【口コミあり】吉住渉の漫画おすすめ8選｜代表作から新作まで！選び方もご紹介

吉住渉は代表作『ママレード・ボーイ』など、20年以上にわたり数々のヒット作を生み出してきました。りぼんを読んで育った通称「りぼんっ子」なら、吉住渉を知らない方はいないほど、大人気の漫画家さんです。

元気いっぱいのヒロインが紡ぐ甘酸っぱい青春ストーリーに、大人の女性は懐かしさを、学生なら憧れを抱く方も多いです。恋愛のバイブルとして幼少期から大切に読み続ける方もおり、色褪せない少女漫画として不動の人気を誇っています。

この記事では、吉住渉の漫画の選び方やおすすめ8選を紹介します。最新作についても解説しますのでぜひ参考にしてください。

吉住渉は、東京都出身。本名は 中井 真里子（なかい まりこ）です。一橋大学経済学部在学中に、『ラディカル・ロマンス』を執筆してデビューしました。卒業後は電機メーカー・NECに就職し、しばらくは漫画家と会社員の二足の草鞋を履いていましたが、1988年に退社し専業の漫画家となりました。

「りぼん」を中心に少女漫画を執筆。現在は「コーラス」や「マーガレット」など女性向け漫画誌でも人気作品を掲載しています。

少女漫画や成人女性向けのコミックなど、幅広いジャンルを執筆している吉住渉。「何から読めばいいかわからない」方に向けて、おすすめの漫画の選び方を紹介します。

映画やアニメなど映像化された作品は、個性豊かなキャラクターとテンポのいい展開が特徴です。初めて吉住渉作品に触れる方にもおすすめです。

『ママレード・ボーイ』は、全8巻の完結している漫画です。吉住渉の漫画で迷ったらまずは手に取っていただきたい代表作となっています。複雑な状況で出会った光希と遊が、徐々に惹かれ合い、ライバルの登場やトラブルを乗り越えながら関係を育む青春ラブストーリーです。

1994年にアニメ化され、2018年には桜井日奈子さんと吉沢亮さんのW主演で実写映画化されました。

『ウルトラマニアック』は、クールで後輩に人気の亜由が、魔法世界からやって来たドジな魔女っ子の仁菜と一緒に、にぎやかに学園生活を送る青春コメディ漫画です。

女の子の憧れを実現させるような魔法を使ったり、イケメン男子との恋があったり、明るくかわいい話の展開は少女漫画にぴったりです。2003年にテレビアニメ化されました。

コミックス全9巻が発売されている『ハンサムな彼女』。芸能界を舞台に、高校生ながら女優として活躍する未央と、映画監督を志す一哉のラブロマンスです。

初めは反発しあっていた2人ですが、夢を追う仲間として互いに惹かれ合っていきます。OVAとして販売され、女子高生はもちろん、大人の女性からも「OVAのサントラがいい」「懐かしい」と人気が高い作品です。

少女漫画には珍しい男の子の主人公を描いた作品もあります。不器用でもどかしい男の子の心情を覗ける内容に胸キュン間違いなしです。

成績優秀な男子高校生・集の初恋を書いた『君しかいらない』は、1996年に発売されました。集が好きになったのは高校生にしてバツイチの朱音。男性が主人公であるキャラセッティングや、離婚・浮気などの大人なワードが登場するストーリーは当時の「りぼん」の中でも珍しく、話題となりました。

『ミントな僕ら』の主人公は少年・のえる。男女の双子であるのえるが、姉・まりあを心配するあまり同じ高校へ転入してしまうところからストーリーは始まります。嘘が嫌いで真っすぐな主人公が、素直で好感の持てる同級生との出会いを通じて成長する学園物語は、何度読んでも胸がわくわくします。

ミントのようにちょっぴりクセがあるけど、爽やかで後味すっきりする漫画です。

『コーラス』や『Cocohana』といったヤングレディース誌に掲載された作品の多くは、大人の女性をヒロインとしています。仕事の息抜きに最適な作品です。

外資系映画会社で働く栞菜とボディーガードとして働く瀬那の大人の恋愛が書かれた『キャラメルシナモンポップコーン』。社会人の日常と少女漫画が掛け合わさった作品となっています。

仕事に揉まれながら恋にも奮闘する栞菜の姿に共感するアラサー・アラフォー世代も多いです。2022年9月22日に発売が予定されている最新刊・第3巻も見逃せません。

『スパイシーピンク』は、漫画家の仕事に燃える女性が、恋とキャリアを両立させながら成長する大人のラブストーリーです。打算的な付き合い、元カレ・元カノの存在など、大人の恋愛ならではのスパイシーな部分も描かれ、今までの学園少女漫画系の物語からは一線を画す内容です。

コミックスは全2巻で、最終巻には書き下ろし作品も収録されています。

吉住渉の人気作はまだまだあります。人気作品の続編作や有名ドラマを漫画化したものなど、吉住渉にしか描けない世界観や魅力を堪能してください。

『ママレード・ボーイ』の13年後を舞台にした『ママレード・ボーイlittle』。『ママレード・ボーイ』の主人公の妹と弟が活躍する続編マンガです。

本編の読者の中には予約して発売を心待ちにする方も多い話題作です。中学生のと朔の恋模様は、新鮮なドキドキした感情の中にどこか懐かしさもあり、充実した内容となっています。

吉住渉の最新刊は『キャラメルシナモンポップコーン』の第3巻です。2022年9月22日に発売が予定されており、前巻から約10か月ぶりの待望の新作となっています。

第2巻発売時には、サイン入りポストカードと特製クリアファイルのセットが抽選で100名に当たるプレゼント企画が実施されており、今回も何かイベントが行われるのか話題になっています。

映画『ママレード・ボーイ』の公開を記念して、化粧品メーカー・エテュセがコラボ企画を実施しました。「甘さだけじゃない、オレンジメイクの秘密」をキーワードとして、ママレードオレンジのリップやチークなどを紹介しています。

なお、こちらの企画は2018年4月～6月の期間限定で実施され、現在はすでに終了しています。

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学生の甘い青春ラブストーリーも、仕事の合間に読む大人の恋愛漫画も、吉住渉の作品はときめきと爽やかな後味を与えてくれます。すでに読んだ方もそうでない方も、吉住渉の漫画を読んで切なくピュアなラブロマンスに浸ってください。こちらもあわせてご覧ください。