サージカルマスクおすすめ14選｜どこで買える？薬局以外には？【サラヤなど】

使い勝手がいいマスクを探している人は、サージカルマスクがおすすめです。サージカルマスクは医療用マスクとして使用されているマスクです。海外製・日本製があり、サイズや形状に違いがあるので自身の使用用途や顔のサイズに合わせて選びやすいです。

サージカルマスクはカラーバリエーションも豊富なだけでなく、N95など商品によって性能や形状が異なります。売ってる場所も気になるところですが、薬局・ドラッグストアやホームセンターの実店舗だけでなく、ECサイトでも市販のサージカルマスクを取り扱っているので入手しやすいのもメリットです。

この記事では、サージカルマスクの特徴や選び方・サラヤなど人気メーカーのおすすめ商品・どこに売ってるのかを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

※マスクは感染（侵入）を完全に防ぐものではありません。

マスクはウレタン・ガーゼ・不織布など使われている素材によって性質も異なります。サージカルマスクも特定の現場で使われるので、他のマスクとは違う特徴があります。不織布との違いについても紹介しているので、参考にしながら探してください。

サージカルマスクは、医療や介護の現場で使用されているマスクです。衛生面に考慮して、市販されているものよりも外部から流入する可能性がある菌などを防げるように高い性能を備えています。

国内外でもサージカルマスクは使用されており、外国では一定の基準を設けています。国内産もそれに倣い、海外の基準を満たせるように想定して製造されているものが多いです。そのため、市販のマスクよりも性能差がわかりやすいです。

マスクを使用するうえで重要なのは、フィット感です。その点において、サージカルマスクはフィット感が高い点も特徴として挙げられます。レギュラーサイズ・スモールサイズ・キッズサイズと幾つか種類もあるので、顔のサイズに合わせてぴったりのものを選べます。

また、商品によってはフィット感を高めるためにワイヤーが組み込まれているものもあるので、隙間をなくして外部からの物質を防ぎやすいような仕組みになっています。

サージカルマスクは不織布でできているものが多く、不衛生を避けるために一般の不織布マスクよりフィルター機能が優れています。サージカルマスクは外部からの菌やほこりを防ぐ割合を数値化し、海外では厳格な基準が設けられています。

国内においても、基本的に使用されているマスクは海外の基準をもとに選定されているケースが多いです。そのため、基本的に市販のものよりフィルターの性能は高いです。

フィルターが細かく、微粒子をキャッチできるマスクに「N95」があります。N95とは塩化ナトリウム（空力学的質量径0.3μm）の捕集効率試験で95％以上捕集できる規格です。

このマスクは気密性が高く、空気感染を引き起こす疾患の診療をするときに着用するもので、一般の方が日常的につけるには少し不向きです。

国内外で販売されているサージカルマスクを選ぶ際は、素材の確認から始めてください、また、規格・性能・形状・サイズ・色などを基準にすると選びやすいです。それぞれの選び方を紹介しているので、参考にしながら探してください。

市販されているマスクは、サージカルマスクも含めて主にマスクは布・ガーゼ・不織布が素材として使われています。そのなかでも不織布は、フィルター性能が高いです。

サージカルマスクも基本的に不織布を素材に用いている商品が多いですが、その他にもウレタンなど他の素材を使っているものもあります。購入する場合は、使用素材を確認してください。

サージカルマスクは、国内外で規格が異なります。それぞれ違いあがりますので、重視する要素に照らし合わせながら選んでください。

使いやすさを重視するのであれば、国内規格「JIS T9001」の認定を受けたサージカルマスクを選んでください。規格は一般用・医療用の2種類があり、認定試験の結果に応じてクラスⅠ〜Ⅲに分類されています。

また、日本人の顔のサイズなどを考慮して設計されているマスクもあるので、海外産よりもフィット率が高い場合があります。顔にフィットしやすいものがいいなら、国内規格認定のマスクを選びましょう。

性能を重視するなら、アメリカ規格「ASTM-F2100-19」を取得しているものがおすすめです。アメリカではサージカルマスクに関して厳格な基準を設けています。アメリカのサージカルマスクは、この基準を守ったうえで作られているので、フィルター性能など機能性が高いマスクが多いです。

下記の表は、アメリカの定める医療用マスクの標準規格「ASTM-F2100-19」の試験項目を表したものです。サージカルマスクのフィルターをレベル分けしています。目的に合ったものを選びましょう。

3層構造以上のサージカルマスクを選びましょう。サージカルマスクは、基本的にはほとんどのものが3層構造以上です。細菌ろ過率・微粒子ろ過率の基準は95％以上で、なかには4層構造・5層構造と、ろ過率がさらに高くなるものもあります。

また、層が少なくても素材によっては、フィルター性能が高いものもあります。メルトブロー不織布など、繊維が小さなものを選べば、層が少なくてもフィルター性能が高くなるので、素材もチェックするのがおすすめです。

気密性を高めたいなら、ノーズワイヤー付きのサージカルマスクを選んでください。ノーズワイヤーは顔のサイズに合わせてフィット感を高められるので、結果的に密着感もアップします。そのため、外部からの菌などの侵入も防ぎやすいです。

さまざまな医療現場に対応できるように、サージカルマスクは形状にも違いがあります。自身の顔のサイズを考慮しながら、使いやすいものを探してください。

マスクの装着時に息苦しくならない構造になっているのが、立体型です。フィット感は維持しつつ、口とマスクが密着しないように空間ができています。

メリットとしては息苦しくなりにくいだけでなく、口紅やファンデーションで汚れにくいです。ただ、サイズが合っていないとずれやすいので自分の顔に合わせたものを選んでください。

ズレにくいマスクを探しているのなら、プリーツ型を選んでください。柔軟性が高いので、立体型よりも密着感が高いです。また、顔の動きに合わせやすい性質なので会話中もマスクがズレにくいです。そのため、接客業などに向いているタイプです。

サージカルマスクを使う時は、自身の顔のサイズに合わせたものを選ぶのが基本です。小さめサイズ・子供用サイズなど種類によって違いがありますので、解説する内容を参考にしながらぴったりのマスクを探してください。

レギュラーサイズは市販されているタイプのなかで入手しやすいサイズです。基本的に大人が使うのを想定して設計されているものの、ノーズワイヤーなどが使われている種類もあるので自分のサイズに調整できます。

また、レギュラーサイズは種類が豊富です。長時間の使えるように素材にこだわっていたり、大容量のコストパフォーマンスに優れた商品もあります。カラーバリエーションも豊富なので、好みのサージカルマスクを探せます。

小さめのサイズを探している人は、スモールサイズのサージカルマスクを選んでください。レギュラーサイズよりも小さめに設計されているので、女性や子どもでも使いやすいです。

小さめなだけでなく、ノーズワイヤーを取り入れている種類も多いのでサイズに合わせて調整もしやすいためフィット感や密着感が高いのもメリットとして挙げられます。

子どもがサージカルマスクを使うなら、キッズサイズがおすすめです。基本的なサージカルマスクは医療や介護の現場で使用するのが前提なので、子供用は異なる規格で製造されています。ただ子供に合うサイズなので、フィット感が高いのがメリットです。

また、通常のサージカルマスク同様に、一般的なキッズサイズのマスクよりもフィルター構造など性能は高いです。

サージカルマスクの中には、個包装になっている商品もあります。ホコリがつくのを抑えられ、持ち運びにも便利なので外出先でマスクを交換する際にも活躍します。個包装になっていることで、長期間の保管にも向いています。災害が起きた時のためにストックしておくのもいいですね。

おしゃれを意識するのなら、好みの色で選んでください。市販されているサージカルマスクは、カラーバリエーションも豊富です。職場や通学の服装にも合わせやすいだけでなく、通常のサージカルマスクと同じように素材や着け心地にこだわっている商品も多いです。

色選びに困ったら、ピンク系がおすすめ。全体的な印象を明るくみせてくれる色合いです。選ぶ際は、自身の肌色に合わせた色合いを意識してください。

サージカルマスクが売ってる場所は、薬局やドラッグストア・ホームセンターなどの実店舗です。また楽天やAmazonなどのECサイトでも取り扱っているので、遠方に住んでいる人も入手しやすいです。

ただし、ユニチャームやサラヤなどサージカルマスクを販売している特定のブランドは、店舗によって取り扱っていない場合があるので、購入前に確認してください。ECサイトはサージカルマスクの種類が豊富なので、サージカルマスク選びに困ったら取り敢えず探しながら購入を検討していくのもおすすめです。

どうしてもマスクが足りなくて、繰り返し使用している方もいると思います。基本的にマスクは使い捨てのタイプがほとんどで、メーカーとして繰り返しの再利用は推奨されていません。マスクを洗わずに使い続けていると、衛生面への懸念と中間フィルターの性能が落ちる可能性があるためです。

中間フィルターの層は物理衝撃にも弱く、洗い方によってフィルター性能は落ちてしまします。また、一度使っただけでもマスクのヒモの伸縮が緩くなり、顔に正しくつけられなくなる可能性もあります。

サージカルマスクは体を動かす機会も多い医療現場で採用されているので、他のマスクよりも快適に使えます。使う場合は、自分の顔のサイズに合わせたマスクを選ぶのが基本です。また、自身の重視する要素に合わせて色や形状も考慮しながら探しましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。