【2024年版】時代劇映画おすすめ30選｜笑える・泣ける時代劇を紹介！

時代劇とは昭和時代よりも前の時代を舞台に描かれている作品を指しています。特別な定義はありませんが、主に平安時代から明治時代を描いている作品が大多数です。時代劇と聞くとどこか古臭く、年配の人が観る映画ジャンルと思っていませんか？

しかし、時代劇＝古臭いという考えは一昔前の話。時代が進むに連れて時代劇も多様化しており、趣向の異なる面白い作品が続々と誕生しています。ド派手な戦闘シーンを取り入れたアクション系時代劇や、笑えるコメディ系時代劇など、歴史を学びながら楽しめる作品が豊富です。

そこでこの記事では、おすすめの時代劇映画作品と選び方のポイントをご紹介していきます。戦国時代や幕末を舞台にした面白い時代劇を見つけましょう。

まずは、時代劇映画の選び方について4つのポイントにわけて解説します。他のジャンルに比べて時代劇は難しいと敬遠されがちですが、選び方さえわかれば自分好みの時代劇映画を見つけられるはずです。

時代劇映画と一口に言ってもアクション系・コメディ系・ヒューマンドラマ系などジャンルがさまざまです。時代劇映画は種類が豊富なので、まずは好きなジャンルを絞ってみましょう。

時代劇映画を選ぶときは、時代劇特有の演出である殺陣に注目しましょう。殺陣とは、武器や拳を駆使して入り乱れながら戦闘をおこなうシーンのことです。殺陣シーンは作品のなかでも一番盛り上がる場面なので、戦闘シーンやアクションが好きな人におすすめ。

最近ではアクロバティックな技術を取り入れた殺陣シーンも増えています。近年の代表作でいえば、佐藤健が主演を務めた『るろうに剣心』などが有名です。漫画を原作とした実写映画なので、人間離れした殺陣が楽しめます。

実際に起きた歴史的事柄と歴史上の人物を登場させて、面白おかしく仕上げたのがコメディ系時代劇。歴史的な物語は難しい作品が多いですが、コメディ要素があれば笑いながら楽しめます。難しく考えずに気軽に観れるジャンルなので、時代劇初心者の人におすすめです。

コメディ系時代劇の代表作は『本能寺ホテル』や『超高速！参勤交代』などです。真面目なシーンとお笑いシーンが交差するので、ドキドキハラハラしながらも笑顔になる映画です。

時代劇といえば殺陣シーンのある戦闘系の作品が多いですが、なかには感動するヒューマンドラマ系の時代劇も存在します。ヒューマンドラマは人間の心理や人間同士の交流を題材にしたジャンルです。

時代背景や環境が異なるので、時代劇ならではの人情に深く触れられます。ヒューマンドラマ系時代劇の代表作には、アカデミー賞にもノミネートされた『たそがれ清兵衛』や忠臣蔵の後日談を描いた『最後の忠臣蔵』などがあります。

時代劇映画を選ぶときは、作品が制作された年代にも注目しましょう。一昔前の作品と現代の作品では趣向が大きく違っており、観る作品によっては時代劇の印象を大きく変えます。

1990年以前の時代劇は王道をいくストーリーが主流で、人情味溢れる名作が揃っています。いい意味で古臭く、力強さを感じさせる作品が多いです。渋い雰囲気が好きな人や、いかにもな時代劇を楽しみたい人におすすめです。

1990年以前の時代劇映画作品では、『座頭市』や『必殺シリーズ』などが有名。シリーズ屈指の傑作として名高い『必殺4 恨みはらします』は必見です。

1990年以降になると時代劇映画にも変化が起き始め、王道ストーリー以外にも趣向を凝らした作品がたくさん登場しました。昔ながらのスタイルをベースにしつつ、コメディ・ファンタジー・アクションなど多彩な要素が取り入れられています。

また、撮影技術も向上しているので、映像のきれいさはもちろん迫力のある動きも楽しめます。新時代の時代劇映画の人が入門におすすめです。

時代劇映画は日本だけでなく海外でも制作されています。江戸時代や明治時代を舞台にした日本映画のように、その地での歴史を題材にした作品が時代劇のジャンルに振りわけられます。

邦画の時代劇映画は日本を舞台にしているので、親近感が沸きやすいメリットがあります。時代が異なる過去のできごととはいえ、日本の見慣れた地形や建物が登場するため、イメージがつきやすいです。

また、俳優・女優陣も日本人を採用しており日本語で楽しめるため、映像やセリフに集中できる点がポイントです。時代劇初心者の人であれば、まずは日本の時代劇映画から触れましょう。

中国や韓国をはじめ、映画産業が盛んな国の多くで時代劇映画が制作されています。特に日本では中国と韓国の王朝時代を舞台とした作品が人気です。アクション系はもちろん、恋愛を描いたロマンス系の種類が豊富に揃っています。

中国・韓国の時代劇映画は基本的に字幕となっており、映像だけでなく文字も読まなければならない大変さがネックです。特別人気になった作品は吹き替え版が出る場合もあります。

時代劇映画は小説や漫画を原作とした作品が多いです。特に人気の高い作品から選ばれることが大多数なので、ストーリー性でハズレるのは少ないといえます。原作のある作品を俳優・女優陣がどのように演じているのか、原作と比べたり違いを発見したりする楽しみ方もあります。

漫画・小説を原作とした時代劇映画は、『サムライマラソン』や『燃えよ剣』など。原作を知っているか知っていないかでも大きく印象が変わるので、気になる方は映画と共に原作もチェックしてみてください。

時代劇映画が楽しいと思える人には、時代劇ドラマの作品もおすすめです。ドラマでは映画作品以上に多くの作品が制作されているので、人気の高い作品から順に見ていきましょう。『暴れん坊将軍』や『JIN-仁-』といった数多くの名作があります。

ドラマ作品は完結まで約10話あり、1話50分程度のボリュームです。映画よりも時間が長い分、細かい部分までしっかりと描かれている点が魅力です。

歴史を題材にした時代劇映画は、歴史を学びながら楽しく観れる作品です。渋い時代劇もあればファンタジー要素を含めた近代的な時代劇まで、幅広いテイストの作品があります。昨今の時代劇は若者も楽しめる内容なので、本記事を参考に面白い作品を見つけてみましょう。