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【受賞・候補作品】黒川博行の小説おすすめ5選
【そのほかの作品】黒川博行の小説おすすめ7選
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【受賞・候補作品】黒川博行の小説おすすめ5選
商品比較一覧表
商品画像 | |||||
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メーカー |
KADOKAWA
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KADOKAWA
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東京創元社
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文藝春秋
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KADOKAWA
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商品名 |
破門 「疫病神」シリーズ (角川文庫)
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悪果 (角川文庫)
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キャッツアイころがった (創元推理文庫)
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封印 (文春文庫)
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二度のお別れ (角川文庫)
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リンク |
画像 | 商品名 | 参考価格(※) | 通販サイト | |
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1
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KADOKAWA
破門 「疫病神」シリーズ (角川文庫)
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701円
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2
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KADOKAWA
悪果 (角川文庫)
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363円
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3
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東京創元社
キャッツアイころがった (創元推理文庫)
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550円
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4
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文藝春秋
封印 (文春文庫)
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165円
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5
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KADOKAWA
二度のお別れ (角川文庫)
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200円
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二宮と桑原のふたりのかけあいがなんとも痛快。かなり取材されてると見受けられ、ストーリーはリアリティーがあり面白い。でも笑いあり。
面白かった。とくに、関西の色が濃く出ていて小説内に一つの世界ができ上がっていた。 暴力団対策の刑事が本当にみな、しのぎを持っているのか。悪い刑事が結構でてくるが、これがリアリティがある。 テレビでちらりと見たことがあるが、刑事かやくざかどちらか判らない風貌の刑事たち。 彼らは、おそらく必要悪を平気で呑み込む人たちだろう、などと思ってしまった。 そんな、リアリティだかフィクションだかわからない世界がとてもよく描かれてた。 主人公堀内と、その相棒伊達の人物描写がよかった。
黒川さんの本はほとんど読んでいますが、これは中でもトップクラスです。残酷そうでいて結構コミカル、かなりこみいったストーリーだけど妙に分かりやすい?なにもかもこれは黒川さんのすべての作品に共通する大阪弁のおかげです。その躍動感がほとんど感動的。生理的な快感さえ覚えてしまいます。おすすめです。
(前略)主人公は、ボクサーだったこともあって、非常に素早いフットワークである。しかし、けっして軽くはない。ほどよい重みがある。社会派だぞ、というほど何トンもの重みはつけないが、ただの読み物では終わらせない、と感じさせてくれるだけの現実社会に対する冷ややかな視線がある。それでも根底には、温かい心が息づいている。のんびりしてたらやられてしまう世の中であるが、欲得づくであっても、いいやつはいる。その貴重な心と心の偶然の結びつきを描いてみせる。満足である。
誘拐殺人を扱う刑事たちの、正義感の希薄さが妙に先きたいさせます。黒まめコンビも現実味があって、無理に読ませようとせず、おかげでラストのやっぱりそうくるか感も受け入れやすかった。 黒田ファンとして納得の処女作です。
前半は後妻業の実態を描いており、読みながら気がつくと眉間にシワがよっていました。後半からは、スピード感あふれるドキドキハラハラの展開で流石のエンターテイメント。そしてあっけない最後のエンディング。面白かった!!
とにかく面白い!初期警察小説・その後のサスペンス物しか読んでない方には特にお薦めです。主人公の二宮所長も良いが、相棒の桑原がとんでもないお方で、立派にヤクザしていて何故かかっこいい。物語は産業廃棄物処理場に絡む利権の漁り合いですが、読み出せば、笑いあり涙あり(あまり無いか---)の興奮の5時間になる事請合います。正に黒川氏が大化けした作品ではないでしょうか。(後略)
コンビの会話の面白さだけでなく、良くも悪くも人間臭い点がこのシリーズのベースとなっていて楽しめる。 元刑事という肩書からのうさん臭さがありがちなヤクザとの結びつきではなく、一癖も二癖もある競売屋という商売とそこの会社の人物も脇役ながら侮れない。 とにかくスピードを止めないで展開される構成は読んでいて飽きさせない。(後略)
筋が分かりやすく、一息に読みました。 二宮と桑原の相変わらずの掛け合いが面白く、読んでいてクスリとさせられます。 落ちはスッキリとしていますし良い物語だと思います。 次作にも期待します。
関西弁の刑事2人が捜査に当たるバディ物といえば今や黒川博行さんのトレードマークという印象がありますが今回もそれ、です。 ただ今回は片方の刑事=新垣が沖縄出身者という設定で、それがストーリーにも深みを加えています。 アクションテイストは控え目で謎解き要素が強い作品。いつもながらの丁寧な描写に加え、上坂のマニアックな映画の蘊蓄も楽しめます。(後略)
(前略) 美術品等の知識が無くても全く問題なく楽しめます。 美術品でひと儲けを画策し、騙し騙され、転んでもタダでは起きない登場人物たちも、とても魅力的。 面白すぎてあっという間に読み終えてしまった後、もっと読みたい!と思った本は久しぶりです。 おすすめ!
(前略)黒川作品は、どれも 質が常にハイレベルをキープしている。決して読者を裏切らない。ラストもちょっとほろ苦く、現実的で決してハッピーエンドではない。 まあ、当たり前の結果なのだが、ちゃんと納得出来る終わり方だ。巧いなあと思う。最後に黒川の大学時代の後輩である 彫刻家が解説を書いているが、これまた面白い。黒川の友人も同じセンスを持った人間ばかりなのだろう。