【口コミあり】小林泰三の小説おすすめ22選 | 玩具修理者・アリス殺し以外の人気作も

『玩具修理者』や『アリス殺し』といった名作を生んだことで知られる作家・小林泰三。背筋が凍るような物語から感動で涙する物語まで、独特な感性をもって多くの人を魅了してきました。この記事では、小林泰三の作品の選び方やおすすめ小説について紹介します。

2023/08/10 更新

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【代表作・ドラマ化】小林泰三のおすすめの小説11選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
東京創元社
KADOKAWA
二見書房
早川書房
KADOKAWA
早川書房
幻冬舎
KADOKAWA
KADOKAWA
KADOKAWA
幻冬舎
商品名
アリス殺し 〈メルヘン殺し〉シリーズ (創元推理文庫)
玩具修理者 (角川ホラー文庫)
わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 (二見ホラー×ミステリ文庫)
天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)
AΩ 超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)
記憶破断者
失われた過去と未来の犯罪 (角川文庫)
未来からの脱出
ネフィリム 超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)
殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)
リンク
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト
1
東京創元社
アリス殺し 〈メルヘン殺し〉シリーズ (創元推理文庫)
624円
2
KADOKAWA
玩具修理者 (角川ホラー文庫)
351円
3
二見書房
わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 (二見ホラー×ミステリ文庫)
693円
4
早川書房
天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)
363円
5
KADOKAWA
AΩ 超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)
596円
6
早川書房
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)
650円
7
幻冬舎
記憶破断者
350円
8
KADOKAWA
失われた過去と未来の犯罪 (角川文庫)
673円
9
KADOKAWA
未来からの脱出
1,149円
10
KADOKAWA
ネフィリム 超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)
475円
11
幻冬舎
殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)
687円
比較表を全て見る(10位以降)
不思議の国と現実世界の地球がリンクしている話…のはずが??? 連続殺人事件は少しずつ解明されるようなされないような感じですが、次々と何かが起こるので気になってどんどん読み進めちゃいました。 最後は…書けない。 こんなに衝撃を受けたのは初めてかも!? もう一度読んで頭を整理したい気分です。

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「玩具修理者」(短編)と「酔歩する男」(短めの長編)の二作品が収録されています。 どちらの作品も現実と狂気のはざまで、自分が認識している世界がふいにふらっと足下から崩れていくような怖いお話です。 「玩具修理者」はファンタジー風のホラーといった感じで、意外な結末がよかったです。 ワープロとか、日射病とか、懐かしい言葉が出てきて、もはや古典的な秀作といったイメージでした。 もう一つの「酔歩する男」は、量子力学の確率論と哲学的な認識論を融合したようなロジックで、独自の時間SFものを構築しています。ちょっと理屈っぽくて間延び感があるような気がしましたが、こちらも面白かったです。 ただ、ロジックのほうは都合のいいところだけ切り取って説得しようといる印象も若干ありました。 でもまあ、よい作品でした。素晴らしい!

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私はゾンビファンです。 タイトルに「ゾンビ」とか「~オブ・ザ・デッド」とか書いてあると買ってしまいます。 私は楽しめたので、ゾンビファンさんならば楽しめるのではないかと思います。 物語は、殺人事件の謎を解くというもので、ミステリー仕立てなのですが、 読者が読みながらトリックを看破するのは難しいんじゃないかと思います。 (できない、とは言いきれませんが) そんなものよりも私が楽しんだ点は、ゾンビ発生の設定や、 ゾンビ発生によって変わってしまった世界の設定の面白さでした。 (思わず、そんな奴いねぇよ!とツッコミしたところもありますが) この世界観を舞台にした新しい物語を読んでみたいところですが、 著者がすでに故人なのが残念です。

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私は、小林泰三さんの作品を読んでみてウルトラマンとかが好きなんだろうなと思っていたらロボット物もあるので驚きました。 この天獄と地国は滅茶苦茶 厳しい環境で生きてる人たちが僅かな希望を胸にありえないと思いながらも理想郷を目指す物語 で道中に強敵と戦いながら幸せな世界を夢見る主人公たちの姿がカッコいい 特にこの作品の最大の特徴がギガントと呼ばれる巨大ロボットでそれぞれ長所が異なる4機の巨大ロボットが登場しまたそれぞれ質感や見た目が生体的だったり無機的だったりと様々である。 この作品の謎が詰まってそうな魅力的な存在でもあり想像するのが楽しい存在だと思いました。 戦闘描写は思ったより短いけど えっと思うような奇想天外な戦い方で読んでいて面白いです。 ミステリとかが好きな人には面白くないのかもしれないけどロボット好きだったりバトル物が好きな人にはおすすめだと思いました。

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プラズマ生命体という新しい概念には心惹かれるものがありました。前半はこれで十分楽しめました。ただ、ウルトラマンのパロディということに関しては、皆さんの指摘どおりですが、「ガ」が「影」を追って地球に至り、さらに、生命維持のために人間の体を借りるくだりは、ハル・クレメントの名作「20億の針」、さらに「影」については、やはり、フレドリック・ブラウンの名作「73光年の妖怪」が、どうしても頭に浮かんでしまいます。しかし、そういう邪念も、古典SFファンにとってはむしろうれしい思いに変えてしまう作品と言えます。特に、最後に明かされる「ガ」の本名については、小林泰三フリークにとっては、「やめられまへんなー」という感じです。

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ウルトラマン外伝作品であり、 著者のウルトラマン・オマージュSFホラー作品『ΑΩ―超空想科学怪奇譚』から12年後に出版されたものです。 個人的に今作は数年前から知ってましたが、『今さらウルトラマンを読む気もないな』と読まずにいて、今回『ΑΩ―超空想科学怪奇譚』を再読するついでに読んでみた次第です。 すると(僕のウルトラマン歴史は昭和のみで、平成作品は映画だけを3作見た程度)、ウルトラマンとウルトラセブンの間という設定を上手く活かしつつ、 異界の門を開いた設定で、平成作品の兇悪も豪華に出演させ、 ウルトラマンFが生まれた設定や進化した流れ、著者の持ち味を感じた人工巨大化戦士等、見事なオリジナルウルトラマンとしてもSF作品としても、きちんと面白く楽しめました(^-^*)/ 『ΑΩ―超空想科学怪奇譚』のオマケとして読む分には予想以上に優れた名作でした!

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小林泰三作品の中ではかなり面白い方 何もわからない主人公が情報を蓄積して敵と戦っていくところに、わくわくさせられる。 (映画『メメント』と似た設定で進む作品なので、面白くて当然なのだけれど) 過去に短編で何度か登場した主人公の話で、今回は長編版といったところ。 短編ではブラックなネタが強めに書かれていたが、今回は敵との戦いが主な内容になっている。 ちゃんと完結した一冊になっているので満足できる。 個人的には、このシリーズは短編でもいいので書き続けて欲しいくらい好き。

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(前略)非常に面白い一冊でした。 ここまでの世界を構築できたのは、「人格は記憶にのみ依存し、脳そのものには依存しない」という仮定を採用した作者の判断によるものでしょう。 妥協とも言える割り切りですが、それゆえに、記憶装置を入れ替えた時に何が起きるかがシミュレート可能になったように思えます。 そして、次はその仮定を超えた世界を見てみたいと思ったりもしたのでした。

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老人施設で生活を送るサブロウが自分に過去の記憶に不審な点があることから仲間3人とともに脱出を計画するお話。仲間はみんなクレバーで会話も読んでいて楽しかったですし、仲間の知恵や特技を使って脱出を図るストーリーもわくわくしました。 真実が明らかとなった世界は突飛なアイデアで相変わらず凄いなと思いましたが、確かに未来に起こり得るかもしれない可能性はあるのかな…と思うとちょっとぞっとしました。

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(前略)ひたすら戦闘シーンですが、スピード感もあり、「なんだこの力は兵器は」どっちが勝つんだ!?と単純に楽しめる本でした。これぞ、エンターテーメント!

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(前略)設定も面白いし、問答のような会話も面白い。主人公の考え方も知的で頼もしい。ただ何故こんなに積極的に危ない殺人鬼に絡んでいくんだ…?という疑問はありましたが、先へ先へと読ませる展開や文章なので一気読みでした。 「衝撃のラストに二度騙されるミステリー」ということですが…なるほどなあ、主人公のお節介の意味も分かり、そうくるかあ!という感じでした。

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【代表作・ドラマ化】おすすめの小林泰三の小説比較一覧表

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メーカー
東京創元社
KADOKAWA
二見書房
早川書房
KADOKAWA
早川書房
幻冬舎
KADOKAWA
KADOKAWA
KADOKAWA
幻冬舎
商品名
アリス殺し 〈メルヘン殺し〉シリーズ (創元推理文庫)
玩具修理者 (角川ホラー文庫)
わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 (二見ホラー×ミステリ文庫)
天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)
AΩ 超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)
記憶破断者
失われた過去と未来の犯罪 (角川文庫)
未来からの脱出
ネフィリム 超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)
殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)
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画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト
1
東京創元社
アリス殺し 〈メルヘン殺し〉シリーズ (創元推理文庫)
624円
2
KADOKAWA
玩具修理者 (角川ホラー文庫)
351円
3
二見書房
わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 (二見ホラー×ミステリ文庫)
693円
4
早川書房
天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)
363円
5
KADOKAWA
AΩ 超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)
596円
6
早川書房
ウルトラマンF (ハヤカワ文庫JA)
650円
7
幻冬舎
記憶破断者
350円
8
KADOKAWA
失われた過去と未来の犯罪 (角川文庫)
673円
9
KADOKAWA
未来からの脱出
1,149円
10
KADOKAWA
ネフィリム 超吸血幻想譚 (角川ホラー文庫)
475円
11
幻冬舎
殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)
687円
比較表を全て見る(10位以降)

【短編作品】小林泰三のおすすめの小説11選

商品比較一覧表

商品画像
メーカー
KADOKAWA
早川書房
東京創元社
早川書房
KADOKAWA
KADOKAWA
KADOKAWA/角川書店
KADOKAWA
KADOKAWA
早川書房
早川書房
商品名
家に棲むもの (角川ホラー文庫)
海を見る人
完全・犯罪
目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
人獣細工 (角川ホラー文庫)
脳髄工場 (角川ホラー文庫)
百舌鳥魔先生のアトリエ (角川ホラー文庫)
臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)
肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
天体の回転について
見晴らしのいい密室
リンク
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト
1
KADOKAWA
家に棲むもの (角川ホラー文庫)
382円
2
早川書房
海を見る人
627円
3
東京創元社
完全・犯罪
622円
4
早川書房
目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
505円
5
KADOKAWA
人獣細工 (角川ホラー文庫)
382円
6
KADOKAWA
脳髄工場 (角川ホラー文庫)
443円
7
KADOKAWA/角川書店
百舌鳥魔先生のアトリエ (角川ホラー文庫)
704円
8
KADOKAWA
臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)
504円
9
KADOKAWA
肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
351円
10
早川書房
天体の回転について
574円
11
早川書房
見晴らしのいい密室
550円
比較表を全て見る(10位以降)
8篇の短編集。 短編という枠の中で、描こうとしている物が明瞭だ。 つまり、まわりくどくない、ストレートな構成が光る。 猟奇的表現にばかり重点を置いてはいない。 物語の組み立てが巧みだ。 「食性」「肉」などは、タイトルがそのまま内容だと言える。 表題作の「家に棲むもの」は、なかなかの恐怖感を伴い、 結末も意外だ。その他の作品も、非常に質が高い。 著者の最高傑作の一つである事は間違い無い。

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この世界とは時間の流れが違う、重力が違う、星すら全然違ういろんな世界が舞台です。 でも想像世界とは思えないくらい文章が現実的で話しの中に惹きこまれます。 短編小説集なので飽きることなく次の世界観を楽しめます。 小林泰三は何冊か読んだことがあってグロテクスな表現ばっか重視する 作家だと思ってたけどこの本はそんなこと全然なくて、 少しロマンティックな淡い恋の話しが多かった気がします。 今まで読んだ本の中でも上位に入るくらい大好きな本です。

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完全・犯罪が面白いです。ハードなSFなのに笑いがでました。 コントでもありそうで面白いです

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ハードSF、軽いのりだけど種もしかけもあるSF、ホラーっぽいミステリーなどの短編7編。1つ1つが、かなり強力です。雑誌や他の文庫に掲載された作品を集めたもので、書き下ろしは1つです。 騙されたー、なるほど、こわーい、良く考えたなぁーなど、多くの感想を抱かせてくれる本でした。 いろいろな趣向がある本でしたが、共通して「現実とは何か?」という本でした。ちょっと世界の見方を変えるヒントがあるかも、です。

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短編が3つ。生まれた時から医師である父親から豚の内蔵などを移植され続けた女性の話、ドラキュラの話、読むとおかしくなる本の話。 特に表題の『人獣細工』と最後の『本』が面白かったです。随分前に書かれた作品ですが、今読んでもアイデアの古さは全く感じませんし、むしろまだ追いついていない感すらしました。 基本的にグロテスクな気持ち悪さがあるのですが、例えば『本』では、ユーモアもチラホラあって、ホラーなのに思わず吹き出してしまう箇所もあったり、教養的なこととか、哲学的なこととかあれこれ出てきたりして、その訳のわからなさもよかったです。どの話も面白くて一気読みでした。

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 全体に,小松左京や筒井康隆のショート・ショートのような軽めの作品が多かったが,表題作「脳髄工場」は,なかなかよかった。  人工脳髄を付けられた人間の言動は,本当にその人間の自由意志に基づくものなのか? 人工脳髄の送る信号が人工的に作り出したものではないのか? 主人公は,あくまでも自由意志に基づいて生きる人間でいたいと願い,人工脳髄を付けることを頑なに拒んでいたが……一種哲学的なテーマのようでもあるが,本作品の結末は結構意外なものだった(小林泰三ファンなら予見可能だったかもしれないが)。こうして「自由意志」に基づいて本を読み,レビューを書いている私だけど,でも,本当は……というような不気味さを感じた。

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小林泰三さん独特のホラー感、これは言葉で表現するのが難しいです。 不思議な世界に迷い込んだような。 非常に面白かったです。登場人物も魅力的、と言いますか個性的で良い。 購入できて幸いです。

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短編。グロいミステリ寄りの話や、SFにしても近未来的で十分ありえるかもしれないような世界の話から、完全にあり得ないだろう世界のお話まで様々でした。全てが全然違うジャンルのお話で、かなりの振り幅がありますので、好みの話もあれば、苦手で読みにくいお話も正直ありました。でもそういうのも全部ひっくるめてこんなにもアイデア満載なのが、もう凄いとしかいいようがないです。 どの作品を読んでも斬新なアイデアと会話のユーモアが面白くて、大好きな作家さんでした。もう新作が読めないことがとても悔やまれます。 とにかく今は、既に出されている本を片っ端から読むつもりでいます。楽しい作品の数々を本当にありがとうございました。

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面白いです。短編ながらなかなか濃い。 ホラー、SF、ミステリーと色んな味わいの作品を楽しめるので飽きることなく読み進められます。 グロい描写もありますが残酷な表現が苦手な方はそもそもタイトルで敬遠してると思うのでその点は置いといて(笑) どの短編も一捻りが利いていて「どうせこういうオチでしょ?」という読者の予想をうまく外してくれます。特に西部劇のようなSF短編と最後の多重人格を題材としたミステリー短編がお気に入り。読みごたえも抜群です。 この作家の作品は短編と中編しか読んだことがないのですが長編も読んでみたくなる面白さ、狂気とグロの合わせ技が平気ならばおすすめです。

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短篇集。表題作の「天体の回転について」が良い。コリオリの力の解説など、頭の中で錆びついて眠っていた力学計算の中枢が、解きほぐされるようにマッサージされて、脳がまた動くようになったと感じます。萌え要素も快適。著者最新作長編の「天獄と地国」にも、萌え要素はあるので、先に本書を読んでいたほうが、脳が馴染みやすいでしょう。このような素晴らしいSF小説に導いてくれた、KEIの表紙に感謝。

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版元の恥も外聞もない便乗商法で、ややチグハグな1冊となったが、SF短編集である。後半4編がすばらしく、大当たりの1冊。特に「忘却の侵略」は、爆笑とサスペンスと論理ゲームが混然一体となった絶品。量子力学的恋愛コメディみたいになる会話が何ともおかしい。ハードSFはちょっと、という人も「シュレディンガーの猫」のアンチョコ解説を一読した後であれば十分に楽しめると思う。

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【短編作品】おすすめの小林泰三の小説比較一覧表

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メーカー
KADOKAWA
早川書房
東京創元社
早川書房
KADOKAWA
KADOKAWA
KADOKAWA/角川書店
KADOKAWA
KADOKAWA
早川書房
早川書房
商品名
家に棲むもの (角川ホラー文庫)
海を見る人
完全・犯罪
目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
人獣細工 (角川ホラー文庫)
脳髄工場 (角川ホラー文庫)
百舌鳥魔先生のアトリエ (角川ホラー文庫)
臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)
肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
天体の回転について
見晴らしのいい密室
リンク
画像 商品名 参考価格(※) 通販サイト
1
KADOKAWA
家に棲むもの (角川ホラー文庫)
382円
2
早川書房
海を見る人
627円
3
東京創元社
完全・犯罪
622円
4
早川書房
目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
505円
5
KADOKAWA
人獣細工 (角川ホラー文庫)
382円
6
KADOKAWA
脳髄工場 (角川ホラー文庫)
443円
7
KADOKAWA/角川書店
百舌鳥魔先生のアトリエ (角川ホラー文庫)
704円
8
KADOKAWA
臓物大展覧会 (角川ホラー文庫)
504円
9
KADOKAWA
肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
351円
10
早川書房
天体の回転について
574円
11
早川書房
見晴らしのいい密室
550円
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