【口コミあり】三田紀房の漫画・書籍おすすめ14選 | 転職・投資など自己啓発にも！

三田紀房は、漫画『ドラゴン桜』で有名な漫画家です。TVドラマ化もされて、社会現象にもなりました。その印象的なセリフや現実社会で役に立つ知識で、子供だけでなく大人たちにも影響を与えています。

そんな三田紀房ですが、他にも同じくらい面白くてためになる作品がたくさん存在します。受験・転職・投資・経営といったさまざまなテーマを扱っており、多才な才能を見せています。

この記事では、三田紀房の各作品の特徴と、おすすめの作品をご紹介します。三田紀房は漫画以外にも書籍を執筆していますので、こちらもご紹介します。ぜひ最後までご覧になってください。

三田紀房は、1958年、岩手県北上市生まれです。明治大学政治経済学部を卒業しています。大学卒業まで剣道を続けていたそうです。百貨店へ就職後、家業の衣料品店を継いでいます。経営不振の中、賞金目当てで漫画を描き始め、30歳の時に講談社の第17回ちばてつや賞一般部門に入選します。

2003年から雑誌『モーニング』で連載された、東大受験をモチーフにした『ドラゴン桜』が大ヒットし、一躍有名になりました。作者自身は明治大学出身ですが、担当編集が東大を卒業しており、「東大は簡単にはいれますよ」と言ったことが作品の誕生につながったそうです。

三田紀房の作品には、読んだ後、頭に残る名セリフがたくさん登場します。最初に短い名セリフが登場し、その後に詳しくその言葉の意味を解説してくれる流れが多いですが、作者が自分の経験で得た知識や、多くの有識者から入手した知識がふんだんに盛り込まれています。

作者は漫画以外にも書籍も執筆しています。作者の漫画を気に入った人は、書籍もチェックしてみましょう。

三田紀房は、作品のテーマを見つけるのがとても上手い漫画家です。各作品ごとに異なるテーマを選んでおり、その一つ一つの切り口もとても優れています。

受験・転職・投資・経営といった現代社会を生きる読者達が必要としているテーマを選び、具体的な方法や、「気づき」を与えてくれる考え方といった有益な情報がたくさん盛り込まれています。

三田紀房の作品は、他の画力の高い漫画家と比較すると、あまり上手な部類に入らないかもしれません。作者自身も一番重視しているのは、売れるネタを見つけることだとコメントしています。

『ドラゴン桜2』では作者はネームのみを描き、作画は完全外注を実現しています。背景だけでなく、人物もすべて外注しているそうです。

ここでは、三田紀房の代表作を6作品、ご紹介します。それぞれテーマが決まっており、重複していませんので、作品のテーマを掴んでみてください。

主人公は、家業の豆腐屋を続けながら高校野球の監督をしています。自ら考え行動する選手を育成して、野球の弱小校を立て直していきます。その指導方法は周囲の誤解を呼び、たびたび解任騒動が起きますが、選手たちの理解によって乗り越えていきます。

当時のスポーツ漫画としては珍しく、選手ではなく監督を主役にしています。ベンチ間での腹の探り合いや采配の応酬なども描かれています。

主人公である弁護士は、経営破綻状態となった落ちこぼれの集まり龍山高校の清算を請け負うが、一転再建のために進学校を目指します。そのために特別進学クラスを設け、2人の学生と東京大学の合格を目指します。

本作は、大ヒットしてTVドラマ化もされ、社会現象にもなりました。担当編集の東大同級生のつてを辿って勉強方法を聞き出し、作品に織り交ぜて描いているので、かなりリアルな受験テクニックや勉強法が描かれています。人生において大切なポイントも描かれています。

教師という職業に行き詰まりを感じていた主人公は、転職を決意します。参加したビジネスセミナーで紹介されたカリスマ転職代理人のアドバイスを受け、教師を続けようとする主人公にその転職代理人は、自身の転職サポート会社への転職を進めます。

主人公は、転職代理人達が極秘裏に進める「日本支配計画」に巻き込まれながらも、キャリアパートナーとして日々奮闘していきます。

主人公は、全国屈指の名門中高一貫男子校である道塾学園の中等部トップで合格します。道塾学園は、創設者の方針により、生徒やその家族には金銭負担をかけないようになっています。始業初日に先輩に連れられて学園の地下へと案内された主人公は、そこが学園トップの成績の生徒のみで構成される投資部の部室であり、道塾学園の運営費用はそこですべて捻出されていることを知ります。

本作は、業界関係者からの評判もよく、作者は投資セミナーでの登壇も行っています。

主人公は、成績がいいというだけの理由で教師に勧められるがままに、山形県の出羽医大に入学します。医者になる覚悟がないままキャンパスライフを送ることになった主人公は、入学早々、指導教官に熊の解体現場に誘われ、初めて生物の死と向き合うことになります。少しずつ成長していく主人公を中心に描かれるスクールライフ群像劇です。

主人公は東京帝国大学で数学を専攻した天才です。日本帝国海軍の山本五十六少将は、これからは航空機が主流になり、巨大戦艦は不要になると予測していますが、海軍内部では、巨大戦艦の建造案が計画されています。山本少将は、この計画を阻止したいため、主人公を海軍主計調査に抜擢します。主人公は、計画の見積もり金額の嘘をあばくために奔走することになります。

作者によれば、『ドラゴン桜』執筆以前に本作品の構想を練っていたが、諸事情でこれを断念し、代案で提案したのが『ドラゴン桜』だったそうです。

三田紀房は、漫画だけでなく書籍も執筆しています。漫画を読んで、三田紀房の哲学や考え方を気に入った読者は、書籍もおすすめです。　その一部の内容を以下にご紹介します。

『個性を捨てろ！型にはまれ！』では、凡人は型（成功者が残した優れた手法）にはまることが最も成功への近道であることを説いています。

『成功の五角形』では、学校の勉強は無駄ではなく、むしろ必須の物であり、大事なのは小学校で習った「五教科」が基本中の基本であることを説いています。

三田紀房は、twitterで作品の公式アカウントを運営しています。twitterでは、各作品の中から印象に残る名シーンや名セリフが紹介されています。勉強や親との関係に悩む受験生や、仕事に悩む大人に向けたメッセージ・名言がたくさんありますので、のぞいてみましょう。

ここまで三田紀房の作品の特徴とおすすめの作品をご紹介しました。三田紀房の作品は、おもしろいだけではなく、読者にさまざまな気づきを与えてくれます。読んだことのない作品は、これを機会にぜひ手に取ってみましょう。

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