頭脳戦の映画おすすめ10選｜心理戦との違いは？ネトフリ配信中ドラマや洋画＆邦画も

映画のジャンルは、SF・コメディ・サスペンス・スリラー・ミュージカル・ウエスタンなど非常に多いです。中でも頭脳を駆使した戦いを描いた頭脳戦の映画は、駆け引きなどが面白くストーリーに引き込まれてしまうのが魅力です。

頭脳戦を描いた映画は邦画・洋画共に作品数が多く、ギャンブル・事件・サバイバルなどさまざまなテーマを扱った作品があります。ただ、Netflix（ネットフリックス）などのサブスクで楽しみたいと思っても、頭脳戦の映画は作品数が多いので、どんな作品を見たらいいのか迷います。

当記事ではこれまでに作られた頭脳戦を描いた映画をテーマに分けた選び方やおすすめの日本・海外作品を5選ずつ、全部で10選紹介します。また、ネトフリオリジナルの頭脳戦ドラマもセレクトしています。頭脳戦と心理戦の違いについても解説するので、今後の頭脳戦映画鑑賞の参考としてください。

頭脳戦と心理戦は同じ映画に対して使われる場合もあり、違いが分かりにくいと思います。頭脳戦は頭脳を駆使した戦い全般に使われる表現で、心理戦はかけひきなど心理的な戦いのみに使われる表現です。心理的なかけひきは頭脳戦に含まれるので、心理戦も頭脳戦の1つのジャンルです。

頭脳戦を扱った映画をテーマ別に分けると、ギャンブル映画・事件を扱った映画・生き残りをかけたサバイバル映画などがあります。その中でも評判となった映画を紹介します。

ギャンブル・ゲームを描いた映画は、邦画でも洋画でもたくさん制作されています。邦画の「カイジ」は、多額の負債を抱えたフリーターのカイジがギャンブルで大金が手に入るフェリーに乗る物語です。人生を逆転するための命がけの駆け引きから目が離せません。

洋画の「ラスベガスをぶっつぶせ」は、MIT大学の天才的な数学の能力を持つ学生がラスベガスに乗り込む物語です。ブラックジャックの必勝法を習得し多額性は、教授や仲間と共にラスベガスに乗りこみ順調に勝ち進みますが・・・。教授役はケビン・スぺ―シ―が演じ、結末まで緊迫感が続きます。

頭脳戦の事件を扱った映画では「交渉人 高度10,000mの頭脳戦」が面白いと評判です。物語の舞台はハイジャックされた飛行機で、女性交渉人（米倉涼子）が犯人との駆け引きを繰り広げます。二転三転するスピーディーな展開の中で、活躍する姿が描かれている見飽きない作品です。

飛行機を舞台にした事件を描いた洋画では「フライトゲーム」がおすすめです。旅客機に乗る連邦航空保安官（リーアム・ニーソン）のもとに脅迫メールが届きます。1億5,000万ドルを入金しなければ20分おきに、機内の人間を1人ずつ殺害する予告メールです。保安官は、犯人を特定するために奔走します。

究極のサバイバルを描いた映画として「ハンガー・ゲーム」が話題となりました。物語の舞台は特権階級に支配された近未来のとある国です。特権階級は社会を反乱から守るために、12地区から18歳までの男女を1名ずつ選出し、24人が殺し合うサバイバル・ゲームを行っています。

ある年に選ばれた少女は、狩猟で鍛えた弓矢の腕と鋭い感が備わった頭脳で壮絶なサバイバルゲームに挑みますが・・・。少女役のジェニファー・ローレンスの出世作となった見応えのある作品です。

これまでに作られた頭脳戦をベースにした映画は多数ありますが、邦画には漫画をベースにした作品が多いです。ここではそんな邦画やスケールの大きな頭脳戦を描いた洋画を紹介します。

邦画では頭脳戦を描いた漫画をベースにした映画が多いです。「DEATH NOTE・デスノート」は、大場つぐみの同名漫画を実写映画化して人気作となりました。名前を書くと、書かれた人間は死んでしまう「死のノート：デスノート」がタイトルの由来です。

デースノートを手にした青年が、理想的な世界を作るためにノートに次々と犯罪者の名前を書いて葬ります。一方、警察はこの青年の行為を殺人とみなし、正体を暴くために謎の探偵を送り込みますが・・・。青年と探偵の頭脳戦が見どころです。

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」は、イギリスの数学者の実話をもとにした物語です。第二次世界大戦中、数学者（ベネディクト・カンバーバッチ）はドイツ軍のエニグマ暗号分の解読に取り込んでいました。解読に成功し、連合軍を勝利に導いた数学者の苦闘が描かれたおすすめの作品です。

「プレステージ」は、2人の奇術師の対立を描いた作品です。師匠のもとで修練を重ねていた奇術師たちですが、事故で片方の奇術師の妻が亡くなります。原因が相棒にあると知った彼らは、激しく対立しますが・・・。見ている人をも騙す心理的描写が魅力です。出演はヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイルです。

実写の映画やドラマだけでなく、頭脳戦を描いたアニメもさまざまな作品があります。頭脳戦を描いたアニメは日本だけでなく、海外でも人気が高いです。アニメ版のデスノート・ギャンブルアニメの賭ケグルイ・さまざまな頭脳戦や心理戦を描いたHUNTER×HUNTERなどがあります。

頭脳戦を扱った作品は映画の他にドラマでも人気作があります。「ライアーゲーム」は、巨額のマネーをかけて、さまざまなゲームに挑戦していくストーリーです。各シーンの中で展開する頭脳戦と心理戦が面白いと評判になりました。出演は戸田恵梨香・松田翔太ほかです。

「コンフィデンスマンJP」は、悪徳企業やマフィアなどの金欲まみれの連中から、頭脳を駆使して金を騙し取る痛快ストーリーです。長澤まさみ扮する女性と二人の男が、「コンフィデンスマン（信用詐欺師）」としてチームを組みます。

Netflix（ネットフリックス）のオリジナルドラマの中で頭脳戦をテーマしたものが『3%』です。シーズン4まで製作されている人気作品となっています。

主人公はスラム街のような貧しい街で暮らす人々です。街では20歳を迎える人々がたった一度だけ試験にトライできます。試験にパスすれば安全で豊かな暮らしが約束された楽園に移住できるのです。

ただ、試験に合格率は3%のみで、負け組から脱出するため謎解きをクリアしていくストーリーです。頭脳戦はもちろん、裏をかくなど心理戦の要素も楽しめます。ぜひ、ネトフリで堪能してみてください。

頭脳戦を描いた人気映画は、「Netflix（ネットフリックス）」・「hulu（フールー）」・「U-NEXT（ユーネクスト）」・「Amazonプライム（アマゾンプライム）」など10を超す動画配信サービスでも視聴可能です。劇場に行かなくてもテレビやPCやタブレット・スマホなどを使い、自宅や外出先などでも自由に楽しめます。

それぞれの配信サービスではジャンル毎に特集が組まれていることがあり、頭脳戦・心理戦にフォーカスされた映画作品がクローズアップされている期間であれば、邦画・洋画問わずさまざまな作品を楽しむことができます。また中には無料のお試し期間が設定あるサービスやオリジナル作品を制作している会社もあるのでぜひチェックしてみてください。

これまでに頭脳戦を描いた邦画や洋画はたくさん制作されています。結末までハラハラドキドキが続く映画や印象に残る名作もありますので、お好みの映画を見つけてぜひ、頭脳戦に魅了されましょう。こちらもあわせてご覧ください。