日本製アウトドアナイフおすすめ7選｜フルタングナイフとは？キャンプにもおすすめ

アウトドアシーンにおいてアウトドアナイフは欠かせません。食材を切ったり魚を捌いたりするだけでなく、頑丈なアウトドアナイフなら薪割りもできます。扱いやすさにも影響するので、アウトドアナイフは切れ味がとても重要です。

アウトドアナイフは国内外問わず、さまざまなメーカーから販売されています。切れ味や使いやすさなどを重視するなら日本製のアウトドアナイフがおすすめです。日本刀の技術を活かした高品質なアウトドアナイフが販売されています。

この記事では日本製のアウトドアナイフの選び方や人気のメーカー、バトニングにもおすすめのモデルを解説するのでぜひ最後までお読みください。フルタングナイフについても触れているので必見です。

アウトドアナイフはさまざまなアウトドアブランド・メーカーから販売されていますが、その中でも日本製のアウトドアナイフは高く評価されています。日本製のナイフには日本刀・包丁などの鋳造技術が採用されており、切れ味がいいと評判がいいです。

また、日本刀の技術が活かされたアウトドアナイフは丈夫で簡単には壊れません。本格的なアウトドアシーンでは、頑丈なナイフが1本あるといろいろな使い方ができるので便利です。定期的なメンテナンスをすれば、常に高いパフォーマンスを発揮し続けられます。

日本で有名な刃物の生産地は新潟県の三条市・燕市や岐阜県関市、福井県越前市などです。大阪府堺市や兵庫県三木市、島根県安来市、高知県香美市でも刃物が生産されています。ぜひ購入前に生産地を確認してみてください。

シースナイフとは、鞘に刃を収納するタイプのナイフを指します。刃とハンドルが一体化されたモデルが多く、アウトドアナイフの中でも頑丈に作られているのが特徴です。食材を切ったり魚を捌いたりできます。

また、頑丈な造りなので薪割りやフェザリングなども可能です。シースナイフはアウトドアでナイフが必要なシーンを広くカバーするため、1本あるとさまざまなシーンで活躍します。使用用途がハッキリしていない場合は、シースナイフから揃えるのがおすすめです。

フォールディングナイフとは刃の部分を折りたたんで収納できるナイフです。折りたたむとコンパクトになるため、手軽に持ち運べます。持ち運べる荷物に制限がある登山・ツーリングなどに持っていくのに最適です。

ただし、折りたたみ式のナイフであるため、構造上ブッシュクラフトに耐えられるほどの強度はありません。フォールディングナイフは刃が薄くて包丁に近いので、食材を切るのに適しています。調理用のナイフを探している方はフォールディングナイフがおすすめです。

ツールナイフとは、ペンチ・ナイフ・ドライバー・プライヤーなどの機能が一体化しているナイフです。アーミーナイフや十徳ナイフとも呼ばれます。手のひらに収まるほどコンパクトなモデルが多く、持ち運びしやすいのが特徴です。

ツールナイフは他の種類に比べるとナイフとしての能力が高くないため、サブとして使われます。ワインのコルク抜きや瓶の栓抜き、ドライバーなどさまざまなツールとして使えるので、1本は持っておきたいナイフです。

ナイフのブレードにも種類があり、それぞれ形状が異なります。ブレードはデザインだけでなく、使用用途に合わせて選ぶのがおすすめです。ここではブレードの形状ごとにそれぞれの特徴を一覧表にしたので、初めてナイフを買う方はぜひ参考にしてください。

ナイフの素材は主にステンレスとカーボンスチールが採用されています。素材によって切れ味・手入れのしやすさが異なるため、購入前に確認しておくのがおすすめです。ナイフの素材について種類ごとに特徴をまとめたので、こちらも参考にしてください。

日本国内には刃物の産地として有名な場所はがいくつもあります。刃物の生産地としては、新潟県の三条市と燕市・岐阜県関市・福井県越前市・大阪府堺市・兵庫県三木市・島根県安来市・高知県香美市が有名です。

生産地によって刃物の製造方法は異なり、特徴や強みなども変わってきます。日本製のアウトドアナイフを購入するときは生産地を事前に確認し、どのような特徴や強みがあるのか確認しておくのもおすすめです。

フルタング構造とは、ナイフの先端から後端まで鋼材が挟まれている構造です。ナイフを上下から見ると、金属の板がハンドルの素材に挟まれるように露出しているので簡単に見分けられます。ナイフの中でも頑丈な構造なので、ハードな使い方でも対応できるのが特徴です。

薪を割るといったハードな使い方もできるため、ブッシュクラフトでも活躍します。フルタング構造でないナイフでもいいのですが根本から刃が折れる可能性も高いので、ハードな使い方を想定しているなら、安全面を考慮すると、フルタング構造のナイフをおすすめします。

土佐アウトドア剣蛇は伝統的な土佐刃物を取り扱う鍛冶屋トヨクニから販売されています。木枝のうち払いはもちろん、バトニングやフェザースティックにも対応できるのが特徴です。切れ味もよく、料理包丁としても使えます。

また、ヨーロッパ全域のカスタムナイフメーカーが集結する、ロシア・アウトドアナイフショーで大賞を2年連続受賞した高品質なナイフです。汎用性・機能性に優れたナイフをお探しの方は一度チェックしてください。

YAIBAは新潟県三条市にある剣謙心株式会社が展開するアウトドアナイフです。燕三条の金属加工技術や木工技術を集結して作られる製品で、刃先の形状や柄の形にもこだわられています。YAIBAはステンレス鋼の一種である420J2鋼を使用しており、錆びにくいだけでなく耐久性にも優れているのが特徴です。

また、刃が欠けにくくて変形しにくいので薪のカッティングにも使えます。切れ味を高めるのに重要な刃付けの工程は職人の手で1本ずつ丁寧に行われ、品質が高いと好評です。

本記事では日本製のアウトドアナイフの選び方やおすすめ商品、国内の有名な生産地などをご紹介しました。日本製のナイフは構造がしっかりしており、高品質なので長く使い続けたい方にピッタリです。本記事を参考に、自分の手に馴染む日本製のアウトドアナイフを見つけてください。