成田良悟のおすすめ小説5選｜天才的な文章力の魅力や新刊まで詳しく紹介

大人数の個性豊かなキャラクターを使い、群像劇テイストで物語を書くことに定評があるラノベ作家・成田良悟。多いもので1冊に20人近くのキャラクターが出てくることもあり、ラノベ界屈指の群像劇の使い手といえる作家です。

また、多くの長編シリーズを生み出していることでも有名です。特に有名なのは『デュラララ!!』と『バッカーノ!』の2つでしょう。ラノベが好きな方なら、名前だけでも聞いたことがあるのではないでしょうか。

この記事では、ラノベ界屈指の群像劇作家・成田良悟の魅力について解説しつつ、彼の小説の選び方やおすすめ小説について紹介します。

成田良悟の特徴は、1度に扱うキャラクター数が膨大なことにあります。また独特な価値観を持っているキャラクターが多いです。それでも混乱せずに読めるのは、群像劇スタイルで物語が書かれているからでしょう。1人1人に焦点が当てられるため、キャラクターへの感情移入がしやすい作品となっています。

成田良悟には「成田病」と呼ばれる病気が存在します。これは、成田良悟の書き癖から生まれた作風のことです。

実は彼には、筆が早い反面誤字脱字が多いという特徴が存在。しかし誤字脱字を使い、そこから新しいキャラクターやストーリーを作り上げることがあるのです。この彼ならではの作風を「成田病」とファンの間では呼んでいます。

成田良悟の作品は、そのほとんどが同世界線の話となっています。そのため物語の中に、突然別の作品のキャラクターが登場してくることがよくあります。

なお、唯一世界線が繋がっていない作品は、『世界の中心、針山さん』シリーズです。

長編シリーズを出すことが多い成田良悟。そのほとんどが今も続いてる作品ばかりですが、なかには完結している作品も存在します。

代表格は、全5巻の『越佐大橋シリーズ』です。また成田良悟の代表作の『デュラララ!!』も全13巻で完結しています。完結作品が読みたい場合は、こちらの2シリーズがおすすめです。

成田良悟の作品の中には、コミカライズ・アニメ化された作品も存在します。文章を読むのが苦手という方は、コミカライズ・アニメ版から触れてみるといいでしょう。

またコミカライズ・アニメともに、オリジナルの展開が行われています。原作と比較して読める楽しさもありますので、ぜひ絵で見た後に原作に触れてみることをおすすめします！

長い作品を読んでいる時間がない、さっくりした話を読みたいという場合は、短編連作集を読んでみましょう。

各物語1話完結のため、時間をかけずに読み終えることができます。また連作集でもありますので、実は全て話が繋がっているという点で見れば、長編を読んでいる気分も味わえますよ。

成田良悟の作品は、完結してからも新刊が出る場合があります。実際に完結している『越佐大橋』シリーズ・『デュラララ!!』シリーズは、どちらも完結後に番外編やスピンオフが発売されました。

お気に入りの作品・シリーズが見つかった場合は、完結後も新刊が出ないか要チェックです。

成田良悟はオリジナル作品だけではなく、漫画のノベライズも行っています。なかでも少年漫画の『BLEACH』のノベライズ版は、原作ファンからも高く評価されています。

そのほかにも『Fate/stay night』のようなゲームのノベライズも行っています。原作が好きな方は、成田良悟のノベライズ版もぜひ触れてみてください。

膨大な数の個性豊かなキャラクターを書くことに長けている成田良悟。群像劇が好きな方は、ぜひとも読んでほしいラノベ作家です。成田病も含め、彼ならではの独特なキャラと作風で紡がれる物語を読んでみてください。

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