フォレスター用スタッドレスタイヤおすすめ12選｜スタッドレスは必要？

フォレスターオーナーの方は、購入するときに荷物をたくさん積んで遠くまでドライブして非日常を楽しむ姿を描いていませんでしたか？スバルを代表するSUVだからこそ、どこまでも走り続けたい魅力に溢れていますよね。

そんなフォレスターの能力を冬の道でも損なわず、存分に発揮するためにはスタッドレスタイヤ選びが重要です。歴史あるスバルの4WDでも路面が凍結していたり、積雪が多く角度のきつい坂を走ったりする時にはタイヤの力も軽視できません。

そこでこの記事では、スタッドレスタイヤは必要かどうか・選ぶ時のポイント・おすすめのタイヤをご紹介します。さらに、お得に購入するための秘訣もお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。

スタッドレスタイヤは冬用タイヤの一種で、その名の通り金属製のピンを意味する「スタッド」がないタイヤを指します。スタッドレスタイヤは気泡を含んだ柔軟性のあるゴムが、雪道のような凍結した路面や積雪路でも安定した走行性能を可能にしています。

フォレスターのような4WDの場合、ノーマルタイヤであっても雪道が走れると過信してしまいがちですが、最悪の場合スリップ事故になりかねません。雪道はスタッドレスタイヤのスリット（深い溝）による雪を噛む力が必要不可欠です。

SUV用タイヤと乗用車タイヤの最大の違いは「硬さ」にあります。SUVは乗用車よりも車重が重たいため、耐久性と走行安定性を考えて硬く作られています。

SUVは車高が高く、最低地上高も高くなるため積雪のある道に強いのが特徴です。特にSUV用のスタッドレスタイヤの場合、スレッド（深い溝）が乗用車用タイヤよりも深く、硬めのゴムが使われているため減りにくい分長寿命ですが、凍った路面は性能を発揮しきれない場合があります。

ここからはどんな道でも快適に走れるフォレスターには、どのようなスタッドレスタイヤを選べばいいのか4つの視点でお伝えします。

いづれの視点もタイヤ選びでは外せない内容になっていますので、1つずつ詳しく見ていきましょう。

フォレスターに適したスタッドレスタイヤを選ぶ上で重要なのは、ブレーキ性能です。車重のあるSUVは乗用車よりもブレーキが効くまでの距離が長くなります。そのため生活圏の道路環境に適したブレーキ性能を持ったスタッドレスタイヤを選びましょう。

雪の多い地域では、氷上・雪上ブレーキ性能を重視、雪がめったに降らない地域ではウェット・ドライ性能を重視すると後悔のないタイヤ選びができます。快適なクルマ移動の重要なポイントなのでおさえておきましょう。

フォレスターのスタッドレスタイヤ選びでは、グレードによるタイヤサイズの違いを踏まえた選択が重要です。具体的には「エックスブレイク」と「ツーリング」は17インチ、「アドバンス」と「スポーツ」は18インチが装着されています。

フォレスターの場合、17インチ・18インチどちらのタイヤも履けますが、インチを変えた時には燃費や乗り心地、ブレーキ性能に影響が出るためメリットとデメリットを把握しておきましょう。スバルの純正タイヤである225/60R17・225/55R18などはデザインもかっこよくて魅力があります。

フォレスターのタイヤサイズ・ホイールサイズ

• タイヤサイズ：225/60R17 ホイールサイズ：1770 5/114＋48
• タイヤサイズ：225/55R18 ホイールサイズ：1875 5/114＋45

フォレスターはスバル伝統の4WD車ですが、たとえ駆動方式が違ったとしても4つのタイヤすべてをスタッドレスに変える必要があります。

前輪駆動だから前輪だけ、後輪駆動だから後輪だけ、とはなりません。また4輪駆動だから前か後ろどちらかだけ変えればいいものでもなく、雪道のコーナーや坂道を不安なく走行するためには、すべてのタイヤをスタッドレスにしましょう。

スタッドレスタイヤを選ぶ上で純正にこだわらなければ、好みのデザインが選べて価格面でもお得なホイールセットも選択肢に入れておきましょう。

ホイールはクルマの印象を大きく変えるアクセサリーパーツの1つです。ホイールセットの場合、好みのスタッドレスタイヤと豊富なカラーリングのホイールが選べるため、ノーマルタイヤとの交換により1年を通して2つのスタイリングを楽しめます。

実際にスタッドレスタイヤを購入する時には、性能面と同じくらい値段も気になりますよね。そこでお得に購入するためのポイントをお伝えします。

失敗しないスタッドレスタイヤ選びには、専門知識を持った店員さんがいる「オートバックス」や「タイヤ館」といった店舗で相談するとおすすめを教えてもらえます。そのまま店舗で着けた方が楽ですが、お得に購入するならネットショップで価格を調べてからでも遅くありません。

中古のタイヤを選ぶ際は、ポイントを押さえて選ぶのが重要です。残り溝の残量やタイヤゴムの状態が悪いと、すぐに使えなくなってしまいます。そのため、最初から完璧な状態を考慮すると基本的には新品の方がおすすめです。

中古タイヤを選ぶ際のポイント

• 残り溝の残量をチェックする
• 使用開始から年数の低いゴムを選ぶ
• ひび割れや傷がないかチェックする
• タイヤの形が変形していないかチェックする

この記事では、フォレスターにピッタリのスタッドレスタイヤを選ぶポイントとおすすめの商品をご紹介しました。走る道を選ばない走破性が魅力のフォレスターだからこそ、その性能を存分に発揮できるスタッドレスタイヤを選びましょう。