア用品も多数販売しています。特に、コスパ抜群で丈夫なパラコードがテント・タープ用に人気です。太さ4mm・長さ15mで、好きな長さに切って使用可能です。

耐荷量は250kgで中芯にナイロンを使っているので、強度・耐久性もしっかりしています。また、迷彩柄・ブラック・カーキなど、キャンプで使いやすいカラー展開で、迷彩柄は特におしゃれで人気です。ぜひお近くのワークマンもチェックしてみましょう。

ガイロープの結び方は、自在結び・もやい結びがあります。自在結びとは、ロープの結び目をスライドさせて動かすと、張力を調節できる結び方です。ロープのテンションの調節がうまくいかないときにも、簡単に調節できるのでぜひ覚えておきましょう。

もやい結びとは、船を港に繋ぎとめる際の結び方で有名です。もやい結びの特徴は、強く力がかかっても輪の大きさが変わりません。また、結び目を解くのは、簡単なので汎用性が高いといわれています。

このような自在結び・もやい結びは、自在金具がない場合や壊れてしまった際、覚えておくと便利です。テントやタープなどを設営に欠かせないので、ロープワークとして学んでおきましょう。

テントやタープを張ったガイロープを毎回取り外しするのが面倒な方も多いですよね。そんな時は、カラビナを取り付ける方法が便利です。カラビナが初めから取り付けられているものもあるほど、ガイロープの接続の取り外しを楽にしてくれるのでぜひチェックしてみましょう。

ガイロープにカラビナを取り付ける方法は、ガイロープの先端にカラビナを結びつけます。使うときは、カラビナをテントのループやタープのハトメに取り付けるだけで簡単です。

接続部分のカラビナは100均などでも購入できますが、なるべく軽量のステンレス製で頑丈なものがおすすめです。カラビナを取り付けた後は、自在金具や結び目を調節するだけなので、毎回取り外しや設置が楽になります。

ガイロープは比較的入手しやすいアイテムです。たとえば100均のダイソー・セリア・ホームセンターのカインズ・コーナン・スポーツ用品店のゼビオ・アルペン・Amazon・楽天などのECサイトでの通販でも購入できます。

素材や色合い・太さなどを実際に目で見て確かめて購入したい方は、紹介した店舗に足を運んでチェックして見るものおすすめです。初心者の方は店員さんに相談して購入すれば間違いありません。

DDタープとは、アウトドア用品を取り扱っているイギリスの「DDHammocks（ディーディーハンモック）」社のブランドアイテムです。3×3m・4×4mの正方形タイプが多く、タープからテント・シェルター張り方のアレンジがきくのが特徴となっています。

またタープ生地には、耐水性3,000mmの防水コーティングが施されているため雨の日でも安心して使用可能です。DDタープにはペグ4本とガイドライン4本が付属しています。ただし自在金具は付いていないので、別に準備しておくのがおすすめです。

ガイロープ・パラコードは、長さ・太さ・おしゃれさ・耐久性など、さまざまな商品が数多くのメーカーから販売されています。ぜひ本記事の選び方やおすすめ商品を参考に、お気に入りのパラコード・ガイロープを手に入れて、キャンプライフを快適にしましょう。