本屋大賞受賞の本おすすめ19選|歴代の受賞作品を紹介【ミステリー・文庫本も】

今回は、過去に本屋大賞を取った作品の中からおすすめの本・文庫本をご紹介。ミステリーなどジャンル別に解説しています。また、歴代の受賞作品や映画化・映像化された作品などもピックアップ。本屋大賞の年別順位・ランキングも紹介していますので、参考にしてください。

2023/10/24 更新

商品PRを目的とした記事です。買える.netは、Amazon.co.jpアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。 当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がランク王に還元されます。

※Amazonおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.又はその関連会社の商標です。
双葉社

告白

ショッキングな題材を扱った話題作!緊迫感溢れる狂気の青春小説

【あらすじ】
本作品は、1つの事件を複数人の視点から追う犯罪小説です。我が子を校内で亡くした女性教師が、ある少年を犯人だと追求したことを皮切りに、物語は始まります。事件に至るまでを、級友・犯人・犯人の家族など複数の人物のモノローグで紐解き、人間の歪んだ心理を描きます。予想を裏切る衝撃的なラストも見所です。

【こんな人におすすめ】
・子供達が直面する「理不尽な現実」との闘いを楽しみたい方
・息もつかせぬスピード感で、怒涛の展開を味わいたい方
・2009年本屋大賞を受賞しており、確かな名作を読みたい方
KADOKAWA

夜は短し歩けよ乙女

舞台は京都!ユニークなキャラが魅力な恋愛ファンタジーの小説

本商品は、2006年に山本周五郎賞を受賞している小説です。「黒髪の乙女」に想いを寄せる大学生「先輩」は、京都の街で彼女の姿を追い求める中、さまざまな珍事件に巻き込まれてしまいます。なるべく彼女の目にとまることを、略して「ナカメ作戦」と名付けるなど、森見登美彦による言葉遊びが楽しく、ユニークな作品に仕上がっています。

さらに、個性あるキャラクターが多く登場するので、場面がコロコロ変わりテンポ感がいいのも魅力の1つ。読書初心者でもあっという間に読み進められますよ。2017年に映画化、2021年にアニメ化もされているため、小説ならではの表現や世界観も味わいたい方にもおすすめしたい作品です。
ポプラ社

かがみの孤城

繊細な心理描写が楽しめる!不登校の少女達のミステリー小説

不登校の少女・こころは、ある日鏡の中に入り込んでしまいます。その先は異世界の城の中でした。似た境遇にいるらしい中学生が、こころを含め7人集められており、彼らにひとつの課題が出されます。7人は戸惑いながらも、少しずつ心を通わせます。そして、驚きの連続の中で、やがて大きな秘密を解き明かしていきます。

【こんな人におすすめ】
・胸が締め付けられるような物語を読みたい方
・繊細な心理描写で、登場人物の心の揺れ動きを感じたい方
・ミステリ要素も楽しみたい方
新潮社

夜のピクニック

「永遠の青春小説」!甘酸っぱい気持ちになれる青春小説

本商品は、高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」を舞台とした青春小説です。80km歩き通すという、北高の伝統行事。親しい友人同士の時間を過ごしながらゴールへ歩くそんな中、主人公の貴子は一つの賭けを胸に秘めています。どんな賭けなのか、その賭けには勝てるのかが見所ですね。

さらに、本屋大賞を受賞しているため、安心して手に取れます。「永遠の青春小説」という名にふさわしく、ドキッとしたり、甘酸っぱい気持ちになることができますよ。瑞々しい気持ちになりたい方に、ぜひおすすめしたい小説です。青春時代に戻った気分で読むことができますよ。
双葉社

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

本屋大賞2位!ありきたりから1歩踏み出すストーリー展開

本書は、「共病文庫」と書かれた1冊のノートを拾うところから始まる物語です。このノートは、クラスメイトとはいっても友人関係ではなかった山内桜良の日記。それを読んだ主人公は、恋愛感情と一言では言い切れないような感情が芽生え、山内桜良の距離が縮まっていくのです。「君の膵臓を食べたい」というタイトルにドキッとしますが、先へ先へと読み進めて結末を知りたくなるはずですよ。

賛否両論の本書ですが、75万部突破のベストセラーとなり、映画化もされているため、話題作に目を通したい方にピッタリです。また、死や人との関わりをテーマにしつつもライトな文章展開。日頃小説を読み慣れていない方にもおすすめです。
東京創元社

流浪の月

新しい人間関係への旅立ちを描いた息を吞む傑作!映画の原作本

【あらすじ】
「2人は一緒にいるべきではない」と、世界中の人が反対し批判するであろう主人公の男女2人。再会するべきではなかったかもしれない2人が再び出会った時、運命は周囲の人を巻き込みながら動き始めるのです。愛ではないけれどそばにいたい、という新しい人間関係への旅立ちを描いた作品です。

【こんな人におすすめ】
・表現力の描写技術が凄い作品が好きな方
・作品に引き込まれるという気持ちを味わいたい方
・本屋大賞受賞作品を読みたい方