【2024年版】黒木華の映画おすすめ12選｜受賞作から最新作まで幅広く紹介

他の役者にはない、独自の魅力を発揮する存在に触れたいなら、黒木華の映画をおすすめします。透明感のある佇まいと、独特の雰囲気のある存在感は、出演する作品に奥行きを与えています。

舞台でデビューした際には、期待の新人として一気に注目を浴び、その存在感と実力でテレビ・スクリーンと活躍を続けています。数々のドラマで主役を務めるだけではなく、映画『シャニダールの花』やドラマ『リーガルハイ』といった、硬派な役からコメディチックな役まで、幅広い演技を披露しています。

今回の記事では、そんな黒木華の出演する映画の種類や選び方をご紹介します。また、おすすめの黒木華の映画もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

出身は大阪府高槻市。1990年3月14日生まれです。名前の華は「はな」ではなく「はる」と読みます。兄弟やいとこ達と共に参加した児童演劇で演技を褒められたのをきっかけに、演技を好きになります。

高校では演劇部でエースとして1年生の時から主役を務め、大学でも俳優コースに進み演技を学びます。2010年に『ザ・キャラクター』の舞台でデビューを果たし、翌年にもさまざまな舞台に出演し、演劇界期待の新人として注目を浴びました。

演技派・実力派として評価の高い黒木華の演技をしっとりと楽しみたいなら、登場人物の心情を丁寧に描いたヒューマンドラマがぴったりです。

主役を務めた『日日是好日』では、樹木希林演じる「タダモノではない」と噂される茶道の先生のもとで指導を受ける女子大生を演じました。繊細な演技が評価され、第42回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞しています。

見る人を取り込む演技力の高さは、恋愛映画でもいかんなく発揮されます。限られた女性の胸に「シャニダール」の花が芽吹くといったファンタジー要素を含んだ恋愛映画『シャニダールの花』では、綾野剛演じる植物学者と惹かれ合うセラピストを演じています。

黒木華の透明感のある演技と独特の存在感が、幻想的な世界観の中で切なく綴られる恋愛を見事に表現し、数々の賞を受賞しました。

柔らかくしなやかな印象の黒木華の違ったテイストを楽しみたいならおすすめしたいのがホラー作品です。澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』を原作に1年以上かけて練られた脚本で、『嫌われ松子の一生』などの中島哲也監督がメガホンをとりました。

一般的なホラーとは少し違ったエンターテイメント作品に仕上がっています。ホラー初心者の人にも見やすい仕上がりです。

漫画・小説といった原作を映画化したものを選ぶと、雰囲気をつかみやすいのがメリットです。さまざまな作品に出演している黒木華は、小説・漫画を原作にした映画にも数多く出演しています。

妻を亡くした夫の浮気相手を演じる『永い言い訳』、告発状を受け取った教師役の『ソロモンの偽証』、ファッション誌から辞書編集部に異動してきた編集者役の『舟を編む』など、役柄のタイプもさまざまなので、新たな黒木華の一面を楽しめます。

一定のクオリティを楽しむ目安になるのが受賞作品です。特に、独特の存在感と高い演技力が評価されている黒木華の演技を楽しみたいなら、彼女が受賞した作品をチェックするのがおすすめです。

TAMA映画賞の最優秀新進女優賞・キネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞・ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞した『シャニダールの花』『舟を編む』『草原の椅子』や、ベルリン国際映画祭の銀熊賞受賞の『小さいおうち』をはじめとする数多くの受賞作があります。

映画・ドラマなど、さまざまな作品に出演している黒木華ですが、本年すでに映画は2作品が公開されました。

今年1月に公開された筒井哲也の漫画を原作にした『ノイズ』では、主人公の妻を演じています。藤原竜也と松山ケンイチのW主演による新感覚サスペンスとして話題を呼びました。3月には小坂流加の小説を原作にした『余命10年』が公開されています。命の大切さを描いた切ないラブストーリーの中で、妹のために必死に奮闘する看護師を演じました。

若手実力派女優として認知されている黒木華ですが、実は声優としても活躍しています。『おおかみこどもの雨と雪』では雪の幼少期、『バケモノの子』では一郎彦の少年期、『未来のミライ』ではミライちゃんの役を務めるなど、幼い役どころを得意としています。

みずみずしさを感じる、元気のいいハイトーンボイスを生かしたアニメ映画の声のお仕事は、普段の透明感のある落ち着いた雰囲気とは異なった魅力に気付かせてくれます。

人気を集めたテレビドラマ『イチケイのカラス』。黒木華がまじめで堅物な特例判事補を演じたこのドラマの劇場版が来年の1月公開予定となっています。

テレビドラマの2年後を舞台に描かれる劇場版では、熊本から岡山県瀬戸内に異動した竹野内豊演じる主人公・入間みちおと、その異動先の隣町で弁護士に転身している黒木演じる坂間千鶴との掛け合いを再び楽しめます。

映画だけでなく、ドラマにも引っ張りだこの黒木華。今年1月から3月に放送されたテレビドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇』では、黒木華のミステリアスな雰囲気を活かした少し不思議な役を見事演じ切りました。

テレビドラマ以外にも、WOWOWオリジナルドラマにも出演しています。少しホラーテイストなオムニバス落語ドラマ『にんげんこわい』や、又吉直樹が書き下ろしたオリジナルストーリーによる『椅子』など、さまざまなジャンルで活躍しています。

今回はたくさんの種類の中があるから、黒木華の映画の魅力・選び方を紹介しましたが、気になる作品は見つかったでしょうか。確かな演技力と雰囲気のある存在感が発揮される作品ばかりです。この記事を参考にして、ぜひ自分の気に入る黒木華の映画を見つけてください。また下記の記事も参考にしてみてください！