8インチのダッチオーブンおすすめランキング5選！使い道・絶品レシピも紹介！

キャンプ飯と言えばダッチオーブン。ダッチオーブンはアメリカの伝統的な調理器具のひとつで、野外調理には欠かせないアイテムです。分厚い鉄製の蓋と鍋が特徴的な外見で、これさえあればほとんどの調理が可能なので他のクッカーが必要ありません。

実はダッチオーブンと一口にいっても、さまざまな素材で作られたものやサイズのバリエーションがあるのをご存知ですか。またキャンプブームにのって機能的なダッチオーブンが人気の中、8インチのダッチオーブンが大変使い勝手がいいと評判です。

そこでここでは8インチのダッチオーブンの魅力に迫ります。ダッチオーブンの特徴や使い方、人気メーカーの紹介やおすすめの人気商品などの紹介もしていますので、興味のある方や購入を考えている方はぜひご覧ください。

ダッチオーブンにはサイズもさまざまありますが、ここでは使い勝手のいい8インチのダッチオーブンについてご紹介します。8インチのダッチオーブンの魅力とはいったい何なのか。ぜひご覧ください。

ダッチオーブンは重くて持ち運びが大変そう、といった声も聞かれますが、8インチサイズなら直径も20cmほどでソロキャンプから家族キャンプにはちょうどいい大きさです。20cmなら、家のフライパンと同程度の大きさなので扱いにも困りません。

またダッチオーブンの中には野外だけではなく家庭でも使えるものもあります。8インチのダッチオーブンなら家のコンロにもぴったり。通常10～12インチを選ぶ方も多いですが、ぜひ8インチを試してみてください。

ダッチオーブンには取っ手や持ち手の付いたものが多く、持ち運びには困りませんが、気になるのは重さです。鋳物で作られていて、蓋の厚みや鍋の側面を見ても重たいのがよくわかります。

サイズによって重さは異なり、一般的に使用されている10インチのダッチオーブンは6kg、12インチは10kgとやや重たく大人がやっと運べるイメージです。しかし8インチなら3.5～4kgと軽量で子供にも手伝ってもらえます。持ち運びに適した仕様です。

ここではさまざまな調理に使えるダッチオーブンの使い道についてまとめました。ダッチオーブンの機能を理解して、ぜひキャンプで使いましょう。調理の幅も広がり、より野外料理の楽しさを実感できます。

ダッチオーブンさえあれば野外でも簡単に調理ができるので、初心者キャンパーやソロキャンパーにもおすすめです。ひとつで焼く・煮る・蒸すの調理が可能で、他にクッカーが必要ないので、荷物も少なく済みますし、コスパよく調理器具を準備できます。

ダッチオーブンは食材と水を入れれば煮込み料理が作れますし、油をひけば炒め物ができます。中に新鮮な食材を入れて分厚い蓋を閉めれば、簡単に蒸し料理も可能な万能調理鍋です。

ダッチオーブンは蓋だけを使って調理できます。分厚い鉄製の蓋をひっ切り返してフライパン代わりに使えるからです。蓋の上に油をひいて野菜炒めも簡単に作れますし、朝食のちょっとした副菜作りにも使用できます。

中央に向かってなだらかに凹みがあるものは余計な油が流れ出て肉を香ばしく焼けます。蓋に溝が付いていて、ステーキを焼くのに適しているものも。平らでへりのあるものは、炒めている間食材が外に落ちる心配がないので気楽に調理できます。

ダッチオーブンがあれば、専用のスモーカーを用意しなくてもキャンプで燻製作りができます。燻製には「熱燻」「温燻」「冷燻」の3種類がありますが、ダッチオーブンには「熱燻」が適しており、火にかけて短時間で作れるのでキャンプにぴったりです。

ダッチオーブンの他に用意するのは、アルミホイルと食材をのせる網、スモークチップです。どれも100均やネットショップなどで気軽に購入できるものばかりなので興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

ダッチオーブンの素材にはいくつか種類があります。それぞれ特徴をふまえて、自分の使いやすいダッチオーブンを選びましょう。ここでは素材別に特徴や機能をご紹介します。

高温に溶かした鋳鉄を方に流し込み、固めて作られるのが鋳鉄製のダッチオーブンです。他の素材に比べて厚みがあるので重量がありますが、蓄熱性・保温性に優れているので調理に大活躍してくれます。

難点は鉄製なので錆が出やすい点です。購入したばかりの時は錆止め用のワックスが塗られた状態なので、使用前に「シーズニング」の作業を行います。また、使用後も毎回油で表面をコーティングする必要があり手間がかかりますが、使うほどよく馴染む素材で愛好者も多いです。

1枚の鉄板をプレス成型して作られるのが黒皮鉄板製のダッチオーブンです。黒皮とはおよそ1200度の高温で加熱処理を行う際に作られた酸化被膜のことをいい、中華鍋や鉄製のフライパンと同じ素材でできています。 

黒皮が表面を覆っていて鋳鉄製のダッチオーブンより錆に強いものの完全には防げません。そのためシーズニングの作業は必要です。黒皮はたわしで強い力で擦っても落ちませんが、使用後は水気をよく拭いて油でコーティングしてあげましょう。 

ステンレス製のダッチオーブンも人気です。ステンレスは錆びにくく、調理後そのまま料理を保存でき、お手入れも食器と同じように洗剤で洗うだけなのでお手入れが簡単で使い勝手がよく、家族キャンプに人気があります。 

またキャンプなどの野外使用だけではなく、家のガスコンロやIHヒーターで使用できるものも多くあります。圧力鍋代わりに使えるので家でもキャンプ飯が楽しめると好評です。 

ここではダッチオーブンの人気メーカーをチェックしておきましょう。数あるダッチオーブンの中から、特に人気の3つのメーカーをご紹介します。機能性に優れたダッチオーブンを販売しているメーカーをまとめましたのでぜひご覧ください。

新潟県燕三条市に本社を置くアウトドアメーカー、ユニフレームは黒皮鉄板製のダッチオーブンが人気です。鉄製なので熱伝導率が高く塊肉の調理も簡単に作れ、プロ顔負けの煮込み料理が楽しめます。

急加熱・急冷却にも対応できるので初心者キャンパーにも扱いやすい点も魅力的です。8・10インチのサイズがあり、専用のトートバッグもあるので持ち運びにも優れています。同サイズの底網やスタンドなどサブアイテムも充実していてキャンプ飯を楽しみたい方におすすめです。

ロゴスのダッチオーブンは蓋にデザインされたメープルリーフのロゴがおしゃれな人気商品です。鋳鉄製のダッチオーブンながら家庭のIHヒーターにも対応しているので、ひとつあると野外料理だけではなく、家庭料理の幅が一気に広がります。

またシーズニング不要ですぐに使える点も好評です。汚れに強いポリエステル製のキャリーバッグ付きで値段も手ごろなので、ファミリーキャンプに揃えたいクッカーのひとつといえます。

ニトリのダッチオーブンはなんといってもコスパのよさに驚きます。19cmのダッチオーブンは1,380円、24cmのものは2,306円の破格の値段で、あまりの安さに心配になりますが、キャンプだけではなく家庭のガスコンロやIHヒーターでも使える大変便利なアイテムです。

鋳鉄製のダッチオーブンは「ニトダッチ」の愛称でキャンパーの間で親しまれています。今までダッチオーブンは高くて、と敬遠していた人も気軽に購入できるのでおすすめです。購入後はシーズニングが必要なので忘れないようにしましょう。

野外料理の定番、カレーライスもダッチオーブンなら誰でも美味しく作れます。その秘密はダッチオーブンの機密性・蓄熱性・保温性です。圧力釜のような働きで中に入れた食材が柔らかくなるだけではなく、食材自体の旨味を含んだ水分が外に逃げず旨味の濃いカレーが作れます。

さらに美味しいカレーを作るためのポイントとして、ダッチオーブンの蓄熱性を上げるために食材を入れる前に、鍋に油を引いた状態で火にかけておきます。蓋の上には炭を置いておき上下から熱を与える準備をしておきましょう。

またカレーは煮込み料理なので弱火で長時間ゆっくりと調理します。焚き火の火力に気を付けましょう。水は最低限、食材は丸ごと入れると美味しい野外カレーが楽しめます。

ここではダッチオーブンを調理に使う際のよくある質問をまとめました。ダッチオーブンで作れる料理はさまざまありますが、野外でしか楽しめないものや通常のクッカーでは作れないものにも挑戦してみてください。

持ち運びや使い勝手に便利な8インチのダッチオーブンですが、丸鶏の調理にはいささかサイズが見合いません。小さめの丸鶏でも通常800gから1kgほどあるため、8インチのダッチオーブンで調理するには大きすぎるため難しいです。

1kgまでの丸鶏なら10インチ、12インチのダッチオーブンなら2kg程度の丸鶏なら調理可能です。丸鶏のローストや半身揚げなど、手のかかる料理もダッチオーブンなら簡単に作れます。ぜひお試しください。

野外で簡単に手作りパンが楽しめるとダッチオーブンでのパン調理は大変人気です。8インチのダッチオーブンでもパン作りは可能なので、ぜひ挑戦してみてください。

パンは生地を練った後発酵作業が必要ですが、1次発酵までを家で済ませておくと大変楽なのでおすすめです。ダッチオーブンの中にクッキングシートを敷いたら、適当なサイズに丸めたパンを敷き詰めて30分待ちます。その後火にかけて焼くだけで美味しいちぎりパンの完成です。

8インチのダッチオーブンの魅力についてご紹介しました。8インチは小さいと思われがちですが、持ち運びにも適していて料理もそれなりに楽しめるのでキャンプや家庭使用にも最適です。8インチのダッチオーブンで美味しいキャンプ飯を楽しみましょう。