相場英雄の小説おすすめ12選｜田川シリーズなどの人気作や口コミ・評判も紹介

日々の生活の中で小説を読む方も多いのではないでしょうか。文章で綴られる情景や登場人物を頭の中でイメージするのが楽しいと感じる場合も多いと思います。さまざまな小説がある中でも、頭を使いながら読む小説が好きな人には、相場英雄の小説がおすすめです。

相場英雄は、経済ジャーナリストとしても活躍しつつ経済学やミステリーに関する小説を執筆する作家です。シリーズ作品からドラマ化された作品まで、数多くの推理小説を出版しています。

こちらの記事では、そんな相場英雄の小説の選び方や、おすすめ作品について紹介していきます。ハラハラする展開を楽しみたい方は必見です。ぜひこちらの記事を参考に作品を選んでみてください。

相場英雄とは、1967年9月18日生まれの経済ジャーナリスト兼小説家です。経済学に関する作品はもちろん、ミステリーや推理小説も執筆し、幅広いジャンルを手掛けています。

専門学校卒業後、時事通信社に入社し、データ編集担当から人手不足が原因で記者職に転職しました。2005年に小説家としてデビューし、その後さまざまな作品が多くの賞の候補作として選ばれました。

ここからは、相場英雄の小説の選び方を解説していきます。人気のシリーズ作品や、ドラマ化された作品も取り上げているので、興味があるものがありましたらぜひ手に取ってみてください。

相場英雄の作品の選び方1つ目は「シリーズ作品から選ぶ」から選ぶ方法です。長時間小説を楽しみたい方や、ドラマ感覚で話が続いて欲しい方におすすめの方法となっています。

タイトルが少しお茶目な『みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎シリーズ』は、ミステリーシリーズ作品です。タイトルの通り主人公の探偵が麺好きで、グルメシーンも要所要所に含まれています。

食べるシーンはこちらまで料理の匂いが漂ってきそうなほどリアリティがあり、グルメ好きにはたまらない一冊です。旅行×ミステリー×グルメという王道の展開で、読み手も一緒に旅行に行ったような気持ちになれます。

『警視庁捜査一課継続捜査班・田川信一シリーズ』は、社会から垣間見える問題に焦点を当てたミステリー小説です。小説を読み進めるごとに、社会問題の深刻さをひしひしと感じられる作品に仕上がっています。

このシリーズを手に取って、日常生活を見直す読者も多くいるようです。日本の未来を不安視する声も増え、ミステリー要素だけでなく、現代社会の問題点をしっかり把握したい方におすすめの作品です。

『ナンバーシリーズ』は、スリルを楽しめる警察ものです。短編小説ですが、読み応えたっぷりの作品となっています。警視庁のさまざまな部署が協力しながら真相を追っていく様子が爽快で、読んでいて楽しさを感じられます。

主人公がたくさんの失敗を重ねながらも、周りに助けられつつ成長していくストーリーです。初めてミステリー小説を手に取る方でも気軽に読み進められる軽快さが持ち味です。

『古賀遼シリーズ』は経済サスペンスを描くハラハラドキドキなストーリー展開が持ち味の作品です。こちらの作品は、警察視点ではなく悪事に手を染めた金融コンサルタントが主役となっています。

ドラマ化もされ、椎名桔平や黒木メイサなど人気俳優が出演し話題となりました。「主人公が捕まってほしくない」という声も寄せられるほど、主人公に共感してしまう展開に注目です。

相場英雄の小説の選び方2つ目は「そのほかの作品から選ぶ方法」です。シリーズ化されていない作品も、ドラマ化されるほどの人気を博しました。じっくりとのめり込める作品を取り上げているので、ぜひ手に取ってみてください。

『血の轍』は、公安部と刑事部の攻防に焦点を当てた作品となっています。卑劣な行動が目立つ公安部に対する刑事部を応援したくなる方も多いのではないでしょうか。キャラクターが次々と登場するので、整理しながら読み進めるのがおすすめです。

ハラハラが止まらず、読了後は高い満足感を得られる作品に仕上がっています。一気に読み切ってしまう読者もいるため、おやすみの日に一気読みしてみてはいかがでしょうか。

『マンモスの抜け殻』は、現代社会における重大な介護問題に焦点を当てた作品となっています。とある団地で発生した殺人事件から始まり、介護業界の闇に着目した切れ味の鋭い仕上がりです。介護に関して問題視している方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

相場英雄の作品の中でもかなり読みやすく、ファンの多い作品です。ただのミステリーだけでは物足りないという方でも満足できるストーリーとなっています。

広告会社に勤めるサラリーマンが主役の『フラグマン』や、敏腕記者の仕事ぶりを描く『書かずの753』など、相場英雄が執筆した原作を元に書かれた漫画もおすすめです。活字が苦手な方や、イラスト付きで相場英雄の作品を楽しみたい方にぴったりの漫画作品となっています。

登場人物の表情がしっかりと読み取れるので、小説よりももっと作品のイメージを明確にしたい方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

いかがでしたか？こちらの記事では、相場英雄の小説の選び方やおすすめ作品を紹介しました。ミステリーをテーマとして扱いながら、経済や社会の闇に切り込む相場英雄の作品。興味が湧いた方がいらっしゃいましたら、ぜひ手に取ってみてください。こちらもあわせてご覧ください。