【2024年版】お中元のお返しおすすめ15選｜お返しをする時期や品物の選び方を紹介

お中元は日頃の感謝をお世話になっている方へ伝える夏の挨拶の習慣です。地域によって違いはありますが、7月から8月中旬にかけてギフトを贈ります。最近はお中元をやめる方も増えていますが、まだお中元をいただく機会も多いです。

お中元をいただいたときのお返しは何を贈ればいいのか悩みがちです。お中元の品には食べ物・飲み物・お酒などがあるので、相手の好みに合わせて選ぶのが大切です。また、刃物やハンカチのような贈ってはいけないものもあります。

そこで本記事では、お中元のお返しの選び方やおすすめ商品をご紹介します。お中元のお返しを贈るときのマナーについても解説しているので、お中元についてよくわからない方もぜひ参考にしてください。

お中元のお返しは基本的に贈る必要はありません。もともとお中元は目下の者から目上の者に日頃の感謝を込めて贈るもので、お返しの品を贈らなくてもお礼状を贈るだけで十分です。

しかし、ギフトをいただいたままでは気分がよくない方も多く、実際にお中元をいただいたらお返しを贈っている方も多いです。お中元のお返しをするかは相手との付き合いを考えて決めましょう。

【メリット・デメリット】

• 季節に合った食材を贈れる
• 子どもの多い家庭でも安心
• 日持ちしない品もある

スイーツは、子どものいる家庭や甘いものが好きな方におすすめのジャンルです。特に、旬の果物を贈れば季節や風情を感じられます。また、高価な果物も多いので贈り物にぴったりです。

ただし、スイーツ・果物は好みが分かれやすいので、苦手なものをチェックする必要があります。あらかじめ好みや生活の様子をヒアリングできる方に最適です。

【メリット・デメリット】

• 食費の足しになるので喜ばれる
• 子どもも大人も食べられる
• 好みを外しにくい

食べ物は、無難なものを贈りたい方におすすめのジャンルです。好みを外しにくいハム・ローストビーフなどの肉類や、夏を感じられる素麺など種類が豊富で選びやすいです。

子どもでも食べられるものが多いので、子どもがいる家庭にも適しています。ただし、相手の食の好みがわかる場合もわからない場合も、基本的にはマニアックなものは選ばないようにしましょう。

【メリット・デメリット】

• 日持ちするので消費に困らない
• 来客時にも出しやすい
• 飲み比べしやすい

飲料は、相手の好みがよくわからない場合におすすめのジャンルです。消費期限が比較的長くて腐るリスクが低いので、どんな家庭にも贈りやすいです。

好みを外しても、友人や知人が来たときに出せるので消費に困りません。また、複数の味がセットになっていて、全部飲めない可能性は低いです。

【メリット・デメリット】

• 飲み比べセットがある
• 有名銘柄のお酒なら無難
• 好みの分かれるお酒もある

相手がお酒をよく飲む場合はお酒がおすすめです。定番銘柄の限定醸造品は無難ながら特別感があるので、好みを把握していない方に贈るのに適しています。また、ビール好きならクラフトビールを贈るのもおすすめです。

ただし、日本酒・焼酎・ウイスキー・ワインは好みが分かれるので、贈るときは好みを確認しましょう。どうしても確認できない場合は、有名銘柄の品を贈るのが無難です。

• 高額のお返しは失礼

お返しはお中元をいただいた感謝の気持ちを伝えるもので、いただいたお中元より安いものを選ばないと失礼です。高額なものを贈るのは「お中元をいただかなくて結構です」と言っているのと同じ意味になります。

• 金額の目安はいただいたものの半額程度

お中元のお返しは半返しが通例です。お返しとしてではなくお中元として贈るなら同額程度の品を贈っても問題ありませんが、絶対にいただいたものの価格を越えないようにしましょう。

【お返しののしの書き方】

• 一般的には「御中元」「お中元」と書く
• 相手が目下の方なら「御礼」「お礼」と書いても問題ない
• 贈る時期に合わせて書き方を変える場合もある

お返しの場合も「お中元」と書くのが無難です。しかし、お中元は毎年継続的に贈るものなので、「お中元」と書いた場合は今後も贈り続けないと失礼にあたります。今後の付き合いも考えて、のしの書き方を選びましょう。

また、お返しが立秋までに届く場合は「暑中御見舞い」・立秋を過ぎる場合は「残暑御見舞い」と書いても問題ありません。

• お返しの品は1週間程度あけて贈るのが一般的

お返しはいつまでに贈ると正式には決まっていませんが、早すぎると形式的な印象を与えて相手に気をつかわせる場合があります。基本的には、1週間程度を目安に贈りましょう。

• お礼状はできるだけすぐに出す

お中元をいただいた場合は、お返しの品よりも先にお礼状を出すのが大切です。お礼状は2～3日以内に出しましょう。普通の手紙でも問題はありませんが、感謝の気持ちを伝えるために専用のハガキや便箋を用意するのがおすすめです。以下のおすすめ商品も併せてご覧ください。

お中元を贈る方は年々減っていて、特に若者の中にはお中元を贈った経験がなく、マナーを知らない方も多いです。お中元をいただいたら、相手に喜んでもらえるお返しを贈るのが大切です。本記事を参考にお中元のお返しを選んで、感謝の気持ちを伝えましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。