ハイラックス用スタッドレスタイヤおすすめ6選｜スタッドレスは必要？いらない？

冬、突然の降雪。積雪した道路や凍結しているかもしれない路面での運転に不安を覚えたことはありませんか？トヨタのHILUX（ハイラックス）は、パワフルな動力性能「4WD」も備えており、悪路でも十分に走れる高い走破性をもった、心強いピックアップトラックです。

しかし、どの季節でも同様の装備で大丈夫なのでしょうか？いくら走破性に優れているとはいえ、アイスバーンには対応できるでしょうか？路面の変化に対応するのは「タイヤ」です。

事故を起こしてしまい、後悔する前にタイヤに関する知識をつけておきませんか。このページでは「ハイラックスにスタッドレスはいらない」と考えている方に向けて、積雪道路や凍結路面に特化した冬タイヤ・スノータイヤのひとつである「スタッドレスタイヤ」の必要性をお伝えします。

パワフルな4輪駆動・4WDなら、コンディションの悪い路面でも走り抜けられます。この性能は積雪道路でも生かされるのですが、過信は禁物です。

スリップしてしまうと、いかに力強い4WDとはいえ、手も足も出なくなります。さらに、ピックアップトラックの「重さ」がストップするまでの制動距離を長くしてしまうのです。

どの季節の路面にも対応できる「オールシーズンタイヤ」。1年を通してタイヤ交換をしなくて済むのは大きなメリットです。しかし、ご存じの通り極端な積雪道路や凍結路面にまで対応しているわけではないので、ここでも過信は禁物です。

後述する「サマータイヤ」「スタッドレスタイヤ」の間に位置する性能であることを確認しておきましょう。

「17インチ」と「18インチ」があります。まだホイールなど、タイヤのパーツを交換していない方は、ハイラックスの「グレード」または、タイヤの側面にも記載されているのでチェックしてみてください。

1年を通して、大きな路面の変化が見られない地域で運転をする人にぴったりなのが「オールシーズンタイヤ」。次に紹介する「スタッドレスタイヤ」「サマータイヤ」のメリットとデメリットを半分ずつ備えたバランスのいいタイヤです。

季節ごとにタイヤ交換を行わずに走り続けられます。定期的なコンディションチェックは欠かさず行いましょう。

積雪・凍結のある道路での走行に適した「スタッドレスタイヤ」。冬用タイヤとも言われます。低温でもしなやかさを失わないゴムを使用するなど、氷上で「滑らない」ための工夫が施されています。一方、ゴムのやわらかさは運転の操作性を落としてしまうため、多くの場合、雪の季節が過ぎればサマータイヤに交換します。

いわゆる「ノーマルタイヤ」です。新車を購入した際に標準装備されています。直射日光で熱くなった、雨でぬれたアスファルトの路面の走行に適したタイヤです。サマータイヤには、「スポーツタイヤ」「コンフォートタイヤ」「低燃費タイヤ」「SUVタイヤ」「ミニバンタイヤ」などの種類があります。

いかに「滑らない」ように工夫された製品かを確認しましょう。メーカーによって「スリップの原因となる水膜を除去する」「路面のでこぼことの密着性を高める」ために、異なった技術を導入しています。

アイスバーンなど、凍結路面での「氷上性能」に加え、シャーベット状の積雪道での「雪上性能」も確認しましょう。頻繁に走る路面に合った性能をもつスタッドレスタイヤを選んでください。

冬の道を頻繁に走り、長く使い続けることを想定するのであれば、迷わずに最新モデルを選択しましょう。旧モデルや中古品に比べ、高額になりますが、ゴムは走行ですり減るだけでなく、経年によって硬くなり劣化していくものです。

最新モデルであれば、氷上・雪上性能に加え、耐摩耗性が高くなったり耐用年数が長くなったりしていることもあるので、チェックしてみてください。

積雪や凍結の起こる期間が短く、乾燥した道や雨でぬれた道をよく走る場合は、「ドライ性能」「ウエット性能」など、追加の性能もチェックしましょう。

スタッドレスタイヤの特徴「ゴムがやわらかく接地面が広い」「深い溝がある」は、普通の路面を走る時にはデメリットとなります。「ドライ性能」「ウエット性能」「省燃費性能」「高速安定性能」「静粛性能」がついているかどうかも合わせてチェックしてください。

ホワイトレタータイヤとは、タイヤにメーカー名やブランド名が白く印字されているものです。ホワイトレターはハイラックスのような大型車に装着する場合が多いですが、性能的な部分は通常のスタッドレスと変わりありません。足まわりもおしゃれで、かっこよくしたい、こだわり派におすすめです。

レジャーなどで使用し、雪道を走る頻度が少ない場合は、一つ前のモデルの購入なども考えてみてください。価格が落ち着いているだけでなく、商品を使用した人の評価やレビューが蓄積されおり、判断の参考にできる情報が豊富です。

また、ホイールも交換したい場合は単品購入よりお得な「ホイールセット」がおすすめです。

日本のタイヤメーカー、ブリヂストンの作るスタッドレスタイヤ「ブリザック」。凍結した路面・スリップの原因となる水膜を除去し、しっかりとグリップさせる「アクティブ発泡ゴム」などの技術は、今なお進化し続けています。

工夫されたタイヤパターンも相まって雪上・氷上性能が高いスタッドレスタイヤです。価格は高めですが、それに見合った性能を備え、評価を得ています。

住友ゴム工業のブランドの1つ、ダンロップのスタッドレスタイヤ「ウインターマックス」。素早く水膜を取り除き、路面にタイヤを密着させることで接地時間を長くし、グリップ力を生み出す「ナノ凹凸ゴム」の研究が続いています。新製品が登場するたび、氷上でのブレーキ性能やコーナリング性能が高まっています。

横浜ゴム株式会社のタイヤブランド、ヨコハマタイヤが提供する「アイスガード」。新素材を採用するなど、「ウルトラ吸水ゴム」の改良を進めており、高い氷上・雪上性能を実現しています。また、劣化抑制のための技術「オレンジオイルS」が使われており、ゴムのしなやかさが失われにくくなっています。

本社を兵庫県に置く日本のタイヤメーカー、トーヨータイヤの「オブザーブ」。水膜の吸水や路面への密着性はもちろん、氷よりも硬くアスファルトを傷つけない「鬼クルミ殻」を採用し、積雪・凍結路面でのグリップ力を高めています。タイヤのブロックパターンの工夫により、コーナリング性能や安定性も向上させています。

アメリカのタイヤメーカー、グッドイヤーの「アイスナビ」。低温でも硬くなりにくいゴム「アクアフィラー」を採用し、タイヤのブロックパターンなどと組み合わせることで、氷上・雪上での走行性能、ブレーキ性能を高めています。ロードノイズやドライ路面での操作性なども考慮されたスタッドレスタイヤです。

タイヤはホイールセットで購入するのをおすすめします。タイヤ脱着にかかる手間や費用を減らせるなどのメリットがあります。次に詳しく解説します。

手間と時間のかかる「タイヤ交換」。お店に持ち込んで交換してもらう場合は、工賃もかかってきますよね。ホイールセットで購入すれば、タイヤ脱着の手間や工賃を減らせるだけでなく、脱着時にかかるタイヤへの負担をなくせます。また、ホイールごと外して保管すると、タイヤの変形も防げます。

タイヤのホイールは材質によって、デザインの特徴やハンドルさばきも異なります。スチールホイール・アルミホイール・マグネシウムホイールの3種類について紹介します。

まず、スチールホイールは鉄からできており、車好きからは鉄チンとも呼ばれています。普通車などに標準装備され、ホイールキャップ付きで販売されていますが、鉄のため放熱性が低く重量があります。また、デザインのバリエーションはあまり多くありません。

アルミホイールは、軽量アルミを使用しているため放熱性が高く、加工しやすいためデザインも豊富です。そのため多くのユーザーから人気があります。マグネシウムホイールはマグネシウム合金から作られており、アルミホイールよりも軽量で高剛性があります。ただ、原材料が高価で加工しにくいため、一般車よりレーシングカーなどで使用されています。

冬場の滑りやすい路面はスタッドレスタイヤを装着していれば安心感が高まります。しかし、車を運転・操作するのはあなた自身です。スピードの出し過ぎや無理な転回など、事故の原因になる運転は避けましょう。

また、中古品を購入した場合は「プラットホーム」とよばれる突起を必ず確認してください。これの露出は、タイヤが50％摩耗したサインとなり、ここまですり減ってしまったタイヤは冬用タイヤとして使用できません。

面倒で敬遠しがちなタイヤ交換。でも、事故が起こってしまう方がもっと大変です。今からスタッドレスタイヤさがしを始めておきませんか？積雪・凍結道路を安心して安全に走行できるよう、ぜひ備えておきましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。