【2024年新刊も】今野敏の小説おすすめ12選｜人気シリーズ・警察小説

メディア化された作家の小説を読みたいけれど、どの小説が該当するかわからない、と迷った経験はありませんか。推理系シリーズ作品が人気の今野敏の小説は、続きが気になってスピーディに読み進められる作品が好きな方におすすめです。

今野敏の小説は人気シリーズである警察小説シリーズだけでなく、SF小説や空手などを題材にしたスポーツ小説・任侠小説など、さまざまなジャンルから探せるのがポイントとなっています。特に、武道経験を生かしたスポーツ小説は、説得力のある描写が魅力的です。

こちらの記事では、今野敏とはどんな人物なのかといった情報や、人気の理由・選び方のコツについて説明します。新刊の小説についても紹介するので、エンターテインメント性の高い小説を読んでみたい方はぜひご覧ください。

今野敏とは、『隠蔽捜査』などの作品で有名な作家です。さまざまなシリーズを並行して執筆している作家でもあり、さまざまな作品を読み比べて楽しみたい方に向いています。

大学在学中に執筆した『怪物が街にやってくる』は1978年に問題小説新人賞に輝き、レコード会社で勤務した経歴があるのが特徴的です。一般社団法人日本推理作家協会の理事を務め、若手の育成にも力を注いでいる人物でもあります。

警察小説だけでなくさまざまなジャンルを執筆しているため、一人ひとりの好みに合った小説が見つかる点が人気の理由です。これまでに手掛けられた作品は200を超え、シリーズものを連続して読み進める楽しみがあります。2018年にはデビューしてから40周年を迎え、現在も執筆を続けているため、新刊を楽しみに待つ高揚感を味わえるのも魅力です。

爽やかに終わる小説が多いのも人気が高い理由の1つとなっています。読者に元気を与える作品を意識している、と答えたインタビューがあるのも特徴的です。重い展開で暗い気持ちになってしまう小説は苦手、といった方にもおすすめできる小説が探せます。

また、年代を問わず楽しめる小説が多いのも魅力です。メディア化された作品もあるため、映画やドラマを見てから原作小説を読む、といった楽しみ方もできます。

家族についても描かれる警察小説は、徹底的な取材に基づくリアルな警察の描写が特徴的です。また警察小説のジャンルは共通していても、『精鋭』・『隠蔽捜査』など、シリーズごとに雰囲気の異なる作風を楽しめるといった強みもあります。

事件を追う警察ものとしても斬新な展開を取り入れた小説が多いため、ドラマや映画を見るのが好きな方にもおすすめのジャンルです。事件の全貌や犯人・物語の展開などを推測しながら楽しめる小説を探したい方にも適します。

スリルのある展開のSF（エスエフ）小説は、悪役令嬢ものなどのライトノベルをよく読む方も手軽に挑戦できる作品が多いのが魅力です。スケールが大きい宇宙の話だけでなく、惑星や登場人物のそれぞれの思惑が混ざり合う展開も取り入れられているため、読み応えがある作品を探している場合にも適します。

名作が多いジャンルでもあり、警察小説以外にも世界観を楽しめる作品を読みたい時におすすめです。

空手経験が活かされた任侠や武道の小説は、説得力があるアクション描写が楽しめるのが特徴的です。武道やアクションの経験がある方が読んでも臨場感を楽しめるのが強みとなっています。任侠系の小説はソフトな描写に抑えられているため、暴力表現が苦手な方も挑戦できるのがメリットです。

武道・任侠をテーマにした小説でありながら、今野敏ならではのコミカルで笑顔になれる展開も描かれています。

気に入った世界観の作品を連続で読み進めたい方には、順番を追って楽しめるシリーズ小説がおすすめです。自分のペースで話を止めずに読書を満喫したい方には完結しているシリーズが、続編を待つ楽しみを味わいたい方には執筆中のシリーズが適します。

特に警察小説の『ST』シリーズは人気が高く、11冊ものシリーズと3冊の番外編が出版されているのがポイントです。個性的な登場人物が物語に華を添えています。

スムーズに読める短編集は、今野敏作品が自分の好みに合うか試し読みしたい方におすすめです。長時間読書をする機会がないけれど、エンターテインメント性の高い作品をスピーディに読みたい、といった希望を叶えてくれます。

読み切りものの小説は、どの順番で読めばいいのか悩む必要がないのがメリットです。1つの物語を何度も読み返して世界観に浸りたい時にも適します。

ドラマ化・映画化された作品から選べば、最初は映像作品で登場人物や話の流れを覚えてから、小説でカットされている描写まで読み込む、といった楽しみ方ができます。『隠蔽捜査』や『ST』シリーズはドラマ化されていて、『任侠学園』は映画化された作品として有名です。特に映画は時間の都合で変更されている展開があるため、原作を読めばより丁寧な描写を楽しめます。

文学賞を受賞した小説から探すのもおすすめの選び方です。「山本周五郎賞」や「吉川英治文学新人賞」を受賞した作品はさまざまな方が楽しめる秀逸な話が多く、満足感のある読書体験をしたい方に適します。また、今野敏作品は受賞作だけでなく、「本屋大賞」や「このミステリーがすごい！」にノミネートされている小説も多いのが特徴的です。

今野敏のデビュー作は、1978年に刊行された『怪物が街にやってくる』です。今野はなんとこの時まだ大学生で、第4回問題小説新人賞を受賞して鮮烈なデビューを飾りました。そんな『怪物が街にやってくる』は、今野作品の原点とも言え、ファンならばぜひ押さえておきたい一冊です。

今野敏の小説は新刊も要チェックです。今野敏はさまざまなシリーズを並行しながらスピーディに執筆している作家としても有名で、月に2本以上のペースで新刊が出版されています。2022年には『隠蔽捜査8』が文庫本化され、第2章として新展開を楽しめるのが特徴的です。任侠シリーズの新刊も出版されているため、任侠もののコミカルな展開が好きな方におすすめとなります。

今野敏の小説を読んでエンターテインメント性を楽しみましょう。今野敏の小説はジャンル・刊行の種類・メディア化された作品かどうかチェックして選ぶのがおすすめです。今野敏の小説を楽しんで、スリルのある展開を満喫しましょう。

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