感動する！ドキュメンタリー映画の人気おすすめ20選｜日本・海外どちらもご紹介

映画の中にもさまざまなジャンルが存在します。見終わった後に考えさせられるような社会は作品は数多くあります。そんな中でも、起承転結を作りこまれたフィクション作品に飽きた人には、ドキュメンタリー映画がおすすめです。

実際に起こった事柄・対象のありのままの姿を記録した映像作品がドキュメンタリー映画です。自然や社会問題を扱った重厚なものから、アーティストの舞台裏を見られるもの、動物を題材にしたものなどその種類は多岐に渡っています。洋画・邦画問わず、数多くの作品があり人気を集めているジャンルです。

今回の記事では、そんなドキュメンタリー映画の選び方をご紹介します。また、おすすめのタイトルもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

映画の歴史とともに幕を開けた、「記録映像」「記録映画」とも呼ばれるドキュメンタリー映画。映画の可能性が模索される中で、定点カメラで撮影されたようなものから、一人称視点の記録映像など、さまざまなタイプのドキュメンタリー映画が世に送り出されました。

第二次大戦の時代には戦争の映像記録が残されています。1930年代からは文化人類学のフィールドワークにドキュメンタリー映画が多用されるようになり、昨今にも大きな影響を及ぼしています。

フィクションのような派手な演出をするのではなく、事実を淡々と記録する映像だからこそ、その対象となった人物や出来事に思いを馳せられるのが、ドキュメンタリー映画の大きな魅力です。

「記録映画」と呼ばれるドキュメンタリー映画は、その対象となる人物や出来事によって、作品の雰囲気が大きく異なります。社会問題や、歴史的な事件などを取り扱ったものは、それ相応にシリアスで重厚な空気をまとっています。そのため実際の出来事をなるべく正確にとらえるのに向いています。

アーティストやファッション界の仕事現場に密着するようなドキュメンタリー映画は、華やかな表舞台の裏側を支える人々の現実を覗き見するので、普段触れているアート作品などへの見方が変わるきっかけにもなります。

自然・動物などを取り扱ったものは、自分では行けないような場所の映像を見られるのが大きな特徴です。どのような映像を楽しみたいのかに合わせてテーマを選ぶと、気に入る作品が見つけやすくなります。

さまざまなテーマで描かれるドキュメンタリー映画には、洋画・邦画問わず魅力的な作品にあふれています。洋画はマイケル・ジャクソンのように海外でも知名度の高いアーティストの作品に人気の高いものが揃っています。

日本のドキュメンタリー映画も多種多様なものがあり、若手政治家のリアルを描いた『なぜ君は総理大臣になれないのか』が異例の大ヒットをした他、鮨職人に密着した『二郎は鮨の夢を見る』は日本ならではの魅力の詰まった仕上がりです。

一般的にドキュメンタリー映画は、制作陣の主観が入らない前提ですが、ものによってはその主義・主張が見え隠れするものも存在します。邦画・洋画で、同じ題材について取り扱っているものを見つけた場合には、見比べてみると違いを発見できる楽しみがあります。

フィクションでは味わえない臨場感・説得力がドキュメンタリー映画の大きな魅力です。鑑賞中に集中力が切れてしまっては、作品を楽しみ切れなくなります。ホームシアターで楽しむ場合も、途中で休憩しては盛り上がりが霧散してしまいます。

ドキュメンタリー映画を選ぶ際は、自分が集中しやすい上映時間内のものか確認すると、作品を最大限に楽しめます。

ドキュメンタリー映画は「映像記録」なので、主演俳優から選ぶといった選び方からは無縁と思う人も多いのではないでしょうか。

主演の俳優・女優から選ぶのは、その俳優・女優をテーマにした作品を選ぶといった意味になります。その俳優・女優が、普段見せている完成された作品の外で、どのように仕事に向き合っているのかに密着した作品です。ドキュメンタリー映画だからこそ、出演者からチェックすると、その人をより深掘りできます。

ドキュメンタリー映画は、監督の見せ方によって与える印象や没入感が異なります。誰かの視点に肩入れしたような印象を楽しむのか、完全な第三者視点で楽しみたいのかはもちろん、その描き方や空気感によって、選ぶべき監督は異なります。

監督・脚本の組み合わせの相性によって魅力が発揮される場合もあるので、組み合わせもチェックするのがおすすめです。

膨大な中から一定のクオリティを楽しめる作品を選ぶのは大変です。そんな時は、映画賞を受賞した作品を選ぶと外しにくくなります。受賞作品は何らかの部門で秀でた作品であるといった条件をクリアしているので、一定以上の完成度が保証されています。

特に自分が気になる部門の賞からチェックすると、自分向きのものが見つけやすくなります。

気になったタイトルだけをレンタルをするのもいいのですが、最近は月額料金で自由に作品を楽しめる動画配信サービスも随分充実してきています。高い市場シェアを誇るNetflix・Amazonプライムビデオ・U-NEXT以外にもサービスの種類が増えてきているので、サービスごとに特色が異なります。

どんなジャンルの作品が揃っているのか、新作更新の頻度はどの程度か、価格はどの程度かなどを事前にチェックしておけば、満足のいくサービス利用を長くできるようになります。

今回はたくさんの種類の中があるから、ドキュメンタリー映画の魅力・選び方を紹介しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。ありのままを描くからこその説得力と迫力にあふれたジャンルです。この記事を参考にして、ぜひ自分の気に入るドキュメンタリー映画を見つけてください。