安い水筒のおすすめ30選｜どこで買う？ドンキホーテやイオンも

暑い日の水分補給としてはもちろん、スポーツやレジャーなど、さまざまなシーンで活躍するアイテムといえば水筒ですよね。最近はエコ活動のひとつとしてマイボトルを持ち歩く人も増えたので、水筒の種類や価格もバリエーション豊かに展開されているのが特徴です。

ただ、水筒といっても機能や値段は千差万別です。水筒は長期間使用できるアイテムなので、安い以外にもこだわりたいポイントがたっぷりの商品です。そのため、ポイントを押さえて自分に合ったの商品選びができると、毎日の水分補給がとても楽しくなります。

そこで、本記事ではおすすめの安い水筒30選の紹介はもちろん、どこで買うのが安いのかなどの選び方のコツや、ドンキホーテ・ニトリ・イオンなどの比較的価格が安い店についても詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

水筒はとても便利なアイテムですが、シチュエーションに合わない水筒を選んでしまうとがっかりしてしまう恐れがあります。そうならないためにも、下記のポイントを頭に入れて商品選びをするようにしましょう。

水筒は「ワンタッチタイプ」や「ストロータイプ」など飲み口がさまざまなので、使用する場面をイメージして選ぶのがおすすめです。タイプごとの説明をしていきますので、商品選びの際は下記を参考にしてみてください。

ボタンを押すだけでフタが開くワンタッチタイプは、手軽に水分補給をしたい方におすすめの商品です。さっとフタが開けられて飲み口に直接口をつけて飲めるため、移動中や会議中など、スマートに水分補給ができるのが最大の魅力といえます。水筒のサイズを小さい物にすれば、持ち運びも便利です。

また、ワンタッチタイプの飲み口は、主にマグ・スポーツタイプの2種類があります。マグタイプは飲み口が広く飲みやすいですが、倒した際に飲み物が出やすいのが難点です。スポーツタイプは飲み口が狭くくわえて飲む仕様になっています。飲み物はマグタイプより出にくいですがこぼしにくいため、子供でも扱いやすい点が特徴です。

倒してしまっても中身がこぼれにくいストロータイプは、小さいお子様用の水筒におすすめです。また、ランニング時に愛用しているユーザーも急増中です。水分補給をしている時に顔にかかった経験がある方にも、こちらの商品をおすすめします。

飲み口が大きいスクリュータイプは、簡単に洗える水筒として人気の商品です。氷やティーパックを手軽に入れられるので、バタバタしがちの朝にはありがたいアイテムです。ブラックコーヒーなどを入れると、香りもしっかり楽しめます。

備え付けのコップに中身を注いで飲むコップタイプは、熱い飲み物を飲むのにおすすめの商品です。湯気や香りを感じられるタイプなので、レジャーや登山などで一息入れる際に使用すると心がとても安らぎます。

2WAYタイプとは、ワンタッチで直飲みができ、さらに付属しているコップを使っても飲める水筒です。他のタイプは飲み方が1種類のみですが、2WAYタイプは2通りの飲み方ができるため、シーンに合わせた使い方ができるのが魅力です。

大は小を兼ねると考え、とりあえず大きい水筒を選ぼうをした方はいませんか？大きすぎるサイズの水筒を買ってしまうと、持ち運びが不便になってしまうデメリットが発生します。「重いからもう使わない…」となったら本末転倒なので、以下の容量の目安を1つの参考に選んでください。

• 300ml：マグカップ1杯程度の量で、休憩などちょっとした息抜き用の飲み物を入れる水筒としておすすめ
• 500ml：ペットボトル1本程度の量で、一日外出する際や仕事中に何度か水分補給をする方におすすめ
• 800ml：ペットボトルおおよそ1本半の量で、スポーツをするときなどこまめな水分補給をする際におすすめ
• 1L：ペットボトル2本程度の量で、夏場などで一日中屋外で過ごす際や、複数人でシェアしたいときにおすすめ

自分にとって必要な水分量をしっかりと把握し、その水分量に近い水筒を選びましょう。安い水筒が増えているので、季節別にいくつか水筒をそろえるのもおすすめです。

水筒の素材はプラスチック・ステンレス・チタンの3種類があります。素材によって合う飲み物の温度などが変わってきますので、以下でそれぞれの特徴を詳しく解説します。

【プラスチック】

• 保温・保冷機能はないため常温で飲みたい場合におすすめ
• ステンレス・チタンよりも衝撃に弱く割れやすい
• 軽量で持ち運びがしやすい
• 100均でも多数販売されており、金額・デザインなど幅広い選択肢がある

【ステンレス】

• 保温・保冷性能が優れている
• 衝撃に強く落としても割れにくい
• 飲み物の色や香りが移りにくいが、チタンよりも金属臭がある
• チタンの水筒より価格が安い

【チタン】

• 保温・保冷性能が優れている
• 高い耐久性・軽量により扱いやすく、携帯性にも優れている
• 腐食しづらく、塩分を含む飲み物にも使用できる
• 金属臭がなく抗菌性にも優れている
• 3種類の中で一番価格が高い

水筒は毎日洗うとなると面倒です。しかし、手を抜いて洗っているとカビてしまう可能性もでてきます。そのため、カビやすい溝やパッキンが少ないアイテムを選ぶのも、おすすめの選び方です。商品によっては、フタとパッキンが一体化していて、洗う部品を少なくできるものもあります。

高機能の水筒になると部品が増えるのは必然なので、その場合は組み立てやすいかどうかに注目して商品選びをするのがおすすめです。さらに、食洗機を持っている方におすすめの、ボトルやすべてのパーツが食洗機に対応した商品もあります。毎日洗えるアイテムかどうかをイメージしてから購入するようにしましょう。

他にも注目したい機能やポイントが、水筒選びにはいくつかあります。たとえば、「真空断熱」や「衛生面」などのポイントがあげられます。それらについてもまとめていきますので、商品選びの際には下記も参考にしてみてください。

真空断熱タイプの水筒を選ぶと、冷たいものを冷たいまま・熱いものを熱いまま水分補給ができます。真空断熱タイプの水筒は、外気の温度に左右されにくいので自分好みの温度で水分を持ち運べるのが魅力のひとつです。

スーパークリーン加工・内面フッ素コート加工の水筒なら、より衛生的に水分を持ち運べます。毎日しっかり水筒を洗い中身を新しくするのが何よりも大切なポイントですが、衛生的に保てる機能が備わっているとよりいっそう安心です。

菌を増殖を防ぐ機能が備わった水筒も販売されています。口をつけて飲む以上、唾液などが逆戻りする可能性がゼロではありません。そのため、抗菌加工や抗菌効果のあるタイプを選ぶと、さらに安全性の高い水分補給ができます。

色や形などのデザインも、長く使用するうえでは重要な選択ポイントになります。プライベートで使用するか、仕事で使用するかによっても選択カラーが変わります。同じカラーでも販売先によって色味が異なるので、よく選んで購入するようにしましょう。

安い水筒が多く販売されている場所ならば、より多くの選択肢の中から自分好みの水筒が選べます。そこで、安い水筒が購入できるおすすめのメーカー・場所をいくつかピックアップしてご紹介します。

サーモス（THERMOS）は、1978年に世界初の高真空ステンレス製魔法びんを製品化した実績があり、長年培った高い技術力で人気のメーカーです。

現在販売されている水筒もとても機能性や利便性が高く、人気を集めています。サーモスの水筒はステンレスの2重構造で外びんと内びんの間に高真空状態をつくりだし、高い断熱効果を発揮しているのが特徴です。やや価格は高めになりますが長く愛用できるため、長い目で考えるとコスパが高いといえます。

タイガー魔法瓶（TIGER）は大正時代に設立された老舗で、魔法瓶といえばタイガーを思い浮かべる方も多くいます。タイガーはステンレス製の魔法瓶はもちろん、卓上ポットにぴったりなガラス魔法瓶を販売しているのも特徴です。

タイガー魔法瓶の水筒はラインナップが豊富で、汚れ・匂いがつきにくい「スーパークリーン加工」が施されているものや、ステンレス真空2重構造により保冷・保温に優れているものもあります。さらに、‎300mlサイズで重さがわずか140gの超軽量タイプもありますので、選択肢の豊富さを重視する方におすすめのメーカーです。

象印マホービン（ZOJIRUSHI）も大正時代に設立された老舗メーカーです。使いやすさを追求した商品開発により、片手で簡単にロックが外せるキャップ・汚れがつきにくいフッ素加工など、さまざまな便利な機能を採用した水筒を販売しています。

さらに、象印の水筒は業界屈指の保温・保冷性能が魅力です。それぞれ6時間後でも、熱い飲み物なら60℃以上でキープでき、4℃の冷たい飲み物なら9℃以下にキープできる、と謳っています。また、200mlのコンパクトサイズから2Lの大容量サイズまで展開し、自分に合った容量が見つけやすいのも魅力的な特徴です。

水筒は2,000～4,000円の価格帯が一般的です。しかし、イオンで販売されている水筒は、1,000円を切る商品がたくさん販売されています。スクリュータイプやワンタッチタイプなど、飲み口のタイプもさまざまです。

そして、大きさもバリエーション豊富に展開しています。カラーもさまざまなので、自分にぴったりの水筒が見つけやすいです。水筒をシーズン別やシーン別にそろえたいと考えている方は、ぜひイオンの水筒をチェックしてみてください。

機能的で、最先端の水筒が豊富にそろっているメーカーならドン・キホーテをおすすめします。「こういう機能が欲しかった！」・「こういう機能があるの？」と感じる、魅力あふれる商品でいっぱいです。

高機能で高品質な水筒でありながらも、値段が高くないのも魅力の1つです。ワンランク上の水筒なので、使用するたびに満足感が味わえます。いつもの商品に物足りなさを感じている方は、ぜひドン・キホーテの水筒をチェックしてみてください。

ニトリの水筒も、安い水筒として高い評価を得ています。シンプルでありながらもおしゃれなデザインが多く展開されているので、年齢や性別を問わずに使用できるのも嬉しいポイントです。

水筒をいくつかそろえて、その日の気分で使用する水筒を変えるのもおすすめです。デザインや機能もいくつかのタイプがあるので、使用したい場面や人物像をイメージして購入するようにしましょう。リーズナブルな価格なので、気になる機能を試してみる水筒としてもおすすめです。

とても便利な水筒ですが、長く愛用するためにはお手入れが大切です。使用したら毎回以下の手順で洗ってください。

1. フタ・飲み口・パッキン・ストローなど各パーツを取り外す
2. 取り外したパーツをやわらかいスポンジと中性洗剤を使って洗う
3. スポンジが入りにくいパーツは、小さいブラシを使って洗う
4. ボトル本体は水筒専用スポンジや、箸の先にスポンジをゴムで取り付けたもので洗う
5. 泡を洗い流したらしっかりと乾燥させる

また、週に1回は30〜50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かして30分ほどつけ置きをすると、さらにきれいな状態をキープできます。水筒スポンジを購入したい方は以下の記事で詳しく紹介していますので、こちらもあわせてチェックしてください。

水筒にスポーツドリンクを入れて、スポーツ時の水分補給をしたい方もいますよね。しかし、一般的なステンレスなどの金属製の水筒は、スポーツドリンクに含まれている塩分によりさびてしまうため、入れないようにしましょう。

中には保冷効果が高い金属製でスポーツドリンク対応の水筒もあります。やや価格は高いですがとても重宝するため、ぜひ検討してみてください。

炭酸が好きな方の中には、水筒に入れていつでも飲めるようにしたい方もいますよね。しかし、これまでの水筒は炭酸水に含まれる二酸化炭素によりフタが開かなくなったり、場合によっては破損の恐れがあり炭酸飲料はNGでした。そんな中、2022年にタイガー魔法瓶から「真空断熱炭酸ボトル」・サーモスからは「保冷炭酸飲料ボトル」といった、炭酸飲料を入れられる水筒が発売されました。

開閉時に炭酸ガスが排出され容器内の圧力が下がる仕様になっており、懸念されていた破損などが起こらないため、安心して炭酸飲料を外出先で楽しめます。

ステンレス製の水筒は酸や塩分によって腐食すると内びんに穴があいてしまう場合があります。そのため酸を含む果汁やお酢・塩分を含むお味噌汁やスープなどを入れるのはNGです。

牛乳や乳飲料も変質するとガスが発生し、栓や蓋が開かなくなってしまうケースがあり、無理に開けると中身が噴き出す恐れがあります。牛乳を含んだカフェオレやミルクティーも入れない方が無難です。

お得な水筒を取り入れて、より快適にアウトドアを楽しみましょう。価格の安いものを手に入れるならアウトレットもおすすめです。ぜひお気に入りの水筒を見つけて持ち歩いてみてください。