マーガレットコミックスのおすすめ26選！歴代作品から人気作品まで紹介

マーガレットコミックスは漫画雑誌『マーガレット』『別冊マーガレット』『Conohana』『Cookie』で掲載された漫画の単行本レーベルです。少女漫画でも、大人や男性でも楽しめる作風の漫画が多くあるのが特徴です。

歴代作品には少女漫画として殿堂入りを果たしている名作が多々あり、大人気の作者の作品が勢ぞろいしています。たくさんの面白い作品があるマーガレットコミックスの中から、お好みの作品を選びやすくするヒントをご紹介します。

この記事では、マーガレットコミックスの魅力や特徴・作品を選ぶヒント・おすすめ作品などをくわしく丁寧にご紹介していきます。ぜひ参考にして素晴らしい作品を楽しんでみてください！

マーガレットコミックスは、集英社が手掛ける漫画単行本レーベルです。1967年から刊行され、2022年現在でも人気の漫画単行本を販売し続けています。女子小中学生・女子高大生・大人の女性を主な読者層としています。

しかし、アニメ化・ドラマ化・映画化された作品も多く、男性のファンも獲得していて、実質は男女問わずファンのいるレーベルといえます。親と子の2世代でも楽しめる作品もあり、いつでも新鮮な気持ちで読める漫画ばかりです。

数あるマーガレットコミックスの中からお好みの漫画を選ぶにはヒントが必須です。ヒントのキーポイントとして「掲載雑誌」「ジャンル」「完結か掲載中か」の3つがありますので、順番にご説明します。

マーガレットコミックスの作品が掲載されていた雑誌には主に『マーガレット』『別冊マーガレット』『Conohana・Cookie』があります。ぞれぞれ特徴や個性があります。

マンガ雑誌『マーガレット』の作品は、主に中高生向けのラブコメやファンタジーなどが多くなります。1988年から週刊から月2回刊行に変わり、現在連載中の作品には『黒婚-ブラマリ-』や『圏外バケーション』などがあります。

過去の名作では『エースをねらえ！』や『花より男子』が連載されていた歴史があります。

漫画雑誌『別冊マーガレット』では、中高大学生だけでなく20代・30代の女性を読者層として、青春系や王道恋愛系の作品が多くなっています。現在掲載中の漫画には『恋のようなものじゃなく』や『覆面系ボーイフレンド』があります。

過去の人気連載作品には『アオハライド』や『イキにやろうぜイキによ』など名作があります。

大人漫画雑誌『コーラス』や『ヤングユー』を集結させた『Conohana』では、いくえみ陵・槙村さとる・吉住渉など大御所作家の連載をしています。また、『りぼん』や『ぶ～け』などの少女漫画より少し上の世代の方を読者層にしている『Cookie』のもあります。

『Cookie』では池野恋が連載中で、矢沢あいの『NANA』が長期休載中です。

マーガレットコミックスで最も多いジャンルは恋愛コメディですが、他のジャンルも人気があります。ここでは、マーガレットコミックスの作品のジャンルからお好みを選ぶヒントをお伝えします。

恋愛・コメディはマーガレットコミックスの特徴ともいえる大人気ジャンルです。切ない片思いから、カップルのほのぼのしたストーリまで、幅広いラインナップの恋愛漫画があります。中には、映画化されたりドラマ化されたりして日本を代表するような漫画になっているものもあります。

青春・ドラマチックなど、どれも恋愛の良さや幸せの意味などを教えてくれるような名作です。マーガレットコミックスの恋愛漫画はどの年代にもマッチします。

• 『ベルサイユのばら』
• 『椿町ロンリープラネット』
• 『ひるなかの流星』

マーガレットコミックスでは、SF・ファンタジー・異世界ものの漫画は決して多くありませんが人気があります。現代とはまた違った壮大な世界観や、別時代の生活模様が楽しめるような作品にハマってしまう人が続出しています。

不思議な力を持った主人公・現代とは違う世代での恋愛・ユーモアたっぷりの異次元コメディなどが楽しめます。こういったジャンルでは女性だけでなく男性にも好評で、きれいな絵柄と込み入った設定が面白いです。

• 『あやかし恋絵巻』
• 『アシガール』
• 『君とワンダーランド』

マーガレットコミックスの学園・スポーツ漫画は充実していて非常に面白いです。伝説のテニスやバレーボール漫画はお母さん世代・おばあさん世代ではだれでも知ってるほどの知名度を誇ります。

学園ものでは秀逸な作品が多く、ドラマ化・映画化で世間の話題をさらっています。学園ものは登場するキャラクターの個性が光っており、世界観にも引き込まれる作品がとても多く、キャラクターのファンクラブができるほどです。

• 『エースをねらえ！』
• 『花より男子』
• 『メイちゃんの執事』
• 『イタズラなKiss』

完結作品かいまだ掲載中の作品かで、楽しみ方が変わってきます。完結作品は、時間のあるときに一気にハマりこんで読んで、最後の結末の余韻まで楽しむことができます。掲載中の作品では、リアルタイムで新作を楽しめるのがメリットです。

また、大人気漫画『NANA』は長らく休載中ですが、作者・矢沢あい自身が続きを書く意志を示しているので気長に待ちましょう。

漫画好きならだれもがタイトルくらいは聞いたことのある名作についてお伝えします。年代別にその年代の代表作といって遜色のない作品を順番にご説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

池田理代子の『ベルサイユのばら』は、1972年から1973年まで隔週で『週刊マーガレット』で連載されていました。フランスのブルボン朝後期から、マリーアントワネットの処刑までが舞台になっています。

前半はオスカルとアントワネットの周りの人間模様。後半はオスカルを軸としたフランス革命の様子を描いています。宝塚で舞台化され大ヒット作となり、その後もアニメ化や劇場版アニメ化などになっています。

紡木たくの『ホットロード』は、1986年から1987年まで『別冊マーガレット』に掲載され、700万部を超える大ヒット作となっています。母との関係をこじらせている主人公の14歳の少女が、暴走族の17歳の少年との恋愛・周囲の人間との友情やすれ違いなどを描いています。

『ホットロード』で表現される思春期の若者の心がぎゅっと痛むような透明感と傷つきやすさが、読者の胸に響きます。2014年には待望の映画化がされました。

神尾葉子の『花より男子』は、1992年から2004年まで『マーガレット』に掲載され、2018年にはなんと累計発行部数が6100万部となっていた大ヒット作です。富豪の子息が通う学園で、強く明るく過ごす貧乏な少女を取り巻く恋愛コメディです。

『花より男子』は小学館漫画賞を受賞しており、現在でも数々の漫画ランキングで上位に入る人気漫画です。アニメ化・ドラマ化・映画化もされ、特にドラマ化は日本のみならず台湾・中国・タイでもされています。

宮城理子の『メイちゃんの執事』は、2006年から2011年まで『マーガレット』掲載されました。四国のうどん屋の親のもと暮らしていた主人公が、事故死によって父親が大企業グループの後継者だった事実が発覚し、突然名門校に編入し悪戦苦闘する物語です。

ドラマ化・舞台化され、漫画のスピンオフとして続編も描かれるなど、ロングセラーになった作品です。やや特殊な学園もので、主人公は個性の強い同級生との友情や恋愛で右往左往します。

やまもり三香の『椿町ロンリープラネット』は、2014年から2019年に『マーガレット』に掲載されました。時代小説化の若い男性の住み込み家政婦になった女子高生を中心にしたストーリーで、年齢差のある恋愛やふたりの周囲の人間模様が描かれています。

最終回がボイスドラマ化されたり、完結記念として展示会が催されたりして、作品の人気の高さが伺えます。何度となく『マーガレット』の特別付録に抜擢されたり、イラストレーションブックになったりしています。

マーガレットコミックスの作品を電子書籍で読むには、あらゆる電子書籍サービスが役立ちます。マーガレットコミックスが公式で推奨するアプリには「りぼマガ」「マンガMee」があり、他にも「コミックシーモア」や「eBookJapan」もあります。

電子書籍なら読みたいと思ったときに夜中でも早朝でもすぐに作品を読めておすすめです。

名作がたくさんあるマーガレットコミックスについて、魅力や特徴・読む作品の上手な選び方・年代別の名作紹介・おすすめ作品などをご紹介しました。ぜひ記事を参考にマーガレットコミックスの中からお気に入りを見つけて楽しんでみてください！

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